「京のお食事処」
こちらでは、京都のお食事処をご紹介しております。
京都の骨董街にいらっしゃった方々のお役に立つよう、骨董街や骨董市への行き帰りなどに、ご利用していただきやすい地理的条件のお店を中心にご案内しております。
1,000円以内のランチから懐石やコース料理まで幅広くご紹介しておりますので、京都へお越しの折には、ぜひご参考になさってください。
お久しぶり 府庁前 ちとせ
本日は水曜日で定休日でした。お昼ご飯を久しぶりに、府庁前の「ちとせ」で食べました。
以前ご紹介しましたが、こちらは小学校の同級生のお店です。昨年の秋ごろまでは、月一のペースですが定休日の水曜日のお昼に伺っていたのですが、お昼のお手伝いの方が来られなくなって以来、水曜のお昼がお休みになっていました。 それが、昨日の午後に主人の同級生からLINEで「明日のお昼開店するので来ませんか?」という連絡をもらいまして、ほぼ1年ぶりぐらいでお昼に伺いました。 お昼は2種類の定食をしていて、今日は海鮮丼と焼サバ定食でしたので、焼サバ定食をいただきました。お値段は800円と以前と変わりません。
お昼のお手伝いの方が復活されて、今後も水曜のお昼が営業になるのかと思いきや、残念ながらそうではなく、あるお客さんのリクエストがあり、今日は特別に営業することになったので、声をかけてくれたのだそうです。残念でしたが、また、こういった折には声をかけてくれるそうです。お土産にちりめん山椒をいただきました。
「ちとせ」の場所は、丸太町小川下ル西側6軒目で、地下鉄「丸太町駅」から徒歩約5分です。市バスの最寄停留所は「府庁前」です。 詳しくはお店ホームページをご覧ください。 https://chitose.owst.jp/
またまたマルシン飯店(東山三条)
本日、水曜日は定休日です。
散髪に行ってきました。短髪にしているため、刈り上げている白髪の増えた側頭部の髪が伸びてくると大変汚らしいので、3週間毎に散髪しています。横だけでなく、頭の上の部分も随分白いものが増えてきましたので、洗髪後タオルで拭いた後は髪をドライヤーで乾かさず、トニックをつけて濡れた状態のままでムースをつけ形成し、更にハードスプレーで固めるようにしています。こうすると、まだほとんど白髪が目立ちません。ご参考になさってください(笑)。さて、いつまでこの手が通用するやら(笑)。
散髪を終えて、休日のお昼は、やはりガッツり食べたいと思っていたのですが、別用があって東山三条に来たところ、中華のマルシン飯店の前に行列がないことを確認しまして、即、入店しました。やっぱり相席でしたけどね。
今日は日替定食を注文しました。本日は野菜炒めラーメンとハムカツ・揚げシュウマイ・サラダにライス付きでした。中華なのになぜハムカツ?唐揚げか春巻き、肉団子あたりにしてほしかったですね(笑)。写真のとおり、野菜炒めラーメンはすごいボリュームでした。野菜炒めの量が多くて、なかなか麺に行きつきませんでした。お腹一杯、満足でした。
ただ、今月からの消費税の引き上げによるものと思われますが、定食のお値段の方が70円値上げになっていました。日替定食・B定食など880円だったものが950円になっていました。A定食は800円→870円です。詳細は確認していないのですが、単品なども値上げされているのだと思います。仕方ないですけどね。ちょっと残念です。
とんかつ たづむら 大丸京都店
今日は水曜日で定休日です。営業日のお昼はいつもお店で軽く済ませていますので、お休みの日はガッツり食べたいと思い外食することにしました。
四条烏丸方面へ行く用事がありましたので、大丸の8階食堂街へ行くことにしました。以前、こちらのファミリー食堂をご紹介したことがありましたが、今回はそちらではなく、そのファミリー食堂入り口の向かい側にある、とんかつの「たづむら」さんへ伺いました。天ぷら屋さんにしようかどうしようかと、少し迷ったのですが、ガッツリ腹持ちのいいのはやっぱりとんかつ!ということで、こちらの海老ヒレカツ定食をいただきました。
中ぐらいの大きさのヒレカツに海老フライが2尾です。海老フライは、以前はもっと大きかったような気がしましたが。キャベツ・ご飯・味噌汁はおかわり自由です。私はたまにキャベツお代わりする以外はしませんが。お昼から生ビールも飲んでしまいました。いいですよね。お休みなんだから(笑)。
