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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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昨夜の晩酌(懐かしの肝育盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年06月17日(金)

20220617①久しぶりの投稿になってしまいました。コロナ禍以降は食べ歩きと言うのがほとんど無くなってしまいましたので、投稿の内容が骨董市か晩酌かに限定されてしまっているため、間隔が空いてしまいましたね。ソウルにも2年半行けてないですからね。ソウル情報も全く書けてません。韓国には渡航が可能になってはいますが、まだ今の状況では行きたいとは思いませんね。以前のようにノービザではなく、ビザも取らないといけませんしね。まあ、韓国の大統領も代わったので、年内にはノービザでの相互渡航が可能になるとは思いますが、今のような円安の状況が続くとちょっと厳しいですね。

そんな状況の中ですが、昨夜の晩酌です。いつものように、いただいたものを肴に一杯やりました(笑)。

井戸手の盃は、もう20年近く前になるのかも知れませんが、ソウルの踏十里古美術商街で購入し、その後数か月毎日使って育て上げたものです。以前こちらで1度か2度ご紹介しています。入手後、頑張って集中的に使ったので、盃だけでなく私の肝臓の方もフォアグラのように育ったということで「肝育盃」としてご紹介していました(笑)。くっきりと出た貫入、見込みと胴部高台周辺に出た赤み、高台内の縮れ釉とすっかり見どころの多い盃に育ってくれました。使うの久しぶりでした。

三島の徳利も以前、よく使った徳利です、15年ぐらい前でしょうか。こちらでも何度かご紹介しています。口の約半分を欠いており金直しになっていますが、カセもなく容量も1合半弱と独酌用サイズです。これだけのキズがあると、かえって緊張感無く気軽に使えますので、普段使いに結構な頻度で使っていた時期がありましたね。懐かしいです。

お料理の方ですが、生の切り身でいただいた鮭は、塩コショウを振りバター焼きにして李朝初期の白磁皿に盛り付けてみました。何か物足りないなと思ったら、バターと一緒にニンニクを炒めるのを忘れていました。その他、こんにゃく煮は李朝初期堅手の小鉢に、ほうれん草のお浸しは三島の小鉢に、おから煮は高麗青磁の小碗にそれぞれ盛り付けてみました。

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平安蚤の市 2022.6.10

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年06月10日(金)

20220610①今日10日は平安蚤の市の開催日です。お天気も良かったので無事開催されました。昼間は暑かったですね。

10日は実家での月参りと被ります。今日6月10日は親父の命日でしたね。お参りが終わった後に現地へ向かい、到着したのは午前11時前でしたね。平日にもかかわらず、本当に人が多かったですね。ここ数か月は完全にコロナ禍以前の賑わいを取り戻した感じですね。

今日は子供の描いた絵のようなものを置いているお店があったのが気になりましたね(写真3番目)。それを一生懸命見ている人がいました。本当に子どもの絵かどうかは確認していないんですけどね(笑)。

また今日は、ロームシアター京都の二条通の東側と北側のロームスクエアー(野外イベントの空間)に飲食店が数点出店していましたね(写真4番目)。もしかしたら、私が気付いてなかっただけで、これまでも出ていたのかも知れませんが(笑)。おにぎりにから揚げ、タコスなどもありました。平安蚤の市では、本部横のおはぎの店以外は食品のお店は出ないのですが、すぐ横の空間に飲食のお店があるのは便利ですし、また楽しいですね。

平安蚤の市は、京都市左京区 岡崎公園内の平安神宮前広場で基本毎月10日に開催されます。多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店が全国より集まります。21日の東寺・弘法市や25日の北野天満宮・天神市とは違う、比較的若い業者さんのお店が多いという印象です。今月は2回開催で次回は24日(金)開催予定です。但し、天候により開催中止の可能性ありです。

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昨夜の晩酌(育ち盛りの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年06月07日(火)

20220607①6月は梅雨入りの季節ですね。関西はまだなんですが、関東甲信越地方は昨日(6/6)から梅雨入りしたようですね。激しい雨も降っているようですが、雹による被害が深刻なようですね。トタン屋根を突き破ったり窓ガラスが割れたり、雹に打たれた人がケガしたりと大変なようです。

それにしても、九州・四国・中国・近畿といった西日本の地域より、関東甲信越地方が先に梅雨入りするというのは、私の中では過去に記憶がありませんね。今日の京都はいいお天気ですよ。週間予報を見ていると近畿の梅雨入りは来週ぐらいでしょうかね。

