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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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古裂會 第132回入札オークション下見会

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年09月12日(火)

20230912①ここ数日、ようやく朝晩は暑さが和らいできましたね。昨夜はエアコンを切って寝ることができるなと思っていたのですが、テレビ見ながら寝落ちしてしまって結局朝までエアコンつけたままになってしまいました(笑)。

今日は古裂會の第132回入札オークションの下見会がありましたので、店を開ける前に覗いてきました。会場はいつもの通り岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)です。こちらは骨董市とは違って屋内なので夏場は涼しくていいです(笑)。今回は【特集】 中国・朝鮮でした。

これまでにもご紹介している通り、こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられまして、2か月に1回奇数月に下見会が開催されます。下見会は東京でも9月16日(土)と17日(日)の両日に東京プリンスホテルで開催されます。ただしこちらは予約制になっています。

こちら以前はLIVEのオークションもされていたのですが、現在は入札制のみとなっています。古裂會オークションの詳細につきましては、古裂會の公式ホームページにてご確認ください。

古裂會公式ホームページ https://www.kogire-kai.co.jp/

今回は【特集】中国・朝鮮ということではあったのですが、朝鮮・高麗の物の出品は2テーブル分と少しといったところでした。まあ、事前にカタログを見て分かっていたことではありますが。以前、韓国物の出品が多かった頃には韓国の業者も結構来ていたのですが、今は見かけませんね。あさイチのほぼ10時に到着したこともあって、来場者自体も少なかったですね。午後から増えるんでしょうけど。

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それと前回の特集の時もその傾向はあったのですが、中国物の出品もずいぶん減っていましたね。今回は今までにないぐらいに冊子のカタログがペラペラでしたからね。残念ですが、今後は中国・朝鮮だけで特集を組むのは難しくなってくるのでしょうね。

まあでもせっかく行って来ましたので、2点ばかり入札はして来ました。結果は今月中には分かりますよ。

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下見会は明日13日(水)も同じみやこめっせで10:00~16:00の時間帯で開催されます。今日は17:00までです。

次回は11月14日(火)・15日(水)に【特集】SAMURAI 武具甲冑で、会場は同じく「みやこめっせ」にて開催されます。東京(予約制)は、11月18日(土)・19日(日)に会場東京プリンスホテルにて開催予定です。

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昨夜の晩酌(タイガース 「あれ」マジック10の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年09月09日(土)

20230909①6日(水)の平安蚤の市が残念ながら天候により開催中止となってしまいましたので、こちらの投稿の間隔が少し空いてしまいましたね。

台風13号は関東や東北地方で大雨による被害が出ているようですね。もう温帯低気圧に変わったようですが。今回の台風は進路の予想が難しい台風でしたね。速度も最初は早く通り過ぎるように言ってたのが、段々遅くなったりして。結局は最初の予想の様に上陸せずに通り過ぎていきましたね。各地の被害が大きくなければいいんですけどね。

昨夜は訪韓後初めての本格的晩酌でした。一昨日検査がありましたのでね。それでも検査3日前までビール(正確には発泡酒・第3のビールの「麦とホップ」です)は飲んでたんですけどね(笑)。

昨夜は阪神戦をTV観戦しながらの晩酌でした。結果、2位広島に勝ってマジックが10となりました!早ければ来週にも阪神のセリーグ「あれ」が決まるかもしれません。昨日はドラ1ルーキーの森下選手と佐藤輝明選手のホームランも出て、見ごたえのある試合でした。村上投手10勝目おめでとうございます。昨夜は地元KBS京都のエキサイトナイターでしたので、試合最後まできっちり放送してくれて本当によかったです。

晩酌は久しぶりにマッコリで一杯やりました。あてにはソウルで買って来たキムチを使って、トゥブキムチ(豆腐キムチ)を作りました。日本のキムチでも作りますが、日本のものは甘過ぎますので、やっぱり韓国のものがいいですね。豆腐は絹ごしではなく木綿豆腐を使います。材料は、豆腐とキムチの他には豚肉、玉ねぎ、ネギがあればいいですね。

