メニュー

李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

「昨夜の晩酌」へはこちらをクリック

「京のお食事処」へはこちらをクリック

「ソウル情報」へはこちらをクリック 

「李好のヌシ」へはこちらをクリック

昨夜の晩酌(訪韓帰国後第1弾の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年05月29日(月)

20230529①

お伝えしている通り、22日~24日までソウルに行って来ました。帰国後は気合い入れた晩酌はしばらくお休みにしようと思っていたのですが、昨日は祇園 川上さんの立派なお弁当をいただきましたので、飲みとなりました。

お弁当のお刺身は鯛と鱧の湯引き、隣の焼き鱧もおいしかったですね。鱧大好きです。ミニステーキも入ってました。これもらったら絶対に飲みますよね(笑)。

盃も徳利も90年代ソウルに住んでいた時に入手し、現地での晩酌にも活躍してくれた奴らです。

盃の方は、口径が6.5cmほどのサイズ小さめですが、見どころの多い盃です。見込みや胴部に出た赤み、口縁から見込みへの釉垂、薄めなので写真では分かりづらいですが貫入もあり、口縁に並んだ火間、底部の縮れ釉と、この一つの盃に景色が詰まっています。残念ながら無傷完品ではなく口縁部にニュウが1か所にあります。上からガチンとものを当てた時にできる典型的なキズですね、これは。写真ではなく実物を見るともっと赤みが深く、貫入もわかりやすいんですけどね。

徳利の方は高麗青磁ですが、色が米色青磁というには釉薬が若干緑色なんです。大きな盤口ですが、私なんかはこの大きな盤口、徳利に酒を注ぐ際に溢れこぼれの防止になってありがたいですけどね。この徳利が面白いのは、片面は表面がザラザラとした粗い伊羅保のような肌なのですが、反対面はツルっとしたきれいな肌なんです。きれいな肌の面の方には、丸いひっつきと剥がれが1か所ずつあり、徳利を持つ際にそこに指をかけると安定しますね。高台内に窯割れがあり、金継ぎが施されています(写真9番目(最後))。購入時に窯割れがあることは気付いていたのですが、細ーい割れでそこまで深くないだろうと思って、持って帰って洗っていたら、駄々洩れでしたね(笑)。それでその当時自分で金継ぎした物です。懐かしいですね。

帰国第1弾で、立派なお弁当をあてに懐かしい酒器たちでの晩酌は至極のひと時でした。

20230529② 20230529③ 20230529④ 20230529⑤ 

20230529⑥ 20230529⑦ 20230529⑧ 20230529⑨

【ソウルお食事処】 남영골(ナミョンゴル)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年05月28日(日)

20230528①2日目の晩はこちらも以前にご紹介したことのある、地下鉄1号線南榮(ナミョン)駅近くの남영골(ナミョンゴル)でテジワンカルビ(豚のカルビ)をいただきました。以前紹介したことのある所ばかりで申し訳ございませんが、やはりコロナ禍で3年半ぶりになじみのある店に行ってみたかったことと、現地ソウルに在留している訳ではないので、新しいお店を開拓するのはなかなか勇気がいりますね。2泊3日の短期間の旅行で知らない店に行ってみて、期待外れだったら、やっぱりイヤですからね(笑)。

骨の付いた豚のカルビを炭火で焼き、写真のようにハサミで適当な大きさに切ります。スライスしたニンニクも一緒に焼きます。韓国人はニンニクを焼かずに生のままで肉と一緒にサンチュに巻いて食べますが、私は胃が悪くなるので焼いたものしか食べません。生のまま食べると翌日に臭いも強く残りますからね。ブレスケアぐらいでは対応できませんからね、生のニンニクは(笑)。

テジワンカルビ(豚のカルビ)1人前が、今回17,000ウォンでした。コロナ禍前の2019年に来た時は、1人前12,000ウォンでしたから、こちらも結構値上がりしてましたね。もう韓国の食事が安いとは言えなくなってしまいましたね。