昨夜の晩酌です。初期白磁の徳利は、口に金継とそこからニュウが1本ありますが、白い肌が実に美しいです。この徳利は以前一度こちらで紹介しています。

以前も説明しましたが、この徳利、入手時には胴の下部に油染みがありましたが、ハイターを使って落としたものです。口に金継があるため、丸ごとハイターの中に浸ける訳にはいかず、結構苦労して油抜きをしました。詳細については過去の記事をご参照ください(過去の記事へはこちらをクリック)。容量の方は約2合で当時はよかったのですが、今の私には少し大きめです(笑)。昔はこれでお代わりしてちょうどぐらいでしたが(笑)。

盃の方も2回目の登板です。李朝の後期から末期頃の民窯の作でしょう。いかにもよく育ちそうな盃ですが。見た目通りに本当によく育ってくれています。画像では少し分かり難いですが、見込の底部の赤みも少し増してきましたし、見込や胴部~底部の貫入も深くくっきりと出て来ました。ベタ底で窯割れがありますが漏れはしませんし、これがまた荒々しい感じでいいアジを出してくれています。サイズもよく、いいアジの盃に成長中、今まさに育ち盛りの盃です。実に楽しみです(過去の記事へはこちらをクリック)。

お料理の方は、鯖の旨煮は李朝後期分院の白磁皿に、じゃこおろしは李朝三島の小鉢に、茄子煮は李朝初期白磁の小皿に、小芋煮は高麗青磁の小碗にそれぞれ盛り付けてみました。じゃこおろしのちりめんじゃこは、先月の天神さんで買った物です。

今回はお膳を変えてみたのですが、お気付きになられましたでしょうか?

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6月になりました 2022年

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年06月01日(水)

もう今日から6月です。6月は梅雨に入る時期で雨の日が多いので嫌いです。そのあとの7月、8月も暑いので嫌いです。ここからの3か月は毎年体がしんどいです。

しかしながら、今月の京都は骨董関係のイベントは多いですよ。

まず、5日(第1日曜日)は東寺ガラクタ市が開催されます。平安蚤の市は今月は2回開催で、10日(金)と24日(金)にそれぞれ開催予定です。開催場所は京都市左京区岡崎公園内の平安神宮前広場です。こちらは天候によっては中止になる可能性もあります。

21日(火)は東寺・弘法市、25日(土)は北野天満宮・天神市がそれぞれ開催されます。

あと今月は京都アンティークフェアが24日(金)・25日(土)・26日(日)の3日間開催されます。会場は京都市伏見区竹田の京都パルスプラザです。地下鉄・近鉄の「竹田」駅より会場までの無料送迎バスが出ます。24日(金)は平安蚤の市と25日(土)は北野天満宮の天神市とそれぞれ日程がかぶりますが、他府県からご旅行で来られる方は、23日(木)~25日(土)の予定で京都のに来られましたら、3つの骨董市を楽しむことができますね。

もう新型コロナ感染対策のために開催中止になることは無さそうですが、万一開催中止などの案内がありましたら、当ホームページの「お知らせ」欄でご報告するようにいたします。

お陰様で当店も明後日3日をもちまして、開店から4年が経過することとなりました。これもひとえに皆様方のお支えによるものと感謝いたしております。ありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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昨夜の晩酌(残念の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年05月29日(日)

20220529①昨日も酒の肴によさそうなおかずをいただきましたので、それらで晩酌しました。

イカフライは単独で李朝堅手の小皿に盛りましたが、その他のおかずは数種類いただきましたので、今回は大皿に少しずつ盛ってみました。いつもは一品ずづ小鉢や小皿に盛るのですが、そうすると器の数が多くなり過ぎるので、今回はこうしてみました。これも悪くないですね。ちなみに今回使用した大皿は、最後の写真の李朝分院末期の染付壽字紋の大皿でした。

酒器の方ですが、徳利は私の好きな三島です。この徳利はもうこちらでは5回目の登板ぐらいでしょうか。登板頻度が高いです。ご覧のとおり口に2箇所の大きめの欠けを金継ぎしてあるキズものですが、サイズ・容量(1合2勺程度)よく、穴も大きくて大変使いやすい徳利です。しかも釉薬の状態がよくて触り心地がよいというのも重要な長所の一つです。

