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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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御誕辰祭 北野天満宮・天神市 2023

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年06月25日(日)

20230625①今日は25日ですので、朝から北野天満宮の天神市に行って来ました。本日6月25日は、菅原道真公のお誕生日の祭典である御誕辰祭です。

御誕辰祭には、楼門に掛けられた大茅の輪をくぐって無病息災を願う「大茅の輪くぐり」が行われます。過去には参拝者達が大茅の輪の茅を引きちぎって持ち帰えり、大茅の輪が竹の枠だけになってしまうという時期がありました。しかしここ数年、茅の付いた小さな茅の輪を「茅付 茅の輪守」(写真9番目)として販売し、大茅の輪の茅をとらないようにと神社の人が注意するようになったため、ここ数年は写真のように大茅の輪は無事でした。これももう定着したようでよかったです。

また本殿前にも普通サイズの茅の輪が設置されており、多くの人たちがこれも通り抜けていました。今年もまた厄除け・病気除けの「茅の輪守」(写真8番目と最後)を買って帰って来ました。今年もこれを周りの人たちに配ります。

本殿前の茅の輪は30日の夏越の大祓の時にも建てられます。

今日は日曜日でお天気の方もよいとの予報でしたので、人の出は多かったですね。ただ露店の方が境内の大鳥居から楼門までの通路に空きスペースが目立ってましたね。

やっぱり修学旅行生は多かったですね。5番目の写真のように撫で牛を撫でる修学旅行生の姿が目につきましたね。撫で牛は頭を撫でると頭がよくなり、自分の体の悪いところを撫でた後、撫で牛の同じ場所を撫でると悪いところが治るとも言われていますので、修学旅行生は牛の頭をいっぱい撫でて帰るといいでしょう(笑)。もちろん勉強もしての話ですけどね(笑)。

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今日、上七軒の歌舞練場のところに15番目の写真(最後から2番目)のように、「ビアガーデン」のぼんぼりが立っていましたので現在開催中かと思ったのですが、ホームページ確認したら7月1日(土)からでした(期間:9月5日(火)まで)。予約が必要なようですので、ご関心おありの方は下記の上七軒歌舞会公式ホームページよりご確認ください。

 ※上七軒歌舞会公式ホームページ  https://www.maiko3.com/beer-garden/

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東寺・弘法市 2023年6月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年06月21日(水)

20230621①21日は東寺・弘法市の開催日です。見に行ってきましたよ。

今日は水曜日でお休みでしたので、店を開ける時間のことなどを考えずに済みますので、朝起きてからのんびりと用意をしてたら、現地到着が10時前になってしまいました(笑)。いつもより約1時間遅れですね。余裕こいてるとこうなってしまいますね(笑)。

今日は平日だったんですが人の出は多かったですね。それでもコロナ禍以後はバスが以前のようには混まないので助かります。でも露店の出は思ったより少なかったですね。3番目写真のように空きスペースが目立つところが、特に東門を入った通路の場所に目立ってましたね。梅雨時ですからね。天気の方を心配して出店を控えた業者が多かったんでしょうね。

今日はお休みだったので、ゆっくりしようと思っていましたが、お天気の方が曇りだったんですが雨が降り出しそうな感じだったので、早々に退散して来ました。結局は降りませんでしたね。午後になって少しパラパラと来てはいましたが。明日は大雨みたいですけど。

今日も収獲はありませんでした。もうずっとそうですけどね(笑)。食料品の方も、もう夏場で干し芋も出なくなりましたからね。夏場は飲食や食料品の露店も少なくなりますからね。さみしいですね。それとやっぱり韓国の物が出ませんね。キム社長来なくなってから買うものが無くなっちゃいましたね。もう3年以上になりますね。元気でいてくれればいいんですけどね。

次は25日の北野天満宮・天神市のご報告をします。天神さんも韓国の物は出ないでしょうけど、今月は茅の輪くぐりがありますし、また茅の輪守りも買わないといけませんからね。頑張って行って来ましょう(笑)。

最後の五重塔の写真にサギが2羽います。1羽はお堀の中ですが、もう1羽はどこにいるでしょうか?探してみてください。簡単すぎましたかね(笑)。

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昨夜の晩酌(いただいた盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年06月18日(日)