それと今回気になったのは、こちらのお店、以前はいつもお客さんがいっぱいで賑わっていたのですが、今回はガラガラでした。当日入店したのが午後6時頃でしたので、少し時間は早かったのですが、最初お客さんは私だけ。帰るまでに3組のお客さんしか来ませんでした。特に味やサービスの内容が変わったようにも感じなかったのですけどね。どうしたのでしょうか。あの日だけのことだったらいいんですけどね。

ナミョンゴルの場所は、地下鉄1号線南栄(ナミョン)駅を出て右へ20mほど先の横断歩道を渡り、右へ15mほどのところです。地下鉄4号線の「淑大入口(숙대입구 スクテイプク)」駅からも徒歩3分程と近いです。最後写真のように店の入り口は狭いですが、中は広く200席あるようです。

20230528② 20230528③ 20230528④ 

20230528⑤ 20230528⑥

【ソウルお食事処】고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年05月27日(土)

20230527①初日の晩御飯は、定宿の地下鉄1号線南榮(ナミョン)駅近くのHOTEL RAINBOWホテルから徒歩約3分の고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)で食べました。

こちら고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)は、これまで미성회관(ミソンフェグァン)の店名で、こちらで2度ご紹介して来ましたが、今回店名が고기집 미성(コギチㇷ゚ ミソン)になっていました。店の場所も作りも全く変わっていませんでしたので、全く違和感はなかったのですが、食べ終わって店を出て看板を見てから店名が変わっているのに気づきました。また、店の外のガラスに「65년 전통의 미성 숯불갈비 소갈비*왕갈비*돼지갈비  새롭게 태어난 미성 고유의 고기맛을 느꺼보세요(65年伝統のミソン炭焼きカルビ  牛カルビ*王カルビ*豚カルビ  生まれ変わったミソン固有の肉の味を感じてください)」との掲示があるのを見つけましたので、経営者が変わったのかも知れません。次に行った時には確認してみましょう。

この日はカルビタンで焼酎を一杯やりました。個人個人で好きな食べ方があると思いますが、私の場合はカルビタンやソルロンタンを食べる時は、まず中に入っている春雨か素麵のような麺を先に食べてしまいます。そのあと肉を食べ、最後に残ったスープにご飯をぶっこんで混ぜて食べます(写真6番目、7番目)。サムゲタンの時も同様に1羽丸ごとの鶏を崩して、鶏肉を先に食べてしまってから、スープにご飯をぶっこみます。最後が雑炊風で終われるのが胃にやさしい感じがして、私はこの食べ方が好きですね。

20230527② 20230527③ 20230527④ 

20230527⑤ 20230527⑥ 20230527⑦

こちら以前は10,000ウォンまでのメニューが何点かあったのですが、今回行ってみたらその値段のものはネンミョン9000ウォンだけで、他は全て10,000ウォン以上でしたね。カルビなどの牛肉類のお値段も結構上がってましたね(写真8番目)。

場所は、地下鉄4号線「淑大入口 숙대입구(スクテイック)」駅(ソウル駅の次の駅です)の6番出口を出て、そのまま歩くとすぐに左に曲がる道があり、その道を左に入って20mほど先の道の右側にあります。

最後の2枚の写真はおまけです。夕食後ホテルから徒歩10秒ほどにある본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)で、マヌル(ニンニク)チキン반마리(半羽、1人前の半分)をテイクアウトしてホテルで食べました。こちらも過去に何度もご紹介して来ましたが、マヌルチキンがニンニクソースたっぷり掛けでうまいです。반마리(半羽)が10,000ウォンでした。こちらも少し値段が上がっていたようです。写真は半分ぐらい食べてから写真撮ってなかったのに気付いて撮ったものです(笑)。見た目の良い写真は過去の記事でご覧いただけますので、下記よりご確認ください。

Borntobe Garlicchiken Hof(ソウルお食事処)作成日:2019年03月15日は、こちらをクリック

20230527⑧ 20230527⑨ 20230527⑩

踏十里古美術商街と仁寺洞 2023.5

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年05月26日(金)

