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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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昨夜の晩酌(カセた三島コンビの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2024年08月23日(金)

20240823 1高校野球は京都国際高校が全国優勝したみたいですね。こちらは元々韓国系の学校で、かつては校名も京都韓国高校でした。ここは中学もあるんですが、日本でも韓国でも正規の学校として認定されている学校なんですね。校歌が韓国語なんですね。今日もその韓国語の校歌がテレビ中継で流れたんでしょうね。観てないから知らんけど(笑)。今は生徒のほとんどが日本人で、男子生徒の9割が野球部員のようです。

以前まだ校名が京都韓国高校の頃、こちらの学校には2度ほど行ったことがありました。1度目は雄弁大会(韓国語のスピーチコンテスト)に参加するため、2度目は韓国語能力検定試験受験のためでした。雄弁大会では準優勝して副賞としてソウル3泊4日ぐらいの旅行に連れて行ってもらいましたね。自慢か(笑)。

前置きがまた長くなってしまいましたが、ここからは昨夜の晩酌です。

酒器はいずれもカセのある三島です。三島の平盃は主に見込みと高台内やその周辺部分に結構なかせが見られ、土のシミも残っています。コンディションはそんな感じで決して良くはありませんが、口径が9センチ前後(また測るの忘れました)とベストなサイズです。※口径8.8cmでした。

三島(粉青沙器)に礼賓・長興庫・内瞻など李朝の官庁名を入れたものがあり、日本ではこれを礼賓三島と呼んでいます。この盃の見込み中央に記された「司膳」は、宮中の酒や飲食を担当した官庁で使われたものであることを示しています。

見込みの「司膳」の文字はお酒を注ぐ前の表面がカセた状態では分かり難いのですが(写真2番目)、お酒を注ぐと3番目の写真のように文字が鮮明に現れます。もちろん酒器はカセが無い方がいいですが、これはカセによって起こった楽しい現象ですね。お酒を注ぐのが楽しくなります。今回がこちらでは初めてのご紹介でした。カセ以外にキズはありません。※すみません。訂正です。高台に欠けがありました。

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徳利も三島で人気の柳紋ですが、こちらも高台内とその周辺の一部にカセがあります。しかしながら、使い込んだおかげでカセた部分もザラザラとした感じが無くなり、馴染んだ感じになっています。口部の4分の1程が欠けて金継ぎが施されています。こちらもキズ・直し、カセありですが、絵柄がよく容量も1合半を少し切るぐらいで独酌によいサイズです。

お料理の方ですが、イカと玉ねぎ炒めは李朝堅手の大皿に、春雨サラダは李朝初期の白磁小鉢に、冷ややっこは高麗青磁の八角小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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東寺・弘法市欠席早々に決定 2024.8

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2024年08月20日(火)

フランスの元俳優アラン・ドロンさんがお亡くなりになりましたね。88歳だったんですね。

アラン・ドロンさんと言っても今の若い人は映画ファンの人以外には、ほとんど知られていないんじゃないでしょうか。1960年代から70年代にかけて世紀の二枚目俳優として人気を博された方でした。日本では特に人気が高くアラン・ドロンという名前が男前(当時イケメンなんていう言葉は存在しませんでした)の代名詞になってました。「和製アランドロン」とか「○○界のアランドロン」とか呼ばれる人もいましたね。「いやあ、男前やわあ!アランドロンかと思たわ!」とかおばちゃんなんかがよく言ってましたしね。榊原郁恵さんの「アルパシーノ+アラン・ドロン< あなた」という曲もありましたね(「アルパシーノ+(たす) アラン・ドロン< (より)あなた」と読みます(笑)。当時は「アルパチーノ」ではなく「アルパシーノ」と表記されていたようです)。

ご冥福をお祈りいたします。

表題の件なんですが、明日の東寺・弘法市見物が先月に続き早々に欠席が決まりました。個人的な事情によるものです。実は自宅の洗濯機が壊れてしまいました(笑)。もう12、3年使ってますから寿命なんですけどね。備え付け場所がベランダで屋外なので、痛むのも早いんですよね。

それで新しい洗濯機を購入するのですが、それを持って来て設置してもらうのが明日21日の午前中になりましたので、明日の弘法さんには行けなくなりました(笑)。早起きして早朝に行って来て電気屋さんが来る前に帰って来ようかとも考えたんですが、やっぱりしんどいのでやめました(笑)。最近骨董市の報告をできないことが多くて申し訳ございません。25日の北野天満宮・天神市には必ず行きます。25日は台風が直撃でもしない限りかならず行ってご報告いたします。

