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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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10月になりました(2020)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年10月01日(木)

今日から10月になりました。気候の方は、先週末あたりから朝晩はだいぶ涼しくなって、秋らしくなってきましたね。

新型コロナ禍の方は、一向に収束する気配が見えませんが、経済活動の方は、どんどん再開されようとしていますね。野球などのスポーツイベントも今日から受入れ観客数をさらに増やすようですね。甲子園だと2万人が入場可能になるんでしたっけ。各地の観光地も9月の4連休に多くの人々が訪れるようになり、京都も一昔前の外国人が大量に来る前程度の観光客数に戻った感じでした。今日から東京も「Go To トラベル」キャンペーンの対象となりますので、国内での人の移動がさらに活発になるのでしょうね。経済が冷え込むと生活が心配ですし、感染が収まらないとまた、また規制を掛けなければならなくなるし、そこのところバランスをとるのが難しいですよね。

10月京都の骨董関係のイベントですが、第1日曜日(10/4)の東寺ガラクタ市と9日(金)の平安蚤の市は開催予定です。平安蚤の市は、基本は毎月10日の開催なのですが、10月は9日(金)の開催になりますので、お気を付けください。

21日(水)の東寺・弘法市と25日(日)の北野天満宮・天神市については、今のところはまだ中止の案内は出ていません。もう6か月連続で開催中止ですから、そろそろ再開してほしいですね。どうなるでしょう?

今月は30日(金)・31日(土)・11月1日(日)の3日間、第78回京都アンティークフェアが伏見区竹田の京都パルスプラザで開催されます。こちらは屋内の会場での開催となりますので、ご来場をお考えの場合は、感染対策に充分にご注意ください。

その他、例年であれば10月は、寺町美術通り主催の「寺町美術まつり」が開催されるのですが、今年はコロナ禍のため開催の中止が決まっております。

骨董イベントにつきましては、今後開催中止の決定がございましたら、本ホームページの「お知らせ」欄にてご報告させていただきます。

今日10月1日は中秋の名月ですね。昨夜遅くから今日の早朝までは大雨が降りましたが、西日本では今日は夜まで良いお天気で、お月様はよく見えるようです。今日は旧盆で韓国では秋夕の休日です。秋夕(旧盆)の前後1日を含む3日間がお休みになります。今年は9/30(水)・10/1(木)・2(金)と3日間休みで、その後が土日になるので5連休になりますね。韓国の人たちが大変喜ぶパターンです(笑)。秋夕の日が木曜日か火曜日に来ると連休が5連休になって嬉しい。逆にうれしくないパターンとしては、秋夕が水曜日の年で火・水・木と3連休のみになりますね。さらに嬉しくないのは、土曜日か日曜日と重なってしまった年です。この場合も、連休としては3連休ですが、元々お休みの土日に1日のお休みが増えただけになってしまいますからね。だから、今年は韓国の人々は大喜びでしょう(笑)。ちなみに、韓国の秋夕は故郷の本家に帰り、家族がそろってお墓参りなど先祖の供養を行います。

最後の写真は、月見団子を李朝白磁の面取祭器台皿に盛ってみたものです。ノーマルなこしあんのもの、粒あんのもの、粒あんでお餅が抹茶味のものの3種類です。フライングして昨日食べてしまいましたが、今日が本番ですので今日は今日でまた頂くつもりです(笑)。

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李好のヌシ 第五話 酒器扁 「盃2点」

カテゴリ: 李好のヌシ 作成日:2020年09月27日(日)

DSCN5197 2今月2度目のヌシ様のご登場です。今回で第五話となりましたが、ヌシの定義とこのシリーズの趣旨につきましては第一話に詳しいので、そちらをご参照くださいね(「李好のヌシ 第一話(2020年8月7日作成の記事)へは、こちらをクリック)。

