欠席 初天神 2023年
今日は25日で北野天満宮・天神市、今年最初の初天神の開催日なのですが、今日は行くのをお休みしました。理由は昨日からの吹雪による積雪のためです。昨日は店にいた時、夕方に本格的に降り始めて17時過ぎ頃だったでしょうか、気が付いたらもう積もってました。店から自宅まで30分ぐらい徒歩で途中に買い物もして帰ってきた時には、既に積雪5cm以上だったと思います。
朝になって一旦はやんでいたのですが、昼前頃からまたちらちらとし始めています。京都でここまで雪が積もったのは、7,8年前に大晦日から正月2日頃まで大雪が降った時以来でしょうかね。
もう雪自体はそう降らないようなのですが、気温の方が上がりませんので降った雪が解けず凍結して残るため、滑って転倒する恐れがあるので今日は外出を控えます。雪の天神さんの写真を撮ってブログにあげようかとも思いましたが、この天候では行ったところで露店もほとんど出ないでしょうし、またその手の写真は他の人がインスタなどにたくさん上げるでしょうからいいか、と思いまして。
自宅の前の道は、茶わん坂から一つ南に入った細い道で、車はもちろん人もあまり通らない上に、冬場は特に日当たりが悪くなるので雪がなかなか解けてくれません。更に、結構な坂道なので凍結すると転倒注意の危険な道なんです。
写真のような感じで、まだ全然解けないんですよね。最初の1枚だけが昨日の夜で、あとは今朝撮ったもので、自宅前と2階の物干しから撮った自宅裏です。
今日は水曜日でお休みですので、天神さんに行ってどこかでお昼を食べて、久しぶりに「京のお食事処」の記事を書こうかと数日前までは考えていましたが、残念でした。皆様もどうかお気を付けの上、お過ごしください。
昨夜の晩酌(1年ぶり再び いづ重 上箱寿司 の巻)
この冬一番の寒波が到来中で各地で雪の被害が心配されていますね。列島北部や日本海側だけでなく、九州の方でも既に降雪があるようで、本当に広範囲に及ぶ寒波、降雪、強風の影響が心配されますね。交通にも影響が出るかもしれませんしね。皆様ご用心ください。
今日は大遅刻でした。と言っても降雪などの気候によるものではありません。ただの二度寝です(笑)。1時間遅刻してしまいました。自宅から店まで、清水寺近くから三条京阪駅近くまで30分弱程歩くのですが、ちょうど家を出るタイミングで雨が降り出し、途中みぞれに変わったりまた雨になったり、強風にあおられたりしながら来ました。到着後、その後しばらくはよく晴れてました(笑)。ホントに私が歩いてくる間だけの悪天候でした(笑)。まあ、このまま大雪が降らないでいてくれるといいんですがね。
昨夜は祇園 いづ重さんの上箱寿司をいただきましたので、晩酌となりました。ちょうど1年程前にもいづ重さんの上箱寿司をいただいて晩酌をしていました。2022年1月17日でしたから、本当にはぼ1年前のことです。
写真のような美しい箱寿司です。これ、海老や鯛などの下は全てご飯(酢飯)で、押してありますので結構なご飯の量です。箱は小さいですが、結構お腹一杯になりますよ。
いづ重さんは現在店舗改装中のため、仮店舗にてお持ち帰りのみの販売になっています。仮店舗は祇園石段下北西角辺りの旧店舗から、四条通少し西に行ったところにある小さな路地にあります。詳細につきましては、いづ重さんのホームページでご確認ください。
いづ重 ホームぺージ https://gion-izuju.com/
酒器の方ですが、徳利も盃も過去にこちらでご紹介したことのあるものです。徳利は李朝初期の堅手徳利です。写真では少し青が強く出過ぎている感じですが、実際はもう少しグレーです。容量が1合に満たず7~8勺程度です。7勺以下でしょうか?8勺は入らないように思います。実は昨日は予定外の飲みになりましたので、小さい徳利にしました。約11㎝と可愛いサイズです。
刷毛目の平盃は、もう刷毛目なのかも分かりづらいくらいにしっかりとアジが付いています。アジつき過ぎです(笑)。元々は無傷でアジもサイズ(口径9.5㎝)もよい盃だったのですが、割れてしまい金継してもらった残念なものです。詳細は過去の記事をご確認ください(2020年06月20日の記事「復活刷毛目平盃の巻」へはこちらをクリック)。納豆は三島の小鉢に盛り付けました。
京都市にも大雪警報が出ましたね。夕方から今晩に雪が降りそうですね。積もらなかったらいいんですけどね。明日は25日で天神さんに行く予定ですが、天候によっては行くのを中止するかもしれません。現在3時半ですが、そういっている間にこちらは結構な雪が降ってきました。明日よりも今日終わって家に帰る心配をしなければならないかもしれません。皆様どうぞお気を付けください。