今日の写真はここ最近の朝ごはんです。天津飯・衣笠丼(お揚げの玉子とじ丼)・カレーオムライス・焼き飯です。玉子料理ばっかりですね(笑)。

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五山送り火 2024

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2024年08月17日(土)

20240817 1大型の台風7号は上陸することなく海上を北東方向に進んでいて日本列島から遠ざかっていますね。交通の方の規制もほぼ解かれたようで、一安心でしょうかね。

昨日16日晩には京都では「五山送り火」が行なわれました。「五山送り火」は、お盆の精霊を送る伝統行事で、左京区如意ヶ嶽の「大文字」、左京区松ケ崎の「妙・法」、北区西賀茂の「船形」、北区大北山の「左大文字」、右京区嵯峨の「鳥居形」が順に点ります。

先月の祇園祭山鉾巡行と同様に、こちらも地元KBS京都がLIVE放送しましたので、今年もそちらで観ました。祇園祭にしろ五山送り火にしろ、やっぱりテレビで観るのが涼しくていいですね(笑)。写真はTVの画面を撮影したものですのでやっぱり映りが悪いですね。最初の大文字の写真なんか山火事みたいになってますね(笑)。実際にはこんな感じではないですからね(笑)。「船形」や「鳥居形」の写真のような感じです。

五山送り火も昔私が子供の頃の話ですが、当時は大屋根の上に物干しが設置されているようなお家が結構あって、そういうところで見せてもらったりしてました。しかし今は、京都市内に高い建物が増えたので、そういう場所から見ることはできなくなりましたね。まあ、私が子供の頃ですから半世紀ほど前の話なんですけどね(笑)。

今年は今後もまだまだ猛暑日が続くようですね。昔は五山送り火が済みお盆が終わると少しは暑さが和らいだものだったんですけどね。まあ、それも半世紀ほど前の話なんですけどね(笑)。

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昨夜の晩酌(大型台風東日本接近中の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2024年08月16日(金)

20240816 1大型の台風7号が関東に接近中です。先に東北地方を直撃した台風5号とは違い、暴風域を有する非常に強い台風なので被害が心配されますね。既に新幹線や航空便の運休なども決まってますしね。しかし、この台風が発生した当初の予想進路よりも進路が東側にそれて来ましいたので、幸い関東に上陸ということは無さそうですね。それでも、進路にあたる地域の方はご用心ください。

こちら京都はここまで台風直撃の心配はありませんでしたが、相変わらず毎日暑いです。猛暑日が続いていることも問題ですが、雨が降らないですね。線状降水帯による集中豪雨なんかはご免被りたいですが、夕立みたいな雨が何日か続いて降ってくれないと気温下がらないですね。渇水も心配になって来ますしね。

そんな台風の襲来や首相の退陣表明などで大騒ぎのお盆ですが、私はやはり晩酌です。昨夜の酒器もこれまでに何度かご紹介した物です。

盃は李朝初期の上手の堅手盃です。これもやっぱり何度目のご紹介になるか忘れてしまいました(笑)。薄手でちょっと他の器にカチンと当ててしまうと、パリんといってしまうのではないかと扱いがちょっと怖いぐらいです。高台も薄い作りで端正に作られています。口径が7.5cm程とサイズも申し分無いです。しかも無傷です。これで肌の色が白ければと思うんですが、そこは残念ながらグレーなんですね。2番目の写真は少々青みが強く出過ぎていますね。しかし、この端正なつくりとサイズは間違いなく私がこれまで入手したこの手の盃の中では最高ですね。

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小振りな黒高麗の徳利も登板頻度が高い徳利のうちの一つです。容量が一合に満たない八勺程の徳利ですので、以前酒量が多かった頃は出番が少なかったんですけどね(笑)。その頃は1合に満たない物は徳利として見ていませんでしたからね(笑)。ここ数年はこういったサイズの徳利の登板回数が増えましたね。ちなみに状態は無傷です。

お料理の方ですが、ホタテフライは李朝初期堅手中皿に、かぼちゃ・茄子・しめじ等の煮物は李朝初期白磁の小鉢に、高野豆腐・麩煮は高麗青磁の小鉢に、もずく酢は李朝後期~末期の白磁盃にそれぞれ盛り付けてみました。

