昨夜の晩酌(10年放置の口欠け堅手徳利の巻)
久しぶりの昨夜の晩酌です。約2週間空きましたかね。それでも今月は3度目ですね。約2週間の間、飲んでなかったかというとそうではなく、ビール(厳密には「麦とホップ」ですが)は、ほぼ毎日のように飲んでましたよ(笑)。日本酒(菊正)で李朝酒器と器を使っての晩酌が今月3回目となりますね(笑)。
糖尿のくせに、毎日ビール飲んでたらダメじゃんと思われるかもしれませんが、前回の検査の前に1日2食、パン食無し、米食を控えて晩はご飯の代わりにビール(くどいですが、厳密には「麦とホップ」)を飲む、という食生活で数値が大幅に改善されていたので、その生活を続けてみているところなんです。来月12日(木)にまた検査がありますので、それでどうなっているかが楽しみです。悪化してたらショックですよね(笑)。
徳利は初期堅手のものですが、ご覧のとおり、口が半分ぐらい欠損しています。高台にも結構な欠けがありますし、肌にも結構カセが見られます。この徳利は、東寺・弘法市と北野天満宮・天神市に出店していたキム社長のところで、もう10年以上前に購入したものです。元々は口の欠損部分には、共直しがされていました。これがまた下手な共色直しで、どこからどう見てもこことこことここの部分が共直しだな、というのははっきりわかるレベルのものでした(笑)。さらに汚れもひどかったです。そんなコンディションでしたが、形もいいし穴も大きくて使い易そうだったので、安価で買い取ったのでした。その頃は下手ながら、自分で金継ぎをしたりしてましたのでね。今はもうしませんけど(笑)。
直したら結構いい徳利に化けるかもねと、甘い考えで煮沸して共直しの部分を外してみたら、イメージしてたよりも欠損部分が大きくて(当たり前ですよね、ほぼ半分は無いんですから(笑))、これはとても自分の手に負えそうにないなと思いました。しかしながら、プロに直しをお願いしたら徳利の値段の数倍になりそうでしたので、直しは諦めました。そして、そのまま何年も放置していたのですが、1年ほど前にハイターの原液に数か月浸け置いて汚れを落とし、その後また放置していたものでした。
そんな訳で、実はこの徳利を使うのは昨夜が初めてでした。使ってみると、口が半分欠けているとは言え、半分はほぼ原形を留めて残っていますので、そちらからお酒を注げば、何の問題もありません。また、高台の周りや胴部に青い釉薬がボツボツと溜まっており、これも結構いい景色です。しかしながら、やっぱり徳利よりは花活けの方がいいかも知れませんね(笑)。
盃は、李朝後期の民窯で焼かれたものでしょう。釉薬の色が、現物はもう少し黄土色といいますか、黄色っぽい色をしています。1枚目の写真の色が一番現物に近いです。見込に貫入、釉流れも見られ、口縁には時代ニュウが数本出ています。時代ニュウというのは打撃によって生じたニュウとは違い、時代を経てこのように表れるもので、陶器によく見られるもののようです。高台というか底が窪んでおり、そこが赤く発色しています。また周辺にもポツポツと雨漏りが見られます。形も端正な造りで、私が持っている盃の中では、珍しい物の部類に入ります。
お料理の方は、李朝初期の金海手の皿に、クルミ胡麻豆腐は李朝末期分院の染付皿に、豆ひじき煮は高麗青磁の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。
次回は、来月の検査の後になりますね。
第78回京都アンティークフェア開催中
本日から3日間、京都市伏見区竹田の京都パルスプラザで京都アンティークフェアが開催中です。
京都アンティークフェアは、これまでにもご紹介しましたとおり、3月・6月・10月の年3回開催される西日本最大規模の骨董市です。全国から300店以上が集まります。本日10月30日(金)から11月1日(日)までの3日間の開催です。期間中は地下鉄竹田駅から会場のパルスプラザまで無料送迎バスが出ています。開催時間は10:00~17:00(最終日は16:00まで)です。
ということなんですが、私は今回も行くのをやめました。前回6月は開催自体が中止されましたが、その前の3月末の緊急事態宣言が出される直前の開催時にも、行くのを取りやめています。
