終い弘法 2020
こちらの投稿もちょっと間隔が空いてしまいましたね。前回が13日(日)でしたので、一週間空いてしまいましたね。ネタが無くて。これまでは食べ歩きの記事が結構あったのですが、コロナ禍の現在では、なかなかそう頻繁に外食するのは、躊躇われるところがありまして。またソウルにも、もう1年以上行けていませんので、その間「ソウル情報」の記事もありませんのでね。いつになったら、またソウルに行けるようになるでしょうね。韓国の方もここのところ新型コロナウィルス感染者数が急増していますので、両国が落ち着くようになるのは、いつになるやら、今のところ見当もつきません。
そんなコロナ禍の中で開催された今日の弘法さんですが、予想していた以上に露店の出店も来場者数も、極端に少なかったですね。まず、いつものように市バスで東寺に向かいましたが、バスが「東寺東門前」までガラガラでした。普通は、東福寺を越えて九条通りを走るうちに、高齢者の乗客がどんどん増えていくのですが、今日は全くその気配が無かったです。
また、東寺境内で一番人が密になるのは、東門を入って西に進む石畳の道に所なのですが、1枚目の写真のように、今日はここでさえガラガラでした。露店の方も、ここですら空き地が見られるほどでした。さらに中へ入って行くと、2枚目の写真の向かって左側、鉄柵の手前のスペースには、いつもなら露店が並ぶはずなのですが、ご覧の通りの空き地になっていました。
12月、今年最後の弘法さんは「終い弘法」と呼ばれ、例年は正月用品を売る店とそれを求める来客で賑わいを見せるのですが、やはりコロナ禍とあって、さらにここ1週間ほどの間に京都の感染者数が激増していることもあり、業者も来客の方も自粛したのでしょうね。今日、テレビ局のカメラが何台か入って来ていましたが、師走の賑わいのニュースをお届けするつもりだったと思いますが、期待外れだったでしょうね。
まあ、信じられないほどさみしい終い弘法ではありましたが、国民の感染予防意識の高まりによるものと考えれば、よかったのではないでしょうか。ここのところ、京都の観光客の方も落ち着いてきたようですし。まあ、これは観光シーズンの11月が過ぎたからでしょうけどね(笑)。
もちろん今日も韓国の業者のキム社長にも会えませんでした。韓国で元気にやっててくれたらいいんですけどね。
そんな訳で、今日の収獲はいつもの干し芋とすぐき(すぐき漬け)です。「すぐき漬」はかぶらの一種のすぐきと塩だけで漬け込まれ、乳酸発酵による酸味が特徴の漬物です。千枚漬、しば漬と共に「京都三大漬物」と呼ばれているそうです。冬にだけ出回る京都のお漬物です。終い弘法の時には、このすぐきを扱う漬物のお店が数多く出ますが、一軒だけ真空パックにして販売しているお店がありますので、いつもそこで買うようにしています。最後から2番目の写真です。
帰りには、東寺の南側の九条通りを通ります。ここもいつもは、歩道の道路側に露店がぎっしり並ぶのですが、今日は最後の写真のようにガラガラでした。ここは先月も少なかったですが、今日はそれ以上でしたね。こんな終い弘法は本当に初めてでした。
次は、25日(金)の今年最後の天神さん、終い天神に行ってご報告させていただきます。