今回も酒器のヌシ様をご紹介いたします。当店の得意分野の李朝酒器から、前回はアジのいい堅手徳利をご紹介しましたが、今回は盃です。私が李朝物の収集を、酒器の中でも盃から始めたということは、これまでもこちらで何度か申し上げて来ましたが、約20年の間、李朝の盃は見つけたら片っ端から購入していました。その際の基準は、時代がある物、サイズが酒器として適当である物、できるだけキズの無い物という3点でした。そんな訳で、李朝の盃に関しては韓国の骨董店よりも豊富にございます。実際に当店で最もよくお買い上げいただいている商品が盃です。粉引や刷毛目の少々お値段のするものは、さすがにそうそうは出ないのですが、2~3万円程度のお手頃なお値段の物がよく出ますね。

しかしながら、ここにご紹介する盃2点につきましては、開店当初から店に置いているのですが、今日まで売れずにヌシ化してしまわれましたね(笑)。2点とも大変魅力のある、そしてなかなかお目にかかれない貴重な盃なんですけどね。

それではご紹介してまいります。まずは1枚目写真の向かって右の方から。こちらは時代が李朝初期ですので、堅手盃ですね。グリーンがかった釉薬にゴマふりのようになった肌は、初期の堅手にたまに見られるものです。この手のものは、数は少ないのですが、だからといって特にこういったタイプが人気があるという訳ではありません。しかしながら、釉薬にはカセなど全く見られず、肌はつやつやです。よく焼成されており、爪先で口縁部をはじくと、キーンと高いいい音を響かせてくれます。見込みには初期の器に見られる鏡がありますが、さらにその中心部分にも、丸い掘り込みが見られるのが面白いです。また、高台が少し高く作られているところも魅力ですね。高台脇には火間も見られます。底はベタ底の砂付きになっています。口径が7.6~7.8cmとサイズもベストです。さらに嬉しいことには無傷完品です。時代もいいですしね。

これがなぜ売れない!私は好きですけどねえ、この盃。ただ、よく焼けていて釉薬がしっかりしていますので、使用によってシミがついていいアジになっていくというタイプではありませんが。実はこの盃、開店当初に一度は売約済みになったんですが、2か月ぐらい支払いが無く、結局キャンセルされてしまい今日に至っております(笑)。

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もう一つ。こちらも高台が高い作りになっています。ベタ底の砂付きという点も共通していますね。しかしながら、堅手に比べると砂付きが粗い感じがします。こちらは時代が李朝後期のものになります。堅手というのは、本来は李朝初期の物に対して使うものですが、最近はこのような民窯で焼かれたと思われる色の悪い白磁を、時代関係なく堅手といっているようですね。だからこの手のものも、世間では堅手の盃といわれることが多いようですね。

こちらは口径が8.9cmで浅い作りになっていますので、サイズのいい平盃の高台を高くしたような感じです。見込みの青い釉薬は美しいです。また、この盃の一番面白いところは、見込みが渦巻きになっているところでしょう。見込みには鉄砂の粒が、大きめのもの2箇所、小さいもの6箇所ぐらいが見えますが、これらは胎土に含まれた鉄分が焼成時に表面に現れたものでしょう。こちらは先の堅手に比べると、厚手になっており若干手取りが重いです。このあたりも時代による違いですね。

こちらも使用によりシミが出て来る、所謂育つタイプではありませんが、十分に見どころの多い魅力的な盃です。口縁にニュウが1本あります。

2点ともまだしばらく売れないようなら、第四話の堅手徳利と一緒に持ち帰って晩酌し、ネタ作りに貢献していただこうかと考えています(笑)。

【追伸】こちらの盃は2点とも無事年内に売れました。ありがとうございました。

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昨夜の晩酌(好きな金直し・嫌いな金直しの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年09月24日(木)

DSC 1337 2一昨日で4連休も終わりましたね。期間中、各地で人の出が多かったようですが、特に京都はこの連休中は他府県からの観光の方が多かったですね。21日(月・祝)がピークだったようです。昨日はもう連休が終わったのですが、清水寺周辺や新京極辺りは、まだ少し観光客の姿が見えましたね。しかしながら、もう今日は、静かな京都に戻りました。