20230618①先週の後半あたりから、梅雨の中休みというのでしょうか、雨の降らない日が続いていますね。その代わり気温の方が30℃超えの真夏日の日が続いています。まあ、もう6月も中旬ですからこれぐらいの気温で普通なんでしょうけどね。まだ今のところは店までの行き来は徒歩ですが、もうそろそろ、行きは市バスを使わないといけなくなりますね。バスもねえ、観光客でいっぱいなんであんまり乗りたくはないんですけどね。最近また新型コロナの感染者も増加しているようですからね。感染症分類が5類になったのはいいんですが、いまだに季節性インフルエンザに対するタミフルのように、有効な治療薬が開発されてませんからね。私はまだ、感染症対策を怠ってはいませんよ。

昨夜も酒の肴によさそうなものを沢山いただきましたので、それらをあてに晩酌しましたよ。まあ、いつもそうなんですけど(笑)。

受け皿付きの堅手の盃は、元は明器だったものだと思います。盃も受け皿の方も砂付きのべた底なのですが少々擦り整えられています。この盃は昨夜、本当に久しぶりに使ってみました。

この盃、実はいただいたものです。多分10年ぐらい前になるかと思いますが、ソウルの競売場でそこで働いていたおねえさんからいただきました。そのころはまだ勤め人でしたが、骨董目的でソウルに2、3か月に1度は行っていて、その都度その競売場に顔を出していました。その度にお菓子(大したものではありません。チョコレートやおたべなど)をお土産に持って行って渡していたのですが、ある日「吉田さんいつもうちの競売場に来てくださって、毎回お土産もいただきありがとうございます。吉田さんは盃がお好きだと聞きましたのでこれを差し上げます。」と言って渡してくださいました。大変恐縮でしたが、礼を言ってありがたくいただいたものです。

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今もそのおねえさんがいるかどうかは分かりませんが、競売場の方は今もやっているようです。また行ってみたいのですが、開催日が確か土曜日か日曜日でしたので、なかなかその日程では行けないんですよね。しかしながら、昨夜は久々に思い出深い盃で一杯やりましたので、懐かしい当時のことを色々と思い出して、楽しい晩酌でした。

徳利は、もうこちらで何度もご紹介している三島です。口部に大きなキズの金継ぎが2か所施されていますが、カセもなく肌の状態がよい徳利で気に入っているものです。容量も1合2勺程と独酌にピッタリなんです。

お料理の方ですが、揚げ出し豆腐は李朝初期の堅手皿に、ニシン茄子は李朝初期白磁の小皿に、蕨の白和えは高麗青磁の小鉢に、切干大根煮は李朝初期堅手の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

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平安蚤の市 2023年6月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年06月13日(火)

20230613①今日13日(火)は平安蚤の市の開催日でしたので、開店前に見に行ってきました。こちら平安蚤の市は、天候によって中止のこともあるので、今回は梅雨時でもありお天気の方が心配されたのですが、幸い無事に開催されましたね。思ったよりいいお天気になったのですが、蒸し暑かったですね。日曜日ぐらいまでは結構よく雨が降りましたので、疎水の水位がかなり上がってたのには驚きました(写真2番目)。

今日も平日なのに人は多かったですね。今日はいつもに比べると外国人観光客の姿が少なかったように思いました。こちらは、東寺・弘法市や北野天満宮・天神市に比べると来場者の年齢層が低く、30代~50代ぐらいに見える人が多いようですが、平日なのによくこれだけ集まるなあと感心します(笑)。

今日も骨董の会でご一緒のTさんご夫婦が出店されていました(写真3番目)。今回もワインの木箱などを並べてられましたが、このワインの箱は結構売れているようですよ。お値段3,200円でした。Tさんご夫婦は今月末に京都パルスプラザで開催される第86回京都アンティークフェアにも器の直しのお店を出店されます。

今日もいつも通りに収獲はなく帰って来ました(笑)。

平安蚤の市は、左京区岡崎公園内の平安神宮前広場で月1回(2回の月もあります)開催される骨董市です。多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店等が全国より集まります。基本毎月10日開催です。出店業者は東寺・弘法市や北野天満宮・天神市に比べ、比較的若い年齢層の業者さんが多いようです。次回は7月11日(火)開催の予定です。

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昨夜の晩酌(小さい井戸の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年06月11日(日)

20230611①梅雨らしい日が続いていますね。今朝も雨降りでしたが午後になって今は止んでいますね。明日、明後日ぐらいまでは不安定な天気が続くようです。梅雨なので雨降るのは仕方ないですが、店までの行き帰り歩きなので、朝夕避けて夜か店にいる昼間の間だけ降ってくれたらありがたいですけどね。まあ、そううまくは行きませんよね(笑)。これがまた、暑くなってくると午前中に店に出てくる際には、市バスを利用することにはなりますけどね。

