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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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昨夜の晩酌(お久しぶり瑠璃小瓶の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年11月03日(日)

DSC 7899 4昨夜の晩酌です。昨日の「里芋」の記事の中で予告していたとおり、前日に長野のNさんよりいただいた大根と天神さんのチリメンジャコをあてに、やっぱり一杯やりました(笑)。

後期分院の白磁皿に盛ったローストビーフは、当日の頂きものです。前日にNさんよりいただいた大根をおろしにして天神さんのチリメンジャコとあわせた「じゃこおろし」は昭和レトロな紫色のプレスガラス小鉢に、同じくNさんよりいただいた大根葉のごま油炒めは李朝初期の堅手小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

大根葉のごま油炒めは、昨日の記事では鰹節とゴマを入れえると言ってましたが、さらにこちらにも天神さんのチリメンジャコを入れました。作り方ですが、まず大根葉を細かく刻んでおいて、まずは茎の部分から、その後に葉の部分という順でゴマ油で炒めます。その後、チリメンジャコ・鰹節・ゴマを投入して大根葉がしんなりするまで炒めます。チリメンジャコ・鰹節・ゴマの量は、大根葉の量に合わせて適当です。天神さんのチリメンジャコは、あまりよく干してい無いやわらかめのタイプなので、炒める前にまず電子レンジで1分ほど過熱して、少し水分を飛ばしてから使います。味付けは醬油を軽く回しかけます。ちょっと薄い目の味付けでいいです。作り置きして2,3日で食べますので、翌日、翌々日と味がシミて段々濃く、辛くなってきますので、作り立てはちょっと薄めにしておくとちょうどいいです。

酒器ですが、瑠璃の小瓶は容量がちょうど2合で独酌用に使えます。この手の瑠璃の瓶でお酒に使えるサイズの物は少ないです。これが容量1合半までになると、さらに希少なものとなります。瑠璃の発色もよくきれいです。ただ、残念ながら無傷完品ではなく、口縁に一箇所欠けの銀直しがあります。購入してから10年以上になると思いますが、実際に晩酌に使ったことは数回しかなかったと思います。ホントにお久しぶりでした。

粉引の平盃は口縁に割れ継ぎの金直しと欠けの金直しが1箇所ずつあります。写真では手前に置かれているため大きく見えますが、口径は10.5cmぐらいとよいサイズです。写真では分かり難いのですが、口縁に一箇所ひっつきの跡があります。写真では手前右側になります。直しをお願いする際に、この部分はそのままにしておいていただくようにお願いして預けたのですが、帰って来てからはどうもこの部分が気になります。個人的にはこれでいいのですが、売り物にするとなるとやっぱり気にされる方が多いような気がします。もう一度直しをお願いしようかなと思っています。

里芋

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年11月02日(土)

DSC 7883 2昨夜、骨董の会でご一緒させていただいている長野県のNさんより、またお米と里芋等が沢山届きました。

これまでにもご紹介のとおり、Nさんはいつもご自分の田畑で収穫されたお野菜やお米を送ってくださる、とてもありがたい方なのです。お米は、もう前に送っていただいた分が少なくなっていたんです。素晴らしいタイミングで、また送っていただき感激です(笑)。本当にいつもありがとうございます。里芋はこれで一株だそうです。今年は里芋が豊作だったとのことです。

今回は、お米と里芋をお送りくださると聞いていたのですが、柿と大根も一緒に送ってくださいました。柿は触ってみると固かったので、お礼の電話をした時に、もう少し時間をおいて熟してから食べた方がいいものなのかを訊ねてみたところ、硬いままで食べていいのだそうです。

大根は葉っぱ付きでいただいたのがありがたいです。大根葉は細かく刻んで、鰹節と胡麻を加えてごま油で炒め、醤油で味付けするとおいしいです。酒のあてにもいいですし、ご飯が何杯でも食べられます。まあ、私の場合は糖尿なので、ご飯はあんまり沢山食べたらダメなんですけどね(笑)。

