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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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マルシン飯店(東山三条)再び

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2019年04月24日(水)

今日は水曜日で定休日でしたので、お昼ご飯を久しぶりに東山三条のマルシン飯店で食べました。

こちらは、このホームページを立ち上げて、このブログを書き始めてすぐにご紹介したことがあるお店です。(マルシン飯店の前回の記事へはこちらをクリック

その頃は少し落ち着いていたのですが、半年ほど前からまた行列のお店になってしまいまして、なかなか行く機会がなかったのですが、今日はたまたまお店の前に列がなく、入ることができました。お昼時でしたので、席の方は相席になりましたが。

今回いただいたのが写真の中華定食B(880円)です。しかし、これが痛恨のミス!前回と同じ物を注文してしまいました。ブログで紹介する訳ですから、別のメニューをご紹介するべきところだったのですが、約10か月ぶりぐらいでしたので、前回何を食べたのか記憶が飛んでおりました(笑)。変わらずお味は美味しかったですし、変わらぬボリュームでした。京都の中華料理屋さんのお味は相対的に脂っこくなく、比較的あっさりなのでいいですね。

店舗の隣には餃子のお持ち帰り窓口もあります。餃子は普通ギョーザ(300円)と熟成豚肉ギョーザ(380円)があります。

営業時間は午前11時~翌朝6時(火曜定休)場所は、東山三条下ル西側です。古門前・新門前の骨董街から徒歩5~10分です。

今日はたまたまお昼に直ぐ入店できましたが、いつもはお昼時も夜もたいがい10人前後の人が並んでいます。

それと、これは私にはマイナスポイントなんですが、店内喫煙可です。

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東寺の弘法市

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年04月21日(日)

DSC 5380 221日ですので、店を開ける前に東寺の弘法さんに行ってきました。

日曜日なので、露店の出店も人の出も多いだろうと思っていたのですが、意外にどちらも少なかったですね。私が行った時間が、9時前頃からだったので、人出の方はそれ以降に増えたでしょうが、露店の出店はそれから増えるということは無いでしょうし、どうしたことでしょうか。天気予報でも今日の京都府南部は、曇り時々晴れで雨の心配もないようなのですが。写真のように出店がなくスカスカになっているスペースが目立ちました。

今日はいつものチリメンジャコも干し芋も買えませんでした。チリメンジャコは、いつものお店は列ができてましたので諦めました。干し芋は、いつも購入していたお店がここ2,3か月出ていなくて、今日もやっぱり出ていませんでした。ほかにも干し芋を売っているお店はいくらでもあるのですが、何となくスルーしてしまいました。また、25日の天神さんで買えばいいかと思ってます。ただ、25日の天気予報は雨なんですよね。

骨董の方は、茶碗として使えそうな物を今日は4点買いましたが、まず自宅に持って帰って煮沸して、共直しがないか確認しなければなりません。既に共直しがあることが分かっている物もあり、こちらは直しに出してからしかお店には置けませんのでね。

壺や鉢などの高麗・李朝の雑器類が、赤毛氈の上にずらりと並んでいるのは、いつもの金社長のお店です。今回は少し新しい品が増えていましたね。場所は、先月から移った南門を入って右側のところです。

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昨夜の晩酌(憧れの染付盃?の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年04月20日(土)

DSC 5351 3昨夜の晩酌です。

李朝の盃を集め出した当初は、李朝末期分院や民窯のサイズのいい椀形のものばかりを買いあさっていましたが、そのうちに染付の入った盃が欲しいと思うようになりました。本当に欲しいのは、後期分院の牡丹や菊、福壽の文字等の描かれたものですが、そんなものはそう簡単に見つかりませんし、あったとしてお値段の方がべらぼうに高くて手が出ません。民窯で、何が描かれているのか分からないような紋様の絵付けのものでもいいので、染付の入った盃が買えないものかと思っていた時、出会ったのがこの盃でした。染付とは言っても、見込みに薄く短い線を二本、筆で描いただけのものです。買ってからしばらくは、悦んで使っていましたが、長くは続かなかったように記憶しています。