初弘法 2023年
先日、阪神・藤波投手の米メジャーリーグ アスレチックスへの現地入団記者会見の様子が公開されました。藤波投手、少しカンペは見ていましたが、頑張って英語で1分半ほどの自己紹介をやり遂げましたね。大変良かったです。これまでにメジャー移籍した日本人選手の中では最高の出来だったのではないでしょうか。藤波投手、中学時代から将来のメジャー進出の準備として英語に力を入れ、中学生の時に既に英検準2級に合格していたそうですね。この調子で、チーム内でも積極的にコミュニケーションを図ってチームに馴染んでいって欲しいです。藤波投手、期待できそうですね。
偉そうに言ってますが私は英語出来ません。日本語と韓国語だけです。私が出来るのは(笑)。いいんです。私はソウルしか行きませんから(笑)。そのソウルにも3年以上行けてませんが。
その韓国は今日から旧正月連休が始まりますね。今年は22日(日)が旧暦の1月1日ですので、その前後の1日を含む3日が休日になります。また今年は22日が日曜日のため24日(火)が振替休日になるので、24日(火)までの4連休になります。この時期韓国では本家のある故郷へ国民の大移動が行われますので、昨年はこの後コロナ感染者激増が起きたのですが、今年はどうでしょうか。韓国も行動制限は無いので心配ではありますね。
またしても前置きが長過ぎましたが、今日21日は東寺・弘法市の開催日です。今日は今年最初の弘法さんで初弘法です。コロナ禍前は、先月の終い弘法と年初の初弘法は人が多くて大変でしたが、今はもう過去のようなことは無くなりました。でもまあ、今日はお休みでしたので、人の出はそこそこではありましたが、コロナ禍前の水準には遠く及びませんでしたね。バスも混まないので楽ですけどね。昔は東寺の前後の停留所では、混むどころかバスが満員通過することも度々ありましたからね。
今日はいつもより早く8時40分頃に着きましたので、飲食の店がまだ準備中のところもありましたね(写真2番目)。露店の方も空きが目に付くところもありましたし、やっぱり初弘法らしくは無かったですね。
御影堂の方で護摩供養が行なわれますが、私が行った時はまだ時間が早かったようで、お坊さんは座っていましたが、まだ火は焚かれていませんでした。準備中でしたね(写真3番目)。お正月と毎月21日には、こちらの国宝秘仏の不動明王前で護摩供養が行なわれているようです。4番目の写真の修行大師像は南門を入って西側にあります。ここは常にお参りの人が絶えませんね。
今日もやっぱり収獲は干し芋だけでしたね(笑)。次は25日の北野天満宮・初天神をご報告させていただきます。
第128回古裂會オークション下見会
今日は京都市左京区岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)で古裂會の第128回オークション下見会が開催されましたので、見に行って来ました。2か月に1回奇数月の開催です。いつもは開場直後の朝10時過ぎ頃に行って、その後店の方に向かうのですが、今日は水曜日で店の方はお休みですので、午後からゆっくりと出かけました。やっぱり午後だと若干来場者が多めな感じでしたね。
今日は1階西側の会場でした。最近このパターンが多いですね。以前は1階東側や地下のことも多かったです。
残念ながら、今回もやっぱり韓国のものは少なかったですね。ここ3、4年でしょうか、急に韓国のものが出なくなってしまいましたね。それまでは結構韓国のものが多く出品されてましたので、こちらの下見会の開催日に合わせて韓国の業者も来ていたんですけどね。ここ数年はコロナ禍による水際対策の強化もありましたが、それ以前も今も韓国の業者は来なくなりましたね。まあ、ネットで出品カタログを見ることができますし、顧客には冊子のカタログも送付されてますので、そちらを見て入札している人もいるでしょうけどね。以前のように韓国の業者が来るようでしたら、今日は水曜日で定休日ですが店を明けてみようか等とも考えたかもしれませんが、まあお休みできてよかったです(笑)。
今日私が気になったのは、象牙の作品ですかね。彫刻の施された全形象牙と象牙で作られた五重塔は目を引きましたね(写真4番目と5番目)。1989年にワシントン条約で象牙の国際取引が禁止になりましたので、世界で象牙の取引している国はほとんどありませんが、日本はそれ以前からの在庫品についての取引が認められているようです。あと古銅のスッポンが可愛かったです(写真9番目)。10cmに満たないぐらいの可愛らしいサイズでしたね。
こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。下見会は明日19日(木)も同じみやこめっせで10:00~16:00の時間帯で開催されます。
次回は【特集】仏教美術で3月14日(火)・15日(水)にみやこめっせ(京都市勧業館)で開催の予定です。
昨夜の晩酌(絵高麗と井戸手の巻)
阪神の藤波投手の米メジャーリーグ アスレチックス移籍が決定しましたね。頑張ってほしいとは思いますが、正直なところ心配ですね。160キロ台のストレートや140キロ台後半のフォークボールなど、持っているものは素晴らしいのですが、マスコミを通じての情報ではメンタルの弱さとプライドの高さが指摘されて来ていますので、彼がチームで孤立してしまわないか心配です。
個人的には語学力が大きなカギになってくると思います。チーム内でのコミュニケーションをどれだけ積極的にとれるか、そしてチームになじめるかが課題だと思っています。なので、渡米後の記者会見の場で「ハイ!マイネームイズ シンタロウ フジナミ」だけの挨拶では厳しいかなと。1分ぐらいで十分なので、更にその後に簡単な自己紹介(~から来ました程度)、感謝、アスレチックスの印象、自分の目標ぐらいを原稿なしで話せるようなら、大いに期待できるかと思います。入団会見の英語での挨拶に注目です。
まあ彼は元々メジャー志向だったので、当然それぐらいの準備はしとかないといけないとは思いますが、日本の野球選手はダメですよね、語学が。サッカー選手は結構頑張ってる人多いようですけどね。藤波選手頑張ってください。大谷選手との対決も期待しています。
前置きが長くなり過ぎましたが、昨夜の晩酌です。
酒器は徳利も盃も久しぶりの登板です。絵高麗の徳利は相当前に2回ぐらいこちらでご紹介したかも知れません。1回だけだったかな?キズや直しは無いのですが、底部とその周辺には少しカセがあります。なので使用後はよく乾燥させなければいけません。青磁釉の色もお世辞にもいいとは言えません。鉄砂で描かれているのは고사리(コサリ)紋と呼ばれる模様で、고사리(コサリ)は日本語で言うとわらびです。ポテッとした形状で可愛らしいです。容量は1合半ほどです。
井戸手の盃は口径が6.5㎝程の小ぶりなものです。しっかりと刻まれた貫入、底部のカイラギなど井戸手としての条件を備えています。画像では分かり難いですが、使用により見込みに赤みが出て来ており、さらにいいアジに育って行くでしょうね。小ぶりの盃が好きです。小さい方が何度も徳利から盃へと酒を注ぐことになりますし、それだけ盃にも徳利にも触れる機会が多くなるので楽しいですね。口縁部に欠けの金継が2か所有ります。
お料理の方ですが、肉じゃがは苺紋(見えていませんが)の高麗青磁の鉢に、ほうれん草のお浸しは李朝初期の堅手の小鉢に、おからは高麗青磁の小鉢に、切り干し大根の千切煮は李朝末期の染付小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。いつも通り、全て頂きものです(笑)。
平安蚤の市 2023年1月
今日10日は各地のえびす神社では十日えびすの本えびすの日ですね。京都にも小さいですが、えびす神社がありますので、昨日から街中で笹を持った人の姿をちらほら見かけますね。コロナ禍で中止になっていた西宮えびす神社の福男選びも今年からまた再開されましたね。
私は大学生の時に1月8日~11日の4日間、大阪の今宮戎神社で泊まり込みのアルバイトをしてました。また年末は大晦日までの3泊4日でこちらも泊まり込みで、餅屋にアルバイトに行っていました。どちらも短期間でしたが、それぞれ当時4万円ぐらいの報酬を得ていました。当時としてはかなり高額でした。大学時代は体育会系の部活をやってましたので、長期のアルバイトというのがなかなか難しく、長期休暇中に高報酬・短期集中で稼いでましたね。懐かしいです。
また今日1月10日は平安蚤の市の開催日です。10日は実家で10時から月参りの日ですので、それが済んでから行くと現地到着が11時前後になります。今日はいつもより少し遅めの11時10分ぐらいに到着しました。時間遅めの到着でしたので、人が多いかと思ったのですが、思ったほどでもなかったですね。
骨董の会で一緒のTさんご夫婦も出店されてました。本日の目玉商品はもう売れてしまったそうです。よかったですね。提灯が置いてありましたので、その写真を撮っておきました。お値段は3,000円(1個)でした。後方にはいつもの「500円よりこわれた器直します」の看板が見えます(写真4番目)。京都アンティークフェアには、いつも直しのお店として出店されます。京都アンティークフェア次回は3月末に開催されますね(会場:伏見区竹田 京都パルスプラザ)。