やはり、新型コロナ禍が収束しないどころか、今月に入って感染者が再び微増傾向にある中、屋内での大規模イベントに参加するのは怖いですからね。
今日、店に出て来る際にちょっと用事があって、八坂神社を通って来たのですが、修学旅行生らしい中学生の集団やその他観光客らしい人の数が増えましたね。Go Toトラベル、 Go To Eat等の政府のキャンペーン効果で、観光地や飲食店には客足が戻り始めています。経済効果という点ではいいことなんでしょうが、その一方で、先ほども触れましたが、ここに来ての感染者の微増傾向は気になりますね。
この感染症は本当に厄介ですね。感染が落ち着いたと思って少し気を緩めると、再び感染が拡大し自粛へ。こんなことを当分は繰り返していかないとならないのでしょうね。これが日本だけの問題ではなく、世界中で感染が収束しないと収まらないから、また大変です。ヨーロッパなんかは、第2波が来てて1日数万人規模の感染者がまた出ていますからね。
ワクチンの開発も進んでいるようですが、このウィルスは数か月で抗体が減るという検査報告もあるので、ワクチンでは防ぎきれないようですね。3か月に1回、ほとんどの国民がワクチン接種するなんて、ほぼあり得ない話でしょう。やっぱり特効薬が開発されない限りは収まらないんでしょうね。薬が出来れは通常のインフルエンザと同様の扱いになると思うんですがね、
そう言えば、今日八坂神社に行った時に気付いたんですが、新型コロナ感染終息まで設置するとして、拝殿横にあった茅の輪が無くなっていましたね。まだ収束もしていないんですけれどね。うーん、これも緩みと言えますかねえ。なんか最近また心配です。
清水道 中華飯店 鍾園亭
本日水曜日です。定休日ですのでお昼外食してきました。
どこへ行こうかなと考えた結果、久しぶりに松原通の中華料理 六波羅飯店に行ってみるかと思い家を出ました。六波羅飯店は昭和の雰囲気漂う所謂、マチ中華な中華料理屋で、こちらの何よりもいいところは、いつ行っても席が空いているというところです(笑)。
そう思って東山通りを歩いていると、その途中にあったのがこちらの鍾園亭さんでした。ここはまだ、このブログで紹介してなかったことに気付き、予定を変更して鍾園亭さんでのランチとなりました。
中華飯店 鍾園亭さんは、清水寺の市バス最寄り停留所の「清水道」から徒歩30秒程のところにあります。こちらは建物の1階と2階が中華料理の鍾園亭さんで、2階は宴会用です。さらに3階以上が「アメニティーホテル」というカプセルホテルになっています。こちらは京都市内唯一のカプセルホテルのようです。
こちらのお店は、場所柄、マチの中華屋さんといった感じではなく、観光客向けの中華料理屋さんといった雰囲気です。中華弁当の種類が豊富なのがいいですね。1,000円以内で食べられるものもあります。麺類と半チャーハン、餃子とのセットも1,000円以内で食べられるものが多いですね。
本日は中華弁当の「清水弁当」を注文しました。内容の方は、酢豚・かに玉・唐揚げ・春巻き・エビチリ・ご飯・ザーサイ・玉子スープといったものでした。お値段は1,050円(税込1,155円)でした。お味の方は、まあ美味しいですが特別にうまいという訳ではなく、量的にもボリュームがある訳ではないが、少ないという訳でもない。全てにおいて、可もなく不可もなくといったところでしょうか。私個人の感覚としては、観光地の中華料理屋さんというイメージがピッタリな感じです。分かり難いですかね(笑)。
平日なので、店内はガラガラかと思っていましたが、思ったよりもお客さんが入っていましたね。六波羅飯店は、また来週にでも行ってみましょう。
半年ぶりの天神さん(20.10)
今日25日は、北野天満宮・天神市の日ですが、ここ6ヵ月新型コロナ禍による開催中止が続いていましたが、ようやく今月から再開となりました。本当に久しぶりです。
再開にあたり、各店舗における主な新型コロナウイルス感染予防対策については下記のことを行うと、北野天満宮のホームページにありました。
※関係者への検温実施。発熱等の体調不良が見られる場合は出店中止。
※マスク着用・手指消毒など衛生管理を徹底。
※各店舗には、飛沫感染防止のためのビニールカーテン(防火対応)を設置。
※飲食商品はすべてテイクアウト(持ち帰り)のみとし、境内での飲食は禁止。
上記のうち、ビニールカーテンの設置については、あまり出来ていなかったようでしたね。