20230526①22日(月)から24日(水)の2泊3日の短期間ですが、ソウルに行って来ました。今回は3年半ぶりの久々の訪韓とあって、現地で個人的に処理しなければならないことがあり、それに結構時間をとられてしまいまして、骨董街に行く時間を十分にとることができませんでした。そんな訳で、ソウルには主に、仁寺洞、踏十里(タプシムニ)・長安坪(チャンアンピョン)古美術商街、黄鶴洞(ファンハクトン)の3か所の骨董街があるのですが、今回は仁寺洞と踏十里古美商街だけしか回れませんでした。仁寺洞については写真も撮れていません。

その仁寺洞の方ですが、付き合いのある店数件を回って挨拶して来ました。街の様子は大きく変わった感じではありませんでしたが、ところどころに賃貸お問い合わせの掲示のある空き店舗が見られましたね。しかしながら、平日にもかかわらず人の出は多かったですね。外国人観光客の姿が結構目につきました。敦化門路(トンファムンロ)の方にも2件ほどお店があるのですが、今回そちらには行けなかったですね。

踏十里古美術商街は2棟・5棟・6棟の3つ建物から成ります(写真1番目・3番目・4番目参照)。建物の1階部分が古美術店の店舗になっており、上階はアパート(日本でいうマンション)です。最寄り駅は地下鉄5号線の「탑십리(タプシムニ)」駅です。こちらは仁寺洞に比べ、お値段の安価な商品を探すことができます。写真のように商品が店の外の通路にまで溢れています。踏十里古美術商街の方も、極端に店の数が減っているというようなことは無かったです。ただ、新型コロナで3人程のご高齢の店主が亡くなったという話は聞きましたが。今回付き合いのある店の方にはすべて挨拶だけは、して来ることができました。

20230526② 20230526③ 20230526④ 20230526⑤

料理の写真は踏十里古美術商街6棟の向かいにある食堂のファンテクイ(干し鱈焼き)です。6棟の向かい側に3軒ほど並んで海鮮料理の食堂があるのですが、そのうちの1軒です。写真撮ってなかったので店の名前は分かりません。ごちそうになったものなのに、こう言っては申し訳ないのですが、あまり美味しくなかったです(笑)。日本の干物の魚とは違い、パサパサに乾燥させた干し鱈にヤンニョムをつけて焼いてあるので、やっぱり味はパサパサでかたかったです。チゲやタンなどの汁物で食べる方がいいですね。

20230526⑥ 20230526⑦ 20230526⑧

次回は長安坪と黄鶴洞にも行きたいと思っています。ソウルの骨董街の場所や行き方等については、下記の過去の記事をご参照ください。

黄鶴洞(ファンハクトン)作成日:2018年12月11日は、こちらをクリック

仁寺洞(インサドン)作成日:2018年12月10日は、こちらをクリック

踏十里(タプシムニ)古美術商街 2018年09月02日は、こちらをクリック

3年半ぶりのソウル

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年05月25日(木)

今日は25日で北野天満宮・天神市の開催日です。本来なら開店前に行ってくるのですが、今日はお休みしました。「お休みしました」というと出店しているようですが、出店ではなく見に行くのをお休みしたといいうことですので(笑)。朝起きられなかったという訳ではなく、昨日の夜の時点で決定済みでした。実は22日(月)からソウルに行ってまして、昨日の夜に帰って来ました。なので、もうしんどくて朝早く起きるのを考えてだけでも辛かったんです(笑)。

コロナ禍で3年6か月、ソウルに行けていませんでしたが、ようやく行って来ました。去年の夏頃からでしたか、検査受ければ行く事は出来るようになっていましたが、新型コロナが感染症分類5類になって、全ての水際対策が無くなってから行こうと決めていましたので、5月になってようやく決行となりました。

これまで通り2泊3日の短い旅行期間でしたが、今回は特別に疲れました。ソウルの街がどう変わったかや、利用していた宿の周辺も店などは今回もまた利用できるのか?そもそもホテルも存在するかさえ予約をする時までは分からない状態でしたので、不安いっぱいでした。これまで私はソウルに行く際に不安など感じることは全くなかったのですが、今回は特別でした。

しかし、今回実際に行ってみると思ったほど大きくは変わっていませんでしたので、少しホッとしました。ホテル周辺の利用していた食堂などもほとんどそのままでしたし、骨董街の方も店の数が極端に少なくなっているという感じでもありませんでした。