鉄砂徳利は以前2018年10月3日付「昨夜の晩酌」で紹介したものと同様に、口を欠いていてぐるりと銀直しが施されています。この手の鉄砂徳利で完品のものは見たことがありません(2018年10月3日付「昨夜の晩酌」へはこちらをクリック)。しかしながら、こちらの徳利は口の部分がまだ少し残っています。先にご紹介したものよりは小ぶりで、容量は1合2勺程度でしょうか。独酌によいサイズです。

いかの塩焼きは李朝初期の白磁皿に、白和えは三島の小鉢に、野菜の煮物は高麗青磁の深皿に盛り付けてみました。高麗青磁の深皿は、見込みの三方に白象嵌の菊花紋が配されています。品のいい深皿で私はこれ、気に入ってます。

昨夜の晩酌(魅惑の百合の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年04月16日(火)

DSC 5311 2昨夜の晩酌です。少し間隔が空いてしまいましたが、先週、酒の肴にとお土産を数点頂いておりましたので、昨夜はそれらをあてに一杯頂きました。

まず徳利は、李朝初期の堅手徳利ですが、注目すべきは胴に百合の花がでかでかと印刻されています。絵を専門とした人が描いた端正なものではなく、子供が描いたような大胆な絵であるところが面白く、惹きつけられます。 この徳利、購入時には直しは無く、口の半分以上を欠いた状態でした。それでも、見つけた瞬間に一目惚れしてしまい、口欠けの徳利としては結構なお値段で購入しました。まだ10年にはならないかと思います。購入した当初はうれしい反面、口欠けの徳利にこんなにお金をかけてよかったのかな?という気持ちもありました。最初は口を欠いた状態のままでお酒を飲んでいましたが、購入してから2年ぐらいしてから専門家に直しをお願いして、現在の姿となりました。容量はほぼ2合と結構入ります。

李朝末期の盃は、10年以上前に踏十里古美術商街の骨董店で購入したものです。その時には、これと合わせて3個の盃を購入したのですが、そのうちの一つががこちらのブログ「昨夜の晩酌」(2019年10月8日付)に写真を掲載した井戸手盃です(「昨夜の晩酌」(2019年10月8日付)へはこちらをクリック)。こいつは普段使いによく登板させています。最初購入した時は、白いだけの末期の盃でしたが、しっかり育って貫入が深くなり見込みには赤みがさしています。高台の無いベタ底なのですが、その周辺の土が少し赤みを帯びたところがあり、さらに見込みにピンホールもいくつか見られたため「これは育つな」と思い購入しました。こちらの方は安価で購入しました。

小田原の蒲鉾と気仙沼産のマグロしぐれ煮は、李朝後期の祭器面取台皿に、海鞘(ほや)のオリーブオイル漬けは李朝初期の白磁小皿に、菜の花漬けは三島菊花紋小皿にそれぞれ盛り付けてみました。高台が面取の祭器は数が少なく、その分高価になります。初期白磁小皿は、平盃としても使えるサイズです。

酒のあての蒲鉾は小田原から来ていただいたお客様から、マグロしぐれ煮と海鞘オリーブオイル漬けは韓国留学時代の友人から、それぞれお土産に頂いたものでした。ごちそうさまでした。

第二回 京都正札市

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年04月13日(土)

DSC 5346 2本日開店前に京都美術倶楽部で開催の第二回京都正札市に行ってきました。

 

昨年から京都美術倶楽部、京都美術商協同組合の共同主催により開催された京都正札市は、今回が二回目の開催で毎年4月に行われるようです

 

美術倶楽部館内の2階・3階の全ての展示施設を使っての展示で、出品数は3,000点以上とのことです。

 

「茶道具、骨董、書画はじめ幅広い美術品を取り揃えた展示即売会」と銘打っておられますが、出品物のほと店どが茶道具です。韓国の茶碗や酒器などもあるかと思って行きましたが、残念ながら本当に少しだけしか出ていませんでした。

会場内は写真撮影禁止でしたので、会場内の様子がわかる写真を掲載できず残念です。

 

第二回京都正札市は、本日と明日開催です。本日13日(土)は10:00~18:00、明日14日(日)は10:00~17:00の開催時間となります。

 

京都美術倶楽部は、京都市東山区新門前通梅本町263(新門前通東大路西入)です。

入場無料で、どなたでもご来場いただけます。

 

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十二段家 本店

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2019年04月11日(木)