しかしながら、感染対策をとっていることが分かる場面が随所に見られました。例えば、写真のように撫で牛の横にも消毒液が設置されていましたね。そうですね、大勢の人が撫でるものですからね。撫でてお願いした後は手消毒が必要ですね。絵馬堂前で行われていた猿回しもお休みのようでした。猿回しで人が集まり、人を密集をさせるのは避けなければなりませんよね。また3枚目の写真のように、絵馬堂の中に設置されていたベンチも撤去されていましたね。自販機はそのままありましたが、飲み物を買って休憩できるようになっていて、お年寄りがいつもたむろしておられましたが、これも密集を避けるため、また、飲食する場所を無くすためでしょうね。
また、今日は久しぶりにチリメンジャコを買うことができました。半年ぶりです(笑)。このチリメンジャコ屋さんでも、これまでとの変化が見られました。4枚目の写真のようにお客側から見て手前の箱に入ったジャコにはビニールがかけられたままです。以前は、このビニールが全て外された状態で売られていましたが、客による接触(触るやつがいるんです)や飛沫を防ぐために、今回からそうするように指導を受けたのでしょう。
私は今日、久しぶりなので張り切って、いつもより早めの8時頃に到着したせいもあったのかも知れませんが、日曜日の割には人の出が少なかったですね。特に、5枚目の写真のように大鳥居から楼門に向かう参道は、露店も人もまばらでしたね。飲食がテイクアウトのみの境内飲食禁止というのが響いたんでしょうかね。まあ、境内東側の通りはまずまずの人出でしたけどね。この通りは、骨董・アンティークというよりヴィンテージぐらいの商品を扱っているお店が多いところですね。さらに、神社の東側の御前通の方は、人出はやや少なめ、露店の出店の方も空き地が目立つという感じでしたね。
キム社長の店も御前通に出店していたのですが、いつものお店のある場所にキム社長の姿はなかったですね。最後の写真の紫のテントの右、移動テーブルみたいな物や、金属製の網状のつい立のような物などが置かれているあたりが、キム社長の出店場所でした。ある人からの情報によりますと、2月に中国に渡った後、どれぐらいの期間そのまま中国にいたのかは定かではありませんが、とりあえず中国からは出国し、今は韓国にいるようです。そうなると、年内はこちらに来るのは難しいでしょうね。でもまあ、身の安全が確認できたので、少しは安心しました。
来月は21日の東寺・弘法さんも開催されるといいのですけどね。
末吉町 貴久政
今日は水曜日、定休日です。今日21日なので東寺・弘法市の日なのですが、既にお知らせのとおり、今月も開催中止です。これで7ヵ月続いての開催中止です。しかしながら、今月は25日の北野天満宮・天神市の開催が決まっていますので、来月は弘法さんの方も開催されるのではと、期待しております。今月25日の天神さんでは、キム社長に会えるといいんですがね。2月に中国に行ったきり、その後が分からない状態ですからね。こちらに戻って来られているのか、それすらわからないですからね。心配です。
本日はお昼外食しました。こちらのブログの「昨夜の晩酌」でも、お弁当を紹介しておりました、祇園末吉町の貴久政さんへ行って来ました。
直近(10/18作成)の「昨夜の晩酌」でもご紹介しておりました、日本酒が飲みたくなるお弁当の貴久政さんは、祇園末吉町の大和大路通りを東に入ったところの赤田ビルという建物の1階にありまして、当店からも近いところです。日本酒にピッタリなお弁当をいただくうちに、お店の方が気になりまして、場所については以前に確認をしていました。
また、店名の「貴久政」が、私の好きな日本酒の銘柄の「菊正宗」と何か関係あるのではないかと気になっていたのですが、調べてみたところ、こちらでは日本酒は菊正を使っていらっしゃるということも分かりまして、益々興味が湧いて来たところでした。
ランチコースは2,000円で、突き出しとお刺身、煮物、出し巻きと焼き物(西京漬けでした)、ご飯、山椒ちりめん、お漬物、赤だし、水物といった内容で、やっぱり暖かい分、お弁当よりもさらに美味しかったです。量的にはお腹いっぱいになるというようなものではありません。軽いお昼ごはんという感じです。