大根をいただいたら、やはりおろしにして天神さんのチリメンジャコでじゃこおろしですよね。14日(木)に検査があるので、晩酌はその後まで控えようと思っていたのですが、こうなっては今晩か明日あたりに一杯やらねばなりませんね(笑)。

少しでも検査に影響が出ないように、早めにした方がいいから、今晩にしましょうかね(笑)。また、こちらの「昨夜の晩酌」の記事が書けそうですね(笑)。

今日から11月(今月の骨董イベント)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年11月01日(金)

今日から11月です。朝晩はすっかり冷え込んできましたが、昼間はお天気が良いこともあって、まだ暖かいです、というか、外を長時間歩くと暑いぐらいです。当店は南向きの2階なので、日中は結構日差しが差し込んでくるため、今日も軽くエアコンを稼働してます。まだ秋になり切れてない感じです。

11月、京都の骨董関連イベントは、第1日曜日(今月は3日(文化の日)です)開催の東寺ガラクタ市(私は行きません)、基本毎月10日開催の平安蚤の市は、今月は13日(水)の開催です。お間違いなく。21日(木)の東寺・弘法さん、25日(金)の天神さん(北野天満宮)が毎月定例のイベントです。今月はその他に、7日(木)と8日(金)に第109回古裂會オークション下見会がみやこめっせ(京都市勧業館)で開催されます。

また、こちらのブログで随時ご報告いたします。 今月は平安蚤の市が13日(水)の開催で、定休日+実家での月参りとも被らないという条件になりますので、少しゆっくり見て来られるかなと思っています。

また、骨董のイベントではありませんが、今日1日(金)~11日(月)期間、清水焼発祥の地である五条坂・茶わん坂の有名作家・やきもの販売店等が協力して「京都やきものWeekわん碗ONE」を開催中です。これは五条坂・茶わん坂の町おこしプロジェクトの一環として開催されているイベントで、期間中、京都市内一円の会場で、特別展示やシンポジウム、講演会、お茶会、スタンプラリー等のイベントが開催されるようです。ご関心のおありの方は、下記のURLよりご確認ください。

自宅のご近所で、町内の配布物にもありましたので、ここでもご紹介しておくことにしました(笑)。

「第8回京都やきものWeekわん碗ONE」 http://gojo-chawanzaka.jp/11110/

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お久しぶりの六波羅飯店

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2019年10月30日(水)

水曜日のお昼ご飯は外食です。今日は久しぶりに松原通り大和大路東入、六波羅蜜寺近くの中華料理の六波羅飯店に行って来ました。

こちらのいいところは、いつでも席が空いているところです(笑)。今日もやはり、待つことなしで席に着けましたよ。午後2時過ぎとお昼ご飯としては遅い時間だったこともありますが、私が入店した時に他のお客は1人だけ。店を出るまでにも他に1人しかお客さんは来ませんでした。東山三条のマルシン飯店さんとはエライ違いですわ(笑)。相席になる心配すらなく嬉しいです。

今日は写真のカレーチャンポンと餃子を注文しました。カレーチャンポンは熱々で、猫舌の人は食べるのに苦労する程なのですが、写真を撮るために、一緒に注文した餃子が出てくるのを待っていたら、いい感じに冷めてくれました(笑)。

カレーチャンポン750円、餃子220円で970円。お昼ご飯は1,000円以内に収まるとうれしいですよね。しかしながら、店内に消費税の10%への引き上げにより11月から料金を値上げする旨の貼り紙が店内にありました。そうすると、来月からはこの組み合わせでは1,000円以内に収まらないのでしょうね。う~ん、残念!だけどまあ仕方ないですかね。

六波羅飯店の最寄り駅は京阪電車「清水五条駅」、最寄りのバス停は「清水道」です。火曜定休。店内喫煙可というのが私にとってのマイナスポイントです。

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昨夜の晩酌(完全無欠盃?の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年10月28日(月)