昨日は水曜日で定休日でしたので、朝からお彼岸のお墓参りに行って来ました。その後ドコモショップに行ってスマホの機種変更をしましたよ。もうだいぶ前から、スマホの充電が直ぐに減ってしまうようになっていて、これヤバいなと思いつつも、半年ぐらい使ってました(笑)。昨日は事前に予約をしていましたので、観念して行って来ました。データの移行なども無事にしてもらい、新しいスマホになりましたが、機種が変わると使い勝手が違うので、しばらくは苦労します(笑)。本当は機種変更などせず、10年でも20年でも同じものを使い続けられたらと思います(笑)。

で、久しぶり、今月2度目の昨夜の晩酌です。

粉引の平盃は、以前にも一度こちらでご紹介したことがあります。詳細は2019年11月3日「昨夜の晩酌(お久しぶり瑠璃小瓶の巻)」をご参照ください(「昨夜の晩酌(お久しぶり瑠璃小瓶の巻)」へはこちらをクリック)。見込みにフリモノがあり、金継ぎもありますが、口径が10.0~10.5cmと大変よいサイズです。酒を注ぐと見込みのピンホールから酒がじんわりと滲みて行き、よい景色となります。使用により更にアジが付きいい感じに育ってくれそうです。前回こちらでご紹介した際に、口縁にひっつきがあり、売り物とした時にはこれが気になるので、もう一度直しをお願いしようかと思っていると記していたのですが、その部分を金継ぎしてもらいました。それが先日帰ってきましたので、今回使い初めでした。写真手前の金継ぎが今回直してもらった部分です。やっぱり、この方がいいですね。金継ぎしてもらってよかったです。

三島の白黒象嵌柳紋徳利は、首から上を全て欠いており、金直しが施されています。こちらの金直しには、全面に蒔絵による波紋が施されています。首から口部分の外側はもちろんのこと、内部のかなり深いところまで蒔絵が施されており、技術の高さがうかがえます。なのですが、実は私はこの徳利に気に入らないところが2点あります。まず1つは、首の長さがオリジナルに忠実ではないところです。この手の三島の徳利はここまで首が長くありません。口もちょっと大きすぎる感じがしますね。そのため、何かとても奇妙な印象を受けます。もう一点は、私は個人的にこういった蒔絵直しというのが好きではありません。蒔絵が入っていると、何かうるさい感じがしますし、気が散って器に集中できません。なので私は個人的には、金だけの直しの方がすっきりしていて好きです。こう言うと高い技術に対して申し訳ないですが、最後の写真など見ると、何か鶏の足の鱗みたいで気持ち悪いです。まあ、個人の感覚なのでお許しください。

お料理ですが、シシャモの塩焼きは李朝初期の堅手大皿に、茄子とミョウガの漬物は李朝初期の白磁小皿に盛り付けてみました。シシャモは実は冷凍食品で、指示通りにフライパンで焼いてみたのですが失敗でしたね。くっつくし、頭の部分がよく焼けないので、見た目が悪かったです。まあ、お味の方は美味しかったですけどね。

今回、機種変更した新しいスマホで写真を撮ったのですが、スマホの画面で見ている時は、大変鮮明に写っているように見えるのですが、パソコンで見てみるとなんかピンが甘いような写りなんですよね。何が問題なのか分かりません。

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四連休・お彼岸

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年09月21日(月)

DSC 1322 2一昨日から四連休、最近では春のゴールデンウィークに対して、シルバーウィークというようですが、これが始まりまして、もう今日でその後半となりました。

これまでの京都は、緊急事態宣言が明けた後も、週末や連休、お盆休みにも観光客の姿はまばらでしたが、この四連休は様子が違いますね。自宅近くの清水寺周辺も観光客の姿、他府県ナンバーの自動車で混雑するようになりました。新型コロナ禍以前の外国人観光客でごったがえしていた当時ほどではありませんが、そこまでなる前の国内観光客中心だった頃の週末や連休中の感じまで戻ってきましたね。