お味の方は、お弁当から想像していたとおりで、上品なお味で美味しかったのですが、残念ながら新型コロナ感染予防対策がゼロでしたね。消毒液の設置は無し。カウンター内に職人さんが3人いて調理しているのですが、誰もマスクもフェイスシールドも付けていない。カウンター席は、私が11時半を少し過ぎて伺った時には、両端に年配の女性2人組がそれぞれ2組座っていて、私が真ん中に座ったのですが、その後に一人で来た男性客を奥の女性客2人組のすぐ隣に座らせる。以上のように、残念ながらこのご時世にはあり得ない対応でした。
次は、新型コロナ禍収束後でないとちょっと無理ですかね。感染予防対策以外は全ていいのですが、今はまずそこが基本中の基本でしょうからね、菊正の飲めるお店ということで期待大だったのですが、大変残念に思います。
店内はカウンターと奥に5,6人入れる個室が1室あるようです。夜は11,000円のコースがあるようですが、カウンターで一品を楽しむのが主なお店のようです。新型コロナ禍収束後にお勧めいたします。
昨夜の晩酌(ヌシ様一時ご帰宅の巻その2)
1週間ぶりの昨夜の晩酌です。もう少し感覚を空けようと思っていたのですが、昨夜の晩ご飯に祇園末吉町の貴久政さんのお弁当をいただけることになりましたので、急遽、昨夜を飲みに変更しました。ご覧のとおりこちらのお弁当は、本当に日本酒のあてにピッタリなおかずばっかりなんです。これもらうと、やっぱり日本酒で一杯やりたくなっちゃいますよね(笑)。
海老や西京漬け、鱈の子やお野菜の煮物なども美味しいですが、特にこちらの出し巻は、ふわふわであっさりした京風のお味付けでいいですね。ご飯はもっと少なくていいから、その分おかずがもっと多いとさらに嬉しいんですけどね(笑)。
お弁当の手前の三島小皿に盛り付けたのは、軽井沢のお土産に頂いた帆立貝ヒモの酢漬けです。リンゴ酢で漬けてあって、いい香りがしました。写真に写っているのはそのままなのですが、それを食べた後に追加で食べた時、炙ったら美味しくなるんじゃないかと思いやってみたところ、大正解でした。香ばしく、歯ごたえもよく、リンゴ酢の甘みも引き立てられていました。
昨日はヌシ様の酒器に一時ご帰宅していただきました。前回は盃でしたが、今回は「李好のヌシ 第四話」(2020年09月19日作成)でご紹介した、いいアジのついた堅手徳利に一時ご帰宅いただきました。こちらの堅手徳利の詳細につきましては、9月19日作成の「李好のヌシ 第四話」に詳しいので、そちらをご参照くださいね。画像もたくさんあります(「李好のヌシ 第四話」(9月19日作成)へはこちらをクリック)。
容量が2合をほんの少し超えますので、昨夜はいっぱいいっぱいまではお酒を入れず、2合分ほどを入れていただきました(笑)。久しぶりにこれで飲んでみると、やっぱり懐かしいですね。口造りが、よくあるラッパ口ではなく穴も大きいので、注ぐ際にチョロチョロではなく、結構ドバドバとお酒が出るんですが、口のとある位置を下にして注ぐと程よく出るのだということを思い出しました。入手した当初、ソウルで一人飲んでた時にこれに気付いたのでした。「そうそう、こうやって飲んでたなあ」と懐かしく思い出しましたね。ヌシ様徳利は、本日はもう店の棚にお戻りになっておられます(笑)。
盃の方は、以前にこちらでご紹介したことがある物です。調べてみたら2019年8月17日でしたから、1年以上前ですね。今は昔にソウルの踏十里古美術商街で購入したもので、購入した当時は薄い貫入の入った白っぽいお大振りな盃でした。それが現在は、貫入も深くなり、見込から底の周辺にまで赤味が出て、素晴らしい景色となりました。よく育ってくれたものです。2019年8月17日作成の記事の時より、さらにいいアジになっています。底の内側が縮れ釉になってるのもいいですよね(2019年8月17日作成の「昨夜の晩酌(肝育盃の巻)」をご参照いただくにはこちらをクリック)。
盃単独の写真をあげていますが、どうも気に入りません。特に最後の写真が、現物とは程遠いです。先月機種変更したスマホで撮ったのですが、パソコンで見ると違う写真ぐらいに画像が違います。大丈夫な時も多いのですが、何が原因なのか分かりません。スマホの画像だと拡大して見ても鮮明なのですが…。現物(盃)が自宅にありますので、帰宅後撮り直してみて、うまくいくようなら写真を差し替えるかもしれません。(追記:写真差し替えました。現物はこれよりも赤いです)
