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昨夜の晩酌 - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

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昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(雨の七夕の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年07月08日(土)

20230708①昨日7月7日は七夕でしたが、全国的にお天気は雨でしたね。関西の方は思ったほどは降らなかったのですが、九州の方が大変ですね。毎年夏になると九州で大雨による被害というニュースが入ってくるのを聞いてますからね。地震も結構多いですから、本当に心配ですね。大きな被害にならなければいいんですけどね。

昨夜はプロ野球甲子園での阪神戦は雨天中止でした。NHKの地上波で放送の予定だったんですが残念でした。まあでも、プロ野球は地上波であれBSであれTVで放送されるからいいですよね。私は本当は野球よりボクシングが好きなんですが、ボクシングなんて世界タイトルマッチでも地上波放送されなくなりましたからね。ボクシングはメジャー4団体があって、各階級ごとにそれぞれの団体にチャンピオンがいるんですが、他団体のチャンピオン同士が戦う統一戦というような重要な試合でも、地上波放送で見られません。最近はすべて有料のネット配信になってしまいました。今年は大晦日恒例のボクシング世界戦の中継もなくなってしまうのでしょうかね。今、世界的にも評価の高い日本人世界チャンピオンが3人いるんですけどね。さみしい限りです。

また前置きが長くなってしまいましたが、昨夜は阪神戦を観戦しながらとはなりませんでしたが、いつも通りいただいたおかずを肴に晩酌しました(笑)。

刷毛目徳利はもうこちらでは何度もご紹介しています。ごらんのとおり口部と胴部に金継ぎがあります。口部は欠けですが、胴部の金継ぎは表面の釉薬と白泥が剥落した部分です。これも入手時には共直しが施されていたものです。口部の共直しは分かっていたのですが、胴部は煮沸したら出てきました(笑)。しかしながら、金継ぎをお願いして生き返りました。容量が一合二勺程でよいサイズです。

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井戸手の半筒盃も以前ご紹介しています。赤みを帯びた肌の色はもちろんいいですが、この盃の最大の見どころはシミでしょう。見込みもそうですが、何と言っても雨漏り状に出た底部の無数シミのによる景色が圧巻です。口縁部に欠けの金継ぎが2か所あります。実はこれ、昔私が自分でしたものですので、あまりいい直しではありません(笑)。こういう盃がまたあればと思うのですが、見つからないですねえ。

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お料理の方ですが、サバのうま煮は李朝後期分院の白磁皿に、「海宝漬」のフカヒレは伊羅保手の小鉢に、モロヘイヤとエノキのお浸しは李朝末期染付の小鉢に、ひじき煮は三島の盃にそれぞれ盛り付けてみました。関西ではサバは味噌煮より醬油ベースのうま煮の方が好まれますね。「海宝漬」は、うに・あわび・ほたて・フカヒレのセットでいただきましたが、昨夜のフカヒレで最後になりました。

※「海宝漬セット」については過去の記事「昨夜の晩酌(小さい井戸の巻)2023年6月11日作成」をご参照ください。ご参照にはこちらをクリック。

昨夜の晩酌(上手の堅手盃再び?の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年07月02日(日)

20230702①MLBエンゼルスの大谷翔平選手の先月の活躍ぶりがすごいですね。ホームラン29本でうち6月に15本打ってますからね。投手としても7勝を挙げています。このペースでいくとホームラン50本以上、投げては15勝が期待できそうですね。さらには俊足で盗塁もできるのですから、これはもう異次元のレベルですね。

一方、阪神からアスレチックスに行った藤浪投手は、リリーフに回ってからも抑えたり、四球から崩れたりといった内容を繰り返しながらも、メジャーで出場し続けていますね。何だかんだで4勝も挙げてますしね。チームの投手力が弱いので、藤浪投手を使い続けるしかないのでしょうけど、そういう意味ではいい球団に行ったということでしょうね。投手力のいい球団だったらとっくにマイナー落ちしてたでしょう。このままもし1年間メジャーで登板できたとしたら、来年以降のいい経験になるのではないでしょうか。ぜひ、そうなるように頑張ってほしいですね。

前置きが長くなってしまいましたが、昨夜は和久傳のいいお弁当をいただきましたので、それをあてに飲みとなりました。写真のような立派な2段弁当です。ご飯の方は鯛のお寿司でした。多分、黒酢を使ったと思われる寿司飯の上に、薄切りの鯛のお刺身が並べられていました。