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昨夜の晩酌(パリ五輪日本メダルラッシュの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2024年08月11日(日)

20240811 1ここのところ日本列島は8日に九州・四国、9日に神奈川、10日に北海道・東北と3日続いて大きな地震が来ましたね。3日続けて日本列島の離れた地域で地震が発生するというのは、過去に記憶が無いですね。西日本は相変わらず猛暑日が続いていますし、台風も接近中です。接近中の台風5号は東北地方を太平洋側から上陸して日本海側に抜けるという進路をとるようですが、これも過去には無かったような希少なケースのようですしね。

地震は予測が難しいですが、台風については進路の予想などがかなり正確にできるようになっていますので、進路にあたる地域の方はどうぞご用心ください。

もうすぐ閉幕となるパリオリンピックですが、日本選手のメダル獲得ラッシュが続いていますね。現在金メダル18ですか。うまくいけば金15個ぐらいは獲れるかな。と思っていたのですが、予想以上ですね。レスリングの特に女子の活躍が目覚ましいですね。それとフェンシングで金2、銀1、銅2のメダルを獲得したのは驚きでしたね。日本はフェンシング強国になってたんですね。ここまでなるには太田雄貴氏の貢献に依るところは大きかったんでしょうね。

昨日も陸上競技(北口選手やり投げ金メダルおめでとうございます)やレスリングの中継を深夜までテレビで見てましたので、寝不足で今朝二度寝して大遅刻しました(笑)。

前置きが長くなり過ぎましたが、最近そんな毎日を過ごす中での昨夜の晩酌でした。

盃は今回が初めてではないと思うのですが、過去がいつだったか何回目になるのか、もうよく分かりません(笑)。入手後10年近くなると思います。時代は李朝末期です。見込みが渦巻きになっているのが楽しいですね。青磁釉が掛けられた青い肌がきれいな盃でしたが、入手後に結構集中して使った時期があったので、ご覧のように見込みにはシミが出て、貫入も深くしっかりと刻まれました。こういう所謂アジが付くことに関しては、酒器においてはよしとされている訳ですが、このようなきれいな青磁釉のものについてはどうなのかな?と思う時があります。きれいな青磁釉の景色を濁してしまうようにも感じるんですよね。まあそれ言ってたら酒器としては使えないですけどね。気に入らなければハイターに浸ければ元通りきれいにはなりますけどね。

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徳利の方もこちらで何度もご紹介した李朝初期白磁の徳利です。口に割と大きめの欠けの直しが3箇所ありますが、ふっくらとした下膨れで私の好きなフォルムです。写真ではちょっと分かり難いかもしれませんが、胴には釉垂れが見られ、またその下を横切るように線刻も刻まれています。容量は2合程度です。穴も大きくて使いやすい徳利です。高台にも欠けが1箇所あります。

お料理の方ですが、麻婆豆腐は李朝末期の陶器の鉢に、中華サラダは伊羅保手の小鉢に、イタドリの炒め物は李朝初期白磁の平盃にそれぞれ盛り付けてみました。

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平安蚤の市 2024年8月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2024年08月09日(金)

20240809 1昨日の午後、九州南部・日向灘を震源とするマグニチュード7.1、最大震度は6弱の地震が九州から四国にかけて発生して、テレビは臨時放送に切り替わりました。被害状況については、まだはっきりわからない部分が多いですが、幸い津波による被害は無かったようです。

今回初めて、気象庁が南海トラフ沿いで近い将来に「巨大地震」が発生する危険性が高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表したため、一時緊張感が走りました。しかしながら、震源地域の避難指示などは出されませんでした。大規模地震発生の可能性が平常時より高まっているということのようです。まあでも気を付けようがないですけどね。

今日は平安蚤の市の開催日でした。今日も最高気温37℃の予報が昨日の時点で出されていましたので、あまり行きたくなかったんですが、先月も弘法さんと天神さんスルーしてましたのでね。店からも近いということもありましたので、行くことにしました(笑)。

今日もやっぱり暑かったですね(笑)。さすがに人の出の方もいつもに比べるとやや少ない感じでしたね。

とにかく暑くて長くはいられない感じでしたね。スマホの温度が上がってしまってカメラが起動しなくなることが度々ありました。なので、どこまで写真が撮れてるか心配でしたね。

