昨夜の晩飯
昨夜の晩飯です。「前回、整理のために副題付けると言ってたのに、今回付いてないぞ」と思われた方、いらっしゃいませんか?タイトルをよくご覧ください。「昨夜の晩飯」ですよ(笑)。
先日、骨董の会でご一緒させていただいている長野県のNさんより、またご自分で栽培されているお野菜を沢山送っていただきました。最後の写真がその一部で、実家で分けた後の私の取り分です。ネギ・ブロッコリー・小さな大根・菜の花、それとコンビニ袋に入っている物は、ウコギという木の新芽です。Nさんは、いつもお野菜やお米などを送ってくださり、大変感謝しております。これらの一部を使って調理し、頂いた「昨夜の晩飯」が最初の写真です。
ウコギはウコギご飯とお浸しに、小さな大根はすりおろしてじゃこおろしに、ネギとブロッコリーは家にあったベーコン、マイタケと一緒に炒めました。
ウコギご飯は、水洗いした後に水をよく切ったウコギに軽く塩を振り、そこに炊きたてのご飯一食分を入れてよく混ぜます。炊きこんだり、炊きたての炊飯器の中に大量に投入したりすると、直ぐにウコギの色が茶色く変色してしまうので、このやり方がベストだと思います。冷やご飯は家にあったのですが、温め直しのご飯では美味しくできないので、ご飯は新たに炊きましたよ。お浸しは、軽く塩ゆでしたウコギを水で冷やし、しっかり水を切り、干しエビと胡麻で和えています。ウコギは山菜らしいアクがあり独特のクセが残りますが、そこがまたおいしいですよ。じゃこおろしに使ったチリメンジャコは、天神さんで買って冷凍にしていた物を戻して使いました。
ウコギのお浸しは李朝末期分院の小鉢に、キノコ野菜ベーコン炒めは李朝初期の堅手皿に、じゃこおろしは大正か昭和初期頃の紫色のプレスガラス小鉢に盛り付けてみました。
そんな訳で、今回は「昨夜の晩飯」でした。なぜ一杯やらなかったかというと、私はご飯(お米)をべる時はお酒を飲まない、逆にお酒を飲む時はご飯は食べない主義ですので、今回はウコギご飯を食べるために、残念ながら酒を諦めたということです。「昨夜の晩飯」の方は、シリーズ化の予定はございません(笑)