盃は以前こちらで1度だったか2度だったか忘れてしまいましたが、ご紹介したことのある上手の堅手盃です。画像では青が強く出ていますが、現物はそんなに青くはなくグレーです。とにかく薄手で高台も小さいながら、薄くかっちりと作られています。口径が7.5cm程と大変サイズもいいです。李朝初期の盃というと、平盃でも口径10cm未満のものとなると出会うのはなかなか大変ですが、この盃の作りとサイズは「うちに来てくれてありがとう!」と言いたくなるレベルです。これで色さえよければなどと贅沢なことを思ったりもしますが、それだと私のところには来なかったでしょうしね(笑)。無傷というのも嬉しいところです。

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白磁の徳利もこちらで何度かご紹介したものです。口縁部の金継ぎは以前自分でしたものですので、あまりいい直しとは言えません。自分としては失敗もなく1度でやり終えたましたので、よかったと思ってはいるのですが、専門家が見たら酷評されるかもしれません(笑)。容量がちょうど1合ですので、今の私にはぴったりなサイズです。

膳はまた紙縒り製の物を使ってみました。この紙縒り膳は、普段の木製の12角膳よりサイズがやや小さいので、おかずを盛った器を3つ4つと置くには向いていませんが、今回のようにお弁当や大皿盛りのお料理の時にはちょうどいい感じです。今後もこんな感じで使っていこうと思っています。

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昨夜の晩酌(久しぶりの百合の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年06月27日(火)

20230627①蒸し暑い日が続きますね。まあ梅雨ですから仕方ないんですけどね。ただ、気温の方は例年のこの時期に比べると、やや低めのように感じますね。6月末ごろには店に出てくる際にバスを使うようになることが多かったと思いますが、今年はまだ1度もバスには乗らず歩きですからね。しかしながら、梅雨が明けるとすぐに猛暑日が続くようになるのでしょうね。想像するのもイヤですね(笑)。

昨夜の晩酌です。刷毛目の平盃は、以前にもこちらで紹介したことのあるものです。白泥の量や刷毛目の描かれ方は、どちらかというとあっさりした感じですが、口径が10cm弱で深さもあり、サイズ・形状ともに酒器として最適です。これぞ刷毛目平盃!という感じですね。口縁部に2か所欠けの金継ぎがあります。使い込んでいけば、これからまだまだ育つタイプのものです。

昨夜は、また久しぶりに百合の陰刻紋の堅手徳利を登板させました。李朝初期の堅手徳利の胴部に百合の花が刻印されています。子供が描いたような大胆な絵に惹きつけられ、当時口欠けの徳利としては結構なお値段で購入しました。もう15年ぐらい前になるでしょうか。 購入時は口の半分以上を欠いた状態で、しばらくはそのまま使っていましたが、購入後2年ぐらいしてから専門家に直しをお願いしました。今考えると口欠けのままでもよかったのかなとは思いますが。類品を見ない希少なものです。容量はほぼ2合で結構入ります。

お料理の方ですが、焼鮭は李朝初期の堅手皿に、ほうれん草のお浸しは李朝初期白磁の小皿に、「海宝漬セット」のほたては高麗青磁八角小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

※「海宝漬セット」については過去の記事「昨夜の晩酌(小さい井戸の巻)2023年6月11日作成」をご参照ください。ご参照にはこちらをクリック。

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昨夜の晩酌(いただいた盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年06月18日(日)

20230618①先週の後半あたりから、梅雨の中休みというのでしょうか、雨の降らない日が続いていますね。その代わり気温の方が30℃超えの真夏日の日が続いています。まあ、もう6月も中旬ですからこれぐらいの気温で普通なんでしょうけどね。まだ今のところは店までの行き来は徒歩ですが、もうそろそろ、行きは市バスを使わないといけなくなりますね。バスもねえ、観光客でいっぱいなんであんまり乗りたくはないんですけどね。最近また新型コロナの感染者も増加しているようですからね。感染症分類が5類になったのはいいんですが、いまだに季節性インフルエンザに対するタミフルのように、有効な治療薬が開発されてませんからね。私はまだ、感染症対策を怠ってはいませんよ。

