平安蚤の市 2024年10月9日
今日は水曜日で定休日ですが、平安蚤の市の開催日でしたので見に行って来ました。
平安蚤の市は、基本毎月10日に京都市左京区岡崎公園内の平安神宮前広場で開催される骨董市ですが、今月のように10日でない場合も度々ありますね。弘法さんや天神さんに出店する業者とは違った比較的若い業者の出店が多く見られます。150店舗近くの骨董店、古道具店、古着屋等が全国より集まります。歴史は浅く、まだ始まって5,6年しかならないのですが、すっかり京都の骨董市として定着していますね。
気候の方も今日のようにお天気のよい日の日中はまだ少し暑いですが、もう気温が30℃を上回るようなことは無くなりましたので、お出かけしやすくなりましたね。そのせいもあってだと思いますが、今日は平日にもかかわらず人の出が多かったですね。それと今日は現地到着がいつもより遅い12時前頃でしたので、そのせいでもあったのかも知れませんね。
骨董の会で一緒だったNさんご夫婦が今日も出店されてましたね(写真6番目)。いつものように木箱や木の棚などを並べてられました。今月25日(金)~27日(日)に開催される京都アンティークフェア(会場:伏見区竹田 京都パルスプラザ)に出店されますね。奥様が器の直しの方をしてられまして、もう長くそちらにはお直しのお店を出店されています。
今日もいつも通り収穫はありません(笑)。こちらは骨董以外の食品等の店はありませんので、その他の収獲も無しです(笑)。
今日一つ気になったのは、カセットテープを売っていたお店です(写真13番目)。昔はラジカセで好きな歌をカセットテープに録音して、それをウォークマンで聴いたりしてましたね。語学のヒヤリング教材もカセットテープでした。韓国語の勉強にもカセットテープには随分お世話になりました。懐かしいですね。近頃は見かけることの無くなったカセットテープですが、まだ生産はされているようですね。
平安蚤の市は今月2回開催です。次回は10月24日(木)に同じ岡崎公園内の平安神宮前広場で開催される予定です。但し、雨天の場合中止になることがあります。
昨夜の晩酌(初めての李朝酒器コンビの巻)
しばらくこちらのブログの投稿が途絶えておりました。久しぶりの投稿になります。シンプルにネタが無かったんです(笑)。
岡田監督の退任が決まったタイガースはレギュラーシーズン2位で終わりましたので、3位のDeNAと12日(土)からクライマックスシリーズで対戦します。勝ち上がって2年連続日本一達成してほしいですが、なんかDeNAにボコボコに打たれて負けそうな気がしてます(笑)。
昨夜はおでんをいただきましたので、晩酌となりました。大分暑さは和らいで来たとは言え、まだちょっとおでんや鍋物には少し早い感じの気候ですが、もう10月ですから本来ならいい季節だったんですけどね。
盃は李朝分院末期の作でしょう。肌の色はグレーで高台の砂付きも粗い感じですね。これは私が初めて手に入れた李朝の盃です。ソウルの長安坪古美術商街の店で見つけたものです。もう25年以上前の話になりますね。今はもうその店は無くなりましたね。まあ四半世紀前の話ですからね(笑)。当時から現地でも盃はあまり無かったんです。店で「盃あるか?」と尋ねても「無い」という返答がほとんどで、たまに「ある」というから見てみると小鉢にしかならないサイズの物を見せられたりということが多かったです(笑)。なのでこの盃も色々ある中から気に入った物を選んで買ったというのではなく、見つけたから買ったという感じでした。しかしながら、見込みが渦巻きになっていたり、やはり見込みに釉垂れがあったりとなかなか楽しい盃で、当時は喜んで使っていました。
