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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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土用の丑 先斗町いづもや 2022年 第一の丑

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2022年07月23日(土)

20220723①昨日は新型コロナウィルスの感染者が全国で19万人に達しましたね。東京は昨日まで連日の3万人超えで、各地で過去最高を更新しています。塩野義製薬が承認申請中の治療薬も緊急承認を見送られましたし、また医療崩壊を止める手立てもなく、行動制限のない第7波をどうやって乗り越えて行けばいいのでしょうか。

そんな中ではありますが、今日は土用の丑の日です。今年は土用の丑の日が2回あります。今日7月23日(土)と8月4日(木)です。そんな訳で、今年第1の土用丑の日は、11時過ぎに店を出て先斗町のいづもやで鰻丼をいただいて来ました。場所は先斗町四条上ル東側2軒目です。

オミクロン株の亜系統BA.5が猛威を振るう中ですので、外食はどうかなとも思ったんですが、11時半の開店直後の客の少ない時間帯に行って来ました。

本日は鰻丼の梅と「うざく」をいただきました。いづもやさんでウナギを食べる時は、いつもこの取り合わせなんですけどね(笑)。仕事中でしたのでビールはやめときましたよ(笑)。

鰻は蒸しを入れた江戸前のふわふわの蒲焼です。鰻丼(梅)は肝吸いとお漬物付きで3,300円(税別)、「うざく」が800円で合計で4,100円(税込4,510円)でした。鰻丼は他に花 2,310円、松 2,090、竹 2,970円(全て税込)があります。花は鰻丼の上に出し巻きをのせたものだそうです。

席からは鴨川と南座が見えるいいロケーションです。またこの時期は床でお料理を楽しむこともできます。鴨川を眺めながら涼しげにということですが、実際のところ床は夜でも暑いですけどね(笑)。風通しはいいので、コロナ感染対策としてはいいかも知れませんね。但し、最後の写真を見るとテーブルの間隔はもう少しあけた方がいいように思いますね。

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東寺・弘法市 2022年7月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年07月21日(木)

20220721①先日18日(火)の集中豪雨はすごかったですね。各地で被害が出て大変でした。「梅雨末期のような天気」ってテレビのニュースや天気予報では言ってますが、梅雨明けてなかったやろ!って思いますよね。一時の猛暑の晴天続きは梅雨の中休みだったんじゃないの?って思ってましたよ、私は。一番最後の写真が、その日午後の鴨川の様子です。水かさが増えて結構な濁流でした。幸い川の水が西側の遊歩道を越えてその西の高瀬川にまで侵入するところまではいきませんでした。しかし、まだまだこの夏の間には集中豪雨に襲われることが度々あると思いますので、安心していられません。台風も来るでしょうしね。

今日も夕方から雨の予報ですが、朝はよいお天気で弘法さんに行って来ました。蓮池の蓮の花がきれいでしたね。でも、もう終わりという感じでしたね。いつも言ってますが、スマホで撮った写真をPCのあげると変な色の画像になってしまいます。何か絵画のような画像になってしまってますが、スマホの画像はもっときれいなんですけどね。

毎年のことですが、7月・8月という夏場は露店の出店も人の出も少ないです。特に飲食や食品関係のお店が減りますね。5枚目の写真のように、結構スカスカな出店状況でした。九条通り北側の歩道にもほとんど露店が出ていませんでしたね。歩きやすかったです(笑)。いつものことながら収獲もなしです。

ここ1年程の傾向として、東寺の弘法さんと北野天満宮の天神さんは来場者が少なく、平安蚤の市は再び来場者は増えて元に戻りつつあるように思います。この違いは、来場者の年代によるもののようです。弘法さんと天神さんはいずれも来場者に高齢者の方が占める割合が高く、これらの年代の方々がコロナ禍で外出を控え、今に至ってもそれが戻っていないようです。なので行き帰りの市バスもコロナ禍前のように満員にはなりません。それに対して平安蚤の市の方は、来場者に比較的若い世代(と言っても30代~50代あたり)の占める割合が多いため、来場者数が戻って来たようですね。

