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昨夜の晩酌 - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

昨夜の晩酌

「昨夜の晩酌」

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。

こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。 

昨夜の晩酌(暮れの風物詩の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年12月17日(土)

20221217①先日、実家から車海老をもらいましたので、昨夜はそれを塩焼きにして一杯やりました。14日にもらった時はまだ生きていました。毎年この時期に実家の方で車海老をいただき、それをお裾分けしてもらっています。もらった車海老を塩焼きにして一杯やる。これが私の中では個人的な暮れの風物詩となっています。ありがたいことです。

今回は海老たちが既に息絶えていましたが、過去にまだ元気なままの海老をガスコンロの魚焼き器で焼いた時には、中でバタバタと飛び跳ねてすごかったです。そりゃあ熱いし苦しいでしょうからね。残酷なことしますよね。でも美味しいですから(笑)。感謝していただきました。

海老は李朝初期堅手の大皿に、白和えは三島の小鉢に、ゼンマイのきんぴらは李朝初期白磁の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

酒器の方ですが、徳利も盃もこれまでこちらでご紹介したことのあるものです。初期堅手の徳利は、容量が1合ほぼちょうどぐらいです。口に欠けがあり共直しがされていたものを、私が自分で金継したものです。これが私が自分でした金直しの最後の作品だったと思います。まあ、作品というほどの出来のいいものでもありませんが、これに関しては、やり直しなど無くあまり苦労なく仕上げたように記憶しています。

井戸手の盃の方も過去に1度こちらでご紹介しています。貫入が深く全体に張り巡らされ、底部には釉薬がカイラギ状になっているところが見られます。見どころの多い盃でサイズもよく、状態もニュウはありますがキズや直しもありません。ただ、カセにより釉薬が落ちている部分があります。7番目(最後)の写真をご参照ください。この盃、昨日久しぶりに使ってみたのですが、思っていたよりいい感じでした。しまっていた間に貫入がより深くなったような気がします。

当店では現在、年末年始に向け李朝酒器を追加出品しています。酒器をお買い上げいただいた方には日本酒(銘柄:菊正宗)をプレゼントさせていただいております。詳細につきましては、本ホームぺージの「お知らせ」欄にてご確認ください(お知らせ欄の該当記事へはこちらをクリック)。

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昨夜の晩酌(豪華すぎるお弁当の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年12月01日(木)

20221201a①昨日から急に寒くなりましたね。まあ、今日から12月ですから、これぐらいで普通なんでしょうけどね。若いころは暑さに弱く、冬の寒さには強かったんですが、今はもう寒さにも弱くなりました。というか体自体が弱くなってしまったんでしょうね(笑)。情けないです(笑)。年はとりたくないものです。

昨夜はとんでもなく立派なお弁当をいただきましたので、予定していなかったのですが、急遽飲みとなりました。祇園 割烹 ふじ原さんというお店のお弁当でした。お刺身にはウニがのっていましたし、カニ、カラスミ、車海老の天ぷらなど、高級食材満載でしたね。

京都のお料理屋さんのお弁当というと上品な盛り付け方である反面、量が少ないなと思うことが多いですが、こちらのお弁当は量的にもぎっしり詰まっていてちょっとビックリでした。私なんかは年はとりましたが、食べる方はしっかり食べますので、これぐらいの量は嬉しいですね。1日2食しか食べませんが、食欲の方は一向に衰えませんね。全てが日本酒のあてにピッタリなものばかりでしたから、見た瞬間に「あっ!こら飲まなあかん!」となりますよね(笑)。

酒器の方ですが、私のお気に入りの三島徳利と青井戸手の半筒盃です。徳利はこちらで何度も登板してもらってます。口部にやや大きめの欠けの金直しがありますが、容量1合2勺程度のよいサイズ、穴が大きく注ぎやすい、肌にカセが無くすべすべで触り心地のいい徳利です。

青井戸手の半筒の方は、こちらでは2度目になるかと記憶しています。底部にカイラギが見られ、見込みには赤みが出ており釉垂れも見られ、大変景色がよくアジのいい盃です。底部が磨られているのが残念なところです。

今回ばかりは、酒器よりお料理の方がメインになってしまいましたね(笑)。

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昨夜の晩酌(久々のダブル初登板の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年11月13日(日)

