第128回古裂會オークション下見会
今日は京都市左京区岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)で古裂會の第128回オークション下見会が開催されましたので、見に行って来ました。2か月に1回奇数月の開催です。いつもは開場直後の朝10時過ぎ頃に行って、その後店の方に向かうのですが、今日は水曜日で店の方はお休みですので、午後からゆっくりと出かけました。やっぱり午後だと若干来場者が多めな感じでしたね。
今日は1階西側の会場でした。最近このパターンが多いですね。以前は1階東側や地下のことも多かったです。
残念ながら、今回もやっぱり韓国のものは少なかったですね。ここ3、4年でしょうか、急に韓国のものが出なくなってしまいましたね。それまでは結構韓国のものが多く出品されてましたので、こちらの下見会の開催日に合わせて韓国の業者も来ていたんですけどね。ここ数年はコロナ禍による水際対策の強化もありましたが、それ以前も今も韓国の業者は来なくなりましたね。まあ、ネットで出品カタログを見ることができますし、顧客には冊子のカタログも送付されてますので、そちらを見て入札している人もいるでしょうけどね。以前のように韓国の業者が来るようでしたら、今日は水曜日で定休日ですが店を明けてみようか等とも考えたかもしれませんが、まあお休みできてよかったです(笑)。
今日私が気になったのは、象牙の作品ですかね。彫刻の施された全形象牙と象牙で作られた五重塔は目を引きましたね(写真4番目と5番目)。1989年にワシントン条約で象牙の国際取引が禁止になりましたので、世界で象牙の取引している国はほとんどありませんが、日本はそれ以前からの在庫品についての取引が認められているようです。あと古銅のスッポンが可愛かったです(写真9番目)。10cmに満たないぐらいの可愛らしいサイズでしたね。
こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。下見会は明日19日(木)も同じみやこめっせで10:00~16:00の時間帯で開催されます。
次回は【特集】仏教美術で3月14日(火)・15日(水)にみやこめっせ(京都市勧業館)で開催の予定です。