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その新型コロナの感染者数が昨日全国で15万人を超え、今日は東京の感染者数が3万人超えのようです。大阪も昨日2万人超えで全国1位でした。プロ野球選手も集団感染して試合中止が頻発してます。大相撲の名古屋場所も開催中ですが、やはり新型コロナ感染のため20%ほどの力士が休場せざるを得ない状況ですね。政府はまだ今のところ、行動制限はしない方針のようですが、大規模イベントの中止の勧告などについては考えた方がいいんじゃないかと思いますね。重症化率が低いからとは言いますが、感染者数という母数が大きくなるとどうしても重症者数と死者数の方も増えてきますから。医療のひっ迫も心配です。

11番目(最後から2番目)の写真は祇園祭の神輿3基です。現在、四条寺町東の御旅所にあります。24日の還幸祭でまた八坂神社に戻ります。今年3年ぶりに山鉾巡行と神輿の渡御が再開されましたが、これがまた15日の宵々山~17日の山鉾巡行・神輿渡御と新型コロナの感染者爆発の時期が見事に被ってしまいました。24日(日)の後祭の山鉾巡行と還幸祭も今のところ予定通り行われるようですが、心配です。

追伸 

今、京都の新型コロナ新規感染者数が3,000人超えとの情報が入りました。過去最多ですし、3,000人超えるのは初めてです。

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祇園祭 宵山

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年07月17日(日)

今年はコロナ禍で中止となっていた祇園祭の山鉾巡行と神輿渡御が3年ぶりに行われることとなりました。明日というかもう日付が変わってしまいましたので、今日17日は朝から山鉾巡行(先祭)が行なわれ、夕方からは神幸祭(神輿渡御)が行なわれます。16日が前夜祭の宵山で京都のメイン通りの四条通が歩行者天国になり、各山や鉾には提灯が灯され、お囃子も奏でられます。露店も出店されていたようです。

昨日(もう一昨日)15日の宵々山も宵山も、多くの人出があったようです。コロナ禍で中止となっていたイベントが各地で開催されるようになり、人々が開放的になっていますが、新型コロナの感染者数が急増し第7波に入ったと言われています。政府は行動制限はかけない方針のようですので、各自で感染防止対策を続けて行くしかありませんね。更なる感染の拡大、医療のひっ迫が心配されます。

明日(もう今日でした)の山鉾巡行は自宅のテレビで見ることになると思います。コロナ禍以前も暑い中わざわざ人の多いところへ行く気にはならなかったのですが、今の状況ではなおさらですね。地元のテレビ局KBS京都(京都放送)が毎年LIVEで中継をしていますので、それを見ると思います。朝起きられれば(笑)。3年ぶりの山鉾巡行や鉾立てに宵山ということで、今年の祇園祭は本当ならブログネタにしたいところなんですけどね。残念です。

祇園祭には毎年実家でお寿司の松花堂弁当をいただきます。以前に何度かこちらの記事でもご紹介した千登里亭(川端通団栗東)で毎年出前をとります。写真のようなお寿司・お刺身が詰まったお弁当です。祇園祭のお寿司ということで、お刺身に鱧の湯引きがありましたし、お澄ましの具も鱧でした。去年はこちらの食事の方も中止でしたから、2年ぶりですね。やっぱり美味しかったです。錦糸卵の切り方が今までと違い、少々粗かった(太かった)のだけが気にはなりましたが。

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古裂會 第125回オークション下見会

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年07月12日(火)

20220712①一昨日10日の参議院選挙は自民党の大勝でしたね。予想通りの結果でしたけどね。

今日は京都市左京区岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)で開催中の古裂會 第125回オークション下見会に行って来ました。今回は【特集】屛風祭 です。7月の下見会の時は祇園祭関連の屛風や特に軸物が多く展示されていたのですが、昨年あたりからでしょうか、その手の物の出品が少なくなりましたね。今年はコロナ禍で中止となっていた祇園祭の山鉾巡行と神輿渡御が3年ぶりに行われるんですけどね。まあ、それとは関係無いか(笑)。

毎回ご紹介している通り、こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。オークションは2か月に1度奇数月に開催されます。