盃の方ですが、今月直しを終えて戻って来たものです。金継がされている部分は窯キズがあって、裂けたようになっていたものです。

直しが済んで帰ってきた盃を見て、うーん、ちょっとイメージしてたのと違ったかなあっていう感じでした。窯割れのところを金で埋めてもらうと、稲妻が走ったような荒々しい感じに仕上がるものと、期待というよりは勝手にそう思い込んでいました。ところが帰って来た盃は、金継されたこじんまりとした盃という印象のものでした。難しいですね。こればかりは、やってみないと分からないですからね。直しそのものはよくしていただいているのですよ。誤解のないように。私が勝手にイメージを膨らませてたせいなんですけどね、もちろん。でもやっぱり、残念でした。金継するかそのままで使うか、結構考えたんですけどね。

ちなみに、こちらの過去の記事に金継をする前のこの盃の姿が残されていますので、ご関心がおありの方はそちらでご確認ください。(過去の記事、昨夜の晩酌(窯割れ盃の巻)2019年10月17日作成へはこちらをクリック

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北野天満宮・天神市 2022.5

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年05月25日(水)

20220525①25日は北野天満宮の天神さんです。今日も行って来ましたよ。今日は水曜日で定休日ですので、のんびりとして出掛けたらいつもより約1時間遅い10時過ぎの現地到着になりました。

今日も暑かったですね。京都はここ3日ほどは最高気温30℃前後の日が続いていたのですが、今日も30℃超えていたのではないでしょうかね。しかしながら、昼間は暑いのですが朝晩はまだ結構ひんやりとしてまして、朝家を出る時の服装と夜寝る時の寝具については悩ましいところです。

今日の天神さんも21日の東寺・弘法さんと同様に人は多かったですね。また先月と同様に修学旅行生が多かったですね。ここ最近、京都市内で修学旅行生の姿を見ることが本当に多くなりました。

新型コロナ感染防止に関する規制も無くなったので、絵馬堂前の猿回しも復活しているかと思って見に行ってみましたが、こちらはまだでしたね。絵馬堂内にあったベンチと飲み物の自販機も撤去されたままでしたね(写真2番目)。

今日から正月の縁起物「大福梅(おおふくうめ)」に使う梅の実の摘み取りが始まったようです。まだ青い小さな梅の実を巫女さんが摘み取っていました。梅の実はこの後、塩漬けされて土用干しされ、正月元旦のお茶に入れていただく縁起物の「大福梅」として授与されます。私も毎年終い天神(12月の天神さん)の時にこの「大福梅」を購入してお正月にいただきます。また身近な人たちにもこれを配っています。

今日も収獲はちりめんじゃこのみでした(笑)。干し芋も欲しかったのですが、今回もまたいつも買うお店が出ていなかったので買えませんでした。干し芋は夏場は傷みやすいので出ませんので、次は秋になってからの多分10月にならないと出ないでしょうね。残念です。

帰りに千本今出川の停留所へ向かう途中で、鰻のいい匂いがすると思ったら、鰻の江戸川が今日は営業したようです(写真9番目・最後)。店の前を通りかかった時が11時過ぎ頃でしたが、まだ暖簾がかかっていませんでした。「11時半から売り切れ次第終了」のようなことが書かれていました。以前コロナ禍前に一度だけ鰻重を食べに伺ったことがあります。また機会があれば食べてみたいです。(江戸川の過去の記事へはこちらをクリック)

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東寺 弘法市 2022.5

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年05月21日(土)

20220521①21日ですので、東寺の弘法市に行って来ました。今日は天気予報では一応「くもり」なのですが、早朝に小雨が降り降水確率30%の予報で、雨が降ってもおかしくない一日ということです。そういう天気予報の影響もあり、露店の出店が少ないかと思っていましたが、実際に行ってみるとそうでもなかったですね。結構お店出てました。人の出の方は土曜日ということもあってか、コロナ禍以降では最高ぐらいに多かったですね。

東門を入ってすぐ左側のお花や植木の売り場も結構人が多く活気のある感じでした。以前に比べると、こちらはやはり空きスペースが目立つ感じではありましたが。

ラッキーボールの露店を発見しました。まあ、以前からあって私が気付いていなかっただけかも知れませんが(笑)。私たち世代が子供のころはスマートボールと言っていたのですが、厳密には違うものなのかも知れません。大阪の新世界にはスマートボールの専門店がありましたね。今もあるのかどうかは定かではありませんが。ボールを打ちラインがそろうと賞品がもらえるゲームですが、子供のころにしかした記憶がありません。今する人いるのかな?と思って見てました。