20221113①11月に入ってから昨日まで、こちら関西では雨の日が無かったように思います。一転して今日は朝から雨降りのお天気です。店に出て来る時も結構な本降りでした。予報ではこちらは夕方まで降るようです。11月に入り朝晩は寒くなって来ましたが、まだ昼間は汗ばむような日が多かったです。しかしながら、この雨が上がって明日からは気温は大幅に下がり平年並みになるようです。

白木みのるさんが2年も前にお亡くなりになっていたという報道があり大変驚きました。「てなもんや三度笠」では小坊主のちんねん役であんかけの時次郎役の藤田まことさんとのコンビで、人気を博されました。晩年は不動産業に転じられて事業家として成功されたようですが、その後体調を崩されて施設で暮らしておられるとのことを、数年前にネットの記事で読んだ記憶があります。遅ればせながらご冥福をお祈りいたします。藤田まことさんもお亡くなりになってますしね。てなもんやに出演されていらした方で、今もご存命なのは財津一郎さんだけになってしまいましたかね。ヒジョーにさみし~い!

昨夜の晩酌ですが、ホッケをいただいていましたので、それをメインの肴にして一杯やりました。ホッケは大きいのでお皿から大きくはみ出てしまいましたね(笑)。この堅手の大皿は、日ごろから焼き魚や煮魚の他、炒め物、トゥブキムチなどを盛る時に活躍してくれていまして、直径が20㎝強でうちの李朝の皿の中では一番大きいんですけどね。私は魚の生焼けが嫌いなので、ガスコンロの魚焼き機でかなりの時間をかけて焼きました。お陰でしっかり焼けておいしくいただけましたが、家の中が魚臭くなってしまって大変でした(笑)。煮豆は李朝初期堅手の小皿に、ほうれん草の胡麻和えは同じく李朝初期堅手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

酒器の方は久しぶりに徳利、盃とも、こちらでは初めてご紹介するものでした。

李朝初期の黒釉徳利は、今の私には大き過ぎる容量のため、長く出番がありませんでしたが、本当に久しぶりに引っ張り出してきました。2合半近くは入りますので、昨夜は半分ぐらいだけお酒を入れました(笑)。流れ落ちる黒釉がよい景色となっています。これでお代わりして飲んでた頃もありましたからね。

盃の方は見込の釉溜りが魅力的な小ぶりの盃です。時代は李朝の後期から末期の民窯でしょう。家の2階のケースに2軍として置かれていたものを、こちらも本当に久しぶりに使ってみたものです。はっきり言って、見込の釉溜りが無ければ特になんということもない盃です(笑)。9月18日にこちらでご紹介した盃の釉溜りとは比較の対象にもなりません(2022年09月18日作成の「昨夜の晩酌」へはこちらをクリック)。あの盃は今直しに預けているんですよね。早く帰ってきて欲しいんですけどね。

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昨夜の晩酌(ハローウィンの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年10月31日(月)

20221031①今日はハローウィンのようですね。今年は新型コロナ感染防止に関する規制がないため、外国人を含む仮装した人たちの大騒ぎが、東京渋谷あたりではまた問題になるんでしょうね。

一昨日29日夜、韓国ソウルの梨泰院(イテウォン)で、ハロウィーンを前に集まった若者ら150人以上が圧死するという悲惨な事故がありましたね。犠牲者の中に日本人2人が含まれていたようです。死傷者の大半は10代と20代の若者だったようですね。現場をテレビやネットで見ましたが、ハミルトンホテル横の路地だったんですね。梨泰院の大通りから同様の路地が何本もありますが、普段は全く人が密集する場所ではないんですけどね。あの狭い路地に多くの人が詰めかけたら、想像しただけでも恐ろしいですね。

梨泰院は90年代半ば頃までは、日本人観光客の人気エリアでもありました。コピー商品の店が多く、お土産物のTシャツなども当時は南大門市場や東大門市場より、あか抜けたものがありましたね。90年代後半に東大門にファッションビルディング群が出来てからは、日本人観光客(特に女性)の関心がそちらの方に移ってしまっていたと思います。最近は人気ドラマ舞台の地ということで、日本人の観光客も多く訪れるようになっていたのでしょうかね。今日、東京の渋谷でも警視庁による警備の強化及び誘導をお願いしたいですね。

