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昨夜の晩酌 - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(益々成長中の盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年11月05日(日)

20231105①今日がプロ野球日本シリーズ第7戦です。昨日の第6戦で阪神に優勝決めてほしかったんですがね。オリックスの山本投手に完投勝利許して5対1で負けてしまいました。今日は第2戦で打てなかった宮城投手が先発ですからね。ちょっと阪神不利ですかね。

昨日の敗戦は2回のタイガースの攻撃につきると思っています。先頭のノイジーのホームランで1点先制。さらに次の佐藤選手が右中間の当たりを激走して2塁打に。続く指名打者に入った糸原選手のセンター前ヒットで「タイムリーで1点追加、2点目!」と思ったところが、2塁ランナーの佐藤選手を3塁で止めました。あの当たりと飛んだコース、佐藤選手の走力を考えると回してもよかったと思ったんですけどね。山本投手からはそう簡単に点取れませんからね。まだ序盤だったので慎重に行ったんですかね。「ああ、この回に追加点とれんかったら、阪神今日負けるなあ」と思ったんですが、案の定、満塁まで行ったんですが追加点は取れず、逆転されて負けでしたからね。

でもまあ、今日の試合が残っていますから、なんとか勝って38年ぶりの日本一を達成してもらいたいです。第7戦は当初地上波もBSの放送も予定がなかったのですが、フジテレビの地上波で観られるようになったのでよかったです。

そんな残念な日本シリーズ第6戦をTV観戦しながら、昨夜は久しぶりに日本酒での晩酌をいたしました。体調不良のため、2週間以上アルコール類を断っていましたからね。ようやく声もまともに出るようになったので、よかったです。

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盃は過去に「育ち盛りの盃」としてご紹介した盃です。李朝の後期から末期頃に民窯で焼かれたものでしょう。手取りは少し重いですが、口径が7cm、高さ4cmとよいサイズです。見込や胴部・底部に深い貫入が出ており、いい味に育っています。本当によく育ってくれましたね。底部に窯割れがありますが、見込の方まで抜けているものではありませんので、漏れはありません。この盃の成長ぶりをご確認いただくために、ぜひ過去の記事(2022年6月7日と2021年8月5日)をご覧ください。画像から、この盃の成長過程をお楽しいただけます。(2022年6月7日の記事へはこちらをクリック。2021年8月5日の記事へはこちらをクリック)

久々の日本酒で試運転のような感じでしたので、昨夜の徳利は小振りな黒高麗の徳利に登板してもらいました。8月に一度こちらでご紹介していますので、短い登板間隔ですね。容量が一合に満たない八勺程の徳利です。試運転なので、まあこれぐらいでいいですよね(笑)。ちなみに状態は無傷です。

お料理の方はいつも通りにいただきものでしたが、おでんは李朝末期の陶器の鉢に、じゃがいも煮は李朝初期白磁の平盃に、高野豆腐煮は高麗青磁の小鉢に、それと白菜かと思いきやキャベツとお揚げ、人参の炊いたんは三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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昨夜の晩酌(のど風邪悪化の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年10月17日(火)

20231017①アリスの谷村新司さんがお亡くなりになっていたんですね。今年の3月からですか、病気療養中だったんですね。全然知りませんでした。私がアリスの曲を初めて聴いたのは、70年代にTBSTVの「ザ・ベストテン」でランクインされた時ですね。ザ・ベストテンではスタジオには来られずビデオが流れてたことが多かったように思いますが、記憶が定かではありません。「冬の稲妻」「ジョニーの子守歌」「チャンピオン」等がその頃ランクインしていたと記憶しています。「チャンピオン」については、私が最初に聴いた時、この曲のモデルは輪島功一さんだと思ったのですが、そうではなくカシアス内藤さんでした。実は輪島功一さんご自身も「チャンピオン」のモデルは自分だと思ってらしたのだという話を聞いたことがあります(笑)。らしいですね(笑)。谷村さんのご冥福をお祈りいたします。