一昨日の晩に酒のあてが届きましたので、昨夜は晩酌しました。90年代の初めにソウルの延世大学の韓国語学堂で一緒だった岩手県の方が「海宝漬セット」というものを送ってくださいました。三陸産のあわび、うに、ほたて、ふかひれの4種類の海宝漬がセットになっていまして、昨夜はあわびをいただいてみました。

めかぶとイクラのしょうゆ漬けに細かく刻んだ煮あわびがのっているという感じの物でした。皿に盛ってみると少しボリュームが足りない感じでしたので、ボイルしたイカを一緒に盛ってみました。食べるのは別々に食べましたけどね(笑)。酒の肴にはもちろんですが、ご飯の上にのっけて海鮮丼にしてもいいんでしょうね。皿は李朝後期分院の白磁皿を使いました。

その他のお料理と器ですが、いんげんの胡麻和えは李朝初期白磁の小皿に、大根とお揚げ、ニンジンの煮炒めは李朝初期堅手の小皿に、琵琶湖の小鮎の甘露煮は李朝後期分院の染付「壽」字紋の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

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酒器の方ですが、盃は初登板の小さな井戸手盃です。サイズはちゃんと測ってなかったのですが、大体で言うと口径が5.5cmから6.0cmの間ぐらいだと思います。小さいですが、全体にしっかりと張り巡らされた貫入、底部周辺にはカイラギ状になった釉溜りがあり、井戸手としての条件をしっかり備えています。胴部に数か所見られる釉切れによる火間も、この盃の良い景色となっています。写真は青みが強く出てしまっているのですが、実物は釉溜りの部分以外は、もう少し黄みがかった感じです。

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徳利の方は、これまでにも何度かご紹介したことのある李朝初期の堅手の徳利です。青みがかった釉薬がきれいで、特に高台周りの釉溜りがなかなか見事です。口縁の1ヵ所にほんの小さなホツの銀継ぎがあります。容量ははちょうど1合です。

最近は盃も徳利も小さいのを選んで飲んでるようです。年齢に合わせて酒量も調整しなければなりませんよね(笑)。しかしながら、よい酒の肴をいただきましたから、またちょくちょく晩酌のご報告はさせていただくことになりますね(笑)。

昨夜の晩酌(初登板紙縒膳の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年06月05日(月)

20230605①昨夜は豆腐キムチで一杯やりました。豆腐キムチを作るためにソウルで本場のキムチを買って来たのですが、昨夜やっとそれがかないました。日本のキムチは激甘なので、やっぱり本場物で味わいたいんですよね。今回買って来たキムチは、酸味の強いお味でしたので、炒め物や鍋物にいい感じでした。

豆腐キムチを作る時に必要なのは、豆腐とキムチはもちろんですが、豚肉、野菜は玉ねぎとネギがあるといいでしょう。豆腐は絹ごしではなく木綿豆腐を選びましょう。

切ってよく水切りした豆腐は大皿の周りに並べておきます。同時に具材を、豚肉、玉ねぎ、キムチ、ネギの順に炒めていきます。日本の激甘キムチの場合は何も加えなくていいですが、韓国のキムチの場合は、少しだけ甘みを付けるために焼き肉のタレを少々加えます。入れすぎると甘辛くなってしまうので気を付けましょう。最後の火を止める直前にごま油を回しかけます。炒め終わったら豆腐を並べた大皿の真ん中にドサッと盛り付けます。写真ではわかりにくいですが、これ結構な量です。2人前は充分にある量です。

お酒はいつもはマッコリなのですが、また日本の激甘マッコリでは悲しいので、スーパーに眞露チャミスル(焼酎)がありましたので、今回はそちらにしました。眞露焼酎といえば昔はガマガエルのマークの入った赤い蓋もので、アルコール度数も20度以上でしたが、今のチャミスルfreshはアルコール度数16~17度になってますね。

今回は焼酎での晩酌となったので、徳利は使わずそのままいただきました。ガラスの徳利に移し替えようかとも思ったのですが「참이슬(チャミスル)」のラベルそのままの方が、絵的にもいいかなと思いましたので。

盃は李朝初期の小ぶりの堅手盃を使ってみました。以前にも1度ご紹介したことがあったと思います。口径も高さも5.5cmほどのかわいらしい盃です、このサイズですから元は明器だったのかも知れません。

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酒器が盃だけでさみしいので、今回は膳を紙縒の膳にしてみました。こちらでご紹介するのは今回が初めてですが、これは今回のソウルでの収獲ではなく随分前に(15年ぐらいになるか?)入手していたものです。この手の物で晩酌に使えるサイズのものは貴重です。