明日からまた、今回のソウルでのことを少しずつご紹介していこうと思っています。よろしくお願いいたします。

20230525① 20230525② 20230525③ 20230525④

東寺・弘法市 2023.5

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年05月21日(日)

20230521①今日は21日で東寺・弘法市の日です。朝から見に行ってきました。

9時過ぎに現地到着しました。本当はもう少し早く、9時10分か15分前には着きたいと思っていたのですが、少し遅れてしまいました。ここ数年のことですが、朝起きるのがつらいです。原因は分かっているんです。夜寝るのが遅いんです(笑)。それと、朝出るまでに以前よりも時間がかかってしまいます。起きた時間からすると余裕なはずだったのが、気が付いたら「もう時間ないわー」みたいなことに、いつもなってしまってます。

今日は日曜日、お休みでしかもいいお天気ですので、やっぱり人は多かったですね。露店もそこそこよく出てましたしね。コロナ禍前の弘法さんに戻った感じでした。それでも市バスは以前のような混雑状態にはならないので助かりますね。来客の構成が、観光客中心に変わったように思います。以前はもっとご高齢の方が多かったように思います。敬老乗車券で市バスに乗車する高齢者のお客さんが以前のように多くないので、市バスが混雑しないのかなと推測しています。

今日も収獲なしです。事情があって今日は食品類も買えませんでしたので、はじめから収獲がないのは分かっていたようなもんなんですけどね(笑)。

東寺の東側、大宮通側の工事が完了したようでした(写真6番目)。元々お寺の周りはお堀でぐるりと囲まれていましたから、こちら側にもいつ頃までかは知りませんが、東堀があったんですね。結構長いこと工事してましたが、ようやく完了したんですね。

20230521② 20230521③ 20230521④ 20230521⑤ 

20230521⑥ 20230521⑦ 20230521⑧ 20230521⑨ 

今日は弘法さんの後に、京都駅に寄ったり百貨店で買い物したりして店に着いたら11時を少し過ぎてましたね。最近は、朝に骨董市に行ってから店に出ると、もう何か1日の仕事が終わったかのような疲れに襲われてしまいます(笑)。まだこれからなんですけどね(笑)。

既に「お知らせ」欄でご報告のとおり、本日は都合により17時閉店とさせていただきます。さらに明日からは臨時休業と定休日で3連休とさせていただきます。勝手致しますが、何卒ご了承の程よろしくお願いいたします。

20230521⑩  20230521⑪  20230521⑫ 

20230521⑬ 20230521⑭ 20230521⑮ 20230521⑯

平安蚤の市 2023.5

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年05月16日(火)

20230516①今月は今日16日が平安蚤の市の開催日でしたので、店を開ける前に見に行ってきました。

平安蚤の市は、基本毎月10日またはその前後数日に開催されるのですが、今月は16日と約1週間遅い開催日でした。先月は2回開催の予定だったのですが、2回とも悪天候による中止となっていましたが、今日はお天気にも恵まれ無事開催されました。予報では今日の京都は最高気温が28℃と予想されていますので、午後からは暑いでしょうね。

先月開催されなかったこともあってか、今日も朝から人の出が多かったですね。骨董の会でご一緒のNさんご夫婦は、今日はいつもと違う場所での出店でしたね。いつもの場所に出店されていなかったので、今日はお休みかと思っていたところ、帰る直前に出店を確認しました。ワインの木箱を数個並べてられましたが、1個売れていましたよ。よかったですね(写真3番目と4番目)。今日はお天気も良く来客も多いので、露店はみんな売り上げがよいでしょう。

今日もいつも通り収獲はなく、暑いので早々に店に向かいました。夏場の7、8月が紫外線が強いように思われますが、実は5月が1年で1番紫外線が強いのです。私は肌が弱いので、日差しを受けるとすぐに皮膚が真っ赤になり、ひどいとヤケドのようになってしまいます。なので早々に退散です(笑)。今日は店に出る前だったので、ワイシャツにスーツ着てたのでまだいいのですが、Tシャツだと特に首回りがひどく焼けてしまいます。