昨日はプロ野球の日本シリーズがオリックスの優勝で閉幕しました。おめでとうございます。来シーズン、我が阪神タイガースは岡田新監督の下「アレ」を目指します(笑)。来年は18年ぶりの「アレ」が楽しみです。さらには38年ぶりの日本シリーズでの「アレ」にも期待してます(笑)。そらそうよ(笑)。

前振りだけで記事1つ分ぐらい書いてしまいましたが、ここからは昨夜の晩酌です。

久しぶりにマッコリで一杯やりました。あてはトゥブキムチ(豆腐キムチ)です。マッコリもキムチも日本で売っている物なので、どちらも結構な激アマですので、今回も激アマ対策をしっかりやりました。まず、マッコリの方は冷蔵庫で冷やさず、常温のものに多めの氷を片口に入れて冷やしました。こうすると氷が解けた分甘さが抑えられます。トゥブキムチの方は、ニンニク、豚肉、玉ねぎ、キムチ、ネギの順で炒めていきますが、味付は一切せずニンニクとキムチだけの味付けにします。韓国のキムチを使う時は、少し甘みをつけるために焼肉のタレを少しだけ加えますが、日本製激アマキムチの場合は必要ありません。最後にごま油を多めにかけて火を止めます。堅手の大皿(李朝初期)の周りに並べておいた豆腐の真ん中に山盛りにして盛り付けて、ゴマを振ったら出来上がりです。豆腐は、当日が賞味期限のかため絹ごし豆腐が冷蔵庫ありましたので、今回はそれをよく水を切って使いましたが、本来は木綿豆腐がいいです。

酒器の方ですが、片口は李朝後期の民窯の作でしょう。色変わりが見られ、グレーに出ている部分と赤上がりになっている部分とがあり景色がいいです。まあ、マッコリ入れると分からなくなりますけどね(笑)。無傷だと思っていたのですが、昨日よく見てみると注口の先に極小のホツがありましたね。こちらは今回初めてのご紹介でした。

李朝初期の白黒象嵌の三島小鉢を盃として使っています。口縁に金継1箇所とニュウも何本かあります。乾いているとあまりハッキリとは分からないようなものですが、濡らすと6本ハッキリと現れます。日本酒には大きいですが、マッコリには最適です。象嵌に青磁釉の釉溜りもあって、日本酒を注いだ際には見込みの景色もいいと思います。マッコリだと真っ白で分かりませんけどね(笑)。こちらも今回が初めてのご紹介でした。

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昨夜の晩酌(止まらぬ円安の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年10月16日(日)

20221016①今月11日から新型コロナ感染防止に対する水際対策が大幅に緩和されました。具体的には、入国者数の上限(1日当たり5万人)が撤廃され、団体旅行以外の個人の外国人旅行者の入国もおよそ2年半ぶりに解禁となりました。また、アメリカ、韓国、イギリスなど、68の国や地域からの観光を目的とする短期滞在者のビザを免除する措置も再開されました。

これに円安という要素が追加されたため、来日外国人数が激増しているようです。京都市内でも今週に入ってから、急に街中で外国人の姿を見ることが増えましたからね。

来日外国人にとって円安は魅力でしょうけど、逆に我々が海外に旅行する際には厳しいですよね。日常生活においても、食料とエネルギー自給率の低い日本にとっては、物価の上昇に即つながりますからね。この円安はいつまで、そしてどこまで続くんでしょうか。

そんな明るい見通しの無い今の日本ですが、昨夜も頂きものを肴に晩酌はしました(笑)。

刷毛目の平盃は以前にもご紹介したことがありますが、直径10㎝程とサイズがよく、刷毛目が厚掛けの白泥で力強く描かれています。裏面にも刷毛目が施されています。残ながら、割れたものを金継で直しています。入手した時は接着剤か何かで付けられていたものを、金継にしてもらいました。呼継ぎではなく、パーツは全て元の物で割れ継ぎです。いい感じにアジが付いて来ています。まだまだこれから楽しみです。

高麗青磁の徳利も過去に何度かご紹介したものです。石ハゼのような小さな穴と高台付近の釉溜りにカセがありますが、無傷完品で青磁釉薬の色も大変美しいです。容量も1合半程度でサイズ形もいいです。黄褐色の米色青磁と言われるものではない、青緑色の青磁釉薬の徳利となるとあまり数を持っていませんので、この徳利の登板頻度も高くなってしまいますね。