マッコリも日本で売っているものなので、やはり甘いのでいつものように氷を入れて冷やすというよりは、薄めて甘さを抑えます。

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酒器の方ですが、マッコリの時は片口を使いますね。今回の片口は以前にもご紹介していますが、写真のように色変わりした肌が魅力です。2番目の写真でも分かると思いますが、3番目と4番目を見ていただくとより分かりやすいと思います。肌の色が赤褐色(写真3番目)と青みを帯びたグレーの部分(写真4番目)になっています。キズはなく、よく焼けていて爪ではじくとキンキンといい音がします。酒は注ぎ口の穴の下までしか入れられませんので、容量は2合程だと思います。李朝後期から末期に民窯で焼かれたものでしょう。

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盃の方は李朝末期の染付です。見込みに「壽」の字があります。末期の作ですので、絵もかなり崩れたものになっていますが、個人的にはこれはこれで素朴でいいと思います。これ実は店でお客様にお茶をお出しする時に使っているものです。昨日持ち帰って使いました。また今日は持って来ていますが。マッコリ飲むのにもちょうどいいですが、李朝のものでお茶を飲むのにいいサイズ、容姿のものというものが案外見つかりませんので、この盃(小鉢?)は大変重宝しています。

膳は紙縒り製の膳を使いました。今後も大皿盛り1品の時やお弁当の時などには、この膳に登板してもらいます。

【ソウルお食事処】 南榮駅・淑大入口駅周辺

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年09月03日(日)

今回も私は地下鉄1号線 남영(南榮 ナミョン)駅前のHOTEL RAINBOWに宿泊しました。 南榮(ナミョン)駅からHOTEL RAINBOWまでは徒歩30秒の距離です。もう一つの最寄り駅の地下鉄4号線숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅までも徒歩3分程でしょうか。

90年代に約8年ソウルで過ごしましたが、ここではその終盤の3年を過ごしましたので、ソウル市内を動く際の拠点として私には最適なんです。空港リムジンバス6001が淑大入口(スクテイック)まで出ており、仁川空港までの行き帰りも便利です。

そんな남영(南榮 ナミョン)駅・숙대입구(淑大入口 スクテイック)駅周辺での今回のお食事をご紹介したします。

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初日の夕食は南榮(ナミョン)駅近くの남영골(ナミョンゴル)で、元銀行員の友人とサムギョプサルをいただきました(写真1番目)。ここではいつもテジカルビを食べてましたので、サムギョプサルは今回が初めてでしたが、一般的な三枚肉の薄切り肉ではなく、固まりの肉を焼きながらハサミで切っていくというスタイルでした。その他の白っぽい細切りの肉は友人が注文していて何とか言っていましたが、もう名前忘れてしまいました(笑)。

その後は初日の定番본투비 마늘 치킨 호프(ボントゥビ マヌルチキン ホプ Borntobe Garlicchiken Hof)で、マヌル(ニンニク)チキンをいただきました(写真3番目)。ニンニクソースたっぷりのマヌルチキンは、日本でやっているところを知りませんし、あったとしても日本では翌日のニオイが気になって食べられたものではありません(笑)。なのでこれは、必ず旅行初日にいただきます。場所は남영골(ナミョンゴル)の道向かい側、ホテルからは徒歩10秒以内です。

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2日目の夕食は、淑大入口(スクテイック)駅6番出口近くの「味成(ミソン) 中國館」で酢豚とチャジャンミョンをいただきました。私が90年代にこのあたりに住んでいた頃にあった中華料理店は、もう全て無くなってしまいましたので、いつも肉料理をいただく味成会館(ミソンフェガン)のこちらの店に友人と行って来ました。

韓国の中華料理店で食べる酢豚は、衣をつけて揚げたスティック状の豚肉とピーマン・玉ねぎなど野菜入りの餡が別々に出て来て、それを目の前でかけてくれるというスタイルだったのですが、今回は餡をかけた状態で出て来ました。豚肉の形も違ったし、なんかちょっと期待外れでした(写真5番目)。友人もこんなのは初めてだと言っていました。チャジャンミョンは本当に久しぶりで懐かしかったです(写真6番目)。もう一つの赤い汁のものは、友人が注文したチャンポンです。日本と違って赤くて辛い出汁です。

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2日目と最終日3日目の朝食は、南榮(ナミョン)駅の道路向かい側にある얌샘김밥(ヤムセムキムパㇷ゚)でとりました。2日目の朝はスンドゥブとビビンパㇷ゚のセット(スープはセルフ)を最終日の朝はチャムチサラダキムパㇷ゚(ツナサラダキムパㇷ゚)をいただきました。

