京料理 はり清
創業1656年、350年余続く京料理「はり清」さんでお昼ご飯を頂きました。
こちらは、京都五条の地で最初は小さな茶店として始まり、江戸中期から230余年、京料理一筋に歴史を重ねてこられたそうです。伝統的な京料理をいただける今や貴重なお店です。
今日は松花堂弁当(5,000円税・サ別)を築100年の町家の1階の離れで、お庭を眺めながらいただきました。離れを使う場合は、別に席料(2名で1,600円でした)が必要です。写真上の折りの他に、椀物とお刺身、水物が付きます。本日の水物はカボチャのブリュレでした。
夜のお献立は、懐石10,000円(税・サ別)からになります。
場所は大黒町通五条下ル(東山郵便局の西側の通りを下がった(南に入った)ところです)。京阪「清水五条駅」より徒歩約5分です。
東寺 弘法市
本日21日ですので、東寺の弘法市に行ってきました。先月までとは違い、気候も良くなりいいお天気で、日曜日でもありましたので露店の出店も人の出も多かったです。残念ながら今回も骨董の収獲は無かったです。
それでいつものように、チリメンジャコを買いました。写真がいつもチリメンジャコを買うお店です。以前は東門を入ってすぐのところで売っていましたが、半年ぐらい前だったかと思いますが、そこからさらにまっすぐ進み、北門に抜ける道のあたりに干物屋さんがあるのですが、今はその隣に移られました。手洗場のあたりといった方が分かり易いかもしれませんね。枡に一杯が500円、3杯で1,000円です。ここのジャコ美味しいです。大きい(粗い)のと小さい(細かい)のがありますが、私はいつも細かいのを買います。
それと、干芋が復活していましたので、こちらも買ってきました。干芋といっても最近の干芋は、昔のようにカチカチに乾燥した非常食のようなものではなく、しっとりとスウィーツのような感触になってきており、夏場だとすぐに傷んでしまうため、先月までは出ていませんでした。久しぶりです。
昨夜の晩酌
昨夜の晩酌です。
唐津のような李朝末期の盃と高麗徳利は、いずれも90年代ソウル在住時に購入したもので金継があります。購入時には無傷完品でしたが、家で煮沸すると共直しが出てきました(笑)。もずく酢を盛った高麗青磁の小碗にも金継があります。こちらは購入時から口縁に共色直しががあるのは分かっていましたが、家で水洗いしていたら直し部分がボロリととれたのには驚きました(笑)。
金直しは3点とも私が自分でしたものです。徳利は写真では分かりにくいのですが、口縁に4か所ほど金継しています。以前は金継を独学でしていたのですが、なかなか上手くいかないので今はもうやりません(笑)。特に漆の上に金を蒔くのが上手くできないため、漆に金粉を混ぜてそれを塗り付けて研いでいましたので、金粉の消費量も馬鹿になりませんでした。金の無駄遣いだと思い、今は専門家にお願いしています(笑)。
高麗徳利は、ころりんと丸っこく可愛らしい形状で、一時はこれでよく飲んでいました。容量は約2合で、10年ぐらい前までは晩酌にこれに2回注いで飲んでましたが、今は1回で十分になりました(笑)。
高麗青磁小碗の方は、北朝鮮の青磁が中国経由で韓国に入って来て、青磁の価格が下落する以前に購入しましたので、当時はこれでも結構なお値段でした。少し大きめですが、ぐい吞みとしても使えます。
ブリの塩焼きは李朝初期官窯の白磁皿に盛り付けています。
老松古美術祭
今日と明日(10月13日(土)、14日(日))大阪西天満の骨董街・老松町で、老松古美術祭が開催されます。
こちらの古美術祭は、毎年春と秋の年2回開催されます。期間中、各店舗で無料鑑定も行われるようです。
開催日時:10/13(土)・14(日)
開催場所:大阪市西天満四丁目界隈(旧 老松通)
昨夜の晩酌
昨夜の晩酌です。
写真手前の盃は李朝末期のもので、口縁に金直しが2箇所、ニュウも数箇所見えますが、貫入の入った枇杷色の肌から、井戸手盃と呼んでよいかと思います。ちなみに、カイラギは出ていません。
高麗青磁の徳利は、ぽってりとした形状ですが口づくりは端正で青磁釉が大変美しく、正に翡色と呼ぶに相応しいものです。煙が入って色変わりしたような部分も一切ありません。底部に少しカセた部分がありますが、無傷完品です。容量は1合半を少し超える程度です。
生姜煮は李朝初期の小皿に、切り干し大根の煮物は李朝末期分院の小鉢に、ホタテのバター炒めは李朝後期分院の白磁皿にそれぞれ盛り付けてみました。
初期の小皿は平盃としても使えるサイズです。分院の皿は、最近では韓国の骨董店でもなかなかお目にかかれなくなってきました。たまに出会えても、びっくりするぐらい値段が高騰しており手が出ません(笑)。昔もっと買っておけばよかったなぁと後悔しています。
一平茶屋
川端四条下ルの「一平茶屋」さんに行ってきました。
