韓国の護符③
先にご紹介した『萬古秘伝 靈符作大典』をパラパラと見てみると、よく当時これだけの種類の護符を作成したものだと感心ます(呆れ半分ですが)。それと共に、当時の人々の生活の中に神の力に頼ることでしか解決できないような、災いや叶い難い願い(望み)等がいかに多くあったかが想像できますね。
そんな『萬古秘伝 靈符作大典』にある韓国の護符の中で、一番印象的なのが写真の「人鬼退治符」です。
「人鬼」とは死霊のことで、無念の死、非業の死を遂げた人の霊魂が彷徨い、人に取り憑いて疾病、病苦、異変などを引き起こすとのこと。そこで、この絵を描いたお札を部屋の扉の上に貼っておけば、家の中に入って来られないのだそうです。
最初にこの絵を見つけた時には、爆笑してしまいましたが、その内容はいたって真面目なものでした。
このお札の絵を見た霊は、可笑しくて、アホらしくなって帰ってしまうのでしょうかね(笑)。怒られますね。
韓国の護符①
開店前の5月末に開店のごあいさつのためにソウルに行ってきましたが、その時に当店へご来店いただいたお客様に記念として差し上げるために、護符を50枚買ってきました。お帰りの際に、バタバタしていてお渡しできなかったお客様もいらっしゃったようで、申し訳ございませんでした。
写真の黄色い紙に赤字で何やら怪しい文字のようなものが書かれたものです。ちなみに、これはハングル文字ではありません。「所願成就符」として、曹溪寺というお寺近くの仏具店に売っていたものです。1枚残ったので、自分用に店の机の横の壁に貼りました。願いが叶うといいなあ(笑)。
ところで、この護符について、これも同じ時にソウルの教保文庫という本屋で買ってきた『萬古秘伝 靈符作大典』という本で調べてみると、今回購入した護符は、写真のように「所願成就符」ではなく「所望成就符」であることが判明しました。
下の写真で分かる通り、上が「所願成就符」、下が今回「所願成就符」として購入した護符で、正しくは「所望成就符」でした。
まあ、願いが叶う、望みが叶う、おんなじことですけどね(笑)。
骨董遊学
今日も京都は気温36℃超えの猛暑日だったようです。この暑さでお客さんもほとんどありません。今日はそれでも一組だけ来ていただきました。もう、2週間ほどこんな猛暑日が続いています。猛暑の前は集中豪雨でしたので、やはり影響しますね。
今日は閉店後、NHK文化センターの教養講座「骨董遊学」を受講しに行ってきました。毎月一回、第4木曜日の19:00~20:30に開催されます。この講座を受講し始めてもう13年にもなります。講師は古門前の骨董店の店主で、今回私が当店を開店するにあたり、店舗物件のご紹介をいただいたりした、大変ご恩のある方なんですよ。
講義の内容は、講師が準備した骨董品大体10数点の鑑定を受講者が各自で行ない、最後に講師がそれぞれの品物について解説し、答え合わせをするといったものです。
人気講座で、30人超の受講者が常にいるのですが、今日はさすがに連日の猛暑のため、受講者がやや少なかったです。
帰りに祇園の王将で、ビール一杯やって帰ってきました。これで大人しく寝ればよいのですが、家でまたもう少しやってしまうんですよね(笑)。
篠田屋 「皿盛(さらもり)」
天神さんからお店に移動し、お店で無事に棚の納品を受け、お昼ご飯を京阪三条駅近くの篠田屋さんで食べました。
篠田屋さんは外観写真のとおりの昭和の大衆食堂の趣のあるお店です。創業は明治とのことです。京阪三条駅8番または9番出口から徒歩30秒以内にあります。昭和レトロな雰囲気の店内も写真に撮りたかったのですが、なにせお客さんが多かったもので、こちらは諦めました。
そんな篠田屋さんで今日は写真の「皿盛(さらもり)」をいただきました。「皿盛」は一見するとカツカレーのようですが、カレーうどん用の餡かけ出汁をかけているのが特徴です。
このメニューの誕生秘話については、テレビや多くのブログなどで紹介されていて、ご存知に方も多いと思いますので、ここでは省略いたします。検索してみてください(笑)。
皿盛のお値段650円というのもお安いですが、こちらの人気ナンバーワンメニューの「中華そば」は、なんとお値段500円です!いつの時代の値段や!と言いたくなりますが、店内のメニューの値段を見るとすべて安いです。650円が最高額なんですね。
今回食べた「皿盛」ですが、以前よりカツが小さくなっていたのが残念でした。
また、店内禁煙ではないので、たばこが嫌な方には残念ながらお勧めできません。
店内禁煙にしてほしいです。残念です。
土曜定休です。
北野天満宮 天神市
本日は25日ですので、北野天満宮の天神市に行ってきました。