昨夜はしばらくぶりで韓国焼酎真露のチャミスルでの晩酌となりました。牛肉を野菜と一緒にプルコギ風に炒めてみましたので、酒は韓国焼酎の方がいいかなと思いまして。それと、ここ数日の朝晩の冷え込みでやや体調を壊し、喉が痛くなってましたので「ここは焼酎でアルコール消毒や」と思ってのことでもありました(笑)。結果は当然のことながら、喉の赤み痛みが悪化してしまいましたので、のど飴舐めたり、のどぬーるスプレイをシュッシュとやったり、うがいしたり、蜂蜜を喉に垂らしたり、プロポリスを飲んだりといったことを繰り返して来ましたら、エライもんで随分と改善しましたよ(笑)。熱出るかと心配したんですけどね。でも今日から2、3日は禁酒しましょうかね(笑)。

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昨夜は李朝初期の明器の盃を使ってみました。小さな半筒状の明器が2個ありまして、主に若干大きい目の方を使っていただきました。盃としては確かに小さいのですが、焼酎のようなアルコール度数の高い酒を少量注いでぐっとやるにはいい感じでした。やや大きい方が口径5.2cm程、小さめの方が5.0㎝程、高さは2.0~2.5cmぐらいです。どちらもベタ底なのですが、にもかかわらず両方ともそろってあまり安定がよくありません。残念です(笑)。

お料理の方ですが、牛肉と野菜のプルコギ風炒めは李朝後期分院の白磁皿に盛ったんですが、思ったより汁気が多く出たので、もう少し深さのあるお皿にした方がよかったですね。ゴーヤチャンプルーは李朝初期白磁の小鉢に、おぼろ豆腐は高麗青磁の八角小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

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最後の写真は冬季限定で販売されるロッテのチョコレート「Rummy」と「Bacchus」です。私はラムレーズンの入ったRummyが大好きで、販売が始まると必ず買って家に2、3個をストックしておきます。今年ももうそういう時期になったんですね。「冬季」という実感は全くないですけどね(笑)。

昨夜の晩酌(鰻 「うなぎ 徳」の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年10月11日(水)

20231011①中国・杭州で開催されていたアジア大会が、昨日だか一昨日だかで終わったようですね。日本では関心が薄いようですが。また同時期にラグビーとバレーボールのワールドカップも開催されていたので、ここしばらくはテレビでスポーツ中継ばっかり放送してましたね。そろそろプロ野球のポストシーズンの方を見たいんですけどね。阪神が早くに優勝を決めてしまったので、なんかその後が長くて気が抜けてしまった感じですね。この週末にようやくクライマックスシリーズのファーストステージが始まるんですね。

そんなことよりも、パレスチナでの武装組織ハマスによるイスラエルへ大規模攻撃と、それに対するイスラエルの報復攻撃が大変なことになって来ていますね。戦争状態ですね。もう双方の死者数1200人超えてるようです。イスラエルはガザ地区に地上軍を進行させる準備をしているようですが、今回はハマス側がイスラエル人や外国人あわせて少なくとも100人以上を人質として連れて行っていますから、そう簡単に治まりそうにはないですね。

そんな最中ではありますが、昨日は鰻をいただきましたので、また飲みとなりました。昨日いただいたのは「うなぎ 徳」の鰻弁当でした。京都店は高島屋の7階に出店されています。

酒器ですが、赤上がりの井戸手盃は、15年ぐらい前?それ以上になりますかね、ソウルの長安坪古美術商街で入手した物です。なかなか値段の折り合いがつかず、初見から1年以上かかってやっと入手した物でした。肌の赤さがあまり見たことがないぐらい赤黒い感じです。酒を注ぐとよりいい肌の色になり、貫入も深く現れます。サイズは今手元に現物がないので正確ではないですが、口径が6㎝前後だと思います。

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徳利は、キズ物の李朝初期の堅手ですが、青みを帯びた肌の色美しいです。大きめとやや小さめの欠けの金継ぎが口縁部に2か所あります。高台にも窯キズがありますが、漏れはありません。容量も1合2~3勺程と、独酌に適したサイズです。