徳利と言っていいもんかどうかという代物なんですが、これも私が初めて入手した李朝の徳利?でした。今はあまり徳利を使わないという人が増えたため徳利は値崩れしていますが、盃に比べ徳利はかなり高額でしたので当時なかなか手が出せないでいました。そんな時、仁寺洞のとあるお店でこの徳利?を見つけました。まあちょっと、普通はこれを徳利にして酒を飲むということを思いつく人もなかなかいないと思うんですが、当然お値段も安かったんで喜んで買いました。肌の色もダークグレーでサイズも大きいし、さらに入手時は相当内部も汚れていましたので、酒が飲める状態にまで内部を洗浄するのが、かなり大変でしたね(笑)。これを購入したお店も今はもう無いですね。
はじめて入手した酒器でこうして晩酌してみると、ソウルの骨董街を週末ごとに巡って酒器ばかりを探し歩いていた頃のことが懐かしく思い出されますね。今はもう無くなったお店が多いですけどね。
お料理の方ですが、おでんは李朝初期の堅手の深皿に、納豆は三島の盃に、ほうれん草ともやしの胡麻和えは李朝初期の白磁小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。
今日から10月です 2024
今日から10月です。しかしながら相変わらず暑いです。さすがにもう猛暑日ということは無く、夜もエアコンつけずに寝られるようになってきましたが、昼間はまだ30℃超えです。確か去年もこんな感じでしたね。しかしまあ、来週ぐらいからは昼間も30℃超える日は無くなるようです。
そんな気候のよくなる今月の京都は骨董関連のイベントが多いですよ。今月は下記の通りです。19日(土)以降の下旬に集中しています。
10月 6日(日) 東寺ガラクタ市
9日(水) 平安蚤の市(開催地:京都市左京区岡崎公園内平安神宮前広場)
19日(土) 第26回寺町美術まつり(開催地:寺町美術通り)
20日(日) 第26回寺町美術まつり(開催地:寺町美術通り)
21日(月) 東寺・弘法市
24日(木) 平安蚤の市(開催地:京都市左京区岡崎公園内平安神宮前広場)
25日(金) 北野天満宮・天神市
第90回京都アンティークフェア(会場:京都市伏見区竹田 京都パルスプラザ)
26日(土) 第90回京都アンティークフェア(会場:京都市伏見区竹田 京都パルスプラザ)
27日(日) 第90回京都アンティークフェア(会場:京都市伏見区竹田 京都パルスプラザ)
『第26回寺町美術まつり』は年に1度この時期に、寺町通りの丸太町から御池にかけて約1kmの「寺町美術通り」で開催されます。当日は「無料鑑定会」「入札会」「下御霊陶楽市」などの企画があるようです。詳細は公式ホームページをご参照ください。
※「寺町美術通り」公式ホームページ http://teramachi-art.jp/
第90回京都アンティークフェアも25日(金)~27日(日)の3日間開催されます。以前は全国各地か300店舗以上の出店がありましたが、コロナ禍以後出店数が減りましたので、今は300店舗は出ていないと思います。それでもやはり西日本最大規模の骨董市です。詳細は公式ホームページでご確認ください。
※京都アンティークフェア公式ホームページ http://www.gomoku-do.com/
平安蚤の市は今月9日(水)と24日(木)の2回開催の予定です。
また、骨董市ではありませんが、嵐山のMuseum 李朝で10月5日(土)~12月8日(日)の期間「秋季 文房具展」が開催されます(写真最後)。詳細は公式ホームページでご確認ください。http://museumricho.jp/
気候の方も涼しくなってくると思いますので、今月はぜひ京都で骨董関連イベントをお楽しみください。遠方からご旅行でいらっしゃるのでしたら、18日(金)~21日(月)か23日(水)~26日(土)の日程で来ていただきますと、複数のイベントをお楽しみいただけますね。
昨夜の晩酌(阪神 アレンパの夢潰えた夜の巻)
