北野天満宮 御誕辰祭
本日25日は、本来ならば北野天満宮の天神市なのですが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、市の方は開催中止です。 しかしながら、6月25日は菅原道真公のお誕生日の祭典である御誕辰祭で、楼門の大茅の輪くぐりや本殿前の茅の輪くぐり等は、例年通り行われましたので、朝店を開ける前に行ってきました。市が中止になって露店も一切出ていませんでしたので、境内も神社東側の御前通もガランとして、広々していました。 25日以外にこちらへ来ることは無かったので、こういう天満宮を見るのは初めてでした。
御誕辰祭には、真夏を迎えるにあたって無病息災を願う「大茅の輪くぐり」が行われますが、毎年モラルのない参拝者達が大茅の輪の茅を引きちぎって持ち帰えるのを見て、情けなく腹立たしい思いをしておりました。しかし、ようやく今年からは、神社側が対策をとり始めまして、楼門の前で茅の付いた小さな茅の輪を、新型コロナウィルスの感染予防と終息を願う「茅付 茅の輪守」として販売し、大茅の輪の茅をとらないようにと神社の人が注意するようにしていました。そんな訳でして、今年の大茅の輪は無事でした。
今年は市の方が中止で人が少なかったので、何とか整理がついていましたが、来年からまた市が開かれて人が多くなったとしても、これを続けて行ってもらいたいものです。
拝殿の前には、例年通り厄除け・病気除けとして写真の小型の「茅の輪」の授与があります。こちらは茅の付いていない茅の輪だけの物です。今年もこれを買って周りの人たちに配ります。いつもお野菜やお米を送って下さる長野のNさんにもお送りします。最後の写真は、拝殿前に設置された小さめ(これが普通のサイズです)の茅の輪です。
今月も新型コロナ禍のため、骨董関係のイベントはすべて中止になりました。元々は、明日26日(金)から3日間は、伏見区竹田のパルスプラザで、恒例の京都アンティークフェアが開催される予定でしたが、こちらも中止になっています。
今月も弘法さん、天神さんともに開催中止となりましたので、またしても金社長に会うことはできませんでした。来月には、多分両方の市とも開催されると思いますので、来月こそは元気な金社長の顔が見られることを期待しています。