「のらくろ」も発見!(写真最後)私はもちろんオリジナルの「のらくろ」の世代ではありません。「のらくろ」は戦前戦中の漫画ですから(笑)。オリジナルは私の親父世代ですよね。70年代にアニメ化もされましたが、私はその少し前から「のらくろ」を知っていました。それは父親が「のらくろ」の絵を描いて見せてくれたことや、なんといっても大きかったのは当時出た「のらくろ」の漫画本の復刻版を祖母が買ってくれたことでした。全10巻だったと思いますが、10巻揃ってではなく1巻目から毎月発行されるたびに本屋さんが家に届けてくれました。当時これが届くのがとても楽しみでした。今もこれ等の本は自宅に残っています。そんなこともあって、私は子供のころから「のらくろ」が好きで、今でも「のらくろ」を見ると何か嬉しい気分になります。家に帰ったら久しぶりに本を開いて見てみようかなと思いました。

骨董の収獲は今日もなし(笑)。野菜も干し芋も、これまで買っていたお店が出ていませんでしたので、今日は全くの収獲なしでした(笑)。

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昨夜の晩酌(新刷毛目コンビの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年05月15日(日)

20220515①ゴールデンウィークが終わって一週間が経過しましたが、先週末頃からまた新型コロナウィルスの新規感染者数が増えて来ていますね。久しぶりの規制のない連休だったんで、人の出も本当に久しぶりのレベルで多かったですからね。予想はしてましたけどね。連休中に新規感染者数が減ったと言っていたのは、単にお休みで検査を受ける人の数が減っていたからだったんでしょうね。

昨夜は京都五条 近幸の銀鱈弁当をいただきましたので、これに他のおかずも合わせて晩酌しました。他のおかずも貰い物でしたから、結局すべて肴は貰い物でしたね(笑)。

近幸さんは明治創業の魚屋さんで、お店には、高級な海鮮類とその切り身やお刺身、お惣菜などが並んでいます。コロナ禍前の外国人観光客が多かった時期には、イートインスペースがあったようですが今はありません。場所は京阪電車の清水五条駅のエスカレーターかエレベータ、いずれかを利用して地上に出た直ぐのところにあります。

刷毛目の徳利はこちらには確か3度目の登板となります。10年以上前に口縁部に共直しが1箇所あるだけと見て購入したところ、持ち帰って煮沸してみたら胴部に白泥の剥がれを共直しした箇所がたくさん出て来ました(笑)。そんな訳で、口縁部と胴部の白泥の剥がれの大きい部分を金継してもらって今の姿となりました。容量が1合2,3勺程度とサイズもいい徳利です。口がもう少し広かったら、徳利に酒を入れる際に注ぎやすいんですけどね。

盃も刷毛目の平盃ですが、こちらは今回が初登板になります。購入して直ぐには一度使っているはずなんですが。その後直しに出して戻ってからも使わずに店のケースに並べていました。こちらも金継が口縁部と見込みに各一箇所あります。購入時、口縁の方は表面に上から樹脂を塗ったようなツルツルした金直しで気に入らず、見込みの方は窯キズを漆か何かで埋めたようになっていたので、どちらも金直しにやり直してもらいました。高台内にも窯キズがありますので、見込みの窯キズから底へ漏れがあったのかもしれません。

昨夜持ち帰って使ってみたところ、これがなかなかいいんですよね。写真4番目がお酒を注ぐ前で、5番目(最後)がお酒を注いで少し時間が経った状態です。シミが出てきて実にいいアジなんですよ。これまで使ってなかったので、このアジを分からずにいたことを後悔しました。今日はもう店のケースに戻してあります。サイズは口径が10.5㎝です。

おかずの方ですが、キュウリの酢の物は李朝末期の染付小鉢に、こふきいもは三島の小鉢に、若竹煮は李朝初期堅手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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古裂會オークション下見会と平安蚤の市 2022.5

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年05月10日(火)

20220510①本日5月10日は、京都市左京区の岡崎公園内で古裂會の第124回オークション下見会と平安蚤の市が開催されましたので、両方とも覗いてきました。

まず古裂會の第124回オークション下見会は、岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)での開催です。今回は【特集】染織 漆工 です。いつもは10時開場なのですが、今回は平安蚤の市と同日の開催ということで1時間早い9時開場でした。スタッフさん大変ですね。ご苦労様です。それで今日は9時45分ぐらいにみやこめっせの方に行ったのですが、到着時には来場者がほとんどいませんでしたね。この情報は前日か前々日にインスタの方で知りましたので、知らない人が結構多かったのではないかと思います。カタログには10時からとなっていましたからね。