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平安蚤の市は、基本毎月10日に京都市左京区岡崎公園内の平安神宮前広場で開催される骨董市ですが、今月のように10日でない場合も度々あります。150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店等が全国より集まります。東寺・弘法市や北野天満宮・天神市に出店する業者とは違った業者も多く出店しています。比較的若い業者の出店が多く見られますね。

次回は9月11日(水)開催の予定です。

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土用の二の丑 先斗町 いづもや 2024年

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2024年08月05日(月)

20240805 1昨日は久しぶりに夕立というかゲリラ豪雨がありました。夕方激しい雨が小一時間ぐらいだったでしょうか、結構な時間降りましたので、今日は少しは涼しくなるかなと思ったんですが、残念ながら期待外れに終わりましたね(笑)。やっぱり今日も猛暑日です。

今日は土用の二の丑の日です。去年は1回だけでしたが、今年は土用の丑の日が2回なんですね。ということで、また鰻を食べてきました。

また前回7月24日の一の丑の日と同様に先斗町のいづもやさんで鰻丼をいただいて来ました。この界隈には四条通南座東の松乃や四条花見小路の「かぼちゃのたね」、四条花見小路下ル西花見小路にはう桶で有名な「う桶や う」など、他にも鰻の店はあるのですが、お値段的にこちらいづもやがリーズナブルでいいですね。

一の丑の日は鰻丼の梅とうざくにしましたが、今日はうな丼の上にだし巻を乗せた鰻丼の花にしました。もちろんうざくも注文しましたよ。鰻丼花は、でっかいだし巻が鰻を隠すように乗せられていますので、分かりやすく出し巻きをずらした状態でも写真を撮っています(写真3番目)。

こちらいづもやさんは、ホームページのトップページをプリントアウトして持って行くと支払い時に10%割引してくれますよ。前回は忘れたので、今回は忘れずに持って行って10%引いてもらいました。

いづもやと四条通を挟んで向かい側にあるのは中華料理の東華菜館です(写真4番目・最後)。大正時代の古い西洋建築の建物内には日本最古のエレベーターが今も稼働しています。こちらにもまた行かないといけませんね。

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昨夜の晩酌(タイガース連勝ストップの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2024年08月04日(日)

20240804 1相変わらず暑いですね。まあ8月上旬ですからね。暑いのは当たり前なんでしょうけど、ちょっと酷いですね。夕立でもザァッと降れば少しは涼しくなるんでしょうが、それも無いですからね。

今日第1日曜日で東寺ガラクタ市の開催日でしたが、まあ到底行こうという気にはなれなかったですね。

パリ五輪が開催中で日本選手のメダル獲得数が多いようですね。まあここまでは柔道とか体操とか日本の得意な競技が多かったですからね。まだ女子レスリングがありますから、最終的に金メダル15個ぐらい獲れるかも知れませんね。今のオリンピックは競技数が多いですね。私は柔道・女子レスリング・陸上競技あたりは五輪でなくてもTVで放送があれば見ますね。球技は時間が長いのであまり見ません。サッカーとかはニュースで結果と得点場面だけ見せてもらえればいいという感じですね。

しかしながら、阪神戦は違いますよ(笑)。TVで中継がある限りできるだけ最後まで観ます。五輪開催中も阪神戦の中継がある時は、まず阪神戦を最後まで観てその後に五輪中継観てますからね(笑)。昨日も阪神戦をTV観戦しながらの晩酌でした。残念ながら、昨夜はタイガースが破れ連勝が8でストップとなりました。

晩酌の方ですが、酒器は初期の堅手コンビに登板してもらいました。

盃は普段あまり使わない平盃ですが、青い釉薬が大変きれいで、口径9.5cm程となかなかのベストサイズです。こちらでご紹介するのは、もしかしたら今回が初めてかも知れません。キズや直しもない無傷完品です。初期堅手の平盃もこのサイズはなかなか見つからなくなってきましたね。カセもなく気持ちよく使える盃です。この時代の盃もそうですが、初期の皿なども状態のよい物は最近は入手困難になって来ましたね。

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徳利も青みのある釉薬のかかった初期の堅手です。こちらは以前にもご紹介したことがあるものです。こちらは盃ほど明るい感じではなくブルーグレーといった感じです。無傷でカセもありません。またサイズも容量が1合半程と独酌に最適です。注ぎ口の穴が大きいのも使いやすくていいですね。肌もそのフォルムもきれいですしね。