今回もやはり、韓国のものはワンテーブルのみと出品が少なかったですね。

古裂會の第125回下見会は、今日(12日)と明日(13日)の両日開催されます。明日13日(水)は10:00~16:00の開催時間です。

次回は9月13日(火)14日(水)に同じみやこめっせ(京都市勧業館)で開催予定です。次回は【特集】古窯・民藝 中国・朝鮮 です。

古裂會のオークションについて、詳しくは古裂會のホームページをご参照ください。 

古裂會ホームページ https://www.kogire-kai.co.jp/

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平安蚤の市 2022年7月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年07月10日(日)

20220710①一昨日こちらの記事を書いている際に、安倍前首相銃撃で心肺停止の情報を受けて、一命をとりとめられることを祈っていたのですが、残念ながらお亡くなりになってしまわれました。ご冥福をお祈りいたします。

今日10日は平安蚤の市の開催日です。10日開催の時はいつも通り実家で月参りを終えてから現地に向かいますので、到着が11時頃とメチャ熱い時間帯になりました。気温が今日は猛暑日(35℃超え)まで行かないぐらいだったのですが、そうは言っても湿度が高く蒸し暑かったですね。

それでも日曜日の開催とあって人の出は多かったですね。出店数も思ったより多かったです。天気予報では豪雨の心配があったのですが、どうやら終了まで持ちましたね。

昨日はよく降りましたからね。3回にわたって猛烈な雨が降りました。夕方帰りに3回目に降られてしまいました。傘を持ってたので良かったですけど、荷物が多かったので差すのが大変でした。家まであと3分ぐらいのところで降られてしまいましたよ(笑)。運が有るのか無いのか、びみょーなところですね(笑)。

古裂會さん今日も出店されてました(写真3番目)。明後日12日(火)と13日(水)は古裂會のオークション(書面入札制)の下見会が同じ岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)で開催されますね。

骨董の会のお仲間のTさんご夫妻は、今日は出店されまていませんでした。お天気(豪雨)の方を心配されてお休みされたとのことでした。猛暑が続いていましたので、体調を壊されたのではないかと心配しましたが、そういうことではなくてよかったです。

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先月24日開催の際の記事に、ロームシアター京都の二条通の東側に飲食店が数点出店していた件をご紹介しましたが、今日またも出ていました。やはり私が気付いてなかっただけで、いつも出ていたのものだったのかも知れません(笑)。「岡崎いろどりマルシェ」というイベントのようです(写真10番目)。

今日はまたそれとは別にロームシアター京都北側のロームスクエアー(野外イベントの空間)に飲食店などが多数出店していましたね。こちらは「岡崎マーケット」というイベントらしいです(写真11・12番目)。7月の土・日・祝日の10時から20時まで開催されるようです。

平安蚤の市は、京都市左京区 岡崎公園内の平安神宮前広場で基本毎月10日に開催される骨董市です。多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店が全国より集まります。次回は8月9日(火)開催予定です。来月は10日ではありませんのでご注意ください。

今日7月10日(日)は参議院議員選挙の投票日です。皆さん棄権することなく投票に行きましょう。私はもうすでに期日前投票を済ませました。

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昨夜の晩酌(期待の中堅の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年07月08日(金)

20220708①安倍元首相が奈良で街頭演説中に銃撃され心肺停止状態という、昨夜の晩酌の話をしている場合じゃないようなニュースが入ってきました。店でYahoo News 見て一瞬目を疑いました。後方から銃で撃たれたようですね。当時の映像を見ると選挙カーなどの上からの演説ではなく、道路を背に地上のガードレールで囲まれた場所で演説していましたから、後方はガラ空きの状態でしたね。安倍元首相が一命をとりとめてくれることを祈ります。

今月はこちらの投稿も少し間隔があいてしましましたが、昨夜はナイター中継を観ながら、いつも通り貰い物を肴に晩酌しました(笑)。

徳利はこれまでに何度かこちらでご紹介したことのある、李朝初期堅手の徳利です。口部に3箇所の欠けの直しがありますが、下ぶくれのよい形で胴部には青い釉垂れとへら跡も見られ、見どころの多い徳利です。容量は2合程です。穴も大きいので大変使いやすいです。過去の記事を調べてみたところ前回の登板は2021年5月16日でしたから、おおよそ1年ぶりの登板でしたね。

