東寺・弘法市 2021.11
今日は21日で東寺・弘法市の開催日でした。先月久しぶりに開催された東寺の弘法さんでしたが、2月続いての開催となるといつ以来でしょうか。本当に久しぶりのことでした。露店の出店の方は、まあそこそこでしたが、人の出は多かったですね。考えてみたら今連休中なんですね。昨日今日と土日、明日月曜日は平日ですが、明後日が勤労感謝の日で祝日ですので、飛び石の4連休ということになりますね。紅葉シーズンの連休中ですから、観光客が多いのは当然ですよね。
そこに先週からは清水寺でライトアップによる夜間の特別拝観も始まりましたので、東山一帯では観光客が増え、大型観光バスや他府県ナンバーの車も大変増えました。観光都市京都(要は観光以外の産業が何も無い訳ですが)としては、これを喜ぶ人が多いのでしょうが、私なんかは不安の方が先に立ちますけどね。ワクチンの2回接種が進んでいる欧州やお隣りの韓国でも、飲食店やイベントの規制を緩和した途端に、感染の再拡大が起こっています。これから年末にかけて、日本でも昨年の年末以降と同じことにならなければいいんですけどね。大変心配です。
紅葉の方は、五重塔の前あたりだけいい感じになってましたね。まだ11月ですが、来年の干支の張子の虎がありましたし、来年のカレンダーや暦を売るお店もありました。
今日も骨董の収獲はありませんでした。キム社長がまた戻って来られるだけの条件が、まだまだ整いませんのでね。まあ、キム社長の店もいつもいい物があった訳ではないんですけどね。ただ、あの高麗・李朝の雑器が大量に並んでいるのを見るだけで、私は心が和んだんですよね。結局今日の収獲は干し芋と小芋だけでした(笑)。
北野天満宮の天神市では、境内だけでなくその周辺の道路にも露店が多く出まして、骨董のお店のほとんどは御前通などに立ちます。東寺・弘法市でも境内の外の道路にも出店されているところがあります。それは、北大門から北総門のある八条通までの道です。北大門は東寺の東門を入って真っ直ぐ手洗いのある所まで行って右に曲がったところにあります。
写真6枚目が境内から見た北大門です。これを越えるとお堀があり、橋を渡って真っ直ぐ一直線の道の両側に露店が並びます。お堀には大きな鯉が沢山いて、人が覗くとエサがもらえる思って集まって来ます。8枚目の写真は、外から見た北大門です。最後の写真のように真っ直ぐな道が八条通りまで続き、その間に露店が並びます。古物の他、飲食物やハンドメイド品などのお店も出ます。ちなみに写真の向かって左側は、洛南中・高等学校です。こちらは陸上競技の桐生祥秀選手や俳優の佐々木蔵之介さんの出身校です。
以前、勤め人だった頃は、休暇を取って弘法さんや天神さん等の骨董市に行っていましたので、この道を通って八条通りに出て、そこから東へ歩いて京都駅の八条口まで行って、早めの昼食を食べたりしていました。京都駅は観光客が多いため、お昼時はどこの飲食店も満席になってしまいますので、11時前に到着して下見をして開店と同時に入店してましたね。今は自分の店の開店前の時間に行って来ますので、そんな余裕もありませんが、今日はいつもより15~20分程早く現地到着しましたので、ちょっと足を伸ばしてみました。久しぶりにこちらに行ってみて懐かしかったです。