感染リスクを恐れて、自家用車での移動が多いせいか、市内の自動車の量がハンパないです。以前のように、東大路通の祇園→五条坂(清水寺の最寄停留所)間は大渋滞です。まだ、団体での旅行が少ないため、大型バスが少ないので助かります。以前は、修学旅行や海外からの団体客を乗せた大型バスで、五条坂⇔清水寺間の坂道が休日も平日も関係なく、常に大渋滞していましたからね。

これだけ観光客の方々が他府県から来ていただけますと、経済の活性化という点においては、大変ありがたいことなんですが、この人の移動により、1~2週間後にまた新型コロナウィルスの感染者が激増するのではないかと思うと、そちらはそちらでまた恐ろしいです。でもまあ、この混雑も明日までのものでしょう。四連休が過ぎれば、また元の閑散とした京都の観光地に戻るのでしょうね。観光地のお土産物屋さん等も土日・祝日以外は店閉めてますからね。

この四連休は、お彼岸とも重なりましたね。19日が彼岸の入り、明日22日秋分の日が彼岸の中日、25日が彼岸明けですね。彼岸と言えばお墓参りですね。明後日行って来なければ!

あと、お彼岸に食べるものと言えば「おはぎ」ですよね。昨日ですが、いつも寄るスーパーフレスコで小さな三色おはぎを見つけたので、買って帰っていただきました。李朝後期の白磁祭器台皿に盛ってみました。普通の粒あんのおはぎときな粉に青のりです。私はお酒が好きですが、甘い物、洋菓子もですが特にあんこ、粒あんのお菓子が大好きです。そりゃあ、糖尿になりますわな(笑)。ちなみに、洋菓子ではイチゴショートケーキとモンブランが好きです(笑)。

李好のヌシ 第四話 酒器扁「アジのいい堅手徳利」

カテゴリ: 李好のヌシ 作成日:2020年09月19日(土)

DSCN5166 2来週21日の東寺・弘法市、25日の北野天満宮・天神市は、今月も共に開催中止が決定しております。

晩酌も、もう少し先まではできませんので、久しぶりにヌシ様にご登場いただくことになりました(笑)。

当店は、李朝の骨董品の中でも酒器を得意分野としているのですが、盃に比べると徳利の売れ行きがあまりよくありません。まあ、盃に比べて徳利はお値段の方もお高いので、仕方がないところではありますが、本当に値段の張るものは仕方が無いにしても、これどうして売れないかなあ?と開店当初から思っているうちに、ヌシ化してしまった徳利というのがあります。それが写真の堅手徳利です。高さが14.5cm、容量が2合をほんの少し超える程度と少々大振りではありますが、独酌用としてお使いいただけるサイズです。実際入手したての頃、基本私はこれでお代わりして飲んでましたから。今はダメですけどね(笑)。よく育っており、胴部の広範囲にいい感じにシミが出ていい味わいになっています。

この徳利の特徴として、口造りの独特さが挙げられます。李朝初期の徳利というと、ほぼラッパ口のものですが、この徳利の口は、一般的に言う盤口のように口が外側に開いてはおらず、抱き込んだような形になっていますね。同時代の鶏龍山の徳利の中で、酒徳利として使えるような小さめのサイズの物には、このような口造りの物が多いですね。

この徳利を入手したのは、もう今から20年以上も前の90年末、私がまだソウル在住の頃に黄鶴洞のもう今は無くなってしまったお店で見つけたものでした。その時のことで覚えているのは、もう1点初期堅手の徳利があって、2点買ったら値引きしてくれるように店の主人が言ったのですが、そうお安いお値段でもなかったので、これ一つだけを購入したのでした。もう一つの徳利はこれよりも小ぶりで、口造りはよくあるラッパ口の物でした。独酌用の徳利としては、そちらの方が適性があったのですが、口造りの珍しさと当時の私の酒量から、この徳利を選択したのでした(笑)。その時点では、全く酒徳利としては未使用の状態で、全くシミの無い堅手の徳利でした。