いつもホテル周辺の食堂ばかりのご紹介になってしまい申し訳ございません。しかしながら、このあたりは骨董街巡りするには大変便利な場所です。仁寺洞と黄鶴洞へは地下鉄1号線乗り換えなしで行けますし、踏十里・長安坪古美術商街へは4号線淑大入口(スクテイック)駅から東大門歴史文化公園駅で5号線に乗り換えて行けます。

久しぶりの아름다운 차박물관(美しい茶博物館)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年09月02日(土)

20230902①こちらのブログでは月初めには今月の京都の骨董関連イベントの案内を中心にお届けしているため、昨日はソウル情報の方はお休みしましたが、今日からまた続きをお届けします。

前回5月に3年半ぶりにソウルを訪れた際には、思った以上に雑務に時間をとられたため、行けなかったところが多かったのですが、そんな前回行けなかったところの一つがご紹介する아름다운 차박물관(美しい茶博物館)でした。

아름다운 차박물관(美しい茶博物館)はこれまでにもこちらでご紹介して来ましたが、仁寺洞にある伝統茶のお店です。場所は仁寺洞のメイン通りから路地を入った奥の方にあります。決してわかりやすい場所ではありませんが、詳しい店の位置につきましては、過去の記事に詳しく記載しておりますので、そちらをご参照ください(過去の記事〈2018年12月14日作成〉へはこちらをクリック)。

今回は初日と二日目の午後、夕食前にホテルへ一旦戻る直前の時間帯に伺いました。前回確認はしていなかったのでお店が存続しているのかも少々心配でしたが、ちゃんとありました。よかったです。

今回は1日目に五味子(オミジャ)茶(写真4番目)を、2日目はスジョンガ(干し柿の入ったシナモンの香りのする韓国伝統茶)が飲みたかったのですが、メニューになかったんですよね。それで冷たい桂皮茶(写真5番目)をいただきました。お値段の方がどちらも8,000₩で以前より安くなっていたような気がします。以前は大体10,000₩以上だったように記憶してます。

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また、これまで通り焼いたお餅も付いてきました。こちらでは、時代のある高麗青磁や三島の小鉢をお餅を提供する際の器として出してくれたのですが、今回もやはりそれは受け継がれていてよかったです。今回は高麗青磁の小皿でご提供いただきました。しかも今回、偶然にも2日とも同じ青磁の小皿で出てきました。写真6番目~8番目が1日目。9番目が2日目です。今回のようにカセや土錆びのあるもので出てくることがありますので、骨董好きではない人にとっては抵抗があるかもしれませんが。

お餅は熱々に焼いた物を持って来てくれますので、飲み物より少し遅れて出てきます。なので写真を撮りたい場合はすぐに飲み物は飲まずに待った方がいいと思います。

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2日とも奥の席に他のお客さんがいたので、店の中の写真は3番目の写真しか撮れませんでした。こちらにつきましても過去の記事(2018年12月14日作成分)に写真がありますので「こちらをクリック」をクリックの上ご確認ください。

また、ギャラリーがあり現代作家の作品や高麗~李朝初期頃の青磁や三島、白磁なども展示されています。今回は現代作家の作品ではなく、高麗・李朝の青磁や白磁が展示されていました(写真10番目~12番目、最後の3枚)。ギャラリーは無料です。

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残暑厳しい9月です 2023年

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年09月01日(金)

9月になりましたが相変わらず暑いですね。今日も京都市の予想最高気温は36℃の猛暑日です。日本列島の南の海上では台風やら台風の卵の様な熱帯性低気圧が次々と発生しており心配な限りです。なんか8月とちっとも変わってないみたいです。まだまだ秋が遠いです。

今月の京都の骨董関係のイベントは下記のとおりです。

            3日(日) 東寺ガラクタ市

      6日(水) 平安蚤の市(会場:京都市左京区 岡崎公園内平安神宮前広場)

    12日(火)   古裂會第132回オークション下見会(会場:左京区岡崎公園内「みやこめっせ」京都市勧業館)

    13日(水) 古裂會第132回オークション下見会(会場:左京区岡崎公園内「みやこめっせ」京都市勧業館)