平安蚤の市は、岡崎公園内の平安神宮前広場に多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店等が全国より集まる骨董市です。こちらは東寺ガラクタ市や弘法市、天神市とは違った、比較的若い業者さんが多く出店されているようです。
基本毎月10日に開催されますが、2月はお休みで次回は3月10日(金)に開催の予定です。
店まで向かう道で古川町商店街を通って来ました(写真13番目[最後])。昼前でしたが、相変わらず人気が少なくシャッターの下りた店舗が目立ちましたね。昔からあったお店はどんどん姿を消し、コロナ禍前は外国人観光客向けの飲食店が新たに入ってたのが目立ったのですが、今日歩いてみるとそういった店も閉店しているのが目に付きましたね。私が中高生のころまでは、夕方や年末などは地面が見えないほど買い物客でいっぱいだったんですけどね。さみしいですね。
昨夜の晩酌(新年一発目の巻)
今日から新年の営業開始です。本年も何卒よろしくお願いいたします。
街には外国人観光客が溢れる京都ですが、特に若い韓国人の観光客が目に付きますね。私の場合正しくは目より耳の方で感じるのですが、韓国語がとにかくよく聴こえてきますね。最近の若い韓国人は日本で着物を着て楽しむ人が増えましたね。ひと昔前は絶対着なかったですからね。着られなかったでしょうね、周りの目があるから。本人は着てみたいと思っていても、それが知れると「お前は親日か」みたいなこと言われるような圧力がまだ強かったでしょうからね。
新年最初の晩酌です。実際のところは三が日にはおせち料理で日本酒を少しだけいただきましたし、ビール(正確には発泡酒のサッポロ「麦とホップ」)を毎晩飲んでましたが、李朝の酒器・膳・器を揃えての晩酌は、昨夜が始めということですので。
昨日は祇園末吉町の喜久政のお弁当をいただきましたので、飲みとなりました。まあ、そうでなくても昨日あたりはそろそろかなとは思ってたんですけどね(笑)。
李朝初期堅手の徳利は、これまでに何度かご紹介しています。口に2か所大きめの金継ぎと高台には窯キズもあります。しかしながら、青みがかった釉薬がきれいで、サイズも容量1合3勺程度と独酌用に最適です。穴が大きいのも使いやすくていいですね。こういうのが普段使い用に1本あるといいですよね。
白磁の盃は、こちらでご紹介するのは初めてです。口縁のニュウに金継が施されてはいますが、サイズ良く、白い肌もきれいですし、お酒が入った際に見込みの渦巻きがよい景色となります。ずいぶんと昔から持っていたものですが、これまであまり登板機会が無かったものです。どうも私は、アジが付いてくれそうな手のモノを使って育てるのが好きで、このようなきれいなものはどうしても使用頻度が低くなりますね。
小松菜とお揚げの炊いたんは三島の小鉢に、終い弘法で買ったすぐきは李朝白磁祭器台皿にそれぞれ盛り付けてみました。李朝の白磁祭器台皿は皿部の直径が11㎝程と超小ぶりなもので、ここまで小さいものはあまり見ません。
当店では年末からの李朝酒器の追加出品を新年も継続中です。日本酒(銘柄:菊正宗)のプレゼントも引き続き実施中です。詳細につきましてはこちらをクリックの上、ご確認ください。
謹賀新年 2023年 元日
明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
去年はコロナも収束せず、戦争やテロ、多くの著名人のご逝去など、残念ながら明るい話題の少ない1年だったように思います。今年は明るい話題の多い1年になってくれるといいんですけどね。
お正月は今年もどこへも行かず、昼食と夕食時に実家へ行くだけの生活を送る予定です。まあもう20年以上そんな生活でしょうかねお正月は(笑)。90年代にソウルにいた時も大晦日から正月3が日は必ず一時帰国してましたからね。
ソウルにも3年以上行けていませんが、今年は3月頃には行きたいと思っています。1月2月のソウルはメチャクチャ寒いですからね。少し寒さが和らいでからにしようと思っています。
今月の京都の骨董関係イベントは下記のようなところです。
1月1日(日) 東寺ガラクタ市
10日(火) 平安蚤の市(開催場所:左京区岡崎公園内平安神宮前広場)
18日(水) 古裂會 第128回オークション下見会(左京区岡崎公園内みやこめっせ〈京都勧業館〉)
19日(木) 古裂會 第128回オークション下見会(左京区岡崎公園内みやこめっせ〈京都勧業館〉)
21日(土) 東寺・弘法市
25日(水) 北野天満宮・天神市