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入手してしばらくは、毎晩のようにこれを使って飲んでいましたが、やはり新しい徳利を入手すると段々と出番が少なくなり、やがて箱に仕舞ったまま数年の間、出番の無い状態が続いたことがありました。そんなある日、自宅で酒器の確認をしていた時にこの徳利の箱を目にし、懐かしい気持ちで箱から取り出してみると、なんと!このような見事なシミが出ていたではないですか。いやあ!びっくりでした。

酒器を育てようという時、ある程度の期間使い倒すことが必要ですが、その後しばらくの期間、箱に仕舞って休ませておくと、このようにいいアジに育ってくれることがあります。箱の無い物の場合、棚に仕舞っておくのでもよいと思います。ただ、その際にお気を付けいただきたいのは、器をちゃんときれいに洗ってから、仕舞うようにしていただくということです。酒器に早く味を付けたい、早く育ってほしいという思いから、器を洗わずに紙などで拭いただけにする人がいるようです。そういった状態で長期間酒器を箱などに仕舞っておくと、カビが生えてしまいますので、お気を付けください。

今回のヌシ様ですが、穴も大きくお酒も出やすいですし、形状も丸っこくて愛らしいで徳利です。まだしばらく、ヌシ様として留まられるようでしたら、久しぶりに一度自宅に持ち帰って、晩酌してみようかとも考えています(笑)。

高台に1箇所欠けの直しがあります。

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美濃吉 烏丸四条店 京弁当

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年09月16日(水)

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本日は水曜日で定休日です。また、本日は大安吉日ということでしたので、四条大宮まで宝くじを買いに行って来ました。ジャンボは来週から発売で、今日はレインボーくじ(1等前後合わせて1億円)、お月見くじ(1等前後賞合わせて5,000万円)をそれぞれ連番で10枚ずつ買いました。売り上げも無いし、本当に当たって欲しいです(笑)。

その帰りに、お昼ご飯を四条烏丸の美濃吉 烏丸四条店でいただいてきました。

こちら美濃吉さんは創業300余年の老舗です。その始まりは、享保年間(1716~1736年)に美濃の国大垣から京都に移り、現在の三条京阪付近で腰掛茶屋を開いたことからと伝えられています。「美濃吉」の屋号が使われるようになったのは明治になってからだとか。第2次大戦中から戦後しばらくは営業を中断されましたが、昭和25年に現在の本店のある粟田口で営業を再開しておられます。

昭和30年代以降になりますと、百貨店に出店し多店化をスタートされました。今でこそ、百貨店の食堂街に老舗料亭や有名店が出店することは当たり前になっていますが、当時としては大きな挑戦であったと思います。その後、昭和50年代頃には「ジョイみのきち」なる系列の和食ファミレスも出店されていました。現在は「和食NOWジョイ」に名を変えて金閣寺点と西大路店(西大路三条)の2店舗のみが営業されているようです。老舗料亭多店化のレジェンドと言えるのが、こちら美濃吉さんでしょう。

そんな美濃吉さんの烏丸四条店で今日はお昼の京弁当をいただきました。京弁当はお値段2,000円(税別)で、天ぷら付きですと3,000円(税別)、松茸土瓶蒸しが付くと3,800円(税別)となります。本日は、天ぷら付き3,000円(税別)をいただきました。天ぷらは海老が2尾、鱧、イカ、お野菜と満足できる内容でした。天ぷら付きを注文して正解でした。お腹の方もちょうど満足できる感じで、天ぷらの付いていない普通の京弁当(2,000円税別)だと、少し物足りない感じだったと思います。

お昼は他に、和定食(2,000円税別)、京の懐石弁当(3,500円税別)、ミニ懐石の鴨川(3,800円税別)、花懐石・松茸御膳(5,000円税別)などがあります。

場所は、烏丸通錦小路通上るですが、烏丸錦小路の角にあるフクトクビルの地下1階になります。1階がレオパレスの建物です。定休日は無いようです。錦市場で買い物をされた折などに、ご利用いただければよろしいかと思います。

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昨夜の晩酌(ダブルユウの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年09月13日(日)