お料理の方ですが、焼鮭は李朝初期金海手の皿に、にしん茄子は李朝後期分院の白磁豆皿に、白和えは三島の盃に、子芋煮は李朝初期堅手の小皿にそれぞれ盛り付けてみました。

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猛暑の8月です 2024

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2024年08月01日(木)

今日から8月になりました。むちゃくちゃ暑いです。京都は先月の中旬以降はほぼ毎日猛暑日が続いてますが、予報では今日から3日間は最高気温が39℃とのことです。まだこれから一月近くこんな猛暑日が続くんでしょうね。

そんな8月酷暑の京都ですが、今月の骨董関係のイベントは下記のようなところです。

       4日(日) 東寺ガラクタ市

     9日(金) 平安蚤の市(会場:京都市左京区 岡崎公園内平安神宮前広場)

   21日(水) 東寺・弘法市

   25日(日) 北野天満宮・天神市  

  ※26日(月)~29日(木) 当店夏期休業期間 

以上の定例の4イベントのみです。これまで暑くてしんどい中も、出来るだけ足を運んでこちらでご報告できるようにして来ましたが、さすがにもうちょっときつくなってきました(笑)。先月は弘法さん・天神さん共に出かけるのを控えましたからね。また今月も前日の天気予報を見て、出かけるかどうかを決めたいと思っています。

また既に「お知らせ」欄等でご報告していますが、26日(月)~29日(木)の4日間を当店の夏期休業期間とさせていただきます。ご承知おきください。

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昨夜の晩酌(猛暑日継続中の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2024年07月27日(土)

20240727 1東北地方の山形県や秋田県で大雨による土砂災害や浸水の被害が出ているようですね。東北地方の方では、これまで夏の大雨による被害というのはあまりなかったように思うのですが、まだしばらくこの地域での大雨がつづく恐れがあるとのことで心配ですね。被害が大きくならなければいいんですけどね。

こちら京都の方はといいますとメチャクチャ暑いです。連日35℃を超える猛暑日が続いてまして、今日も予想最高気温が36℃です。25日の北野天満宮・天神市も結局は行きませんでした。京都の夏というのは湿度が高く蒸し暑いので、気温の数値以上にしんどくて体に応えます。昨日の晩なんて自宅の2階に上がって温度計を見たら35℃でしたから。冷房かけないと死んでしまいますよね。

晩酌の記事が久しぶりなんですが、この暑さで家に帰り着くとぐったりしてしまって、酒器や食器を揃えて日本酒での晩酌の準備をする気力が失われていました。なので「ああっ!もうビール(正確には発泡酒「麦とホップ」)でエエわ!」となってしまっていました(笑)。

そんな訳で、昨夜は気力を振り絞っての李朝・高麗酒器・食器での日本酒の晩酌でした。

酒器の方ですが、いずれも過去にご紹介したことのあるものです。

赤上がりの高脚盃は久しぶりの登板となりましたね。これは類品を見ない珍しいものです。サイズもよく使いやすいです。また口径サイズを測るの忘れてしまいましたが、多分8cm台だと思います。8cmでも前半の方になると思います。脚の底部に小さな欠けが1箇所ありますが、他にはキズや直しはありません。2番目の写真(盃の写真の1番目)の方向から見ると火星人の顔ように見えるのが面白いんですよね。このような赤上がりのものというのは、数も少なく、柔らかい感じがするため、よく見られる青っぽく硬い感じの肌のものに比べるとこちらを好まれる人が多いようです。

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扁壺の高麗土器の徳利も、過去に2,3度こちらで紹介したことがありますね。片扁壺とでも言ったらいいのでしょうか。胴部の1面だけが平たく形成されています。普通扁壺というと両面が押されて平たくなったものを言うんですけどね。これだけ口の穴が大きい徳利だと内部の汚れの状態を管理しやすくていいですね。近頃は内部の管理・清掃が面倒だからという理由から、徳利を使わないという人が増えているようで残念なことと思います。底部はベタ底になっています。容量は1合半ぐらいだったと思います。

お料理の方ですが、エビチリは李朝後期分院の白磁皿に、おぼろ豆腐は高麗青磁陽刻紋八角小鉢に、モロヘイヤのお浸しは李朝初期白磁の平盃にそれぞれ盛り付けてみました。

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