      21日(木) 東寺・弘法市、

      25日(火) 北野天満宮・天神市

3日(日)の東寺ガラクタ市、6日(水)の平安蚤の市あたりまでは、まだもしかすると猛暑日になるかも知れませんね。お出かけのご予定の場合は、熱中症対策をしたうえでお出かけくださいね。

12日(火)・13日(水)の古裂會第132回オークション下見会は【特集】中国 朝鮮 です。

一昨日ソウルから戻って来て、一番驚いたのは阪神の「あれ」マジックが消滅していたことです。「やっぱり俺が日本におらんとタイガースダメなんや~」とか勝手に思ってます(笑)。また今月も阪神戦のナイター中継観ながら晩酌を楽しみたいと思っています。

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ソウル(2023年8月28日~30日)

カテゴリ: ソウル情報 作成日:2023年08月31日(木)

夏期休暇中の8月28日(月)~30日(水)の3日間、ソウルに行って来ました。帰りの便の出発が45分か50分ぐらい遅れましたが、無事帰って来ました。関空⇔京都は今回もハローキティのJRはるか号でした。はるかは全車両キティになったみたいです。

ソウルの骨董街は、仁寺洞、踏十里(タブシㇺニ)、それと前回は行けなかった長安坪(チャンアンピョン)までは見て来ましたが、今回ももう1か所の黄鶴洞(ファンハクトン)までは行けませんでした。長安坪は、店が結構減ってましたね。主人が不在で閉まっている店も多かったですしね。次回は黄鶴洞の方も見て来たいのですが、もう以前から既に再開発で昔の雰囲気はなくなってましたから、あまり期待はできないでしょうけどね。

仁寺洞・踏十里・長安坪・黄鶴洞など、骨董街の位置などについては、過去の記事で詳しく説明していますので、下記をご参照ください。

仁寺洞についてはこちらをクリック。踏十里・長安坪についてはこちらをクリック。黄鶴洞についてはこちらをクリック

前回コロナ禍明け3年半ぶりの訪韓時には、久しぶりに会って食事を予定していたを友人2人がそれぞれ体調不良と仕事の関係で会えなくなって、夕食を2日続けて一人でするということにもなったりしましたが、今回は彼らとも久しぶりに会って食事することもできました。

今回天気の方は残念でしたが、気温の方は昼間の最高気温が29℃ぐらいでしたので、大変涼しくて過ごしやすかったですよ。帰ってきたらまたこの猛暑ですが(笑)。関空で建物から出たとたんにあのムウっとした蒸し暑さを感じて、がっかりしましたね(笑)。やっぱり向こうとは、気温もそうですが湿度が違いますね。

明日以降またご報告していきますので、よろしくお願いいたします。

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昨夜の晩酌(忘れ三島の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年08月27日(日)

20230827①昨夜も阪神戦をTV観戦しながら晩酌を楽しみました。昨夜阪神は巨人に連勝!これで6連勝ですか。マジックも21にまで減りましたね。来月中旬ごろには「あれ」が決まるかもしれません。

阪神から米メジャーに行った藤浪投手も、先日オリオールズに移籍後初勝利をあげましたね。今後もセットアッパーとしてチームの地区優勝に向けて頑張ってほしいですね。

ハンガリーのブダペストで開催中の世界陸上では、北口榛花さんがやり投げで金メダル獲得という快挙がありましたね。やり投げ大国のチェコに単身で修業に行っての成果なんですよね。最初は言葉も分からない国に一人で行って大変だったでしょうね。日本の女子選手が投擲競技で金メダルを捕るなんて、この方が現れるまでは想像もつきませんでしたからね。

でも、この世界陸上のTV放送はいけません。体に悪いです。競技が放送されるのが夜中の2時3時、時には4時台のことのありますからね。起きていて観られればまだいいんですけど、大抵はそれまでに寝落ちしてしまいますので、只々寝不足で翌日がしんどいだけという日が続いています(笑)。

前置きが長くなってしまいましたが、昨夜の晩酌の話に移りましょう(笑)。

三島の平盃ですが、これはまだ私がソウルにいた90年代に入手した物です。若干ゆがみがありますので、口径が10.0cm~10.3cmという三島の平盃としてはなかなか出会うのが難しいよいサイズのものです。よく焼けていて釉薬もしっかりしておりカセも無くよい状態です。口縁部にヒッツキと剥がれの様な箇所がそれぞれ見られ、欠けの金継ぎが1か所あります。この金継ぎはその当時に私が自分でしたものですので、あまり良い直しとは言えません。あと見込みにフリモノが一つあります。