いつも豆腐キムチやチャプチェ、大きな焼き魚などを盛る時に活躍してくれている堅手の大皿も今回はお料理を盛っていない状態の写真を載せておきます。こんな感じなんですよ(笑)。

最後の写真は身内がくれた5周年祝いの花です。ありがたいです。

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今月は5周年感謝月間 2023年6月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年06月01日(木)

既に「お知らせ」欄でもご案内させていただきました通り、お陰様を持ちまして、6月で「韓国骨董 李好」は5周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様方のお支えによるものと、感謝いたしております。

そこで、6月(期間:6/1~6/30)は5周年感謝月間といたしまして、各種サービスをご提供させていただきます。

ここ2年は新型コロナ禍で開店月の感謝サービスを自粛しておりましたが、5月8日より新型コロナの感染症分類も季節性インフルエンザと同等の5類になりましたので、本年は3年ぶりに実施することにいたしました。

詳細につきましては「お知らせ」欄よりご確認ください。該当の「お知らせ」へはこちらをクリックの上、ご確認ください。

今月京都の骨董関連イベントは下記のとおりです。

   4日(日) 東寺ガラクタ市

   13日(火) 平安蚤の市(会場:京都市左京区 岡崎公園内平安神宮前広場)

   21日(水) 東寺・弘法市

   25日(日) 北野天満宮・天神市

   30日(金) 京都アンティークフェア(会場:京都パルスプラザ 伏見区竹田)※~7/2(日)まで

     ※京都アンティークフェア今月でした。追記いたしました(2023.6.2)。

感謝月間中(6/1~6/30)にぜひご来店ください。お待ち致しております。

今回は李朝木製台等の木製品を多めに出品しております。

また、酒器をご購入いただいた際の日本酒プレゼントも引き続き実施中です。

※水曜日は通常通り定休日です。

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昨夜の晩酌(訪韓帰国後第1弾の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年05月29日(月)

20230529①

お伝えしている通り、22日~24日までソウルに行って来ました。帰国後は気合い入れた晩酌はしばらくお休みにしようと思っていたのですが、昨日は祇園 川上さんの立派なお弁当をいただきましたので、飲みとなりました。

お弁当のお刺身は鯛と鱧の湯引き、隣の焼き鱧もおいしかったですね。鱧大好きです。ミニステーキも入ってました。これもらったら絶対に飲みますよね(笑)。

盃も徳利も90年代ソウルに住んでいた時に入手し、現地での晩酌にも活躍してくれた奴らです。

盃の方は、口径が6.5cmほどのサイズ小さめですが、見どころの多い盃です。見込みや胴部に出た赤み、口縁から見込みへの釉垂、薄めなので写真では分かりづらいですが貫入もあり、口縁に並んだ火間、底部の縮れ釉と、この一つの盃に景色が詰まっています。残念ながら無傷完品ではなく口縁部にニュウが1か所にあります。上からガチンとものを当てた時にできる典型的なキズですね、これは。写真ではなく実物を見るともっと赤みが深く、貫入もわかりやすいんですけどね。

徳利の方は高麗青磁ですが、色が米色青磁というには釉薬が若干緑色なんです。大きな盤口ですが、私なんかはこの大きな盤口、徳利に酒を注ぐ際に溢れこぼれの防止になってありがたいですけどね。この徳利が面白いのは、片面は表面がザラザラとした粗い伊羅保のような肌なのですが、反対面はツルっとしたきれいな肌なんです。きれいな肌の面の方には、丸いひっつきと剥がれが1か所ずつあり、徳利を持つ際にそこに指をかけると安定しますね。高台内に窯割れがあり、金継ぎが施されています(写真9番目(最後))。購入時に窯割れがあることは気付いていたのですが、細ーい割れでそこまで深くないだろうと思って、持って帰って洗っていたら、駄々洩れでしたね(笑)。それでその当時自分で金継ぎした物です。懐かしいですね。

帰国第1弾で、立派なお弁当をあてに懐かしい酒器たちでの晩酌は至極のひと時でした。

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【ソウルお食事処】 남영골(ナミョンゴル)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年05月28日(日)

20230528①2日目の晩はこちらも以前にご紹介したことのある、地下鉄1号線南榮(ナミョン)駅近くの남영골(ナミョンゴル)でテジワンカルビ(豚のカルビ)をいただきました。以前紹介したことのある所ばかりで申し訳ございませんが、やはりコロナ禍で3年半ぶりになじみのある店に行ってみたかったことと、現地ソウルに在留している訳ではないので、新しいお店を開拓するのはなかなか勇気がいりますね。2泊3日の短期間の旅行で知らない店に行ってみて、期待外れだったら、やっぱりイヤですからね(笑)。