昨夜も酒の肴によさそうなものを沢山いただきましたので、それらをあてに晩酌しましたよ。まあ、いつもそうなんですけど(笑)。

受け皿付きの堅手の盃は、元は明器だったものだと思います。盃も受け皿の方も砂付きのべた底なのですが少々擦り整えられています。この盃は昨夜、本当に久しぶりに使ってみました。

この盃、実はいただいたものです。多分10年ぐらい前になるかと思いますが、ソウルの競売場でそこで働いていたおねえさんからいただきました。そのころはまだ勤め人でしたが、骨董目的でソウルに2、3か月に1度は行っていて、その都度その競売場に顔を出していました。その度にお菓子(大したものではありません。チョコレートやおたべなど)をお土産に持って行って渡していたのですが、ある日「吉田さんいつもうちの競売場に来てくださって、毎回お土産もいただきありがとうございます。吉田さんは盃がお好きだと聞きましたのでこれを差し上げます。」と言って渡してくださいました。大変恐縮でしたが、礼を言ってありがたくいただいたものです。

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今もそのおねえさんがいるかどうかは分かりませんが、競売場の方は今もやっているようです。また行ってみたいのですが、開催日が確か土曜日か日曜日でしたので、なかなかその日程では行けないんですよね。しかしながら、昨夜は久々に思い出深い盃で一杯やりましたので、懐かしい当時のことを色々と思い出して、楽しい晩酌でした。

徳利は、もうこちらで何度もご紹介している三島です。口部に大きなキズの金継ぎが2か所施されていますが、カセもなく肌の状態がよい徳利で気に入っているものです。容量も1合2勺程と独酌にピッタリなんです。

お料理の方ですが、揚げ出し豆腐は李朝初期の堅手皿に、ニシン茄子は李朝初期白磁の小皿に、蕨の白和えは高麗青磁の小鉢に、切干大根煮は李朝初期堅手の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

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昨夜の晩酌(小さい井戸の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年06月11日(日)

20230611①梅雨らしい日が続いていますね。今朝も雨降りでしたが午後になって今は止んでいますね。明日、明後日ぐらいまでは不安定な天気が続くようです。梅雨なので雨降るのは仕方ないですが、店までの行き帰り歩きなので、朝夕避けて夜か店にいる昼間の間だけ降ってくれたらありがたいですけどね。まあ、そううまくは行きませんよね(笑)。これがまた、暑くなってくると午前中に店に出てくる際には、市バスを利用することにはなりますけどね。

一昨日の晩に酒のあてが届きましたので、昨夜は晩酌しました。90年代の初めにソウルの延世大学の韓国語学堂で一緒だった岩手県の方が「海宝漬セット」というものを送ってくださいました。三陸産のあわび、うに、ほたて、ふかひれの4種類の海宝漬がセットになっていまして、昨夜はあわびをいただいてみました。

めかぶとイクラのしょうゆ漬けに細かく刻んだ煮あわびがのっているという感じの物でした。皿に盛ってみると少しボリュームが足りない感じでしたので、ボイルしたイカを一緒に盛ってみました。食べるのは別々に食べましたけどね(笑)。酒の肴にはもちろんですが、ご飯の上にのっけて海鮮丼にしてもいいんでしょうね。皿は李朝後期分院の白磁皿を使いました。

その他のお料理と器ですが、いんげんの胡麻和えは李朝初期白磁の小皿に、大根とお揚げ、ニンジンの煮炒めは李朝初期堅手の小皿に、琵琶湖の小鮎の甘露煮は李朝後期分院の染付「壽」字紋の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

20230611② 20230611③ 20230611④ 20230611⑤

酒器の方ですが、盃は初登板の小さな井戸手盃です。サイズはちゃんと測ってなかったのですが、大体で言うと口径が5.5cmから6.0cmの間ぐらいだと思います。小さいですが、全体にしっかりと張り巡らされた貫入、底部周辺にはカイラギ状になった釉溜りがあり、井戸手としての条件をしっかり備えています。胴部に数か所見られる釉切れによる火間も、この盃の良い景色となっています。写真は青みが強く出てしまっているのですが、実物は釉溜りの部分以外は、もう少し黄みがかった感じです。

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徳利の方は、これまでにも何度かご紹介したことのある李朝初期の堅手の徳利です。青みがかった釉薬がきれいで、特に高台周りの釉溜りがなかなか見事です。口縁の1ヵ所にほんの小さなホツの銀継ぎがあります。容量ははちょうど1合です。