このようなよい三島の平盃なのですが、実は少し前までその存在を忘れておりました。一月ほど前でしたか、整理をしている時に見つけて「ああ、これあったなあ」って感じでした(笑)。またこれから、ちょこちょこ登板してもらうことにしましょう。

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伊羅保手の徳利は、以前にも何度かこちらでご紹介したことがありました。この手の物は盤口のものが多いのですが、これはそうではないんですね。穴が大きいので徳利としては使いやすいです。胴部にはくるくると線刻が施されているのもいいですね。底部は高台の無いベタ底になっています。キズや直しはなく無傷です。容量が2合ちょいぐらいなので、今の私には少し負担になるサイズです(笑)。

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お料理の方ですが、エビチリは李朝初期堅手の皿に、季節の野菜煮は高麗青磁の平茶碗に、おぼろ豆腐は李朝分院末期の染付皿にそれぞれ盛り付けてみました。

既にご案内の通り、明日から3日間(8/28~30)は夏期休業とさせていただきます。

北野天満宮・天神市 2023年8月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年08月25日(金)

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米メジャーリーグ エンゼルスの大谷選手が右肘靭帯の損傷で投手としては今季絶望となりましたね。大変残念なことで心配なことですが、打者としては指名打者として出場を続けるようです。投打にそして走塁でも大活躍の大谷選手をスーパーマンのように見て来ましたが、やっぱり生身の人間ですからね。今年の残りと来年までぐらいは打者に専念することになるのでしょうね。また二刀流を見たいですが、今後の大谷選手のキャリアにとって最善の選択をしてもらいたいですね。

昨日の午後、京都市内は豪雨に見舞われました。降り始めは午後3時頃だったと思いますが、時間にして1時間か1時間半ぐらいだったでしょうか。ものすごい降り方でした。久しぶりの本格的な雨で、昨日の夕方は少し涼しくなりましたので、今日25日、天神さんに行くのも少し気楽に思っていたのですが、朝起きて家を出てみるとやっぱり暑いですね。雨のせいで湿度が上がったのか、すごく蒸し暑かったです。

今日現地には9時5分前頃に到着しましたが、やっぱり21日の東寺・弘法市の時と同様に露店の出店は少なかったです。まあ夏場は毎年そうではあるんですけどね。今年の8月は特に暑さが尋常ではないですからね。大鳥居前から楼門までの参道も写真1番目~3番目のようにスカスカでしたから。人も少なかったですしね。

絵馬堂で行なわれる猿回しも、今日もまた準備中でしたね(写真4番目)。今日は9時30分から開演と書いてありましたね。

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本殿西側の西廻廊に子供たちの描いた絵が展示されていました。毎年この時期に行くと見られる光景です。もう夏休みも終わりですね。私は来週に夏休みですけど(笑)。

上七軒歌舞練場で開催中のビアガーデンも9月5日までのようで、残り10日ほどですね。もしご関心のおありの方は要予約ですので、上七軒歌舞会公式ホームページにてご確認ください。

本来こういう話題が出てくる頃になると、もう夏も終わりという気候になってくるもんなんですが、今年の暑さは9月になってもしばらくは続くようでガッカリですね。しかしながら、さすがに来月の弘法さんと天神さんのころには、秋めいた季節になっているでしょうね。期待しています。

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東寺・弘法市 2023年8月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年08月21日(月)

20230821①昨夜もタイガースはDeNAに勝利してマジックが26になりました。それは大変よかったんですが、スポーツ関連でもう一つ、ハンガリー・ブダペストで開催の世界陸上のTV中継が一昨日からでしたっけ、始まってるんですよ。これ困るんですよね。ヨーロッパやアメリカでの開催の場合、TVが深夜の放送になるので次の日がしんどいんですよね(笑)。

そんな訳で、昨夜も男子100m決勝を見ていて寝不足ながら、21日でしたので開店前に東寺の弘法さんに行って来ました。

朝9時数分前に到着したのですが、もう既にメチャクチャ暑かったです。お天気も良く軽く30℃は超えてたと思います。そんな気候でしたので、露店の方の出店も本当に少なかったですね。先月も少なかったのですが、それ以上に空地が多かったですからね。人の出の方も少なかったですし。