お料理の方ですが、おでんは李朝末期の陶器の鉢に、ピーマンの肉詰めは李朝分院末期の染付小皿に、ピリ辛キュウリは李朝初期の堅手小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

おでんを盛った李朝末期の陶器の鉢は、家には2つあって今回のは小さめのサイズの物です。おかずの分量などにより使い分けています。この手の鉢はあると便利です。

もう10月中旬で季節的にはおでんで良い季節なのですが、ここ数日は日中25℃を超える夏日が続いています。夏日は今日までで、明日からはまた季節に合った気温になるようです。体調管理に気をつけましょう。

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昨夜の晩酌(もらい酒の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年10月07日(金)

20221007①プロ野球のクライマックスシリーズが明日から始まるようです。阪神タイガースもセリーグのCSに出場することになりました。辞退したらいいのにと思いますね。3位ですが、シーズンの成績が68勝71敗4分で勝率5割を割ってます。今のルールでは勝率関係なく3位までがCSに出場することになっているんでしょうが、普通に考えたら資格ないですよね。今回もしも阪神がクライマックスシリーズを勝ち上がって日本シリーズに出て、そこでまた勝ってしまって日本一にでもなったらどうするんでしょうか。シーズン143試合の結果は何だったんだ?ということになりますよね。まあ、我が阪神に限ってそんな奇跡を起こすことはないと思いますけどね(笑)。

昨日は病院での検査が終わりましたので、安心して晩酌しました。

盃は以前にもこちらでご紹介したことがあります。もう2年以上前になりますが。サイズ良く、貫入・火間・釉垂れ、それに写真では分かり難いのですが、見込みや底部にはぽつぽつと雨漏りも出ており、大変見どころの多い盃です。しかし残念なのは口縁部に大きめの金継があります。購入時にはこれが欠けたままの状態でした。その当時は盃や徳利の口欠けを自分で金継していましたので、自分で直せばいいと思い購入したのでした。結構大きめのキズでしたので、これは苦労するかなと思いながらやってみたら、なんと失敗無く一度でうまく出来てしまったんです。うまくといっても、プロが見たら全然でしょうけどね(笑)。20年ぐらい前にソウルの仁寺洞の骨董店で入手したものです。

堅手の徳利も以前ご紹介したことのあるものです。完品のように見えて、実は口縁の1ヵ所にほんの小さなホツがあり銀継ぎされています。サイズはちょうど1合入ります。盃を入手したころの自分なら、これでは小さすぎると思ったでしょうが、今はこれでちょうどいいです(笑)。青みがかった釉薬がきれいです。特に高台の周りが釉溜りになっていて、なかなか見ごたえがあります。時代は李朝初期です。

お料理の方は、昨夜も頂いたもの、もらいおかずです(笑)。もらいおかずの種類が多かったので、大皿に盛ってみました。ほうれん草のお浸し、大根煮、おから、すき焼風煮の4種でした。器は李朝分院末期の染付皿です。牛串カツは李朝初期の堅手小皿に盛り付けてみました。実は昨夜はお酒の方も頂きもの、もらい酒でした。「京・北山の地酒 羽田」「北山杉と清流の里で伝統の手造りで醸し上げた地酒」とラベルに書いてありましたが、酒造会社名を見るのを忘れてしまいました。クセがなく、さっぱりとした飲みやすい感じのお酒でした。頂きものばかりで晩酌ができて、本当にありがたいことでした(笑)。

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昨夜の晩酌(阪神次期監督内定の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年09月29日(木)

20220929①阪神タイガースの次期監督が岡田彰布氏に内定しましたね。よかったと思います。前回の阪神監督時にはリーグ優勝してますし、他球団(オリックス)での監督経験もありますしね。もう一人の候補者として名前が上がっていた平田二軍監督でもよかったと思いますよ。彼は選手時代から幹部候補生でしたからね。私の子供のころからの妄想ですが、阪神は選手時代から将来の監督候補を幹部候補生として育成・優遇していると思っています。私が子供のころに最初に思った幹部候補生は安藤統男さんでした。その次が中村勝弘さん。その後が平田現二軍監督、木戸克彦さんが私の中での幹部候補生でした。