最近は盃も徳利も小さいのを選んで飲んでるようです。年齢に合わせて酒量も調整しなければなりませんよね(笑)。しかしながら、よい酒の肴をいただきましたから、またちょくちょく晩酌のご報告はさせていただくことになりますね(笑)。

昨夜の晩酌(初登板紙縒膳の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年06月05日(月)

20230605①昨夜は豆腐キムチで一杯やりました。豆腐キムチを作るためにソウルで本場のキムチを買って来たのですが、昨夜やっとそれがかないました。日本のキムチは激甘なので、やっぱり本場物で味わいたいんですよね。今回買って来たキムチは、酸味の強いお味でしたので、炒め物や鍋物にいい感じでした。

豆腐キムチを作る時に必要なのは、豆腐とキムチはもちろんですが、豚肉、野菜は玉ねぎとネギがあるといいでしょう。豆腐は絹ごしではなく木綿豆腐を選びましょう。

切ってよく水切りした豆腐は大皿の周りに並べておきます。同時に具材を、豚肉、玉ねぎ、キムチ、ネギの順に炒めていきます。日本の激甘キムチの場合は何も加えなくていいですが、韓国のキムチの場合は、少しだけ甘みを付けるために焼き肉のタレを少々加えます。入れすぎると甘辛くなってしまうので気を付けましょう。最後の火を止める直前にごま油を回しかけます。炒め終わったら豆腐を並べた大皿の真ん中にドサッと盛り付けます。写真ではわかりにくいですが、これ結構な量です。2人前は充分にある量です。

お酒はいつもはマッコリなのですが、また日本の激甘マッコリでは悲しいので、スーパーに眞露チャミスル(焼酎)がありましたので、今回はそちらにしました。眞露焼酎といえば昔はガマガエルのマークの入った赤い蓋もので、アルコール度数も20度以上でしたが、今のチャミスルfreshはアルコール度数16~17度になってますね。

今回は焼酎での晩酌となったので、徳利は使わずそのままいただきました。ガラスの徳利に移し替えようかとも思ったのですが「참이슬(チャミスル)」のラベルそのままの方が、絵的にもいいかなと思いましたので。

盃は李朝初期の小ぶりの堅手盃を使ってみました。以前にも1度ご紹介したことがあったと思います。口径も高さも5.5cmほどのかわいらしい盃です、このサイズですから元は明器だったのかも知れません。

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酒器が盃だけでさみしいので、今回は膳を紙縒の膳にしてみました。こちらでご紹介するのは今回が初めてですが、これは今回のソウルでの収獲ではなく随分前に(15年ぐらいになるか?)入手していたものです。この手の物で晩酌に使えるサイズのものは貴重です。

いつも豆腐キムチやチャプチェ、大きな焼き魚などを盛る時に活躍してくれている堅手の大皿も今回はお料理を盛っていない状態の写真を載せておきます。こんな感じなんですよ(笑)。

最後の写真は身内がくれた5周年祝いの花です。ありがたいです。

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昨夜の晩酌(訪韓帰国後第1弾の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年05月29日(月)

20230529①

お伝えしている通り、22日~24日までソウルに行って来ました。帰国後は気合い入れた晩酌はしばらくお休みにしようと思っていたのですが、昨日は祇園 川上さんの立派なお弁当をいただきましたので、飲みとなりました。

お弁当のお刺身は鯛と鱧の湯引き、隣の焼き鱧もおいしかったですね。鱧大好きです。ミニステーキも入ってました。これもらったら絶対に飲みますよね(笑)。

盃も徳利も90年代ソウルに住んでいた時に入手し、現地での晩酌にも活躍してくれた奴らです。

盃の方は、口径が6.5cmほどのサイズ小さめですが、見どころの多い盃です。見込みや胴部に出た赤み、口縁から見込みへの釉垂、薄めなので写真では分かりづらいですが貫入もあり、口縁に並んだ火間、底部の縮れ釉と、この一つの盃に景色が詰まっています。残念ながら無傷完品ではなく口縁部にニュウが1か所にあります。上からガチンとものを当てた時にできる典型的なキズですね、これは。写真ではなく実物を見るともっと赤みが深く、貫入もわかりやすいんですけどね。