骨の付いた豚のカルビを炭火で焼き、写真のようにハサミで適当な大きさに切ります。スライスしたニンニクも一緒に焼きます。韓国人はニンニクを焼かずに生のままで肉と一緒にサンチュに巻いて食べますが、私は胃が悪くなるので焼いたものしか食べません。生のまま食べると翌日に臭いも強く残りますからね。ブレスケアぐらいでは対応できませんからね、生のニンニクは(笑)。

テジワンカルビ(豚のカルビ)1人前が、今回17,000ウォンでした。コロナ禍前の2019年に来た時は、1人前12,000ウォンでしたから、こちらも結構値上がりしてましたね。もう韓国の食事が安いとは言えなくなってしまいましたね。

それと今回気になったのは、こちらのお店、以前はいつもお客さんがいっぱいで賑わっていたのですが、今回はガラガラでした。当日入店したのが午後6時頃でしたので、少し時間は早かったのですが、最初お客さんは私だけ。帰るまでに3組のお客さんしか来ませんでした。特に味やサービスの内容が変わったようにも感じなかったのですけどね。どうしたのでしょうか。あの日だけのことだったらいいんですけどね。

ナミョンゴルの場所は、地下鉄1号線南栄(ナミョン)駅を出て右へ20mほど先の横断歩道を渡り、右へ15mほどのところです。地下鉄4号線の「淑大入口(숙대입구 スクテイプク)」駅からも徒歩3分程と近いです。最後写真のように店の入り口は狭いですが、中は広く200席あるようです。

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【ソウルお食事処】고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年05月27日(土)

20230527①初日の晩御飯は、定宿の地下鉄1号線南榮(ナミョン)駅近くのHOTEL RAINBOWホテルから徒歩約3分の고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)で食べました。

こちら고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)は、これまで미성회관(ミソンフェグァン)の店名で、こちらで2度ご紹介して来ましたが、今回店名が고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)になっていました。店の場所も作りも全く変わっていませんでしたので、全く違和感はなかったのですが、食べ終わって店を出て看板を見てから店名が変わっているのに気づきました。また、店の外のガラスに「65년 전통의 미성 숯불갈비 소갈비*왕갈비*돼지갈비  새롭게 태어난 미성 고유의 고기맛을 느꺼보세요(65年伝統のミソン炭焼きカルビ  牛カルビ*王カルビ*豚カルビ  生まれ変わったミソン固有の肉の味を感じてください)」との掲示があるのを見つけましたので、経営者が変わったのかも知れません。次に行った時には確認してみましょう。

この日はカルビタンで焼酎を一杯やりました。個人個人で好きな食べ方があると思いますが、私の場合はカルビタンやソルロンタンを食べる時は、まず中に入っている春雨か素麵のような麺を先に食べてしまいます。そのあと肉を食べ、最後に残ったスープにご飯をぶっこんで混ぜて食べます(写真6番目、7番目)。サムゲタンの時も同様に1羽丸ごとの鶏を崩して、鶏肉を先に食べてしまってから、スープにご飯をぶっこみます。最後が雑炊風で終われるのが胃にやさしい感じがして、私はこの食べ方が好きですね。

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こちら以前は10,000ウォンまでのメニューが何点かあったのですが、今回行ってみたらその値段のものはネンミョン9000ウォンだけで、他は全て10,000ウォン以上でしたね。カルビなどの牛肉類のお値段も結構上がってましたね(写真8番目)。

場所は、地下鉄4号線「淑大入口 숙대입구(スクテイック)」駅(ソウル駅の次の駅です)の6番出口を出て、そのまま歩くとすぐに左に曲がる道があり、その道を左に入って20mほど先の道の右側にあります。

最後の2枚の写真はおまけです。夕食後ホテルから徒歩10秒ほどにある본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)で、マヌル(ニンニク)チキン반마리(半羽、1人前の半分)をテイクアウトしてホテルで食べました。こちらも過去に何度もご紹介して来ましたが、マヌルチキンがニンニクソースたっぷり掛けでうまいです。반마리(半羽)が10,000ウォンでした。こちらも少し値段が上がっていたようです。写真は半分ぐらい食べてから写真撮ってなかったのに気付いて撮ったものです(笑)。見た目の良い写真は過去の記事でご覧いただけますので、下記よりご確認ください。

Borntobe Garlicchiken Hof(ソウルお食事処)作成日:2019年03月15日は、こちらをクリック

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