昨夜、巨人が勝ち、阪神が負けたためアレンパへの道がついに途絶えました。こういう時に、阪神戦TV中継が無いんですよね。私が生きている間に阪神の連覇が見られるかと期待していた今シーズンでしたが、残念な結果となりました。まだ次に連覇があり得るとしたら来年と再来年に優勝した場合となりますが、そううまくも行かんでしょうからね。まだクライマックスシリーズで勝ち上がって日本一になる道は残されています。仮にそうなったとしても、その場合は連覇とは言わないんでしょうね。リーグ優勝してないんですからね。クライマックスシリーズという制度は個人的にはおかしな制度で、廃止か見直しすべきだと思いますが、まあそれでも少しでも長く阪神戦を観たいですから、頑張って勝ち上がって欲しいですね。それと関西全ての地域で観られる局でTV中継してほしいですよね。
そんな残念だった昨夜の晩酌です。
盃は伊羅保手の平盃です。以前にも1度はこちらでご紹介しています。店に置いていたものですが、昨夜は持ち帰って使ってみました。平盃とは言いますが、口径が9.8㎝~10.0㎝とベストなサイズで深さもありますので、よく見られる小皿のようなものとは違い、盃らしい平盃です。この手の盃は分厚い作りの物が多いのですが、こちらは薄い作りである点も魅力ですね。写真では分かり難いのですが、緑釉がなかなかきれいで見込みに薄っすらとしたものですが釉だまりがあり、側面には釉流れも見られます。高台周辺には陰刻も施されており、見どころの多い盃です。口縁に2箇所小さい欠けの金継ぎがあります。
初期堅手の徳利は民窯の作でしょう。残念ながら高台内に直しがあります。入手したのは20年ぐらい前になるかと思いますが、高台と高台内に窯キズがあるのは認識していました。高台内の窯キズからは漏れるなと思いましたが、当時はまだ自分で口欠けなど簡単なものの金継ぎはやってましたので、これぐらいなら自分で何とかなるなとその時は思いました。ところが、煮沸・洗浄してみると高台内が窯キズだけでなく、その全体がものすごく薄くなっていることが分かりました。逆さにして口の穴の方から部屋の照明に照らしてみると透け透けな感じでした(笑)。これは自分の手には負えないということで、高台内全体を漆で埋めるように直してもらいまして、こんな感じになりました(写真8番目 最後から2番目)。高台部分の窯キズは頼んでなかったんですが、銀継ぎされてました(笑)(写真最後)。
お料理の方ですが、焼鮭は李朝初期の堅手皿に、ニシンの昆布巻は李朝後期分院の白磁小皿に、茄子と厚揚げ、蕨とオクラの煮物は李朝初期白磁の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。
北野天満宮・天神市 2024.9
今日は25日で北野天満宮・天神市の開催日です。21日の東寺の弘法さんはお墓参りのためお休みしてしまいましたが(ご先祖の供養は大事ですからね)、今日はちゃんと朝早起きして行って来ましたよ。今日は天気予報では最高気温が30℃ということでしたので、それでは多分午前中は25℃ぐらいで涼しいのかなと思い、Tシャツの上に1枚羽織って出たのですが、お天気がよく日差しが強かったのでメッチャ暑かったです(笑)。明日はまた暑くなるようですね。もうさすがに猛暑日ということは無いようですが、今月いっぱいは30℃も超える日が続くようです。秋よ来いですね。
来月10月1日~5日に北野天満宮の祭礼である「ずいき祭」が行われますので、毎年の9月の天神さんの風景なんですが、その際の巡行に出る山車や馬車、牛車などが絵馬堂や楼門のところ、宝物館の前などに置かれていました(写真2番目~6番目)。神幸祭が10月1日、還幸祭が10月4日という日程のようです。秋の五穀豊穣に感謝する御祭で、野菜や乾物で飾られた「ずいき御輿」が還幸祭で巡行します。
私は見た記憶は残っていないのですが、幼稚園に上がるかその前ぐらいの幼少期に連れて行ってもらったことがあるようです。でも全く覚えてませんね(笑)。