白磁の盃の方は、多分こちらでは初めてのご紹介になると思います。李朝後期から末期に欠けての時期に民窯で焼かれたものですが、見込みの貫入がくっきりと出始め、画像では分かり難いですが、うっすらと赤みも出ていいアジが付き始めました。入手した時は、白い肌にうっすらとした貫入が見られるだけの盃でしたが、見込みにピンホールがいくつかあるのを見て、ここから酒がしみていい味になっていくだろうと思いました。

先月7日に(育ち盛りの巻)でご紹介した盃とほぼ同時期に入手したものでしたが、成長においては大きく差をつけられてしまいましたね。しかしながら、これからが楽しみな盃です。これから胴部(外面)の貫入も深くくっきりと出てくると、いい味の盃になるんですがね。もう入手後10年近く経っていると思いますので、期待の新人というには少々年をとり過ぎていますので、期待の中堅と言ったところでしょうかね。(2022年06月07日作成の昨夜の晩酌(育ち盛りの巻)へはこちらをクリック)

お料理のですが、ホタテフライは李朝初期の堅手小皿に、おぼろ豆腐は高麗青磁象嵌菊花紋八角小鉢に、白菜とほうれん草の胡麻和えは李朝初期の堅手小皿に、ちりめん山椒筍入りは李朝初期の堅手豆皿にそれぞれ盛り付けてみました。豆皿の方が手前にあるので、写真上では奥の小皿より大きく見えますね(笑)。

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今日から7月 祇園祭 2022

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年07月01日(金)

今日から7月です。もう2022年も半分が過ぎてしまいました。暑いです。とにかく今年の気候は変動が激し過きます。先月も前半まではまだ朝晩涼しい日が続いていたのですが、下旬に入ってからは連日の真夏日・猛暑日ですからね。しかしながら、予報では週明けからは雨の日が続き気温も30℃前後に落ち着くようですね。って言うことは、実はまだ梅雨明けてなかったんではないですかね。 

今月の京都の骨董関連イベントは次の通りです。

  3日(日)  東寺ガラクタ市

10日(日)      平安蚤の市(開催地:京都市左京区岡崎公園内平安神宮前広場)

11日(火)、12日(水)  

 古裂會第125回オークション下見会【特集】屏風祭(会場:京都市左京区岡崎公園内 みやこめっせ〈京都市勧業館〉)

21日(木)  東寺・弘法市

25日(月)  北野天満宮・天神市

 

また今年は、新型コロナ禍により2年間開催されなかった祇園祭の山鉾巡行や神輿の渡御が行われる予定です。

祇園祭は、今日1日の切符入り(神事始め)に始まり、1か月間に渡る祭礼です。この1か月に多くの行事が行われますが、主な行事を記しておきます。

7/2(火)くじ取り式

 山鉾の巡行の順番を決めるくじ引き。「くじ取らず」と呼ばれる長刀鉾などは順番が定まっており、くじ引きはしません。

7/14(木)~16(土)屏風祭

 宵山の期間に鉾町にある旧家・老舗の店がそれぞれの所蔵する屏風などの美術品・調度品などを飾り、公開する催し。

7/16(土)宵山

 前祭(17日)の前夜祭。山や鉾には提灯が灯りお囃子も奏でられます。露店も出るようです。

 14日(宵々々山)、15日(宵々)、16日(宵山)といいます。 ※歩行者天国は15日・16日の2日間(18:00~23:00)

7/17(日)

 山鉾巡行(前祭) 前祭に巡行する山鉾が京都の市中を練り歩きます。

 神幸祭・神輿渡御 八坂神社の神様を乗せた3基の神輿が市中を練り歩き、御旅所に迎えられます。 

7/24(日)