鰻以外のお料理の方ですが、だし巻は李朝後期分院の染付「福」字紋の小皿に、オクラとなめこ、ワカメのサラダは李朝初期白磁の小鉢に、めかぶは李朝初期白磁の平盃にそれぞれ盛り付けてみました。

朝晩寒くなりましたので、風邪などひかぬよう皆様お気を付けください。インフルエンザとコロナの方も引き続き流行中のようですので、そちらの方もご用心ください。

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昨夜の晩酌(木屋町 蘭のちらし寿司の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年10月05日(木)

20231005①昨夜は木屋町のお寿司屋さんの蘭さんのちらし寿司をいただきましたので、急遽日本酒での飲みとなりました。

ご覧のような、中央に大きな車海老1本を配し、トロ、鯛、イカ、アナゴの切り身がのった立派なちらし寿司です。

このちらし寿司、時々いただいて食べますが、大変高級なものです。自分で買ってはなかなか食べられませんからね(笑)。まあこれだけでなく、毎回いただいたもので晩酌してるんですけどね(笑)。

蘭さんのお店は木屋町通り四条上ったところにあります。

ご飯ものだけではいけませんので、おかずを足しました。蒸し鶏とクラゲの中華風サラダ(奥左)は三島の小鉢に、かぶらの酢の物(奥右)は李朝初期の堅手小皿に、めかぶ(手前)は李朝末期頃の盃にそれぞれ盛り付けてみました。

いつもとは順番が逆なりましたが、酒器の方はと言いますと刷毛目の平盃は、こちらで何度かご紹介しています。アジ付き過ぎの育ち過ぎで、一見刷毛目だか何だか分からないような状態になっていますが、サイズが口径9.5cmとなかなか出会えないよいサイズです。しかし、残念ながら割れ継ぎのあるキズ物です。元々は無傷完品だったものですが、以前にもこちらで説明したように私がやってしまいました。自宅の棚に他の平盃等と一緒に重ねて積んで置いていたのですが、奥の物を取ろうとした時に倒してしまったんです。他の物は大丈夫だったんですが、こいつだけが割れてしまいまして…。幸いきれいに割れてパーツも全てありましたので、直しをお願いして今の状態となりました。

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三島の徳利は、私の大好きなヤツです。今回のように急な飲みとなった時などは、ついついこの徳利を選んでしまいますね。口に結構大きめのの欠けが2箇所あり、それを金継ぎしてもらっています。キズ物ですが、カセなどなく肌つやがよく触り心地がいいんです。容量が1合2~3勺程度とサイズも独酌にピッタリで、輪線紋と縄簾紋の白象嵌というシンプルな柄もいいです。

明日6日(金)は平安蚤の市の開催日です。先月は悪天候のため中止となりましたが、明日は天気予報も晴れなので、無事開催されるでしょう。またご報告いたします。

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昨夜の晩酌(ようやく秋が来たの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年10月03日(火)

20231003①今日の朝方は結構気温が下がっていたようで、朝目が覚めた時は結構寒く感じましたね。まだタオルケットだけで寝てましたからね。体が冷えたようで、朝からお腹の調子が悪いです。毛布か何か出さないとダメですね。天気予報の通り今週からようやく秋らしい気候になって来ました。そろそろ衣替えですかね。もうこれからは、店に出て来る時にもバスを使わず徒歩で大丈夫そうです。

米メジャーリーグ・エンジェルスの大谷選手がホームラン王になりましたね。日本人が米メジャーリーグでホームラン王になるなんて、全く想像だにしなかったことですが、ついにやってくれましたね。しかも投手としても10勝を挙げての二刀流でのタイトル獲得ですから素晴らしいです。負傷のためシーズン最後は出場できなかったのは残念でしたが、来シーズンは打者に専念することになりますので、ホームラン60本以上で3冠王を目指してもらいたいです。