またまたお久しぶりの祇園 韓日亭
昨晩、また久しぶりに祇園の韓国料理 韓日亭へ行って来ました。このブログで確認したところ、前回が今年の6月でしたから、4か月ぶりでした。まあ、ここ数か月は午後6時に店を閉めてからは、毎日家に帰って大人しくしていましたから、韓日亭だけでなく、夜外食すること自体がほとんど無かったんですけどね(笑)。こちらは昨年の10月から経営者が変わって営業が始まって1周年になるんですね。
帰りにこのお店の前を通った時、ここ最近何度か平日なのに閉まっていたことがあって、大丈夫かなと心配させられました。それで、お客さん我々だけかなと思って行ってみたら、昨日は私たちの他にも2組お客さんがありました。よかったです(笑)。
昨夜は、トゥブキムチ(豆腐キムチ)、海鮮チヂミ(1枚食べた後、また追加でもう1枚注文しました(笑))、胡瓜のキムチ、ナムルの盛り合わせを食べ、久しぶりにチャミスル(韓国焼酎)も飲みました。トゥブキムチはメニューになかったので、豚キムチに豆腐をトッピングという形で出してもらいました。ちゃんとメニューに入れといて欲しいです。
今回行ってみて、一番大きな変化は注文の方法でした。スマホでQRコードからメニューを読み取って、そちらから注文するスタイルになっていました。スマホで料理の写真を撮るために、メニューの画面を一旦消してしまうと、またイチから読み込み直さないといけなかったので、これが結構めんどくさかったですね。お店としたら、計算する手間なく、間違いもなくできるので利点があるのでしょうけど、失礼ながら、そこまで忙しいお店ではないのですけどね(笑)。
最後の写真がそのQRコードですが、帰り際に写真を撮ったので、結構汚れてしまってて汚いですね(笑)。当たり前ですけど、初めから汚かった訳ではありませんからね(笑)。韓日亭の場所はよしもと祇園花月(祇園会館)の裏になります。
今日は水曜日で定休日、しかも大安吉日でしたので、ハロウィンジャンボ宝くじを買いに四条大宮まで行って来ました。昔はこの時期のジャンボはオータムジャンボという名称だったのですが、数年前からこの名称になりましたね。1等前後賞合わせて5億円です。名称は何でもいいので5億円欲しいです(笑)。
昨夜の晩酌(ヌシ様一時ご帰宅の巻その1)
台風14号は、当初の予想進路より大幅に南にそれたコースを進んでくれましたので、こちら京都の方はほとんど影響がなかったですね。雨がよく降ったかなという程度のものでしたので、幸いでした。しかしながら、近畿から東海地方の太平洋沿岸地域では、高波や強風に見舞われたようです。被害が無ければいいのですが。その後東進して伊豆諸島方面まで進み。さらにそこから南進しているようですね。伊豆諸島の方で大きな被害が無ければいいんですけどね。台風15号も発生しましたが、幸いこちらは日本には影響がないようですね。よかったです。
久しぶり、今月初めての昨夜の晩酌です。このブログの方も3日空いてしまいましたね。9日(金)の平安蚤の市が台風の影響で中止になってしまいましたからね。ちょっと予定が狂ってしまいましたよね。さらに「お知らせ」欄でお伝えしているとおり、今月も21日の東寺・弘法市が開催中止となりました。これで7か月連続の開催中止です。弘法さんが中止となると、25日の北野天満宮・天神市の方も中止の可能性が高いですね。今月もまたネタに困りますね。今月末には、伏見区竹田の京都パルスプラザで第78回京都アンティークフェアが開催されますが、これどうしようかなあと思っています。300を超える店舗が出店する西日本最大の骨董祭ではありますが、屋内イベントですのでね。新型コロナ感染が心配です。業者・関係者だけでも1,000人ぐらい、さらに期間中毎日来客が数千人来るでしょうから、ちょっと怖いですよね。検討中です。(追伸:10月25日(日)の北野天満宮・天神市は開催が決定いたしました)
晩酌ですが、副題にある通り昨日はヌシ様盃1点を一時ご帰宅いただきまして、自宅にあった堅手徳利とのコンビでやらせていただきました。昨日持ち帰ったのは、こちらのブログ9月27日作成の李好のヌシ 第五話 酒器扁 「盃2点」でご紹介した盃のうちの1点です。