まあまだ暑いんですが、7・8月の本格的な猛暑の時期に比べると露店の出店の方は大分増えましたね。平日で暑かったにもかかわらず、人も多かったですね。やっぱり外国人と修学旅行生の姿が目に付きましたね。なんか今日の修学旅行生は小学生みたいな子たちが多かったですね。
今日もまた収獲は無しでした。骨董も食料品もです。楽しみにしてたちりめんじゃこの店も出なくなって久しいですし、キム社長も5月に来ていた時に「これが最後」と言ってましたからね。骨董市で韓国の物を見つけるのはもう難しくなりましたね。「だったらお前が出店しろ」ってところなんでしょうけどね、それはもう考えただけでもしんどいのでイヤなんですよね(笑)。
昨夜の晩酌(真夏からようやく初秋か?の巻)
ようやく暑さの方が和らいできましたね。昨夜は本当に久しぶりにエアコンをを付けずに寝ましたね。ただ、まだ昼間晴れていると日差しが強いので、今日はまだ店までは歩きではなくバスを利用しました。徒歩25分ぐらいの距離ですからね、まだもうしばらくはバスを利用することになりそうです。
能登の方がまた大雨で河川の氾濫や家屋の浸水などで大変なことになっていますね。仮設住宅も浸水したようで水道・電気など全てが使えない状態だと今朝のテレビで言ってましたね。今年元日の地震による被災からいまだに復興もままならない状態のところにこの水害ですからね。お気の毒でかける言葉も見つからないですね。
昨夜は甲子園での阪神vs巨人戦をテレビ観戦しながらの晩酌となりました。昨日と今日、巨人との最終の2連戦で、これに連勝すればアレンパへの道が何とか開けるという重要な連戦なんですが、昨日はタイガース1対0で勝ちましたよ。巨人はエース菅野投手だったんですが、才木投手がよく粘ってゲラ投手→岩崎投手とつないで逃げ切りました。今日も絶対落とせない最終戦なんですが、今日はデーゲームで観られないんですよね。ネットで経過を確認しながら、今これを書いてますよ(笑)。
晩酌の方ですが、盃は李朝後期~末期に民窯で焼かれたものでしょう。入手してから15年ぐらいにはなると思うのですが、その時は大振りで白っぽい色の盃といった印象しかありませんでしたが、使ってみると貫入がどんどん深くなり、いい感じにシミも出てよく育ってくれました。写真では分かり難いのですが、見込みには赤みも差して来ています。入手時にもこれは育つかもと思ってはいたのですが、期待以上にいいアジに育ってくれています。真横から撮った写真2枚(3番目と4番目)をあげていますが、2つの写真が同じ盃を撮ったものとは思えないぐらい、育ち方にも違いが出ていてそのあたりも面白いですね。
甕器(オンギ)製の徳利も入手したのはもう20年以上前のことになりますね。甕器(オンギ)というのは、うわぐすりを塗り高温で焼いた土製の甕のことで、キムチや味噌などを保存するのに用いられてきたものです。甕器(オンギ)でこのように酒徳利として使えるサイズとスタイルの物というのは、私は他に見たことがありませんし大変貴重なものです。時代は李朝の末期頃ですからそれほど古い物ではありません。徳利の首の少し下あたりに輪線紋がぐるりと2本配されていて、これがこれがこの徳利の姿をピリッと引き締めていますね。容量は1合1勺程度です。
お料理の方ですが、肉じゃがは青磁象嵌苺(柘榴?)紋の鉢に、光の加減で白く飛んでしまっていますが(こういうことが最近よくあります)、ネギ入り出汁巻は李朝後期分院の染付「福」字紋の小皿に、おぼろ豆腐は高麗青磁陽刻紋八角深皿に、煮豆は李朝後期~末期の白磁盃にそれぞれ盛り付けてみました。今回は器の写真も入れてみました。
お彼岸 2024年 秋
昨日のことになりますが、米メジャーリーグ ドジャーズの大谷翔平選手やりましたね。史上初ホームランと盗塁数の50-50を達成。51-51まで記録を伸ばしています。シーズン終了には55-55の達成もいけそうな感じですね。打点もリーグトップで現在ホームランとの2冠王なんですね。この人は常に我々の期待のさらに上を行ってしまいますね。