昨日ですが、祇園の十二段家本店でお昼ご飯を食べてきました。

こちら十二段家さんは、日本のしゃぶしゃぶ発祥の店といわれています。

お昼のメニューは、元々「特製すき焼き弁当」か「シャキシャキサラダ牛肉塩焼き弁当」だったのですが、現在直ぐ近くの主に観光客を対象とした花見小路店が改装中ということで、そちらのメニューである4種類に変わっていました。

今回は、写真の「大海老天丼」と「上定食」をいただきました。「大海老天丼」は、丼からはみ出た大きな海老天2本入の天丼に(写真ではよく見えませんが、海老天の下にはシシ唐の天ぷらも入ってます)、出し巻と味噌汁、漬物がついて2,300円(税別)。「上定食」は、てんぷら盛り合わせと出し巻、飛竜頭、肉の佃煮、ご飯・味噌汁・漬物でお値段は同じく2,300円(税別)でした。

こちらは、すき焼き・しゃぶしゃぶのお店なので、天ぷらではなく「牛すき鍋定食」か「しゃぶしゃぶ定食」(各2,800円税別)を食べて、そちらを紹介するべきだったかなと、少し後悔しています(笑)。

 

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また、こちらの店内には、棟方志功、河井寛次郎、濱田庄司等、民芸の巨匠の作品や李朝白磁などが飾られており、それらを眺めながら食事ができるのがお勧めのポイントです。ガラスケースなどには入れず、そのまま飾られていますが、触ったらだめですよ(笑)。

夜は個室でのしゃぶしゃぶとすき焼きのコースで、しゃぶしゃぶ11,000円・13,500円・16,000円、すき焼きは11,000円と13,500円のコースになります。お値段はすべて税別です。

場所は、花見小路通四条下ル(南に行く)二筋目東入です。

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平安蚤の市

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年04月10日(水)

DSC 5320 4平安蚤の市に行ってきました。

平安蚤の市は、京都市左京区にある平安神宮前の岡崎公園で基本毎月10日に開催される蚤の市で、 世界中の古いものを愛する人たちで賑わう文化交流の場となるような蚤の市を目指すものだそうです。今日が記念すべき第1回目で、約150店舗の骨董店、古道具店、古着店、古本店が全国より集う予定でしたが、残念ながら朝からのあいにくの雨で露店が埋まらず、写真のようにガラガラの状態でした。

開催場所は岡崎公園の平安神宮前広場で、 開催時間は10 : 00~16 : 00です。第2回以降は、5月10日 (金)、6月10日 (月)、7月10日 (水)、8月11日 (日)の開催が決定しています。8月は10日ではなく11日(日)の開催ですので、ご注意ください。

詳細は平安蚤の市のホームページにてご確認ください。

http://www.heiannominoichi.jp

 

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昨夜の晩飯

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年04月08日(月)

DSC 5275 2昨夜の晩飯です。「前回、整理のために副題付けると言ってたのに、今回付いてないぞ」と思われた方、いらっしゃいませんか?タイトルをよくご覧ください。「昨夜の晩」ですよ(笑)。

先日、骨董の会でご一緒させていただいている長野県のNさんより、またご自分で栽培されているお野菜を沢山送っていただきました。最後の写真がその一部で、実家で分けた後の私の取り分です。ネギ・ブロッコリー・小さな大根・菜の花、それとコンビニ袋に入っている物は、ウコギという木の新芽です。Nさんは、いつもお野菜やお米などを送ってくださり、大変感謝しております。これらの一部を使って調理し、頂いた「昨夜の晩飯」が最初の写真です。

ウコギはウコギご飯とお浸しに、小さな大根はすりおろしてじゃこおろしに、ネギとブロッコリーは家にあったベーコン、マイタケと一緒に炒めました。

ウコギご飯は、水洗いした後に水をよく切ったウコギに軽く塩を振り、そこに炊きたてのご飯一食分を入れてよく混ぜます。炊きこんだり、炊きたての炊飯器の中に大量に投入したりすると、直ぐにウコギの色が茶色く変色してしまうので、このやり方がベストだと思います。冷やご飯は家にあったのですが、温め直しのご飯では美味しくできないので、ご飯は新たに炊きましたよ。お浸しは、軽く塩ゆでしたウコギを水で冷やし、しっかり水を切り、干しエビと胡麻で和えています。ウコギは山菜らしいアクがあり独特のクセが残りますが、そこがまたおいしいですよ。じゃこおろしに使ったチリメンジャコは、天神さんで買って冷凍にしていた物を戻して使いました。