海老ヒレカツ定食のお値段は1,720円(税込み)です。これは大変お安いと思います。この手のとんかつチェーン店は、市内にいくつかありますが、この内容の定食ですと大抵2,000円台になります。これが海老ロースカツ定食になりますと、正確なお値段は忘れてしまいましたが、1,600円台になります。
また、たづむらさんのPOIMT CARDがありまして、これを提示すると10%割引になりお得です。さらに、利用金額500円ごとにスタンプを捺印してくれまして、30ポイントたまると1,000円分の食事券となりますよ!なんか、おばちゃんみたいなこと言って喜んでますね(笑)。
明日は平安蚤の市、明後日から3日間は京都アンティークフェアが開催されます。それぞれ見学に行って、またこちらでご報告いたします。その関係で、明日・明後日は開店時間が12:00となります。ご了承ください。
うなぎ おぜき
昨日のお昼ですが、天神さんの帰りに千本上立売の方まで足を延ばして、おぜきさんでお昼の鰻丼セットをいただいてきました。
おぜきさんは、上京区の千本上立売を下がった(南に行った)ところにある鰻屋さんです。表で鰻や鮎などの川魚を焼いて販売されていまして、一見すると鰻を販売している鰻屋さんなのですが、お店の奥のお座敷で鰻丼が食べられるのです。
お店は京都の伝統家屋独特の奥深い、いわゆる「鰻の寝床」のようになっており一番奥にお庭があり、その手前に食事ができるお座敷があります。お座敷に行く途中に井戸もあったりします。
お部屋の方は、奥の庭に面したところに2人用のテーブルがあり、中央に一本の天然木から作られた大きなテーブルがあります。こちらには6人座れるでしょうか。お庭の方は、全く手入れがされておらず、枯れた草花が植わった植木鉢がたくさん置かれています。この植木鉢をどかすだけでも、だいぶん庭の感じがよくなると思うのですが、ちょっと残念です。
お昼の鰻丼セットは、うなぎ1匹分の4,600円(税込)と半匹分の2,800円(税込)がありますが、この日は1匹分の方をいただきました。10月から消費税率が上がりますので、来月以降お値段は変わるのかもしれません。
内容は、鰻丼に肝吸い、出し巻2切れとうざく、漬物が付いていました。こちらの鰻は、江戸前のように蒸す工程がありません。蒸さずに、素焼きにした鰻にタレをつけて炭火でパリっと香ばしく焼いてあります。私は京都人ですが、鰻は江戸前のあの蒸してから焼いた、ふわっとした触感が個人的には好きですが、これはこれで美味しいです。1匹分にしたので、お腹もいい感じでいっぱいになりました。腹持ちもよかったです。
こちらのお昼のお食事は11:30~14:00の営業です。夜も予約のみでされるようです。ご希望があれば、電話(075-461-2655)にてお問い合わせください。表のお店の営業時間は11:00~19:00で日曜定休です(その他不定休あり)。
一つ注意事項があります。こちらのお店は、お客様がご来店後に鰻をさばいて焼いてくださいますので、お料理が出てくるまでには40分程度かかります。さらに、こちらの鰻は蒸す工程が無い分、焦げやすいので何度もひっくり返しながら焼き上げていくため、焼くのに時間がかかるのだそうです。なので、時間に余裕のある時にはいいのですが、あまり時間に余裕のない時にはお勧めできません。ぜひ、余裕をもって町家で炭火焼き鰻をお楽しみください。
総本家にしんそば 松葉
今日は、午前中京大病院で糖尿の検査のため、営業時間を13:00~18:00に変更させていただきました。検査の方は、自分の予想とは違い、意外にも数値が下がっていました。とは言え、まだまだ正常値からは程遠い値ですので、引き続き投薬治療を続けなければなりません。
それで、開店前に祇園川端四条の松葉さんでお昼ご飯を食べてきました。こちら松葉さんは、創業が文久元年(1861)で150余年の歴史がありますが、名物のにしんそばを考案され、現在の南座の一角に移って来られたのは明治になってからのようです。
タイトルにも「本家にしんそば」とありますように、こちらがにしんそばを考案された本家で、こちらの名物はなんといっても「にしんそば」です。なので、本来はにしんそばをご紹介すべきところなのでしょうが、本日も京都は30℃を超える暑さのため、夏限定メニューの冷たいものから「鱧天せいろ(そば)」をいただきました。