我がタイガースはといいますと昨日DeNAに敗れて首位巨人とは3ゲーム差に、巨人の優勝マジックが6となり、アレンパは遠のいてしまいました。史上初の阪神の連覇が見たいんですけどねぇ。
相変わらず暑い日が続いています。一昨日から秋のお彼岸に入ったんですけどね。今朝お彼岸のお墓参りに行って来ました。お彼岸ですので「おはぎ」をいただきました。つい先日中秋の名月で月見団子をいただいたばかりなんですが、またあんこ系の和菓子です(笑)。今年は中秋の名月とお彼岸が近かったですね。お墓参りの帰りに四条河原町に買い物に行って、髙島屋地下に出店している鳴海餅本店で三色のおはぎを買って来ました。
また店で今度は李朝の十二角ソバン天板盆と染付「祭」字紋祭器台皿にのせていただきました。手前が粒あんで、後の向かって左がきな粉、右が青海苔です。
今日21日は東寺の弘法さんでしたが、お墓参りのためサボってしまいました(笑)。25日(水)の北野天満宮・天神市の方は、定休日で別用もありますので、必ず行って来てご報告いたします。
中秋の名月 추석(チュソク 秋夕) 2024年
本日は中秋の名月です。中秋の名月が必ず満月になるという訳ではないということを、昨年私は初めて知りました。中秋の名月=満月だと思っていたんですね。今年の中秋の名月は、その満月ではないパターンなんだそうです。満月になるのは明日のようですね。
今年も月見団子を祇園鳴海屋で買ってから店に行きました。今日も暑かったのでバスで来たのですが、月見団子買うためにバスを途中で降りて、その後は店まで歩いて行きましたので、メチャクチャ暑かったです。もう店にたどり着いて直ぐにエアコンつけてイスに座ったら、しばらくは動きたくなかったですね(笑)。帰りに買えればいいんですが、その頃になるともうお店が閉まってるんですよね。今年も月見団子を李朝の白磁面取祭器台皿に盛ってみました。今年もまた粒あんとこしあんを1個ずつです。
中秋の名月は、里芋やサツマイモの収穫時期に当たることから「芋名月」とも呼ばれるようです。写真のように餅にあんこを巻きつけた関西の月見団子は、里芋をイメージした形なのだそうですよ。関東の月見団子は真ん丸ですね。
韓国ではこの時期が추석(チュソク 秋夕 ※旧盆)連休中です。通常は秋夕の当日(旧暦の8月15日)の前日と翌日が祝日となるのですが、今年はその前の14日・15日が土日ですので5連休となりますね。去年は確か6連休でしたけどね。
韓国では、秋夕には本家に親族が集まって祭祀や墓参など先祖の供養が行なわれます。帰省のため大規模な移動が行われ交通が大渋滞するんですが、今年はどうだったでしょうかね。
毎年スマホで撮った中秋の名月をこちらにあげてきたのですが、今年もいい写真が撮れそうにないので、今年はお月さんの写真は諦めます。もし今夜いい感じで撮れたら後日こちらでご紹介するようにいたします。可能性は限りなく低いですが(笑)。
昨夜の晩酌(残猛暑継続中の巻)
暑いですね。いつまでも。もうすぐお彼岸なんですけどね。昨日も今日も、そして確か一昨日も京都は猛暑日続きです。残暑なんて言う生易しいもんではないですね、これは。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉も、現在では当てはまらなくなってしまったんでしょうかね。
そんな訳で今日も店までは市バスを利用して来ました。確認してみると7月5日以降は定休日を除いて毎日バスに乗って来ています。夏場以外は清水寺近くの自宅から店まで片道約25分を往復歩いているのですが、もう2か月半近くバス通勤です(笑)。それでも帰りは頑張って毎日歩いて帰ってますよ。帰りはね、家にたどり着いたらクーラーかけてしばらく部屋でひっくり返ってたらいいですからね(笑)。