徳利の方は高麗青磁ですが、色が米色青磁というには釉薬が若干緑色なんです。大きな盤口ですが、私なんかはこの大きな盤口、徳利に酒を注ぐ際に溢れこぼれの防止になってありがたいですけどね。この徳利が面白いのは、片面は表面がザラザラとした粗い伊羅保のような肌なのですが、反対面はツルっとしたきれいな肌なんです。きれいな肌の面の方には、丸いひっつきと剥がれが1か所ずつあり、徳利を持つ際にそこに指をかけると安定しますね。高台内に窯割れがあり、金継ぎが施されています(写真9番目(最後))。購入時に窯割れがあることは気付いていたのですが、細ーい割れでそこまで深くないだろうと思って、持って帰って洗っていたら、駄々洩れでしたね(笑)。それでその当時自分で金継ぎした物です。懐かしいですね。

帰国第1弾で、立派なお弁当をあてに懐かしい酒器たちでの晩酌は至極のひと時でした。

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昨夜の晩酌(奇跡の一点の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年05月13日(土)

20230513①ここのところ気候の変動が激しくて体がしんどいです。気温の高い日が続いたかと思ったら、また低い日が数日続き、その後また熱くなりと。昼間暖かかった時期でも、いまだに朝晩は結構冷えます。体がついていきませんし、外出時に何を着ていけばいいか判断に困ります。夜寝る時もそうです。5月中旬になりましたが、寝具は冬物のままです。服の衣替えもできません。例年なら今の時期には、冬物をクリーニングに出して夏服を出すのですが、今年はまだできないでいます。今日からまたしばらくお天気の方も崩れるようですからね。なんか週末雨が多いですね。

昨夜もまた、いただいたものをあてに晩酌しましたよ(笑)。

ゴリっとしたぱっと見に唐津のようにも見える李朝盃は、昨夜久しぶりに使いましたね。90年代ソウルにいた時に現地で入手した物です。この盃、最初に見た時は無傷だったのですが、煮沸してみたら共直しが現れたという李朝古陶磁器を購入した際によくあるヤツでした(笑)。しかしながら、姿かたち、サイズもよく気に入っていましたので、当時自分で金継ぎした物です。口縁のほかに見込みの方にも欠けがあり、結構苦労したのですが、うまく出来ちゃいました(笑)。金継ぎはなかなかうまく行かないので、もう今は自分ではやらないのですが、当時時々奇跡的にうまく行くことがありましたね。その中の一点でした。まあ専門家が見れば全然ダメなのかも知れませんけどね(笑)。ソウルにいた時は、結構これで飲んでましたね。懐かしいです。

20230513② 20230513③ 20230513④

徳利は大きめの高麗青磁の徳利です。高麗青磁から三島への過渡期のものと思われ、製作された時期は李朝初期に入ってからではないかと思います。首の下の胴上部に輪線紋2本、その下の3面に菊花紋が象嵌されています。無傷で油臭もなく安心して徳利として使えます。ただ容量が大きくて2合を少し超えます。昔よく飲んでいた頃は、寝酒にこれでおかわりして飲んでましたからね。日本酒の前にはビールのロング缶2本を必ず飲んでました。それが毎晩でしたからね。今考えると恐ろしいですよね(笑)。

お料理の方ですが、イカ・貝柱と筍・ブロッコリーの炒め物は李朝初期の金海手の皿に、湯葉入りおぼろ豆腐は李朝後期分院の白磁皿に、水菜とお揚げの炊いたんは李朝初期の白磁小皿に、筍と蕗の佃煮は李朝初期の堅手豆皿に、それぞれ盛り付けてみました。

20230513⑤ 20230513⑥ 20230513⑧

昨夜の晩酌(ゴールデンウイーク終了の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年05月07日(日)

20230507①最大9連休の大型連休となった今年のゴールデンウィークも今日で最終日となりました。京都はとにかく人と車が多かったですね。人は外国人観光客、車は他府県ナンバーの車を多く見かけましたから、国内の観光客もかなり多かったんでしょうね。私個人にとっては、この期間中も通常通りに営業してましたので、何の変化もない生活でしたが。