天ざるそばの天ぷらが、海老ではなく鱧になったものです。鱧天は揚げたてで、美味しかったです。鱧の他は、カボチャとしし唐の天ぷらでした。お値段は1,700円(税別)でした。名物のにしんそばは1,400円(税別)です。
1階は会計とお土産コーナーで、2・3階でお食事ができます。2階はテーブル席で、3階には上がったことは無いのですが、お座敷席もあるようです。場所は川端四条の南東角で南座の建物の角です。新門前・古門前の骨董街からも徒歩5分程度と近いです。当店と同じ、水曜定休です。
府庁前 京都中華 ハマムラ
昨日ですが、府庁前の中華料理のハマムラさんでお昼を食べてきました。
府庁前というと、小学校の同級生のお店「ちとせ」さんがあり、そちらに行くべきなのですが、人手の問題でもう半年以上前から水曜日のランチタイムがお休みになっていますので、今回はこちらハマムラさんで中華のランチセットをいただきました。
ハマムラさんは京都の中華料理店の老舗で、大正13年(1924)に祇園縄手通りで京都最初の中華料理店として開業されました。その後、紆余曲折を経て、昭和12年(1937)河原町三条下ルに河原町店が開店し、その後平成26年(2014)に現在の府庁前に移転したようです。
ハマムラさんと言えば、社名「ハマムラ」を中国人の横顔にした独特のロゴが京都人の間ではよく知られています。
この日は日替りランチセット(900円税込み)をいただきました。ご覧のような唐揚げのチリソースを中心とした5品とご飯にスープといった内容です。ご飯お代わり自由です。私はお代わりして食べたので、結構お腹一杯になりました。900円というお値段からすると、かなりお値打ちのあるランチセットだと思います。
店内はカウンター席(10席程度?)と奥にテーブル席もあります。私はランチでしか利用したことがないのですが、宴会用のコースも3,000円からあるようです。
営業時間は、11:30~14:00、18:00~22:00で月曜定休(月曜日が祝日の場合は営業、火曜日休み)です。
最寄り駅は、市バスの場合「府庁前」下車徒歩1分。地下鉄烏丸線では「丸太町」駅下車、4番出口から徒歩約5分です。
半兵衛麩本店 「むし養い」
東山区五条大橋東の半兵衛麩さん本店でお昼ご飯を食べてきました。
半兵衛麸さんは元禄二年(1689)創業の京の麸屋ですが、麩だけでなく湯葉も扱っておられます。
こちらでは、お昼に麸と湯葉のお料理「むし養い」をいただけます。「むし養い」とは京言葉で、お腹の虫を養う軽い食事のことだそうです。私は京都人ですが、この言葉はこちらのお店に伺うようになってから、初めて知りました(笑)。
写真のように、麩と湯葉を使ったお料理数点が出てきます。こちらには、もう何度も伺っているのですが、行く度に料理の内容が変わるというようなことは、ほぼありません。なので、麩や湯葉が好物という方でなければ、2度、3度と行ってみても感動は薄れると思います。それと、麩や湯葉だけですので、やはり腹持ちは悪いです。午後1時の昼食だったのですが、もうお腹が空いてきました(笑)。ちなみに、今午後4時半です(笑)。
しかしながら、伝統ある京麩・京湯葉専門店の半兵衛麩さんの麩と湯葉を使ったお料理を、歴史ある伝統家屋でいただくことができるお店ですから、一度は味わってみるべきでしょう。料金はお一人様 3,500円(税別)。 営業時間は11:00~16:00(入店は2時半まで)です。電話で予約が必要です(TEL 075-525-0008 フリーダイヤル 0120-49-0008)。
こちら半兵衛麩さん本店では、お土産やご進物用の焼麸や生麸等、半兵衛麩さんの商品がご購入いただけるのはもちろんのこと、2階の「お辨當箱(べんとうばこ)博物館」では、古いお弁当箱を多数展示しておられます。見学は無料ですので、ぜひ、食事の後でご見学ください。開館時間 9:00~17:00。こちらのお辨當箱博物館は、京都市内博物館施設連絡協議会にて正式に博物館登録されているそうです。
一平茶屋 鱧コース
川端四条下ルの「一平茶屋」さんに行ってきました。