オリオールズの藤浪投手も先日チームがリーグ優勝して、2度目のシャンパンファイトを楽しんでいましたね。藤浪投手、本当によかったですね。まだワールドシリーズがありますので、そちらでも活躍を期待したいですね。

そんな今日この頃ですが、昨夜もいただいたおかずを肴に晩酌しました(笑)。

井戸手の盃は久々に使ってみました。もう入手して20年以上になると思いますが、入手後しばらくは集中的に使って育て上げたものです。貫入も見込みや高台周辺に出た赤みも、写真で見るより現物の方がずっと深いです。スマホで撮った写真は、青みは強く出て赤みは薄れてしまうので残念です。こいつは使えば使うほど、割りと短期間で味が付きましたね。早くよく育ってくれると育て甲斐があって楽しいですね。最近小振りな盃の使用が多かったのですが、久しぶりにやや大振りな盃にしてみました。だからと言って、酒量が増える訳ではないですけどね(笑)。

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高麗青磁の徳利も、これまでこちらで何度かご紹介しました。丸みのある肩で、ころりんとした丸っこい徳利です。ベタ底で安定感もあります。口縁に銀継ぎがの4箇所施されていますが、全て小さく銀の色も黒っぽいいぶし銀になっていて、よく馴染んでいます。容量は1合半を少し超える程度で、独酌によいサイズです。

お料理の方ですが、サバのうま煮は李朝後期分院の白磁皿に、茄子とオクラの炒め物は8月ソウルで入手した李朝初期の白磁小鉢に、大根とお揚げの炊いたんは高麗青磁の小鉢に、ほうれん草のお浸しは李朝初期の白磁小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

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昨夜の晩酌(疲労困憊の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年09月22日(金)

20230922①昨日は21日で東寺・弘法市の開催日でしたが、報告をサボってしまいました(笑)。いつもより早い時間に一度は起きたのですが、二度寝してしまいました(笑)。実は一昨日20日に日帰りで関東の方に行ってまして、疲れ果ててました。まあ、昨日は前日から天気予報は雨の予報で、実際に朝から雨が降って露店もあまり出なかったようですけどね。25日の北野天満宮・天神市の方には、朝ちゃんと起きて行ってくるつもりでおります。

阪神の優勝に続き、元阪神の藤浪晋太郎投手が所属する米メジャーリーグのオリオールズも、先日プレーオフ進出を決めましたね。藤浪投手もリリーフとして貢献しました。本当によかったです。パリーグも同じ関西のオリックスがリーグ優勝を決め、今年は関西球団同士の日本シリーズかと盛り上がってはいるんですが、まだクライマックスシリーズがあるんですよね。セ・パともにぶっちぎりで優勝決めたのに、これで下位の球団が勝ち上がってきて日本シリーズ戦ったら盛り下がるでしょうね。

そんな今日この頃ではありますが、昨夜の晩酌です。

酒器はどちらも以前にご紹介したことのあるものです。盃は李朝初期の白磁です。口径が6.5cm、高さが3.1~3.2cmと大変可愛らしいサイズです。白磁の色も薄く青みがかった大変美しい色です。青い釉薬の釉垂れが口縁部から外側に2箇所見られます。ただ、画像は現物に比べてかなり青みが強く出ていますので、割り引いてみてください。以前から言っていますが、どうも家の中で白い磁器の物撮ると青みが強く出てしまいます。高台もしっかりと端正に形作られており、初期官窯の作であることは間違い無いですが、サイズからして明器であった可能性は否定はできませんんね。

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高麗青磁の徳利は、胴部に陰刻で何やらギザギザと彫られています。このような印刻が、片面から見るとしっかり彫られているのですが、反対側の面からみるとかなり浅い彫りになっており、よく見ないと分からないほどの薄っすらとした印刻になっています。5番目と6番目の写真でご確認ください。あまり類例がないように思います。青磁釉の色はまあそこそこですが、形は丸っこくて可愛らしいです。私は個人的にこういう丸っこいコロリンとした形の徳利が好きです。容量は1合半を少し超えるぐらいでしょうか。口縁に一か所金継ぎがあります。