DSC 7820 2今月2度目の昨夜の晩酌です。今月は京都で開催される骨董のイベントが多かったため、晩酌が少なかったですね。まあ、そういうシリーズです(笑)。来月は少し増えそうな予感がします(笑)。

李朝初期の堅手徳利は、色は少しグレーですが、形もきれいでいいサイズのように見えますが、これ実は写真で見た感じより、ずっと小さいです。容量が8勺程度です。可愛いいから買っちゃった口のもので、実際に徳利として使ったのは、買ってすぐの1回きりだったかもしれません。しかしながら、無傷完品で端正な形できれいなので、この度ご紹介してみました。でもまた、当分使うことは無いと思います。やっぱり徳利は容量1合から1合半ぐらいのものがいいですよね。昔は2合ぐらいのものがよかったんですけどね(笑)。

李朝末期の盃は、私がまだソウルにいた90年代末頃に手に入れたものです。この盃は、本当に見どころの多い盃で、見込みに出た赤み、釉垂、貫入、口縁に並んだ火間、底のくぼみに生じた縮れ釉と、これでもか、という程に景色が詰まっています。キズはニュウが一本のみ、口縁に上からガチンとものを当てた時にできる典型的なヤツがあります。手に入れた当時は、この盃の景色は完全無欠ではないかと思い、さらに極めようと、もっと赤くなれ!もっと貫入が深くなれ!と思いながら使っていました。その甲斐あって、よく育ってくれました。

焼きシシャモは李朝初期堅手の皿に、きゅうりとワカメ、チリメンジャコの酢の物は、高麗青磁の八角小鉢に盛り付けてみました。酢の物には、先日の天神さんで買ったチリメンジャコを追加で入れました。シシャモ、よく焼きにしてたら頭と尾びれが真っ黒けになってしまいました(笑)。 

天神さん(10月)と寺町美術まつり

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年10月25日(金)

DSC 7750 225日です。天神さんです。行って来ました。

しかし、お天気の方はあいにくの雨です。それも結構な本降りでした。昨日の夜までの天気予報では、雨は朝のうちに上がるということだったのですが、ここまでの本降りはちょっと想定外でした。確かに、早朝にはいったん雨が止んだのですが、8時頃から再び降り始めて、私が天神さんに着いた9時頃には本降りでした。

そんな訳で、お店も人も少なかったですね。写真のように境内の参道も東側の御前通も露店はまばらでした。修学旅行の団体だけが目立ちました。それと、欧米系の外国人も多かったですね。もみじ苑が公開中でしたが、まだ誰も受付に並んでいませんでした。さすがに、まだ紅葉には早過ぎますよね。

キム社長は、雨の中でも出店していました。でも、さすがに今日は売れないでしょうね。ご苦労様です。

21日の弘法さんの時に買えなかったチリメンジャコを今日は買いました。いつものチリメンジャコ屋さん、これから東寺の弘法さんには出店できず、天神さんだけの出店になったんだそうです。なので、来月の東寺弘法さんの時に手洗い場の前に行っても、もうチリメンジャコ屋さんはありません。天神さんでは、大鳥居を過ぎてすぐ左側の並びに出店しています。

今日は骨董の収獲は無しでした。

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天神さんを9:45頃に出発して、バスで寺町の骨董街へと向かいました。 今日から27日(日)までの3日間、寺町美術通り(丸太町通~御池通間)で第23回京都寺町・御所南 美術まつりが開催中です。寺町美術通りの21店舗が参加するお祭りで、各店舗での商品の安価販売や下御霊神社特設会場での入札会や無料鑑定会なども開催されます。