実はそちらの方でご紹介した盃2点のうち、初期堅手の盃の方が先日無事売れまして、東京へ行かれました。そんな訳で、昨日ご帰宅いただいたのは、もう1点の李朝後期の見込が渦巻きのものです。この盃の詳細につきましては、9月27日作成の「李好のヌシ 第五話 酒器扁 「盃2点」」で詳しくご紹介しておりますので、そちらをご参照ください(「李好のヌシ 第五話 酒器扁 「盃2点」」へはこちらをクリック)。
久しぶりに使ってみると、やっぱり懐かしいです。見込みの渦巻きが楽しいですね。李朝後期の盃には、見込みが渦巻き状になっている物を時々見ますが、もっと薄っすらとした細い線の物が多いですね。この盃程、ハッキリと描かれた渦巻きも珍しいと思います。今回の写真では分かり難いですね。上記「こちらをクリック」をクリックの上、9月27日作成の記事でご確認ください。
堅手の徳利は、もう10年以上前にソウルの踏十里か長安坪で入手したものです。口縁に1箇所、少し大きめの欠けの金継ぎがあります。写真では随分白く美しく映っていますが、現物はもっとグレーです。さらに煙が入った黒ずんだ部分もあります。写真で見ると本当にきれいですね(笑)。厚手の造りのため、手取りはずっしりと重いです。容量は1合半程度。この堅手もあまり使ってないですね。下膨れで形もいいんですけどね。手取りが重いからかなあ?まあ、私が持っている堅手徳利の数が多いから、気に入ったものでないと、なかなか機会が回って来ないということもありますかね。
お料理の方ですが、赤魚のみぞれ煮は李朝後期分院の白磁皿に、野菜の煮物は李朝初期の堅手小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。初期の堅手小鉢は、今回がこちらの「昨夜の晩酌」シリーズには初登場です。これまで活躍してくれていた堅手の小鉢より、一回り大きいんですよ。って言っても分かりませんよね(笑)。
次回の晩酌には、アジのいいヌシ様堅手徳利に一時ご帰宅していただこうと思っています。
迫力のエビフライ 洋食かるみあ
本日は水曜日、定休日です。お昼ご飯、久しぶりに外食しました。
大和大路四条下ル(南に行く)の洋食かるみあさんでランチの天然有頭エビのフライをいただいて来ました。
こちらかるみあさんは、京都府産の野菜やお米をはじめ、主な食材は厳選した国産のみを使用。洋食の定番メニュー、オムライス、ハンバーグ、ロールキャベツ、有頭車海老のフライなど、素材を活かしたメニューが楽しめるお店です。また、ワインも純国産ワインを数多くそろえておられるようです。
実は先日、例によってもらいメシ弁当ですが、こちらのエビフライ弁当をいただきました。海老フライ弁当といえば普通、大海老1匹とか小さめの2,3匹のものですが、なんと容器からはみ出そうな超特大が3匹でした。ボリュームというよりここまで来ると、迫力でしたね!お弁当の写真は最後にあげています。
この時のエビフライがあまりにも衝撃的で、冷めたお弁当でも凄くおいしかったので、ぜひ出来立ての暖かいエビフライをいただいてみたいと思い、今日訪れたのでした。
本日は「ぷりっぷり天然有頭海老のフライ」をいただきました。ご覧のように、超特大のエビフライが2匹です!これにスープ、サラダ、ライス(パンも可)、ドリンク(コーヒーか紅茶)が付きます。お値段の方は、お店のホームページには「税別2,000円」となっていたのですが、本日のメニューでは2,800円税込になっていました。が、実際には2,800円が税別で税込み3,080円でした。メニューの一番下に書いている「※表示料金には消費税8%が含まれています」という税率がすでに古い情報ですよね(笑)。2,800円税別は、ランチの中では一番高いものでしたね。ランチメニューの方は、オムライスなどが1,500円からございます。
さすがのボリュームで、お腹いっぱいになりましたね。私はエビフライが大好きですので、頭の殻部分以外は全ていただきました(笑)。シッポや足もカリカリして美味しいですよね。
場所は、東山区大和大路四条下ル、和菓子の虎屋、HANA吉兆の向かいにあります。営業時間は、ランチ:11:30~14:30、ディナー:18:00~22:00です。定休日は火曜日です。