お料理の方ですが、ミニ唐揚げは李朝初期白磁の小皿に、茄子田楽は李朝後期分院の白磁皿に、高野豆腐煮は伊羅保手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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昨夜の晩酌(祝阪神タイガースリーグ優勝の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年09月16日(土)

20230916①一昨日、阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を果たしました。もう「あれ」ではありません。優勝です!まあ、もちろん嬉しいんですが、なぜTV放送がサンテレビだけだったのか。「14日は関西地区ではサンテレビで放送されますので優勝の瞬間をテレビで見られます。」みたいなことがネットニュースなどで情報として流れていましたが、京都はサンテレビが映らんのですよ。なので一昨日はABCのラジオ放送を聴いてましたよ。同じ系列なんやからKBS京都でもやってくれよと思いましたね。

まあ試合の概要やら佐藤選手のホームラン、優勝決定の瞬間などは、各局の特番で夜中遅くまで繰り返し放送されてましたが、やっぱりLIVEで映像観たかったですね。18年ぶりなんですから。本当に残念でした。

この後、クライマックスシリーズ、日本シリーズと勝ち上がって行って、1985年以来の日本一をつかんでもらいたいのですが、TV中継はサンテレビ以外でお願いしたいです(笑)。

昨夜の晩酌ですが、韓国焼酎の真路チャミスルfreshで一杯やりました。お膳は前回同様に紙縒り製の膳を使いました。このお膳は普段使うお膳に比べるとやや小さく、高さも少し低いです。しかしながら、紙縒り製の膳となると、これよりさらに一回り小さいお茶のお膳にしか使えないサイズのものが多いのですが、これは立派に晩酌の膳としての役割を果たしてくれています。

盃は李朝後期から末期頃に焼かれたもので、一応高台は備えていますが民窯の作でしょう。韓国焼酎の様なアルコール度数高めのお酒の時にちょうどいい小振りちゃんです。口縁部に金継ぎがあり、そこからニュウも1本通っています。以前にもご紹介しましたが、この盃が私が金継ぎをした第1号です。なので、そんなにいい直しではないのですが、この時は失敗してやり直したりすることもなく、1度で出来てしまったためその後数年間、金を無駄にしながら続けることになったのだと思います(笑)。そんなことで、個人的には思い出深い盃の一つではありますね。

20230916② 20230916③ 20230916④ 20230916⑤

お料理の方ですが、チャプチェは李朝堅手の大皿に、先月末にソウルで買って来たキムチは李朝初期白磁の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。ちなみにキムチを盛った小鉢も、先月末にソウルに行った際に入手した物です。晩酌のおかずの器として今後活躍してもらいます。

それにしても、この暑さはいつまで続くんでしょうね。京都の今日の予想最高気温は35℃です。猛暑日ですよ。もう9月中旬なんですけどね。まだ全く秋を感じられませんね。

昨夜の晩酌(タイガース 「あれ」マジック10の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年09月09日(土)

20230909①6日(水)の平安蚤の市が残念ながら天候により開催中止となってしまいましたので、こちらの投稿の間隔が少し空いてしまいましたね。

台風13号は関東や東北地方で大雨による被害が出ているようですね。もう温帯低気圧に変わったようですが。今回の台風は進路の予想が難しい台風でしたね。速度も最初は早く通り過ぎるように言ってたのが、段々遅くなったりして。結局は最初の予想の様に上陸せずに通り過ぎていきましたね。各地の被害が大きくなければいいんですけどね。

昨夜は訪韓後初めての本格的晩酌でした。一昨日検査がありましたのでね。それでも検査3日前までビール(正確には発泡酒・第3のビールの「麦とホップ」です)は飲んでたんですけどね(笑)。