私の妄想の幹部候補生の条件というかイメージは次のようなものです。

・生え抜きで関東六大学野球リーグ加盟大学出身者である。

 安藤氏(慶応義塾大学)、中村氏と平田氏(明治大学)、木戸氏(法政大学)

・レギュラーであった時期もそこそこあるが、中心選手・スター選手ではない。 

妄想です、妄想(笑)。ちなみに岡田氏は早稲田大学出身ですが、スター選手で現役最後は他球団で終えたので対象外でした。スター選手は我儘で球団の言うことを聞かないから幹部候補生にはなれないのだと、当時の私は考えていたようです。変な子供です。というか、子供のころから変でした(笑)。

私の妄想話が長くなってしまいましたが、タイガース来年頑張って優勝目指して欲しいです。今年はもういいです(笑)。

晩酌ですが、祭器形の白磁盃は以前にご紹介したことがありましたが、口縁にニュウとホツがあったのを金継してもらいました。口縁部の内側にもニュウがありますが、ここは金継せずにそのままにしておいてもらいました。内側なので口が当たることもありませんし、あまり金継が目立つのも好きではありませんのでね。「祭器形の盃」という表現は考えてみるとおかしいですね。元々小型の祭器を見立てで盃として使っている訳ですからね。このサイズの祭器は、なかなか出会うのが難しいですね。

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徳利も染付の乳瓶を見立てたものです。乳瓶は初めての母乳をお供えする器と言われていますが、李朝の乳瓶というと白磁の面取の物がよく知られており人気ですね。この手の丸っこい染付の物も李朝後期分院の物を図録などでは見かけますが、高価ですし入手困難です。こちらは分院末期のものなのか民窯の物なのか、このあたりの物になってくると判断がしづらいですね。多分民窯ではないかと思っているのですが。染付で描かれているのは蘭草紋のようですが、かなりくずれた絵です。肌の色もグレーっぽいし染付の色も黒っぽい上がりのよくない物ですが、普段使いにはこんなもんでいいですよね。容量は2合ほどです。

お料理の方は、ニラ肉炒めは李朝初期堅手の大皿に、子芋煮は伊羅保手の小鉢に、すき焼風煮は李朝初期の堅手小皿にそれぞれ盛り付けてみました。ニラ炒めはニラをちょっと炒め過ぎたので、ヘタってしまいましたね(笑)。

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昨夜の晩酌(大型台風接近中の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年09月18日(日)

20220918①大型で強い勢力の台風14号が日本に接近中です。と言うか沖縄・奄美・九州南部などの地域は、もうすでに暴風圏に入っているようです。最悪日本列島を縦断するコースを進んで行きそうです。今のところ近畿へは、明日の午後から夜にかけて最接近するようです。心配です。

今回の台風14号の規模と勢力について気象庁は「記録的な」とか「これまで経験したことのないような」といった表現で説明していますが、ここ数年毎年こんな言葉を聞いているように思いますが。

そんな中ですが、昨夜の晩酌です。高麗徳利はこちらでも何度かご紹介しました。私がソウルにいた90年代に仁寺洞の骨董店で見つけたものです。口縁に欠けの共直しが、ごく小さいものも併せて4箇所ほどありましたので、外して自分で金継したものです。素人の仕事ですから、決して上手な直しではありませんが。最近はあまり出番がなくなっていましたが、ソウルにいた時やこちらに戻って来てからもよく使った徳利でした。丸っこいコロリンとした形が可愛らしくて気に入っていました。容量は約2合です。

盃の方も、ソウルにいた90年代に踏十里古美術商会で見つけたものです。時代は李朝末期だと思いますが、見込みのビードロ釉が大変美しいです。焼成時に窯の中で傾いた状態になっていたことにより、このように釉だまりが生じたものですが、これほど大きくて立派な釉溜りは他に見たことがありません。実にいい景色です。口縁に2か所金継があります。今回この盃を使い終わり洗って片付けようとしてたら、金継した箇所のうちの1箇所が外れてました。直しをお願いしなければなりませんね。もう今は自分ではやりませんのでね。