またその間、一昨日には石川県を中心とした地域で大きな地震があり被害が心配されていますが、現地では地震発生翌日からの大雨で、さらなる二次災害も心配ですね。

今日は第1日曜日で東寺ガラクタ市の開催日ですが、本日は早朝から大雨でしたので行っておりません。昨日の時点で今日は早朝から1日大雨との予報でしたので、最初から行くつもりはありませんでしたけどね。平安蚤の市とは違い、こちらは雨天中止にはなりませんが、さすがにこの雨ではお店もほとんど出店しないでしょうしね。

昨夜は錦堺町の平野のお弁当をいただきましたので、それをあてに飲みとなりました。いただいたのが2段弁当だったんですね。ご飯は筍ご飯でしたね。私は基本飲む時は、炭水化物の摂りすぎになるのでご飯は食べませんが、こういう風にお弁当をいただいた時ぐらいですかね、ご飯も食べるのは。

堅手の輪花形の平盃は李朝初期のものです。白磁と言ってもいいのかも知れませんが、真っ白ではなくグレーなので堅手としておきます。こちらで以前に1度はご紹介していると思います。作りは大変薄手です。口縁に3か所小さな欠けの金継ぎがありますが、他にキズや直しはありません。これで肌つやがよく真っ白で無傷でしたら、私の手元には来ないですよね。

20230507② 20230507③ 20230507④

三島の徳利も以前ご紹介しています。口部の半部ほどを欠いており金直しが施されています。胴部の4面に柳が描かれています。キズ物ではありますが、容量は1合2勺程と独酌によいサイズです。

長期連休も今日で終わり、明日からまた通常の生活に戻らなければなりませんね。まあ私は何にも変わりないんですけどね(笑)。ただ、京都のこの人の多さというものは明日からも大差ないのでしょうね。連休前から外国人観光客多かったですからね。しかしながら、国内の観光客の方々が少なくなるでしょうから、車の方は少し減るのかも知れませんね。

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昨夜の晩酌(ゴールデンウィーク始まりの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年04月30日(日)

20230430①昨日からゴールデンウィークに突入しました。今年のゴールデンウィークは平日の5月1日と2日に休暇をとった場合、9連休になるという長期休暇です。ここ3年は新型コロナ禍で移動の制限がありましたが、今年のゴールデンウィークは国内外ともにそれらの制限もなくなりましたので、コロナ禍以前の状態に戻るものと思われます。京都は既に外国人観光客で賑わっていますが、この期間中はさらに国内の観光客も増えるのでしょうね。

海外への出国もコロナ禍以前の水準にまで増えるのでしょうね。ただ行先としては、欧米やオセアニア地域より近場のアジア圏が人気のようですね。私ももう3年以上ソウルに行けていませんので、ゴールデンウィークが過ぎて少し落ち着いた5月下旬頃には、またソウルに行きたいと思っていますが、まだ今のところは未定です。

昨夜は久しぶりの晩酌でした。と言うか、毎晩ビール(正確にはサッポロの「麦とホップ」です)で一杯やっているのですが、日本酒で李朝・高麗の酒器と器を使っての晩酌は久しぶりとなります。2週間ぐらい空いたのかも知れませんね。

盃の方は前回に続き平盃を使いました。李朝初期の堅手平盃です。平盃は口径の大きいものですと膳の上で結構場所をとってしまうので、あまり好きではないのですが、この平盃は口径が9.5cmほどですので、カサ張らず持ちやすいのでいいですね、このサイズのものは。写真ではなかなか分かりずらいのですが、青白色の釉薬がとても美しいです。さらに無傷であるということも嬉しいですね。店にあったものですが、久しぶりに使ってみたくなって昨日持ち帰りました。今日また持ってきてケースに戻しておくつもりだったのですが、持ってくるのを忘れてしまいましたね(笑)。明日は忘れないように持って来ましょう(笑)。

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徳利の方も李朝初期の堅手です。こちらも青白色の釉薬が美しいのですが、残念ながらキズ物で口に2か所、大きめの欠けの金継ぎがあります。また、高台には窯傷もあります。しかしながら、容量は1合2勺ほどで独酌には最適なサイズです。よく使う徳利の一つですので、これまでもこちらで何度かご紹介しています。

お料理の方ですが、焼き鳥は李朝初期の堅手大皿に、ナムルは伊羅保手の小鉢に、胡麻豆腐は李朝末期分院の染付皿にそれぞれ盛り付けてみました。

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