 山鉾巡行(後祭) 後祭に巡行する山鉾が京都の市中を練り歩きます。

 還幸祭      四条御旅所から神輿を八坂神社へお送りする儀式です。

31日に八坂神社内にある「疫神社」の鳥居に茅の輪が設置され、これをくぐって厄を祓う疫神社夏越祭が行われ、これをもって1か月に渡る祇園祭が終了します。

諸行事を観覧される折には、感染症予防と熱中症の対策を怠りなくしていただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。

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大祓式(夏越祓)と水無月 2022

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年06月30日(木)

20220630①今日は6月30日です。25日に北野天満宮の御誕辰祭の大茅の輪くぐりをご紹介しましたが、今日は例年通り店に来る前に、八坂神社の茅の輪をくぐりに行って来ました。1年のちょうど折り返しにあたるこの日は、多くの神社で「夏越祓(なごしのはらえ)」といって、茅の輪を立て、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災・疫病退散を祈願してこれをくぐる茅の輪くぐりが行われます。 

茅の輪の設置場所が去年までとは変わっていました。今年は南楼門を入ってすぐの舞殿の前に置かれていました。茅の輪の前に人が列を作って順番を待っていました。暑い中を日向で待つのは大変でしたね。今日も朝から気温は30℃を上回っていたと思いますし、京都の今日の予想最高気温は36℃ですからね。まあ、関東の群馬県の方では40℃越えのところもあるようですし、それに比べればまだましですけどね。

八坂神社でも茅の輪守りを売っています。こちらは北野天満宮のものよりも小型で「身に着けてお持ちください」と書かれています。お値段は天神さんと同じ500円です。由来についてはお守りにある説明書きの写真をあげていますので、そちらをご覧ください。 

西楼門(四条通東のつきあたり)を入ってすぐの疫神社の鳥居にも、去年までは茅の輪がかけられていたのですが、今年はありませんでした(写真4番目)。神社の人に聞いてみると今年は7月31日の疫神社夏越祭(7月1日の吉符入から1ヶ月に渡って行われた祇園祭を締めくくる最後の行事。疫神社の鳥居に茅の輪(ちのわ)を設けて厄除・無病息災を祈願する)の時にだけかけられるそうです。新型コロナ禍で2年間中止となっていた祇園祭の神輿渡御と山鉾巡行が今年は予定通り行われる予定ですね。新型コロナの新規感染者数はまだ連日1日あたり1万人を超えており、収束したといえる状態ではないんですけどね。

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また京都では今日6月30日に写真の「水無月」というお菓子を食べる習慣があります。水無月は白ういろうの上に小豆をのせたお菓子で、水無月の三角形は暑気払いの氷を表したもので、上の小豆は悪魔払いの意味を表しているそうです。なので、元々は土台が氷を象徴する白ういろでしたが、今は土台が抹茶味や黒糖味のものもあります。

今年も3種類の水無月を李朝の白磁祭器面取台皿にのせていただきました。左から白ういろ、抹茶、黒糖です。今年も水無月を食べて猛暑に打ち勝とう!言いたいところですが、もうすでに今週のはじめあたりから毎日バテバテです(笑)。皆様どうぞお体ご自愛ください。

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昨夜の晩酌(高麗青磁コンビの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2022年06月29日(水)

20220629①毎日暑い日が続きますね。京都も連日35℃前後の日が続いていますが、関東の方では40℃を超える地域があるとかで、6月にしてこの暑さはきついですね。7月、8月にもなれば、少しは体の方が暑さに慣れてくるのですが、この時期はまだそこまで暑さに体が慣れていませんのでね。気を付けましょう。

さらに全国各地で梅雨明けする地域が出て来ていますが、6月中の梅雨明けというのは記憶にないですね。空梅雨で夏場の水不足が心配になりますね。

そんな中ではありますが、昨日もお弁当(だし巻きとミニ穴子弁当)とお惣菜をいただきましたので、いつものようにもらいものを肴に晩酌しました。

高麗青磁の盃は直しから戻って来たものです。元々は銀継ぎだったか古い直しがあったのを金継ぎにしてもらいました。おかげで随分と感じがよくなりました。口径が7cm弱、高さが6cm強といったサイズで酒杯として最適なサイズです。高麗青磁の盃でこのサイズというのは、最近なかなか見つからないですね。