DSCN4981 2今月10日に検査も終えましたので、久しぶりの昨夜の晩酌です。

検査結果の方も先にご報告いたしましたとおり、以外にも数値が大幅に下がっていましたので、気分良く飲めますね(笑)。でも、まだまだ正常値には程遠いので、調子に乗らないように、晩酌は今後も月3回程度のペースを守っていきたいと思っております。今月も東寺・弘法市の開催中止が決まりましたので、多分北野天満宮・天神市も中止になる可能性が高いと思います。ここは晩酌でブログの記事を埋めたいところなんですがね。健康第一ですから。今月も後半はヌシさんに登場してもらいましょうかね(笑)。

晩酌の方ですが、李朝初期の堅手徳利は、入手したのがもう15年ぐらい前になるでしょうか?「朝鮮白磁徳利」と書かれた古めの桐箱に入っています。2枚目の写真のように、高台の周りに青色の釉溜りが並んでいるのが良い景色です。口縁に欠けが2箇所並んで有ります。また、3枚目の写真のように欠けた部分があり、欠けたパーツが接着剤か何かでくっ付けられています。店に出すには、まず金継ぎしてからでしょうね。

盃は、朝鮮王朝の最後の官窯であった分院が19世紀末に民営化されますが、その李朝末期に民営化された分院で焼かれたものでしょう。この時代の物になると白磁とは言っても、グレーがかった色のあがりになりますね。この盃は、見込みの釉溜りがとても美しいです。副題の「ダブルユウ」は、この盃と徳利のダブルの釉溜りのことですのでね、昔のモーニング娘の辻ちゃんと加護ちゃんのユニットの「W(ダブルユー)」ではありませんよ。そっち知ってる人が少ないか(笑)。

私が最初に李朝に手を出したのは、酒器でも盃からだったのですが、買い始めはこのような分院末期の盃でした。踏十里・長安坪の骨董街に通い始めの1か月ぐらいの間に5個ぐらい買いましたかね。その中の1つです。90年代末の話ですが、その頃はこの手の盃は結構拾えたんですがね。最近ではソウルの骨董店でも、あまり見かけなくなりましたね。なんか以前にも同じようなこと書いたような気がしますね(笑)。

お料理の方ですが、鶏手羽の塩焼きは李朝初期の堅手皿に、厚揚げは李朝初期の堅手茶碗に盛り付けてみました。鶏手羽の塩焼きは、中までしっかりと火を通さないといけないので、弱火で何度も火の当たる面を変えながら、時間をかけてガスレンジの魚焼き機で焼くのが結構大変です。

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平安蚤の市 2020.9

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年09月10日(木)

DSC 1244 2本日は2か月に1度の検査の日でした。朝から京大病院に行って来ましたよ。

8月の猛暑で、食欲が無い訳ではなかったのですが、ご飯がのどを通りにくい感じがあり、8月にはご飯を全く炊いておらず、晩ご飯は毎日のようにビールを飲んでいましたので、今回は糖尿の数値が相当悪化しているだろうと思っていました。まあ、これから秋になって涼しくなったら、ビールに頼らない食事ができるようになるだろうし、またこれから頑張るしかないかと考えていたのですが、結果は数値が大幅に改善していたではないですか!まあまだ正常値には遠いのですが、ちょっと記憶にないぐらい大幅に数値が下がっていました。びっくりです!

ビール(私が飲んでいるのは正確には「麦とホップ」発泡酒・第3のビールです)は糖尿の数値には影響しないのでしょうか?何が改善の原因なのかよく分かりませんが、それまでと変わったことと言えは、ビールを飲むようになった分、ご飯を食べる量が大幅に減ったということです。原因としては、ご飯(お米)を食べる量が減ったということが考えられますね。

とにかく、予想外の結果ではありましたが、それがいい方に予想外だったのは幸いでした。どうなんでしょうか?今後はビール(麦とホップ)を飲み続けた方がいいのでしょうか?それともビールは減らして、米食に戻した方がいいのでしょうか?自分的にはビール飲み続けたいのが本心ですがね(笑)。

