終い弘法 2021
今日は21日で東寺・弘法市の開催日です。店を開ける前に行って来ました。
年の最後の弘法市は終い弘法と呼ばれ、新年を迎えるにあたってお正月用商品・食料品などのお店が多く出て、それを求める来客が多く訪れるのですが、新型コロナ禍の昨年は出店も来客も少なかったですね。今年はと言いますと昨年に比べると出店も来客も増えていましたね。新型コロナ禍以前と比べると大したことは無いですが、昨年に比べると賑やかになりましたね。いやあ、去年の終い弘法は過去に見たことも無いほどガラガラで閑散としていて、悲しかったですからね。その後、年末年始に感染者が激増したんでしたからね。昨年の終い弘法の様子に付きまして昨年の終い弘法の記事をご参照ください。(2020年12月21日作成の記事「終い弘法 2020」へはこちらをクリック)
今日も東門から入って南門から帰るコースで見物しました。東門を入って右側のエリアに植木や花を売る店が集まっています。私は関心が無いのでここで足を止めることはほとんどありませんが、こちらの植木を目当てに来る人も多いようです。花のお値段もお安いと聞きます。
今日も白蛇さんいらっしゃいました。今日の白蛇さんは大きかったですね。白蛇さんは何匹かいて、その中の1匹を連れて来ているようです。
昔は、終い弘法や終い天神で注連飾りや門松などのお正月のお飾りを求めたものですが、今日も出ていたのかも知れませんけれども、私は目に付きませんでしたね。まあ、京都でも祇園などの花街ではお正月に注連飾りや門松が出ていますが、一般家庭ではそういうこともしなくなりましたからね。需要が無いんでしょうね。お正月用の古い羽子板があったのを発見しました。
暮れの終い弘法で私がいつも買うのがすぐき(すぐき漬け)です。「すぐき漬」は千枚漬・しば漬と共に「京都三大漬物」と呼ばれている、京都の冬のお漬物です。かぶらの一種のすぐきと塩だけで漬け込まれた乳酸発酵食品です。酸味が強いので好き嫌いはあると思います。弘法さんでは、一軒だけ真空パックにして販売しているお店がありますので、私は今日もそこで買いました。写真のお店ではありません(笑)。
サンタの衣装と人形と一緒に、来年の干支の虎の置物があるお店も発見。虎は超合金製のようでした(笑)。
オードリーヘップバーンのパネルや写真がいっぱいのお店がありました。ヘップバーンと言うと、私たちの親父世代の映画スターですが、美しいですね。ローマの休日の他にマイ・フェア・レディも代表作品ですが、そのマイ・フェア・レディの舞台公演期間中に神田沙也加さんが亡くなりましたね。第一報では「重体」と出ていて大変驚いたのですが、お亡くなりになるとは。まだお若いのに、何があったのでしょう?ご冥福をお祈りいたします。
赤字で「高 麗 李 朝」と書かれたお店は以前から出店していましたが、今回初めてこういう掲示を始めましたね。キム社長のお店ではありませんよ。念のため。キム社長とはもう2年近く会っていません。来年は会えるといいんですけどね。
今日の収獲はすぐきと干し芋だけでした。コロナ禍以降はずっとこんな感じですね(笑)。次は25日の終い天神をご報告いたします。