10時過ぎ頃に寺町通りに行ってみると、通りの街角にお祭り開催中を示す幟等も立てられておらず、下御霊神社の入札会場前にも立て看板などもなく、人の出もなく、お祭りの雰囲気が感じられませんでした。まさか、雨に濡れるから幟を立ててないということも無いでしょうからね。下御霊神社の門を入って直ぐのところでは、現代作家さんの陶磁器の展示即売会をされていました。その他にも、期間中にいくつかの企画があるようです。詳細については下記の公式ホームページでご確認ください。 期間は10月25日(金)~27日(日)で、時間は3日とも10:00~17:00です。

雨の中の移動、さらには、荷物をもって傘を差しながらの写真撮影、疲れました。お蔭で開店が20分ほど遅れてしまいました。しかしながら、これにて今月の京都の骨董イベントのご報告は終了です。

 第23回京都寺町美術まつり公式ホームページ http://teramachi-art.jp/event/

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お久しぶり 府庁前 ちとせ

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2019年10月23日(水)

本日は水曜日で定休日でした。お昼ご飯を久しぶりに、府庁前の「ちとせ」で食べました。

以前ご紹介しましたが、こちらは小学校の同級生のお店です。昨年の秋ごろまでは、月一のペースですが定休日の水曜日のお昼に伺っていたのですが、お昼のお手伝いの方が来られなくなって以来、水曜のお昼がお休みになっていました。 それが、昨日の午後に主人の同級生からLINEで「明日のお昼開店するので来ませんか?」という連絡をもらいまして、ほぼ1年ぶりぐらいでお昼に伺いました。 お昼は2種類の定食をしていて、今日は海鮮丼と焼サバ定食でしたので、焼サバ定食をいただきました。お値段は800円と以前と変わりません。

お昼のお手伝いの方が復活されて、今後も水曜のお昼が営業になるのかと思いきや、残念ながらそうではなく、あるお客さんのリクエストがあり、今日は特別に営業することになったので、声をかけてくれたのだそうです。残念でしたが、また、こういった折には声をかけてくれるそうです。お土産にちりめん山椒をいただきました。 

「ちとせ」の場所は、丸太町小川下ル西側6軒目で、地下鉄「丸太町駅」から徒歩約5分です。市バスの最寄停留所は「府庁前」です。 詳しくはお店ホームページをご覧ください。   https://chitose.owst.jp/

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東寺 弘法市(10月)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年10月21日(月)

21日は東寺の弘法さんです。開店前に行って来ました。

天気予報では、本日の京都は午後遅くまたは夜から雨ということでしたが、朝8時過ぎ頃に出かける時には、既にもう今にも降りそうな空模様でした。しかしながら、今午後3時半を過ぎましたがまだ今のところは、雨は降っていませんね。今日は平日だったのですが、その割には朝から人が多かったです。先月までに比べて、露店の出店もずいぶん増えました。

人気の露店に京野菜のお店があります(写真3枚目)。本当に京都の野菜なのかどうかは分かりませんが、野菜を安いお値段で売っていますので、いつもこちらは人だかりがしています。場所は南門から近いところで、南門を入って左斜め前の方向にあります。こちらのお店は、北野天満宮の天神さんにも出店しています。

今日は残念ながらいつものチリメンジャコのお店は出ていませんでした。チリメンジャコのお店は他にも何軒か出ているのですが、ヤッパリいつものところがいいですからね。また25日の天神さんで買いましょう。

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その代わりという訳ではありませんが、今月からまた干し芋が出ていましたので、そちらを買って帰って来ました。6月・7月・8月・9月と4か月間出ていませんでした。干し芋も昔のような非常食としての乾燥して白い粉のふいたカチカチのものではなく、今はスイーツのような扱いになり、あまり乾燥させないものになっているため、夏場は傷みやすいのでお休みの期間になります。久しぶりなので嬉しくて、つい買い過ぎてしまいました(笑)。もちろん、キム社長にも一袋あげて来ましたよ。