昨日もこの猛暑の中を歩いて帰り、部屋でしばらくひっくり返った後に阪神戦のナイター中継を観ながらの晩酌でした。タイガース昨日は広島に勝ちましたので、首位巨人に3ゲーム差となりまして、何とかアレンパまで首の皮1枚つながった状態です。今日は試合がデーゲームなんで観られません。明日はナイターでKBS京都で放送があるので楽しみです。
晩酌の方なんですが、三島の平盃は今回こちらでご紹介するのは初めてになります。最近入手した物ではなく、もう10年以上前からあったのですが、使ってなかったですね。見込みの連弁紋の象嵌が魅力の平盃です。側面には象嵌で輪線紋が配されています。サイズも口径が最大径10.5cmとよいサイズで、さらに嬉しいことに、口縁部内側にフリモノこそありますが(5番目の写真ご参照ください)、キズや直しは無く無傷です。入手した当時はこれを平盃ではなく小皿として見ていたんですかね。ほとんど使った記憶が無いんですよね(笑)。
徳利は以前にもこちらでご紹介したことのある高麗青磁の扁壺徳利です(写真6番目~8番目)。扁壺というと壺や瓶の胴の二方を平たく扁平にした物ですが、これは一方だけが平たくなっています。こちらは青磁でもきれいな青緑色の物ではなく黄色がかった色で米色青磁と言われる物です。米色というのは白米の色ではなく、稲穂のような色であることから来ているものです。容量はこれで1合と少し入りますので独酌に適量なサイズです。ご覧のとおり口が鳶口のようになっていてお酒を注ぎやすいです。と言いながら、こちらもこれまで登板機会は少なかったんですけどね(笑)。
お料理の方ですが、エビフライは金海手の皿に、オムレツは李朝初期官用の赤上りの堅手皿に、春雨と胡瓜、ワカメの酢の物は高麗青磁の深皿にそれぞれ盛り付けてみました。
平安蚤の市 2024年9月
今日は平安蚤の市の開催日でしたので行って来ました。場所は左京区 岡崎公園内ロームシアター京都の東側、二条通と冷泉通の間の平安神宮前広場です。
しかし、心配していた通りやっぱり今日も35℃超えの猛暑日でした。今日は水曜日でお休みでしたので、ゆっくり見てくればいいところですが、とてもゆっくり見ていらせるようなお天気では無かったですね。よく言えば晴れた良いお天気ということなんですが、実際のところ屋外は灼熱地獄でしたね(笑)。今日はまた現地到着時間が11時半頃でしたので、これから最高気温になろうかという時で、影がまったく無くなる時間帯でもありましたからね。
それでも出店の方も来場者も結構多かったですね。皆さんご熱心ですね(笑)。私は写真を撮って早々に退散です(笑)。今日みたいな日に長時間屋外にいると、ひどい日焼けをして真っ赤っかになってしまい、夜に保冷材で冷やさなければならなくなってしまいますのでね。
先月もそうでしたが、この暑さで現場ではスマホの温度が上がってしまって、またしてもカメラが起動しなくなり途中から写真が撮れなくなってしまいました。今回の写真の中に何か少し色合いのおかしな物がありますが、多分これは高温によるスマホの温度上昇よる影響だと思います。
こちら平安蚤の市には、全国より150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店等が集まります。東寺・弘法市や北野天満宮・天神市に出店する業者とは違った業者も多く出店しています。比較的若い業者の出店が多いですね。
基本毎月10日に京都市左京区岡崎公園内の平安神宮前広場で開催される骨董市ですが、今月のように10日でない場合も度々あります。というか10日でない月の方が多いかもしれません(笑)。開催日につきましては、平安蚤の市の公式ホームページでご確認ください。また当店のホームページの月初めのブログ記事でも開催日をお知らせしております。
次回は10月9日(水)開催の予定です。天候により中止の場合もあります。