大祓式(夏越祓)と水無月 2024
昨日お伝えした通り今日は6月30日ですので、例年通り店に来る前に八坂神社の茅の輪をくぐりに行って来ました。
本日6月30日は1年のちょうど折り返しにあたる日で、多くの神社で「夏越祓(なごしのはらえ)」といって茅の輪を立て、これをくぐる茅の輪くぐりが行われます。その年のこれまでの半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災・疫病退散を祈願するものです。
今年は本殿の横(西側)に茅の輪が立てられていました。八坂神社に着いたのが9時45分ぐらいと早目の時間で、雨も降っていましたので人は少ないだろうと思っていたのですが、結構な人数の人達が傘をさして並んでいました。
天神さんなんかの場合でしたら、次々と待ってる人たちが続いて茅の輪をくぐって行くんですが、ここでは一組ずつ8の字にくぐって行くのが終わるのを待ってから次の人がくぐるというやり方をするので、ものすごく時間がかかります。ここは毎年そうなんですよね。
そんな訳で、さすがにちょっと時間がかかり過ぎる感じでしたので、今回は写真だけ撮って来ました。25日に天神さんで大茅の輪と普通の茅の輪を、26日には平安神宮と安井金毘羅宮でもくぐって来ましたのでね。まあ今日はもういいでしょう(笑)。
今年も祇園鳴海屋で水無月を買って来ました。水無月は無病息災、邪気払いのため、京都では一年の折り返しである6月30日に食べるお菓子です。水無月の小豆は悪魔祓いを三角形の白ういろは暑気払いの氷を表したものです。なので私が子供の頃は白ういろの物だけでしたが、今は写真のように抹茶味や黒糖味の物もあります。
今年もまた1年の折り返しの今日、水無月を食べられまして大変幸せに思います。皆様どうぞお体ご自愛ください。