昨夜は阪神戦をTV観戦しながらの晩酌でした。結果、2位広島に勝ってマジックが10となりました!早ければ来週にも阪神のセリーグ「あれ」が決まるかもしれません。昨日はドラ1ルーキーの森下選手と佐藤輝明選手のホームランも出て、見ごたえのある試合でした。村上投手10勝目おめでとうございます。昨夜は地元KBS京都のエキサイトナイターでしたので、試合最後まできっちり放送してくれて本当によかったです。

晩酌は久しぶりにマッコリで一杯やりました。あてにはソウルで買って来たキムチを使って、トゥブキムチ(豆腐キムチ)を作りました。日本のキムチでも作りますが、日本のものは甘過ぎますので、やっぱり韓国のものがいいですね。豆腐は絹ごしではなく木綿豆腐を使います。材料は、豆腐とキムチの他には豚肉、玉ねぎ、ネギがあればいいですね。

マッコリも日本で売っているものなので、やはり甘いのでいつものように氷を入れて冷やすというよりは、薄めて甘さを抑えます。

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酒器の方ですが、マッコリの時は片口を使いますね。今回の片口は以前にもご紹介していますが、写真のように色変わりした肌が魅力です。2番目の写真でも分かると思いますが、3番目と4番目を見ていただくとより分かりやすいと思います。肌の色が赤褐色(写真3番目)と青みを帯びたグレーの部分(写真4番目)になっています。キズはなく、よく焼けていて爪ではじくとキンキンといい音がします。酒は注ぎ口の穴の下までしか入れられませんので、容量は2合程だと思います。李朝後期から末期に民窯で焼かれたものでしょう。

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盃の方は李朝末期の染付です。見込みに「壽」の字があります。末期の作ですので、絵もかなり崩れたものになっていますが、個人的にはこれはこれで素朴でいいと思います。これ実は店でお客様にお茶をお出しする時に使っているものです。昨日持ち帰って使いました。また今日は持って来ていますが。マッコリ飲むのにもちょうどいいですが、李朝のものでお茶を飲むのにいいサイズ、容姿のものというものが案外見つかりませんので、この盃(小鉢?)は大変重宝しています。

膳は紙縒り製の膳を使いました。今後も大皿盛り1品の時やお弁当の時などには、この膳に登板してもらいます。

昨夜の晩酌(忘れ三島の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年08月27日(日)

20230827①昨夜も阪神戦をTV観戦しながら晩酌を楽しみました。昨夜阪神は巨人に連勝!これで6連勝ですか。マジックも21にまで減りましたね。来月中旬ごろには「あれ」が決まるかもしれません。

阪神から米メジャーに行った藤浪投手も、先日オリオールズに移籍後初勝利をあげましたね。今後もセットアッパーとしてチームの地区優勝に向けて頑張ってほしいですね。

ハンガリーのブダペストで開催中の世界陸上では、北口榛花さんがやり投げで金メダル獲得という快挙がありましたね。やり投げ大国のチェコに単身で修業に行っての成果なんですよね。最初は言葉も分からない国に一人で行って大変だったでしょうね。日本の女子選手が投擲競技で金メダルを捕るなんて、この方が現れるまでは想像もつきませんでしたからね。

でも、この世界陸上のTV放送はいけません。体に悪いです。競技が放送されるのが夜中の2時3時、時には4時台のことのありますからね。起きていて観られればまだいいんですけど、大抵はそれまでに寝落ちしてしまいますので、只々寝不足で翌日がしんどいだけという日が続いています(笑)。

前置きが長くなってしまいましたが、昨夜の晩酌の話に移りましょう(笑)。

三島の平盃ですが、これはまだ私がソウルにいた90年代に入手した物です。若干ゆがみがありますので、口径が10.0cm~10.3cmという三島の平盃としてはなかなか出会うのが難しいよいサイズのものです。よく焼けていて釉薬もしっかりしておりカセも無くよい状態です。口縁部にヒッツキと剥がれの様な箇所がそれぞれ見られ、欠けの金継ぎが1か所あります。この金継ぎはその当時に私が自分でしたものですので、あまり良い直しとは言えません。あと見込みにフリモノが一つあります。