21日の弘法市同様、今日も出店が少なかったです。境内の参道にも露店がまばらにしか出ていませんでした。毎年夏は出店が減るのですが、今日は極端に少なかったです。時間が8時頃と早かったせいもあるかもしれませんが。いつも絵馬堂前で行なわれる猿回しも、時間が早かったせいか、まだ準備中でした。 ただ、写真のように境内は七夕笹で飾られていました。京都の夏のイベントに「京の七夕」というのが8月の上旬にあり、市内にいくつかの会場が設けられているのですが、北野天満宮もその内の1つです。8月4日(土)~16日(木)の期間中、境内夜間拝観と史跡御土居のライトアップが行われるようです。
拝殿前で北野天満宮境内の梅で作る大福梅が干されていました。お正月元日のお茶に入れていただく物です。これをいただいて1年間の健康を祈るのです。詳細は看板を拡大してご覧ください(笑)。
骨董の業者は、ほぼ弘法さんと同じ業者が出店しています。中には弘法さんだけ、または天神さんだけに出店する業者もいるのかもしれませんが、そこまでの詳しいことは分かりません。残念ながら、今回骨董の収獲はありませんでした。
今日は水曜日で定休日なので、本来ならもっとゆっくりしてくればいいのですが、先日購入した棚が今日の午前中に店に納品されるため、8:40頃に天満宮を後にして店へと向かいました。
東寺 弘法市
本日21日ですので、開店前に東寺の弘法さんに行ってきました。京都は21日が東寺の弘法市、25日には北野天満宮の天神市があり、それぞれ骨董の露店が出ます。
京都はここ一週間38℃を超える猛暑日が続いているため、今日は露店の出店が少なかったです。朝9時前に行ったのですが、気温はすでに32~33度ぐらいにまで上がっていたように感じました。
蓮池の蓮の花がきれいに咲いていました(写真下)。
いつも立ち寄るのは韓国の業者、金さんのお店です。いつも写真のように高麗・李朝の雑器がテーブルの上に沢山並べられています(写真下右)。
弘法さんと天神さんでは、骨董だけでなく飲食物、食品、植木、日用雑貨などのお店もあり、そちらを見るのも楽しみです。今日はチリメンジャコと万願寺トウガラシを買いました。
京都の骨董市としては、ほかにも第1日曜日にも東寺で「東寺ガラクタ市」が、また3月・6月・10月に竹田のパルスプラザという展示場で「京都アンティークフェア」が開催されます。
また、その都度報告いたします。
土用の丑 「先斗町 いづもや」
今年は土用の丑の日が今日7月20日と8月1日と2回あります。確か去年も2回ありましたね。そんな訳で、本日はお店を閉めてから先斗町のいづもやさんで鰻をいただきました。
本日は鰻重と「うざく」をいただきました。こちらの鰻重は肝吸いとお漬物付きで3,200円(税別)とお値段は他に比べお安いです。「うざく」が800円で合計4,000円(税込4,320)なのですが、いつもレジにマネージャーさんがいらっしゃる時は、一割引きにしてくださいます。それで本日も3,600+税(3,888円)のお会計でした。ありがたいです。
こちらは、ひょうたん弁当(2,800円税別)等お手軽なお値段で京料理が楽しめるので、観光客に人気です。また、5月~9月は写真のように床でお料理を楽しむこともできます(夜の床料理は6,000円(税別)から)。ただ、最近は店内のお客さんの大半が外国人観光客になっているのが、ちょっと残念です。
明日は21日なので出勤前に東寺の弘法市に行ってきます。
マルシン飯店(東山三条)
本日は、午前中検査のため病院に行ってきました。そのため、営業時間を13:00~に変更させていただきました。糖尿のため2か月に一回検査に行っています。
朝食抜きでしたので、お昼はボリュームあるものをと思い、東山三条のマルシン飯店で写真の「中華定食B」をしっかりいただきました。お値段880円です。
いつもお店営業中のお昼は、コンビニでおにぎりか助六とサラダを買い、店内でササッと軽く食べるのですが、久しぶりにお昼ガッツリいただきました。
こちらは、一時写真右下のようにお昼行列のお店になっていたのですが、今はすっかり落ち着きました。
人気メニューに写真下左の天津飯があります。こちらの特徴としては玉子の上にかけた餡にもまた玉子が散らしてあります。結構なボリュームです。
日替定食もあり、この日は鶏の辛子炒め・かに玉・春巻・揚げシューマイでした。
餃子は普通ギョーウザと熟成豚肉ギョーザがあり、お店としては熟成の方を売りにしているようですが、値段差もあるので私は普通の餃子しか食べたことありません。普通でも十分おいしいです(笑)。
午前11時~午後2時までは、写真下右のようなタイムサービスもあります。
東山三条下ル西側にあります。古門前・新門前の骨董街から徒歩5~10分です。
追記 こちらは、火曜定休です。