病気話が長くなってしまいましたが、本日は10日ですので、病院帰りに平安蚤の市に行って来ました。 平安蚤の市は、平安神宮前の岡崎公園で毎月10日に開催され、多い時で150店舗の骨董店、古道具店、古着店が全国より集まる蚤の市です。

今日はお天気の方が心配されたのですが、天気予報が大当たりで、朝から結構強い雨が降ったり止んだりです。午前中の雨は、病院内にいたので全く分からなかったのですが、店への帰り道では結構強い雨に降られました。今はまた晴れていますね。お店の出店の方は、先月よりは少し多かったような気がしましたね。人の出は、今一つといった感じでしたね。お天気のせいもあったのでしょうね。

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1枚目の写真のエスエス製薬のピョンちゃんは年季が入ってますね。子供の頃、薬局の前にはピョンちゃん、コルゲンコーワのケロちゃん、佐藤製薬の小象サトちゃんなどが置いてありましたね。これらは全て首振りになっていたので、面白がって頭を叩いていたらよく怒られましたね(笑)。2枚目写真の「大体500円」というのウケますね(笑)。商品には関心のある物が無かったんですが、看板に目を奪われましたね。

今回は骨董の会のお仲間のTさんご夫婦が、こちらの蚤の市に初出店されました。奥様が器の直しをしておられまして、京都アンティークフェア(京都伏見区のパルスプラザで年3回開催される西日本最大の骨董祭)にも毎回出店しておられます。写真5枚目がTさんご夫婦の店舗です。こちら平安蚤の市の店舗でも、直しの受付けの方もしていらっしゃいます。「今回の目玉商品は!」とお聞きしたところ、6枚目の写真のインカのカエル形土器とのことでした。お値段は28,000円でした。Tさんご夫婦は、今後もこちらでのご出店を希望されておられます。ただ、次回については現在のところ未定とのことでした。

こちら平安蚤の市は、基本的に毎月10日の開催予定ですが、来月10月は9日(金)開催予定です。

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古裂會 第114回オークション下見会

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年09月09日(水)

DSC 1229 2古裂會(こぎれかい)の第114回オークションの下見会に左京区岡崎のみやこめっせ(京都勧業会館)へ行ってきました。

本日9日(水)と明日10日(木)の両日開催されています。本日は10:00~17:00、明日は10:00~16:00の開催です。これまでにもご紹介したとおり、こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。毎回このようにご紹介していますので、これまでずっとこちらのブログをご覧いただいている方にとっては、大変くどいと思われるかもしれませんが、ここから初めてご覧いただいた方には、古裂會が何のことかわかりませんので、繰り返しのご説明になっております。ご了承ください。

まだまだコロナ禍が収束しない状況ですので、こういう屋内施設でのイベントは開催について判断が難しいところですよね。前回同様に受付にはアルコール消毒液が準備されており、検温を受けて入場です。まあ、発熱の無いのはいいんですけど、私の検温結果34℃台でしたよ(笑)。今朝自宅で測った時は36.5℃だったんですけどね。古裂會さんの検温器大丈夫でしょうかね(笑)。

来場者の方は、思っていたよりは来ていましたね。まあ多いとまでは言えませんが、こちらの下見会の会場が「みやこめっせ」になって以降では、一番多かったのではないかと思います。

今回は【特集】中国 朝鮮 床の間あそび ということでしたので、期待していたのですが、まあ事前にカタログ見てるから分かってはいるんですが、やっぱり今回も韓国の物が特集という割には少なかったですね。それでも、ここ数回は入札なしに帰って来ていましたので、今回は2点だけですが入札して帰って来ましたよ。

こちらのオークションは入札制になっており、希望の品名と入札価格を用紙に記入して提出します。今回の締め切りは9/17(木)で、9/18(金)に結果通知発送というスケジュールです。落札した場合、落札価格100万円までの場合は15%、100万円を超える分の金額については10%の手数料(例えば120万円で落札の場合、100万円については手数料15%、100万円を超える20万円分については10%)と手数料に対する消費税10%が加算された金額を支払います。手数料15%+消費税は結構な額になりますので、入札時にはそこもちゃんと計算して考えないと失敗してしまいます。