こちらは大正時代から続く京料理のお店で、お店の建物がその当時のまま、ほとんど手が入れられておらず、特にお二階の個室はその当時のたたずまいそのままで、実に好感が持てます。
こちらは「かぶら蒸し」が名物なのですが、その他のお料理も大変繊細で手の込んだ品を出してくださいます。今日は上かぶら蒸し定食をいただきました。
写真上から名物かぶら蒸しです。これからの季節、これが温まります。写真下、左から八寸、よこわとヒラメのお刺身(生湯葉が添えてあります)、子持ちアユの塩焼きです。
これ以外にあと3品とちりめん山椒ご飯と赤だし、お漬物が出ました。お値段は1人前税込6,480円とお安いです。飲み物代は別です。
今回は、お二階の大きい個室でいただきました。お二階は大きなお部屋1つに小さいお部屋2つあります。2階を使う場合、個室料金が必要ですが、ぜひとも2階の個室をご利用いただきたいお店です。そう言いながら、店の外観や内観の写真撮るの忘れました(笑)。こちらは木曜定休です。
昨夜の晩酌
昨夜の晩酌です。
白磁の盃は後期分院のものです。口縁に1箇所金直しがあります。
鉄砂徳利は口を欠いており、ぐるりと銀直しが施されていますが、このように独酌サイズの鉄砂徳利は希少です。
両面に木の枝なのか草なのか、よく分らない絵が描かれています。この手の鉄砂徳利は、両面に同じような絵が描かれていることが多いのですが、この徳利は写真のように絵が少々違ってます。1枚目の絵の方が複雑で面白いですが、鉄砂が薄いです。対して2枚目の絵の方は4つに枝分かれした単純な絵ですが、鉄砂の色が濃く力強いです。容量は1合半程度です。
もずく酢は三島の小鉢に、ひじき煮は李朝初期の茶碗に盛り付けてみました。
「昨夜の晩酌」はシリーズ化されます(笑)。お楽しみに。
臨時休業
既にお知らせいたしましたとおり、明日9月30日(日)は、近畿地方に台風24号が接近するため、「李好」は臨時休業とさせていただきます。ご了承の程、何卒よろしくお願いいたします。
先の台風21号の時はちょっとなめていましたが、今回は店を臨時休業にして、店舗内に飛来物対策をして帰ります。
写真のように、窓の棚に置いた物を全て移動し、窓ガラスに養生テープをバツ印に貼り付けました。窓のそばにあるガラスケースの背面にも同じく養生テープでバツ印です。この店舗は2階なのでシャッターなどはもちろんなく雨戸も無いため、窓に飛来物が飛んで来たらもうそれでお仕舞いです。ここでは飛来物に対する対策はこれしかありません。ここまでしたら、ちょうど店の養生テープが全部なくなりました。
とにかく今回はなめることなく、最善を尽くします。近畿地方に接近するのは明日の午後から晩にかけてのようです。何事もなく過ぎ去ってくれることを祈ります。皆様もどうぞご用心ください。
祇園 韓日亭②(2019年6月閉店)
韓国留学時代の友達のリクエストで、一昨日に続き昨日の晩ご飯も祇園の「韓日亭」で韓国料理を食べました。
昨日はサムギョプサルとチャプチェを食べました。こちらは、注文した料理以外のおかずがサービスで出てくるところが、韓国の食堂と同様の韓国式で好感が持てますし、懐かしいです。
サムギョプサルセットは、サンチュやサラダ、ニンニクと唐辛子のスライスがついて4,000円で、分量は大体2人前程度です。お安いと思います。
お酒は、昨日は私が焼酎を友達の方はマッコリを飲みました。ここ数日、ずっと酒飲んでます。次回の検査が楽しみです(笑)。
主人のアジュモニに確認したところ、「韓日亭」の営業時間は、17:00~翌5:00だそうです。定休日は日曜日ですが、毎月最終日曜日は営業するとのことです。
ご参考までに。
※韓日亭さんは2019年6月17日をもって閉店されました。
祇園 韓日亭(2019年6月閉店)
昨日は、韓国留学時代の友達がはるばる東京から遊びに来てくれましたので、晩御飯は韓国料理を食べに行きました。
韓日亭の場所は、よしもと祇園花月の裏になります。詳しく言うと、祇園の交差点から東大路通を上がり(北へ行くことです)、一筋目のよしもと祇園花月の手前の道を西(左)に入り、一筋目を右に入った道の西側(左側)にあります。
ここは韓国の方(ネイティブコリアン)がやられていて、焼き肉系だけでなく韓国の食堂にある食事メニューの多くを食べることができます。ソウルから帰ってきて数年後にこちらの店を知るようになり、それから年に数回程度お邪魔しています。昨日は1年ぶりぐらいで、本当に久しぶりの訪問でした。昨日はチヂミとオジンオポックム(イカの辛炒め)を食べました。お酒の方は、ビール、マッコリ、焼酎といろいろ飲みました。
営業時間は、ハッキリとは分らないのですが、18:00頃から翌朝までは開いています。定休日は不明ですが、祇園という場所柄、日曜日はお休みの可能性が高いと思います。
※韓日亭さんは2019年6月17日をもって閉店されました。