2番目の写真の場所は、本来植木やお花のお店が出るところなんですが、ご覧の通りでした。3番目は確かおでんや焼きそばの露店が車のある手前あたりに並んでいる場所でしたが、広々としてました(笑)。金堂・講堂の西側(写真4番目)、講堂の南側(写真5番目)もご覧の通りでした。5番目の写真の場所は、キム社長が最初に出店していた所でなんですよね。コロナ禍以後キム社長は来ていませんが、元気でいてくれればいいんですけどね。

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時間には余裕がありましたので、北大門から北総門までの露店も見て歩こうかと思って行きかけましたが、あまりに暑いので途中で引き返してしまいました(笑)。北大門を出たところのお堀に珍しく鴨が来て今いました(写真7番目)。

今回も骨董はもちろん、飲食物の方も収獲はありませんでした。暑さに参って早々に退散しました(笑)。

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いつも東側(九条通側)のお堀で見かけるアオサギも今日の暑さは耐え難かったようで、最後の写真のように木陰で休んでいましたね(笑)。25日の天神さんの時もこの猛暑は続くんでしょうね。でもまあ、頑張って天神さんにも行って来て、またここでご報告するようにいたします。

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昨夜の晩酌(タイガース「あれ」マジック点灯の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年08月19日(土)

20230819①ついに阪神タイガースに「あれ」マジックが点灯しました。昨日は負けたんですが、2位広島も負けましたので現在マジック28です。ついに18年ぶりの「あれ」が見られそうです。ここ4日はこちらで観られるTV放送がなかったのですが、今日はTVで観られますので楽しみです。ビール(正確にはサッポロ「麦とホップ」)で一杯やりながらTV観戦を楽しみたいです。

この時期、特に来週あたり京都では各町内で地蔵盆が行なわれます。小学生の頃はこれが楽しみでしょうがなかったですね。お地蔵さんのところで一日中町内の友達とゲームしたりして遊んで、その間には福引やらスイカ割りやらの行事もあり、おやつも出ましたね。その頃は二日間にわたって行なわれて、最終日には盆踊りもやってましたね。当時の地蔵盆は子供たちの夏の一大イベントだったんですよね。しかしながら、今はと言うと私の住んでいる東山区なんかは、少子高齢化が進み、子供どころか人口自体が急激に減っていまして、こういった行事もほとんど形式だけ行われているところが多いようです。行なっていない町内も増えているようですね。さみしいことですが、仕方ないですね。

昨夜はいいお肉をいただきましたので、その他のいただきものとも合わせて晩酌となりました。

染付の盃は、以前に一度ご紹介しています。口径が7.5~7.8cm、高さが5cm程で、大振りな盃です。見込みに漢字の「水」のような字が書かれており、口縁部外側の3か所に4番目写真の様な柄が描かれています。これを入手したのがもう20年以上前の話なんですが、その時にこの口縁部の図柄が蝙蝠らしいと聞いたのですが、そう見えなくもないですね。李朝後期から末期頃に民窯で焼かれたものでしょう。類品を見たことがないですね。ニュウが数本あります。

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李朝初期堅手の徳利も、こちらで何度もご紹介しています。口部に結構大きめの欠けがあり、シロキンというもので直しがしてあります。以前の投稿時にも言って来ましたが、このシロキンというものが謎です(笑)。でも、しっかり直していただいているので、このように晩酌を楽しむことができます。容量が1合半を少し超えるほどでサイズもよく、形もぽってりとしてかわいらしいです。

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お料理の方ですが、牛ヒレ肉のステーキは李朝初期白磁の小皿に、胡瓜の酢の物鱧入りは李朝初期白磁の小皿に、玉子豆腐は三島の小皿に、切り干し大根の炊いたんは三島の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

ステーキ美味しかったですよ。お肉がいいお肉でしたからね。こんなお肉は自分では買えませんからね。うまく焼けてよかったです。そうだったら、焼く前の状態のお肉や焼いたお肉も一切れは中が見えるように盛り付けるなどすればいいのでしょうが、こちらはグルメブログではなく骨董のブログで、主役は酒器と料理を盛った器たちですのでご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。とか言ってますが、単に写真撮り忘れてただけなんです(笑)。

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