本日の収獲は、花三島の鉢と李朝初期堅手の小皿(深皿)です。三島は口径がもう一回り小さければ茶碗サイズなのですが、残念なサイズです。それと、印花紋が内側だけで外側が輪線紋なのも残念でした。外側も印花紋でしたら価値が上がります。初期の小皿の方は、口径が約11cmと盃には大きすぎますが、写真で見るより青い釉薬がきれいです。無傷なのも魅力です。三島の方は、肉眼で薄いニュウ2本が確認できますが、いずれにしろ、両方とも自宅に持ち帰り煮沸して状態を確認してみなければなりません。三島に共直しがなければいいのですが。お値段の方は、干し芋効果でお安く購入していますので(笑)。

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古裂會 特別記念オークション(酒器等)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年10月19日(土)

DSC 7612 2開店前に古裂會(こぎれかい)の「特別オークション 酒器・拓本・石造美術」の下見会に行って来ました。

既に10月12(土)・13日(日)の両日に滋賀県野洲市の琵琶湖ハウスという施設で下見会が行われていました。本日19日(土)と明日20日(日)の両日は京都市内中京区亀屋町(堺町通り二条上ル)のキンシ正宗堀野記念館と古裂會本社で行なわれています。今日・明日とも11:00~16:00の開催です。その関係で当店の本日の開店が12:00~となりました。

以前にもご紹介したとおり、こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。 いつも2か月に1度開催される例会は「みやこめっせ(京都勧業会館)」を会場に開催されますが、今回の特別展は趣向を変えて本社とその近くのキンシ正宗堀野記念館を会場として開催されています。

古裂會さん本社建物の家主がキンシ正宗さんで、その発祥の地として現在記念館になっている町家造りの建物を借りての今回の下見会です。その趣向は面白いと思いますが、何分旧町家の建物であるため照明が暗く、下見会の会場として出品物を見るということにおいては、適性があるとは言えないかなというのが、私の正直な感想でした。

期間中はキンシ正宗さんのお酒の試飲もできるようです。また、石造美術の下見は、既に行われた琵琶湖ハウス会場のみでの開催で、今日・明日は酒器と拓本の下見のみです。

年内の今後の日程は、次回第109回は11月7日(木)・8日(金)に、 明けて令和2年は第110回が1月15日(水)・16日(木)に、それぞれ「みやこめっせ(京都勧業会館)」で開催予定です。

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昨夜の晩酌(窯割れ盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年10月17日(木)

DSC 7566 3久しぶりの昨夜の晩酌です。今月のように京都の骨董イベントが多い月は、少なめになるのがこのシリーズです(笑)。

黒伊羅保系の高麗徳利は、ころりんチョンとした可愛い形とサイズが魅力です。まるっこいので結構入りそうに思いますが、実際のところは1合2勺程度で、独酌にピッタリのサイズです。確か15,6年ぐらい前に購入したもので、存在すら忘れかけていたものです。購入した当時も数回は使ったと思いますが、登板期間は短かったと思います。当時はまだ、毎晩相当な量のお酒を飲んでいた頃でしたので、この容量では頼りなかったのかも知れませんね(笑)。

口縁に結構大きめな窯割れのある貫入盃も10年以上前に購入したものです。お酒を注いでも、窯割れのところから漏れるということはありません。表面張力?理数系に弱いのでなんという原理によるものなのかは不明ですが、何らかの力が働いているようです。なので、窯割れ部分を外から指で触れると、お酒が指に付きますので、そこだけ気をつければ使用には問題ありません。

購入した当初は、この窯割れの部分に金継をしてもらい、その景色から銘「稲妻」等と名付けてみても面白いのではないかと考えていました。しかしながら、このままで使用してみると、窯割れの部分から酒をドンドン胎土に滲み込ませてくれるため、窯割れの周辺から見込みに赤みが差し、貫入もクッキリと深くなり大変いいアジとなりました。そんな訳で、とりあえず直しはせずにそのままで使おうと思っています。

酒の肴の方ですが、帆立のニンニクバター炒めは李朝後期分院の白磁皿に、ごぼうサラダは三島の小鉢に、玉子豆腐は三島の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

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