京都市内の洋食屋さんというと、何故か水曜定休のお店が多くて、私のお休みとかぶってしまうため、なかなか行くチャンスが無くて。他にも、清水二年坂のみしなさんや、下河原の富士屋さんなども水曜定休のため、なかなかお邪魔するチャンスがありません。7月にご紹介した岡崎のグリル小宝さんも、水曜定休のためなかなか行くチャンスがなかったのですが、木曜日に京大病院の検査があり、この後にうまく行けたのでした(グリル小宝さんについてはこちらをクリックの上、ご確認ください)。その点、こちらは当店のお休みとかぶりませんので、ありがたいです。
こちらのエビフライ、お勧めです!って、エビフライしか食べてないんですけどね(笑)。次回はオムライスかハンバーグあたりをいただいてみたいですね。
李好のヌシ 第六話 酒器扁「ほぼパーフェクトな片口」
今日10月4日(日)は、第1日曜日で東寺ガラクタ市の開催日でしたが、行きませんでした。
元々東寺ガラクタ市には、もう何年も前から韓国物を扱う業者が出店しないため、ほとんど足を運んでいなかったのですが、新型コロナ禍で21日の東寺・弘法市、25日の北野天満宮・天神市が半年も開催中止が続いているため、先月・先々月とブログのネタのために行って来ました。しかし、やはり韓国物が無いと気合が入らないんですよね(笑)。
昨日の晩、寝る直前までどうしようかと考えていましたが、とりあえずは目覚まし時計をセットせずに寝て、ガラクタ市に行って来られるだけの余裕のある時間(遅くとも午前7時まで)に目が覚めたら行く、起きた時間が遅かったら行かない、と決めて寝たところ、このような結果となりました(笑)。目が覚めたのは午前8時過ぎでしたね(笑)。
9日(金)の平安蚤の市には、こちらでご報告するために必ず行って来ます。平安蚤の市も韓国物はあんまり出ないんですけど、近いですからね。店に戻るのに。それと、平安蚤の市は基本毎月10日の開催なのですが、今月は9日の開催ですので、お気を付けくださいね。私は個人的には、9日の方が10日の実家での月参りと重ならないのでありがたいです。
そんな訳で、今日はまたヌシ様のご紹介になります。今回も酒器扁で写真の李朝後期民窯の片口です。こちらも開店当初から店内では唯一の片口として店頭にあるのですが、今日までご奉公先が決まらずヌシ様となられました(笑)。
李朝の片口というと、そうそう数の多い物ではありませんので、見つけたらお値段と状態が許容範囲のものであれば、出来るだけ入手してきました。なので、これが売れたら次はこれで、その次はこれを持って来ようか、などと考えていましたが、こちらの片口がヌシ化されて仕舞われましたので、他の物の出番が無いという状態です(笑)。
このヌシ様も合わせて計7点の李朝の片口がありますが、特に機能面からみてこのヌシ様片口が最も優れています。何んと言っても、使用時の酒の出、切れともに申し分ありません。酒の出の悪い片口ですと特に一番最初にお酒を注ぐ時に、お酒が注口の内側の穴の部分を越えて、その上の口縁部から溢れ出てしまうことがあります。また、注いだ後の切れが悪いとお酒が注口を伝ってダラダラとこぼれてしまい、お膳を濡らしてしまいます。しかしながら、こちらのヌシ様片口は酒の出・切れともによく、そのような心配はありません。
サイズは口径が16.6~16.8cm、高さが8.3cmです。こう聞くとお酒が3~4合は入りそうで大き過ぎるのでは無いか?と思われるかも知れませんが、実際にお酒を入れるのは注口の内側の穴の下までですので、そうしますと容量は2合程度で、お酒に使うには適当なサイズです。実際に先程、穴の少し下まで水を入れて測ってみたところ、380ml、約2合1勺でした。
タイトルにパーフェクトではなく「ほぼパーフェクト」としたのは、キズが有るからで、注口部と口縁に計4箇所の金継ぎがありますし、口縁にニュウも2本見られます。しかしながら、注口部とその周辺、見込み、さらには2本のニュウにもいい感じにシミが出ており、よい景色となっています。このように、キズの無い無傷完品であれば、まさにパーフェクトな片口です。まさかこれがヌシ様となるとは、思ってもみませんでしたね(笑)。
片口は、日本酒の時も勿論いいのですが、私は主にマッコリを飲む時によく使いますね。その他の片口についても、こちらのブログ「昨夜の晩酌」の方で、機会があればご紹介していきたいと思っています。既にご紹介したものもありましたね。