こちらは昨年の10月にも1度ご紹介しましたが、大正時代から続く京料理のお店で、お店の建物がその当時のままです。こちらへ来る時は、いつもお二階の個室を利用します(2018年10月03日の記事「一平茶屋」へはこちらをクリック)。
こちらは「かぶら蒸し」が名物なので、いつもは「かぶら蒸し」のコースをいただくのですが、今回は祇園祭の7月ということで、鱧のコースをいただきました。
写真1番目と2番目が鱧しゃぶ鍋で次が先付と八寸です。鮎の塩焼きも出ましたが、前回の記事で写真を載せていますので、今回は省略しました。鱧の天ぷらがコースには付いてなかったので(安い方の4,000円のコースには付いてました)そちらも別に追加で注文しました。鱧天美味しかったですよ。でも、写真撮るの忘れちゃったんです(笑)。
それ以外に、あとお刺身等3品と果物が出ました。詳細については、下記の一平茶屋ホームページでご確認ください。お値段は1人前税込7,560円です。
今回は、お二階奥の小さい個室でいただきました。個室料金が必要ですが、ぜひとも2階の個室をご利用いただきたいお店です。今回のお部屋とお二階を上がった階段のあたりの写真を載せております。雰囲気があるでしょう!最後の写真奥のふすまの向こうが、大きい個室です。しかしながら、今回も店の外観の写真撮るの忘れてしまいました(笑)。下記のホームページでご確認くださいね。
木曜定休です。
※一平茶屋ホームぺージ http://www.eonet.ne.jp/~ippeizyaya/index.html
悲報 祇園 韓日亭 閉店
悲報です。祇園の韓国料理店 韓日亭が6月17日をもって閉店されていました。
6月の仕事終わりに韓日亭の前を通って帰ることが2度ほどあったのですが、いずれも開店していなかったのを気にしていました。仕事終わりですから、時間は午後6時半頃だったので、本来なら開店している時間でした。嫌な予感もあったのですが、閉店の貼り紙なども無かったので、早い時間帯はお客さんが無いし、ママさんの出勤時間も遅いから、もしかしたら開店時間を遅らせたのかもしれないと思っていました。
数日前、確認のために午後9時半頃にお店を見に行ったところ、従業員のおばさんと一緒にお店の整理に来ていたママさんにお会いすることができ、そこで閉店されていたことが確認できました。
私が約8年間のソウル滞在を終えて2000年4月に帰国した1年後ぐらいからでしたので、17∼18年ほどの間、そう頻繁にはうかがえませんでしたが、通わせていただいたお店でした。こちらは、韓国現地の食堂式に、無料のおかずもちゃんと出してくださいましたし、焼き肉系だけでなく、韓国の食堂にある食事メニューの多くを食べることができる貴重なお店でした。
何とか頑張って営業を続けていただきたいと思い、こちらのブログでも頻繁にご紹介してきたのですが、本当に残念なこととなりました。寂しい限りです。
中華料理 六波羅飯店 再び
一昨日(10日)ですが、東山区六波羅蜜寺近くの六波羅飯店でお昼を食べました。昨年も1度ご紹介しましたね。
平安蚤の市と古裂会さんの下見会を見た後に、本当は東山三条のマルシン飯店でお昼食べるつもりで行ったのですが、10人ぐらいが列を作って待っていたので、こちら六波羅飯店に変更し、移動しました。
こちらもマルシン飯店同様、ひところ話題になった町中華なお店ですが、こちらのお店はいつ行っても満席ということは無いです(笑)。マルシン飯店と違ってこちらの良いところは、列を作って待つことも相席になることも無いところがいいです。
またメニューには、町中華らしく中華なのにとんかつ定食や鶏カツ定食があったりしますよ(笑)。マイナスポイントは、こちらもまた店内喫煙可というところです。
この日は若鶏のから揚げ定食を食べました。唐揚げは、パリッと揚がって中身ジューシーで大変美味しかったのです。お値段780円でした。こちらは定食も600~700円台とお安いです。焼き餃子(220円)、チャンポン(700円)、カレーチャンポン(750円)、また、これからの夏場は、昭和風の冷麺(750円)等もお勧めです。
古門前・新門前の骨董街からは徒歩約25分程度。道順は、花見小路通り四条通を下がって(南に行って)建仁寺を通り抜けて松原通りまで。いい散歩コースです。
火曜定休です。