ウコギのお浸しは李朝末期分院の小鉢に、キノコ野菜ベーコン炒めは李朝初期の堅手皿に、じゃこおろしは大正か昭和初期頃の紫色のプレスガラス小鉢に盛り付けてみました。

そんな訳で、今回は「昨夜の晩飯」でした。なぜ一杯やらなかったかというと、私はご飯(お米)をべる時はお酒を飲まない、逆にお酒を飲む時はご飯は食べない主義ですので、今回はウコギご飯を食べるために、残念ながら酒を諦めたということです。「昨夜の晩飯」の方は、シリーズ化の予定はございません(笑)

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自宅裏の桜

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年04月05日(金)

自宅裏の桜です。

自宅は清水寺の近くですが、2階の物干しから左右に桜が見えます。自宅で花見ができる。贅沢です(笑)。

一枚目の写真が左側に見えるソメイヨシノです。二枚目が右側の桜で、ソメイヨシノではない山桜系の桜だと思います。

まだ満開ではなく五分咲きぐらいですが、ようやく見頃になってきました。

京都では、昨日は暖かかったのですが、その前の三日間ぐらい寒の戻りがありましたので、その間に咲きかけた桜の花の成長が止まっていました。

そのせいでしょうか、例年は、右側の山桜系と思われる桜が先に咲いて、葉桜になりかけた頃に左のソメイヨシノが見頃になっていたのですが、今年はほぼ同時に見頃になりました。

多分この週末には京都の各地で桜が満開になるでしょう。

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昨夜の晩酌(新旧酒器共演の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年04月03日(水)

DSC 5231 2昨夜の晩酌です。

ところで、このところタイトルに変な副題が付くようになっていますが、これは同じ「昨夜の晩酌」というタイトルの記事がどんどん増えて行ってしまうので、整理のためにつけているものです。例えば、振り返って「あの回の盃」といったような時に、副題をつけてないと分かり難いので、今後便宜上付けていきます。なので、内容とドはまりでは無い場合もあるかもしれませんが、そんな時は苦笑いでスルーしてくださいますよう、よろしくお願いいたします(笑)。

前振りが長くなってしまいましたが、気を取り直して、昨夜の晩酌です。写真手前の李朝末期の井戸手の盃は、先月の訪韓時に踏十里古美術商街で、前回の(カラスミの巻)でご紹介した盃と一緒に購入したものです。こちらはやや大ぶりで深さもあり、ぐいぐいやりたい方にはピッタリでしょう。全体に細かい貫入が張り巡らされており、高台周辺には僅かですがカイラギも見られます。こちらも、これからさらに使えば、よい姿に育っていくこと間違いなしです。

最新購入の盃に対して、盤口の高麗青磁徳利は、私がソウル在住の1990年代末にソウルの長安坪で購入したものです。胴にひっつきとひっつきの剥がれが、一カ所ずつあります。写真では分かり難いかもしれませんが、向かって右がひっつきで、左のやや下の方にあるのが剥がれです。キズはキズなのですが、ここに指を掛けてつかむと滑り止めになるという利点もあります。実はこの徳利、底の高台内側に細い窯キズが有ったのですが、買う時にはひっつきと剥がれに気をとられて、見落としていました。家に帰って水を入れてみると結構漏れましたので、自分で金継して止めました(笑)。

この手の土物の徳利は、使った後に乾かすのが結構大変で、ちゃんと乾燥させてから仕舞わないと、直ぐに内部がカビてしまいます。私は、1日逆さにして水を切った後、ガスファンヒーターの前に置いてカラカラに乾かせてから仕舞うようにしています。なので、ガスファンヒーターを使う冬場以外の季節には、この手の土物の徳利は使わないようにしています(笑)。但し、この方法は直しのある物には向きませんので、もし行なう場合は熱風を当てる時間を短くして、何度かに分けて行う必要があります。今回もそうしました。

お料理の方ですが、七味唐辛子ピリ辛焼き鳥は李朝後期分院の白磁皿に、オクラのオカカ和えは三島の小皿に、おからは三島の小鉢にそれぞれ盛り付けました。

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