以前は入札制だけではなく、LIVEのオークションも開催されていたのですが、もう長く開催されていませんから今後も無いでしょうね。特に今のようなコロナ禍が収束しない中、LIVEで3密状態になるのはダメですからね。

次回第115回は11月9日(月)・10日(火)に、場所は同じくみやこめっせ(京都勧業会館)での開催予定です。次回は【特集】samurai 武具甲冑 です。

明日は、午前中に京大病院で検査。終わり次第、今日と同じ岡崎公園で開催の平安蚤の市を見学に行きます。そんな訳で、既にご案内のとおり明日の開店は13:00からとなります。

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京都東寺ガラクタ市(2020.9)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年09月06日(日)

DSC 1168 2今日は第1日曜日ですので、開店前に東寺ガラクタ市を見てきました。台風10号の影響下やこれからその影響下に入ろうという状況にあって、それどころではない沖縄・奄美・九州の方々には、誠に申し訳の無い限りです。これら地域の方々は、1週間前に9号台風の被害を被られたところに、またすぐに、100年に1度規模(ネットのニュースでこういう表現がされてました)の超大型の台風10号の進路にあたっておられて、本当にお気の毒に思います。「100年に1度」とか「50年に1度」とか、最近豪雨や台風の度に、よくこういうことが言われますが、それって去年も言ってなかったかあ?って思います。台風の進路にあたっている地域の被害が小さいことを祈っております。

そんな台風10号の影響で、今月の初めまでは、本日の東寺ガラクタ市の開催もどうなるかと心配しておりましたが、無事開催となりました。

東寺ガラクタ市は、21日の弘法市とは違って出店するのは基本的に骨董のお店だけです。長所は、骨董目当ての人にとっては、こちらの方が見やすくて、市バスなどの交通の混雑もあまりないということ。逆に短所は、私のように骨董だけではなく、ちりめんじゃこや干し芋、お野菜などを買うのを楽しみにしている者にとっては、楽しみが半減するということです(笑)。出店数も少なく、出店場所は南門から講堂の西側あたりまでです。

今日は東門から入って、南門を出て帰るルートで見て回りましいた。東門を入ったところは2枚目の写真のように、全く露店がありません。21日の弘法さんの時には、石畳の道の両側に多くの露店が並びます。講堂の西のところに今回は囲いがしてあって、そこで検温をしていました。前回はこれやってませんでしたね。チェックしてもらって、露店のエリアに入ります。体温は36.2℃と言われまして、無事通過しました。但し、帰りに南門を出た時には、前回同様に自動測定の体温計と消毒液が置かれているだけで、こちらにはやはり、チェックする人が誰もいませんでした。こちらから出入りする人の方が多いんですけどね。

また、前回に続き、南門のところに掲げてある「京都東寺ガラクタ市」の幟が今回も上がっていませんでしたね。

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出店・来客の方も、いずれも前回同様に少ないように感じました。やっぱり、新型コロナウィルス禍の中、ここ1、2週間は感染者数も落ち着いては来ましたが、まだまだ収束には程遠い状態ですから、仕方ないのかなといった感じですね。

こちらは韓国の物が出ませんから、私は収獲無しでした。ブログネタのために出て来ましたのでね(笑)。

最近、関西の中で京都の新型コロナウィルス感染者数が増えているのが気になります。これまで関西圏の感染者数では、大阪がダントツに多くて、次が兵庫、京都は3番目でしたが、ここ数日は京都が兵庫を上回って、大阪に次ぐ2番目のことが増えてきました。何が原因なのか分かりません。心配です。

今月21日の弘法さんと25日の天神さんはどうなるでしょうね。10日の平安蚤の市は先月も開催しましたから、今月もやるでしょうね。今後、これらの骨董イベントについて開催中止の発表があれば、その都度こちらの「お知らせ」欄の方でご報告いたします。

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