本日1月1日(日)は第1日曜日ですので、東寺ガラクタ市が開催中です。また、今月は古裂會のオークション下見会もみやこめっせ(京都勧業館)にて開催されますね。
当店は7日(土)から営業いたします。李朝酒器の追加出品も引き続き行ないますし、日本酒(銘柄:菊正宗)のプレゼントの方も引き続き行ないます。何卒よろしくお願いいたします。
年越しそば 2022年大晦日
今年も例年通りお昼に実家で年越しそばをいただいて来ました。天ぷらそばですが、天ぷらが多すぎて蕎麦がほとんど見えていません(笑)。ちなみに、海老天の他は茄子とさつま芋の天ぷらでした。
今年も新型コロナ感染症の方は収束しませんでしたが、政府は基本的に行動制限は掛けない方針に転換しましたので、この年末年始は3年ぶりに行動規制の無い長期休暇期間となりました。今月からの国内新規感染者数と死者数の増加や感染者爆増中の中国の海外渡航の再開など、まだ心配な状況は続きます。既に医療崩壊が始まっているようですが、感染拡大→医療崩壊をこの3年間ずっと繰り返して来ています。なんとか対策を立てられないものなんでしょうかね。
そんな2022年でしたが残すところ、もうあと数時間となりました。今年もこうして年越しそばをいただき、新年を迎える準備ができたことは、本当にありがたいことだと思います。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
店の方は1月6日(金)までお休みをいただきますが、ブログの方は休み中も何かあれば更新していきます。
昨夜の晩酌(久しぶり小ぶりペアの巻)
一昨日28日(水)より店の方は年末年始休業中ですが、晩酌は続いています(笑)。
この年末年始は新型コロナ感染防止のための行動制限の無い大型休日期間になります。3年ぶりになるんでしょうか?既に今月に入ってから新規感染者数は増加中で、ここ数日は1日の死者数が過去最多を更新しているのが気になります。
さらには、ゼロコロナ政策をとっていた中国が民衆の反発に耐えられなくなり、緩和政策をとって行動の自由化などを認めたところ、感染者と感染による死者数が急増しているようなんですが、旧正月に向けて中国政府は国民の海外渡航を再開するようです。渡航先一番人気の日本としては、中国に対する水際対策(中国人および中国から渡航する日本人・外国人も対象)を強化すべきだと思いますね。
今後、この年明けと旧正月明けの1月下旬以降に2つの大きな感染拡大の波が来そうで怖いですね。特に旧正月に中国人渡航者から持ち込まれるウィルスが新たな変異株だったら、事態は深刻になりそうです。
そんな心配だらけの年末ですが、昨夜は晩酌しました。おそらく日本酒での晩酌は今年これが最後になるでしょう。今日も明日もビール(正しくは発泡酒、サッポロ「麦とホップ」)を飲みますけどね(笑)。
白磁の耳盃は李朝初期のものです。以前に1度こちらでご紹介したことがあると思うのですが、記憶が定かではありません(笑)。この暮れから店の方に出していたものですが、お休み中に使おうと持ち帰りました。薄手で上手のものです。色もグレーがかってはいますが、良い方だと思います。口縁と両耳に金継ぎとニュウが数か所ありますが、この状態で残っていれば上等でしょう。このように薄手の物の場合、両耳または片耳が欠損していて、共直しされている物やそのままの物などが多いです。500~600年程前のものですから、この状態で残っているのも奇跡の様なものでしょう。口径が7.5cmと小さめですが、よいサイズです。
黒高麗の小徳利も以前に1度ご紹介したものです。こちらは容量が1合入りません。7勺程度だと思います。色形もいいし、注ぎ口になる穴も大きくて使いやすいのですが、元々私は1合に満たないものを徳利とは見なさないと考えてきましたので、これまではほとんど出番が無かったです。しかしながら酒量の減った現在では、今後このあたりのサイズの小徳利にも酒器としての資格を与えてやってもいいかなと思っています(笑)。
お料理の方ですが、鶏の手羽焼きは李朝初期の堅手中皿に、筑前煮は李朝初期の白磁小鉢に、納豆は高麗青磁の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。
当店では年末年始休業明けの1月7日(土)以降も、李朝・高麗の酒器を追加出品して行きます。詳細につきましては本ホームページの「お知らせ」欄でご確認ください(「お知らせ」欄の該当記事へはこちらをクリック)。また、一部商品につきましては本ホームページの「商品紹介」にございますので、こちらにつきましてもご確認ください(「商品紹介」へはこちらをクリック)。