お料理の方ですが、カレイの煮付けは李朝後期分院の白磁皿に、南瓜煮は高麗青磁の小鉢に、インド瓜としめじの炒め物は李朝末期の染付小鉢に、小松菜とお揚げの炊いたんは李朝初期三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

皆様、台風にご用心ください。明日は店を開ける予定ですが、気象庁の情報などで今後の状況を確認の上、判断いたします。

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昨夜の晩酌(青井戸手と扁壺の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年09月09日(金)

20220909①こちらのブログ更新の間隔が1週間以上が空いてしまいましたね。4日第1日曜日の東寺ガラクタ市はいつも通り欠席。その日かその前日あたりに晩酌しようと思っていたのですが、昨日8日(木)に病院の予約が入っていましたので、病院の検査が終わってからの方がいいかと思い、昨日の晩酌になってしまいました。

徳利は高麗青磁の扁壺です。扁壺は壺や瓶の胴の二方を平たくとって扁平にした物ですが、この徳利は一方だけが平たくなっています。このタイプの徳利は時折見られますが、青磁の場合この徳利のように、黄色がかった色の米色青磁と言われる物に見られるように思います。米色はお米の色ではなく、稲穂のような色合いであることから呼ばれるものです。可愛らしいサイズですが、これで1合ちょい入りますので今の私には適量サイズですね(笑)。穴も大きいので使いやすいです。と言いながらこれまで登板機会は少なかったんですけどね。

青井戸手の盃はこちらも久しぶりの登板ですね。徳利も盃も過去に一度ご紹介していたと思います。貫入も高台内や脇の梅花皮(かいらぎ)しっかり出ていて、見どころの多い良い盃ですが、使用頻度は低い方でしたね。サイズもフォルムを大変いいのですが、もう出来上がってしまってる感じなんですよね。見て「いいな」とは思うのですけれども、使うとなるとまだこれから育てがいがある盃の方を使いたくなるんですよね。贅沢言ってますね(笑)。

お料理の方ですが、アジの干物は李朝初期の堅手皿に、茄子の胡麻和えは李朝初期三島の小鉢に、おからは伊羅保手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

アジの干物は脂がのっていて、大変おいしかったですね。今まで食べたアジの干物の中で一番おいしかったんではないでしょうか。もちろんもらい物ですけどね(笑)。

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昨夜の晩酌(ベタ底コンビの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年08月29日(月)

20220829①ここ数日は若干暑さが和らいできたように感じますね。と言ってもまだ30℃超えの真夏日ではありますが、ここしばらくは35℃超えの猛暑日はありませんでした。昨夜とその前の晩とは、本当に久しぶりにエアコンつけずに夜寝ることができました。昼間は仕方ないにしても、夜だけでも涼しくなってくれるとありがたいですね。7月・8月はエアコンつけっぱなしで、枕の上に保冷剤置いて寝てましたからね。コロナ禍で散髪に行くのやめてからは、夏場の夜に寝る時は頭が暑くて(笑)。このまま涼しくなって行ってくれればいいんですけどね。

昨夜の晩酌です。昨夜の酒器は盃、徳利とも過去にご紹介したことのあるものです。これまで、過去の紹介記事がご覧いただけるようにご案内していたこともあったのですが、この「昨夜の晩酌」も4年近くにわたり、平均月3回程の頻度でやって来ましたので、過去の紹介記事を探すのがしんどくなってしまいました。それで今回はズボラしました(笑)。

アジのいい堅手の半筒盃は、見込みの中心あたりに小さくて深いくぼみが施された珍しいスタイルのものです。サイズも大き過ぎず小さ過ぎずベストなサイズです。ベタ底で砂付きになっていますが、粗い砂付きではなく膳を傷つける心配もない程度のものです。

伊羅保手の徳利は、容量が約2合と今の私には少し大き過ぎるサイズです。でもまあ、お酒をいっぱいいっぱいまで入れず、調整すればいいんですからね(笑)。無傷完品で釉薬の状態もカセが無く光沢のある美しい肌を保っています。穴も大きくてお酒を注ぎやすいです。こちらもベタ底でした。意識してベタ底を揃えた訳ではなく、偶然こうなりましたね。

お料理の方ですが、手羽先の焼き鳥は李朝後期分院の中皿に、豆腐そうめんは李朝初期の堅手茶碗に、オクラの胡麻和えは李初期の堅手小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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