このようなよい三島の平盃なのですが、実は少し前までその存在を忘れておりました。一月ほど前でしたか、整理をしている時に見つけて「ああ、これあったなあ」って感じでした(笑)。またこれから、ちょこちょこ登板してもらうことにしましょう。

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伊羅保手の徳利は、以前にも何度かこちらでご紹介したことがありました。この手の物は盤口のものが多いのですが、これはそうではないんですね。穴が大きいので徳利としては使いやすいです。胴部にはくるくると線刻が施されているのもいいですね。底部は高台の無いベタ底になっています。キズや直しはなく無傷です。容量が2合ちょいぐらいなので、今の私には少し負担になるサイズです(笑)。

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お料理の方ですが、エビチリは李朝初期堅手の皿に、季節の野菜煮は高麗青磁の平茶碗に、おぼろ豆腐は李朝分院末期の染付皿にそれぞれ盛り付けてみました。

既にご案内の通り、明日から3日間(8/28~30)は夏期休業とさせていただきます。

昨夜の晩酌(タイガース「あれ」マジック点灯の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年08月19日(土)

20230819①ついに阪神タイガースに「あれ」マジックが点灯しました。昨日は負けたんですが、2位広島も負けましたので現在マジック28です。ついに18年ぶりの「あれ」が見られそうです。ここ4日はこちらで観られるTV放送がなかったのですが、今日はTVで観られますので楽しみです。ビール(正確にはサッポロ「麦とホップ」)で一杯やりながらTV観戦を楽しみたいです。

この時期、特に来週あたり京都では各町内で地蔵盆が行なわれます。小学生の頃はこれが楽しみでしょうがなかったですね。お地蔵さんのところで一日中町内の友達とゲームしたりして遊んで、その間には福引やらスイカ割りやらの行事もあり、おやつも出ましたね。その頃は二日間にわたって行なわれて、最終日には盆踊りもやってましたね。当時の地蔵盆は子供たちの夏の一大イベントだったんですよね。しかしながら、今はと言うと私の住んでいる東山区なんかは、少子高齢化が進み、子供どころか人口自体が急激に減っていまして、こういった行事もほとんど形式だけ行われているところが多いようです。行なっていない町内も増えているようですね。さみしいことですが、仕方ないですね。

昨夜はいいお肉をいただきましたので、その他のいただきものとも合わせて晩酌となりました。

染付の盃は、以前に一度ご紹介しています。口径が7.5~7.8cm、高さが5cm程で、大振りな盃です。見込みに漢字の「水」のような字が書かれており、口縁部外側の3か所に4番目写真の様な柄が描かれています。これを入手したのがもう20年以上前の話なんですが、その時にこの口縁部の図柄が蝙蝠らしいと聞いたのですが、そう見えなくもないですね。李朝後期から末期頃に民窯で焼かれたものでしょう。類品を見たことがないですね。ニュウが数本あります。

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李朝初期堅手の徳利も、こちらで何度もご紹介しています。口部に結構大きめの欠けがあり、シロキンというもので直しがしてあります。以前の投稿時にも言って来ましたが、このシロキンというものが謎です(笑)。でも、しっかり直していただいているので、このように晩酌を楽しむことができます。容量が1合半を少し超えるほどでサイズもよく、形もぽってりとしてかわいらしいです。

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お料理の方ですが、牛ヒレ肉のステーキは李朝初期白磁の小皿に、胡瓜の酢の物鱧入りは李朝初期白磁の小皿に、玉子豆腐は三島の小皿に、切り干し大根の炊いたんは三島の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

ステーキ美味しかったですよ。お肉がいいお肉でしたからね。こんなお肉は自分では買えませんからね。うまく焼けてよかったです。そうだったら、焼く前の状態のお肉や焼いたお肉も一切れは中が見えるように盛り付けるなどすればいいのでしょうが、こちらはグルメブログではなく骨董のブログで、主役は酒器と料理を盛った器たちですのでご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。とか言ってますが、単に写真撮り忘れてただけなんです(笑)。

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