平安蚤の市は、開催地の岡崎公園内の平安神宮前広場に多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店等が全国より集まる骨董市です。基本毎月10日開催です。平安蚤の市は京都の骨董市の中では新しいもので、始まって4年ぐらいになるでしょうか。次回は6月13日(火)開催予定です。

20230516② 20230516③ 20230516④ 20230516⑤ 

20230516⑥ 20230516⑦ 20230516⑧ 20230516⑨ 

20230516⑩ 20230516⑪ 20230516⑫ 20230516⑬ 

20230516⑭ 20230516⑮ 20230516⑯

昨夜の晩酌(奇跡の一点の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年05月13日(土)

20230513①ここのところ気候の変動が激しくて体がしんどいです。気温の高い日が続いたかと思ったら、また低い日が数日続き、その後また熱くなりと。昼間暖かかった時期でも、いまだに朝晩は結構冷えます。体がついていきませんし、外出時に何を着ていけばいいか判断に困ります。夜寝る時もそうです。5月中旬になりましたが、寝具は冬物のままです。服の衣替えもできません。例年なら今の時期には、冬物をクリーニングに出して夏服を出すのですが、今年はまだできないでいます。今日からまたしばらくお天気の方も崩れるようですからね。なんか週末雨が多いですね。

昨夜もまた、いただいたものをあてに晩酌しましたよ(笑)。

ゴリっとしたぱっと見に唐津のようにも見える李朝盃は、昨夜久しぶりに使いましたね。90年代ソウルにいた時に現地で入手した物です。この盃、最初に見た時は無傷だったのですが、煮沸してみたら共直しが現れたという李朝古陶磁器を購入した際によくあるヤツでした(笑)。しかしながら、姿かたち、サイズもよく気に入っていましたので、当時自分で金継ぎした物です。口縁のほかに見込みの方にも欠けがあり、結構苦労したのですが、うまく出来ちゃいました(笑)。金継ぎはなかなかうまく行かないので、もう今は自分ではやらないのですが、当時時々奇跡的にうまく行くことがありましたね。その中の一点でした。まあ専門家が見れば全然ダメなのかも知れませんけどね(笑)。ソウルにいた時は、結構これで飲んでましたね。懐かしいです。

20230513② 20230513③ 20230513④

徳利は大きめの高麗青磁の徳利です。高麗青磁から三島への過渡期のものと思われ、製作された時期は李朝初期に入ってからではないかと思います。首の下の胴上部に輪線紋2本、その下の3面に菊花紋が象嵌されています。無傷で油臭もなく安心して徳利として使えます。ただ容量が大きくて2合を少し超えます。昔よく飲んでいた頃は、寝酒にこれでおかわりして飲んでましたからね。日本酒の前にはビールのロング缶2本を必ず飲んでました。それが毎晩でしたからね。今考えると恐ろしいですよね(笑)。

お料理の方ですが、イカ・貝柱と筍・ブロッコリーの炒め物は李朝初期の金海手の皿に、湯葉入りおぼろ豆腐は李朝後期分院の白磁皿に、水菜とお揚げの炊いたんは李朝初期の白磁小皿に、筍と蕗の佃煮は李朝初期の堅手豆皿に、それぞれ盛り付けてみました。

20230513⑤ 20230513⑥ 20230513⑧

古裂會 第130回入札オークション下見会

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年05月10日(水)

20230510①最大9連休という今年のゴールデンウィークが終わり、京都も相変わらず外国人は多いですが、国内の観光客の方々が減ったので、やはり少しばかり街が落ち着いたようです。車も減りましたからね。

本日は水曜日で定休日ですが、古裂會の第130回入札オークション下見会が、京都市左京区岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)で開催されましたので、見に行って来ました。

今日は10日ですので、まず実家で月参りを済ませてから行ったので、到着したのは11時頃だったでしょうか。10日というと同じ岡崎公園内で開催される平安蚤の市の開催日のイメージが強いのですが、今月の平安蚤の市の開催日は15日(月)なんですね。両方のイベントが同日に開催されていたことも多かったですしね。