高麗青磁の徳利は、以前にも1度こちらでご紹介しています。青磁釉の色はまあそこそこですが、ベタ底で丸みのある肩を持つ、ころりんとした愛らしいスタイルの徳利です。1合半を少し超える程度の容量で、独酌にピッタリのサイズです。口縁の4箇所の欠けに銀継ぎが施されていますが、キズ自体も小さく銀の色も目立たないので、あまり気にはなりません。高麗青磁の徳利も、独酌で使える物はさらに少なくなりましたね。

お料理の方は、お弁当の後方、揚げ出し豆腐は李朝初期の堅手茶碗に、あかもくは李朝末期の染付小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

昨夜は肴だけでなく、お酒の方も頂き物をいただきました。千葉県の寺田本家の木桶仕込という純米酒でした。初めていただきましたが、米こうじの風味の強いお酒という印象でした。アルコール度数が20度となっていますので、日本酒としてはアルコール度数の高いお酒ですね。

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御誕辰祭 2022 北野天満宮・天神市

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2022年06月25日(土)

20220625①今日は25日ですので、朝から北野天満宮の天神市に行って来ました。本日6月25日は、菅原道真公のお誕生日の祭典である御誕辰祭です。新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、ここ2年は市の方は開催中止となっていましたが、今年は久しぶりの天神市のある御誕辰祭となりました。大茅の輪くぐりも例年通り行われました。

御誕辰祭には、楼門に掛けられた大茅の輪をくぐって無病息災を願う「大茅の輪くぐり」が行われます。これまでモラルのない参拝者達が大茅の輪の茅を引きちぎって持ち帰えるため、午前中に大茅の輪が竹の枠だけになってしまうという、情けない状態が続いた時期がありました。しかしここ2年は、茅の付いた小さな茅の輪を「茅付 茅の輪守」として販売し、大茅の輪の茅をとらないようにと神社の人が注意するようになっていました。

ただ、昨年までは新型コロナ感染拡大による規制のため、市が開かれない状態で参拝者も少ない状態だったので秩序が保たれていましたが、市が開かれて来客が増えた今年も秩序は保たれるのか、正直なところちょっと心配でした。しかしながら、写真のように今年も大茅の輪は無事でした。よかったです。

3番目の写真の茅の輪は、本殿前に設置された小さめというか普通サイズの茅の輪です。今年も例年通り厄除け・病気除けの「茅の輪守」(写真4番目)を買って帰って来ました。今年もこれを周りの人たちに配ります。

今日、絵馬堂前の猿回しが復活していました。私が今日現地到着したのが朝9時前でしたので、まだ演技の方は始まっていなかったのですが、待機中のところ写真を撮らせてもらいました。これからはまた、毎月見られるようになりますね。お猿さんは2歳の子ザルとのことでした(写真5番目)。

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今日も修学旅行生が多かったですね。2か月前ぐらいから修学旅行が復活しだして以来、天神さんでは修学旅行生の姿を多く見るようになりましたね。やっぱり天神さんは学問の神様ですので、学業成就や合格祈願もあって修学旅行のコースの中に組み込まれるんでしょうね。7番目の写真は撫で牛を撫でる修学旅行生です。撫で牛は境内に十数体以上あるようで、頭を撫でると頭がよくなり、自分の体の悪いところを撫でた後、撫で牛の同じ場所を撫でると悪いところが治るとも言われています。

新型コロナ禍以降は修学旅行のスタイルも、大型バスでの移動や市バス1日乗車券でグループ単位自由行動のようなものから、小グループ単位での貸し切りタクシー移動といったスタイルが増えているように思いますね。今日もタクシーの運転手さんが修学旅行生の案内をしていましたね。

今日もいつもどおり骨董の収獲はありませんでした。今日もちりめんじゃこのみです(笑)。今日はちりめんじゃこのお店、いつものおばちゃんがいなくて大人しそうなおにいちゃんがやってました。おばちゃん今日はお休みだそうです。体調が悪いのでなければいいんですけどね。

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