いつも通り韓国のものは出品が少なかったです。ここ2,3年はずっとそんな感じですね。

古裂會の下見会は今日(10日)と明日(11日)の両日開催されます。明日11日(水)は10:00~16:00の開催時間です。次回は7月12日(火)13日(水)に同じみやこめっせ(京都市勧業館)で開催予定です。次回は【特集】屏風です。

こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。オークションは2か月に1度奇数月に開催されます。詳しくは、古裂會のホームページをご参照ください。 

古裂會ホームページ https://www.kogire-kai.co.jp/

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続いて、同じ岡崎公園内の平安神宮前広場で開催される平安蚤の市も覗いてきました。

平安蚤の市は、基本毎月10日に開催されます。多い時は150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店が全国より集まります。東寺の弘法市やガラクタ市、北野天満宮の天神市とは違った比較的若い業者さんが多く出店しています。そのせいか、弘法さんや天神さんに比べると来場者も若い人が多いように思われます。今日も人が多かったですね。平日とは思えないほどの人の多さでした。もう連休明けたんですけどね。

骨董の会のお仲間のTさんご夫婦が今日は出店されていました。いつもの「500円からこわれた器直します」の看板が表に出ていなかったので、通り過ぎてしまうところでした(笑)。今日の目玉商品は、2番目写真の店主のご主人自作の机20,000円とのことでした。関心を示しているお客さんがいましたよ。売れてたらいいですね。他にも帽子いっぱいのお店、椅子いっぱいのお店などに目を引かれましたね。ただ、帽子はあれヴィンテージだったんですかね(笑)。

次回は6月10日(金)開催予定です。6月は2回開催で24日(金)にも開催予定です。

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昨夜の晩酌(濁ってないマッコリの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年05月08日(日)

20220508①昨夜は久しぶりにマッコリで晩酌しました。しかし、写真のように片口の中のマッコリは白く濁っていません。

前回マッコリを飲んだ時もそうでしたが、今回もボトルに入ったマッコリを冷蔵庫に立てて置いて、飲む際にも振らずに上澄み部分だけを注いだものです。ドロドロの濁った部分は底に溜まりますので、それは捨てます。

何故このようにするかというと理由は二つあります。まず1つは、こうすることでカロリーを低く抑えることができます。もう一つは、甘さの緩和です。マッコリは甘いものではあるのですが、日本で売られているものは甘すぎるのです。この方法は、90年代にソウルで下宿していた時に、当時の主人のアジュンマがやっていたのを見て真似して以来、時々やってきたものです。日本で売られているマッコリだと上澄みだけでもまだ結構甘いです。なので私は、さらに氷を入れて薄め冷やしたりもします。

李朝片口はアジ付き過ぎな程ですが、いい感じに味がついてます。ここまでのシミですと油染みでないか心配ですが、嬉しいことに全く油臭はありません。注ぎ口の周りに鉄砂がかかっているのがいいです。容量は注ぎ口の穴の少し下あたりまで入れて2合程度です。

今回のマッコリ用盃は高麗青磁の大振り盃であり小鉢でもある器です。実際、今までこちらでも酢の物やお浸しなどを盛る小鉢として主にご紹介して来ました。この手のサイズの青磁や三島は、このように広い用途に使えて便利です。ちなみに、金継ぎは昔私が自分でしたものですので、あまりいい出来ではありません。

お料理の方はチャプチェを作ってみました。作ったといっても、冷凍ものを温めて炒めた豚肉とネギに合わせて、さらに軽く炒めただけなんですけどね(笑)。冷凍食品も温めてそのままではなく、ちょっとひと手間加えてみるだけで雰囲気が変わりますよね。

キムチは李朝初期白磁の小皿に盛り付けております。この初期の小皿も平盃としても使えるサイズですね。キムチも日本で売られているものなので、やっぱり結構甘かったです(笑)。

最大10連休という今年の長かったゴールデンウィークも今日で終わりです。3年ぶりの新型コロナによる規制のない連休でしたので、全国の観光地は賑わったようですね。私は通常通り店を営業してますから、あまり関係ないですけどね(笑)。

それよりも、今年は夏8月下旬頃にソウルに行けるようになってたらいいんですけどね。まだちょっと無理ですかねえ。だったら年内には何とか行きたいですね。

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