2020 初天神
本日25日は北野天満宮の天神市です。弘法さん同様、年の初め1月の天神さんは初天神です。
12月25日の終い天神と共に、例年は特に賑わうはずなのですが、今年も先の初弘法と同様に、思ったよりも人の出が少なかったですね。土曜日でお休みですし、お天気もよいのに、どうしたことでしょうかね?いつもはよく見かける修学旅行の生徒さん達の姿も、今日はあまり見かけませんでしたね。
絵馬堂には、お正月2日から4日に行われる天満書(書初め)の作品が展示されていました。「家庭の部」というのは何なのでしょうかね?子供の作品ではなく、大人の作品なのでしょうか?猿回しは、まだ準備中でしたね。帰りにもう一度確認しようと思っていたのですが、やはりいつもの調子で忘れて帰ってしまいましたね(笑)。
天神さんの境内のあちこちには、撫で牛といわれる牛の像があることは、以前にもこちらでご紹介しました。自分の身体の悪い所を撫でた後、牛の同じ箇所を撫でると自分の悪い所が治るとか、牛の頭を撫でると頭がよくなるともいわれており、今日もそれぞれに牛を撫でていく人達が目に付きました。この撫で牛はよく知られていますが、東門を入ったところにある手洗いにも、4枚目の写真のような牛の石像があります。神社の手洗いには、龍の石像があることが多いですが、さすが天神さんですね。ちなみに、天神さんのこれらの牛は、菅原道真が丑歳の生まれで、牛は天神様のお使いと言われることが由来だそうです。
天神さんの梅花祭は来月なのですが、もう境内のあちこちの梅が花をつけていました。今年は暖冬のせいなのか、梅の開花が早いですね。去年は梅花祭の時でも、まだ梅が咲き始めのような感じでしたからね。今年の梅花祭の時には梅が散ってしまっているというようなことにならなければいいですけどね(笑)。
今日の成果は、干し芋とちりめんじゃこだけでした。ちりめんじゃこは、いつもの一の鳥居を抜けてすぐ左のお店で買いましたが、最初、お店に行ったらいつものおばちゃんがいませんでした。ちょうどおトイレに行っている時でした。以前は他に2人ぐらいおばあさんがいて、3人ぐらいでやっていたのですが、もうご高齢で出てこられなくなってしまったそうで、今はおばちゃん一人になってるので大変です。すぐに戻ってこられたので、無事に買うことができました(笑)。よかったです。
今日は骨董の収獲は無しでした。キム社長のところにも目ぼしいものはありませんでしたね。
今出川通から北野天満宮の東側の御前通を北へ50mぐらい行ったところに、Preiadesu(フレアデス)というマンションがあり、その地下のガレージがフリーマーケット風になっており、お安い日曜雑貨の焼き物や木製品や茶道具などを売っています。こちらも、いつも覗くようにはしています。まあ、めったに欲しいものはありませんが、時に使えそうなお盆やガラス製品などを見つけることがあります。骨董品といえるほど時代のあるものはほとんどありませんが、こちらも時間があれば、あまり期待せずに覗いてみたら面白いと思います。