今回ようやく会場の入り口前に立て看板が立てられていましたね(写真2番目)。これまでずっとこういった立て看板の類が無かったので、分かりにくかったんですよね。

今回は【特集】染織 漆工 でした。今回私が気になったのは写真の鬘コレクションです。舞妓・芸者・花魁など、様々な日本髪の鬘が大量に出品されていました。正確な数は分かりませんが、全部で100点近くあったのではないでしょうか。これだけ大量の日本髪の鬘はどこから出品されたのでしょうね。私はこれらの時代や値段についてはよくわかりませんが、これだけのコレクションなら日本髪や着物などを研究している機関では、ぜひ欲しいんではないでしょうかね。展示施設にちゃんと解説を付けて展示したらいいと思いました。写真を多めに載せていますのでご覧ください。

20230510② 20230510③ 20230510④ 20230510⑤

こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられまして、2か月に1回奇数月にこちらの「みやこめっせ(京都市勧業館)」で下見会が開催されます。

下見会は明日11日(木)も同じみやこめっせで10:00~16:00の時間帯で開催されます。

次回は7月11日(火)12日(水)に【特集】屏風 で会場みやこめっせにて開催されます。

20230510⑥ 20230510⑦ 20230510⑧ 20230510⑨ 

20230510⑩ 20230510⑪ 20230510⑫ 

20230510⑬ 20230510⑭ 20230510⑮ 20230510⑯ 

20230510⑰ 20230510⑱ 20230510⑲ 20230510⑳ 

20230510㉑ 20230510㉒ 20230510㉓ 20230510㉔

昨夜の晩酌(ゴールデンウイーク終了の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年05月07日(日)

20230507①最大9連休の大型連休となった今年のゴールデンウィークも今日で最終日となりました。京都はとにかく人と車が多かったですね。人は外国人観光客、車は他府県ナンバーの車を多く見かけましたから、国内の観光客もかなり多かったんでしょうね。私個人にとっては、この期間中も通常通りに営業してましたので、何の変化もない生活でしたが。

またその間、一昨日には石川県を中心とした地域で大きな地震があり被害が心配されていますが、現地では地震発生翌日からの大雨で、さらなる二次災害も心配ですね。

今日は第1日曜日で東寺ガラクタ市の開催日ですが、本日は早朝から大雨でしたので行っておりません。昨日の時点で今日は早朝から1日大雨との予報でしたので、最初から行くつもりはありませんでしたけどね。平安蚤の市とは違い、こちらは雨天中止にはなりませんが、さすがにこの雨ではお店もほとんど出店しないでしょうしね。

昨夜は錦堺町の平野のお弁当をいただきましたので、それをあてに飲みとなりました。いただいたのが2段弁当だったんですね。ご飯は筍ご飯でしたね。私は基本飲む時は、炭水化物の摂りすぎになるのでご飯は食べませんが、こういう風にお弁当をいただいた時ぐらいですかね、ご飯も食べるのは。

堅手の輪花形の平盃は李朝初期のものです。白磁と言ってもいいのかも知れませんが、真っ白ではなくグレーなので堅手としておきます。こちらで以前に1度はご紹介していると思います。作りは大変薄手です。口縁に3か所小さな欠けの金継ぎがありますが、他にキズや直しはありません。これで肌つやがよく真っ白で無傷でしたら、私の手元には来ないですよね。

20230507② 20230507③ 20230507④

三島の徳利も以前ご紹介しています。口部の半部ほどを欠いており金直しが施されています。胴部の4面に柳が描かれています。キズ物ではありますが、容量は1合2勺程と独酌によいサイズです。

長期連休も今日で終わり、明日からまた通常の生活に戻らなければなりませんね。まあ私は何にも変わりないんですけどね(笑)。ただ、京都のこの人の多さというものは明日からも大差ないのでしょうね。連休前から外国人観光客多かったですからね。しかしながら、国内の観光客の方々が少なくなるでしょうから、車の方は少し減るのかも知れませんね。

20230507⑥ 20230507⑦ 20230507⑧ 20230507⑨

Copyright © 韓国骨董李好 All Rights Reserved. login