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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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新生 祇園 韓日亭

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年01月13日(月)

DSC 8869 2昨年6月に惜しまれながらも閉店した祇園の韓国料理店「韓日亭」。焼肉中心の韓国料理店が多い中、韓国の食堂メニューがほぼ食べられ、韓国式に無料のおかずも出してくれるというところが気に入っていましたので、大変残念に思っていました。

そんな韓日亭が、経営者が代わって店名・店舗、内装やメニューもほぼそのままに、新たに開店しました。実は、昨年の10月からオープンしていたのですが、開店前に前の経営者のママさんからもその件を聞いていて「10月にオープンしたら招待します」と言っていただいていたので、その前に勝手に行ったら悪いと思ってママさんからの連絡を待っていました。しかし、待てど暮らせどママさんからの連絡は無く、ついに年を越してしまいましたので、昨日行って来た次第です(笑)。

看板もそのまま使っていましたが、表のガラスには、店名や営業時間、肉の写真、日本語・英語・中国語・韓国語の「いらっしゃいませ」等の描かれたフィルムが貼られてあります。これだと、ほぼ中の様子が見えないので、初めて入る人には少しハードルが高いかなという気はしました。店内は、内装の他、テーブル・椅子などの家具類はもちろん、割り箸入れのケースやティッシュカバーまで、そのまま使われていました。

メニューの方は、もちろん新しく作成されていましたが、内容・お値段とも以前とさほど変わらないという印象でした。昨日は海鮮チヂミとホルモンの盛り合わせ、キムチの盛り合わせ、石焼ビビンバを注文しました。内容は写真のとおりですが、ホルモンの盛り合わせは、ミノとテッチャンと何かもう一種類でしたが、持ってこられた時は「少なっ」と思いました(笑)。でも、まあお値段1,500円ですから、こんなもんでしょうね。石焼ビビンバは、以前の「韓日亭」の時より量がしっかりしていました。逆に海鮮チヂミの方は、以前より小さくなってましたが。

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残念だったのが、韓国式の無料おかずが付かなくなっていたことですね。キムチは、以前の「韓日亭」でも終盤には付かなくなっていましたが、おかずが無いのはやっぱり寂しいですね。大したものが出る訳ではないんですが、無料で付くというとこにお得感があるし、ソウルの食堂の感じを思い出すんですよね。でもまあ、そこまで求めるのは酷でしょうかね。

新生「韓日亭」の場所は、以前と同じ祇園会館 よしもと祇園花月の裏です。祇園の交差点から東大路通を上がって(北に行って)一筋目(よしもと祇園花月の手前)を西へ入り、そこからさらに一筋目を右に入ったところです。

営業時間は18:30~翌3:00までになりました。以前は日曜定休でしたが、今は日曜日も営業しています。年末年始はお休みしいていたようです。

また、これからちょくちょくお邪魔して、ご報告するつもりです。次はサムギョプサルかなと思っています。

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第10回平安蚤の市

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年01月10日(金)

DSC 8823 2本日は10日ですので、平安蚤の市に行って来ました。 さて、こちらの蚤の市は今年4月から始まり、今回が記念すべき10回目です。平安蚤の市は、平安神宮前の岡崎公園で毎月10日に開催される蚤の市で、約150店舗の骨董店、古道具店、古着店が全国より集まります。

京都で毎月開かれる骨董の市としては、古くからある21日の東寺弘法市と25日の北野天満宮の天神市、そして第1日曜日の東寺ガラクタ市がありますが、これらに出店する業者はもう大体が決まっていて、新しい業者が入り込む余地はなかなかないようです。そういった古くからの市には出店できない他府県の業者の人達が、こちらに多く出店されているようです。なので、比較的若手の業者さんが多いです。

いつものように、10時から実家で月参りに出てから現地に向かい、やはり今日も11時過ぎに到着しました。お天気も曇りとベストだったのですが、ここ最近に比べると、やや人の出が少なかったように思いました。特に今日は、外国人観光客が少なかったような気がしたのですが。

本日は店の開店を12:00~にしてはいましたが、11時過ぎ現地到着ではやっぱり忙しいですね。やっぱり韓国の物はほとんど出てなかったですね。あがりが悪く、キズの多い李朝白磁の面取壺が一つありましたので、安ければ買ってみようかと思ったのですが、残念ながら値段が合いませんでしたね。

それでも今回は収獲1点ありでしたよ。4枚目の写真のノミ跡の残るお盆1枚です。11月のこちらの市で、同じものを同じお店で、状態のいい物2枚を買っていましたが、今日また1枚、状態のいいものを見つけたので買いました。これも掘り出し物です。

お盆の上の冊子は、古裂會さんの第110回入札オークションのカタログ簡略版です。来週15日(水)・16日(木)の2日間、同じ岡崎公園のみやこめっせで下見会が開催されます。こちらもまたご報告いたします。

平安蚤の市の方は、次回11回は2月10日(月)開催です。

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ミュシャ展 京都文化博物館

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年01月09日(木)

DSC 8803 2昨日ですが、定休日でしたので、午後に京都文化博物館で開催中の「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術」を見に行ってきました。

チェコ出身のアルフォンス・ミュシャは、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家で、リトグラフ(石版画)という技法で作られた多くの商業用のポスターや、装飾パネルなどを制作し、人気を博しました。アール・ヌーヴォーとは、フランス語で「新しい芸術」という意味だそうで、19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパに興った国際的な美術運動とその様式です。その特徴は、昆虫や植物などの自然のモチーフに、自由で有機的な直線を組み合わせた豪華で装飾的なデザインにあるそうです。分野としては建築、工芸品、グラフィックデザインなど多岐にわたったようです。

ミュシャのポスターというと、美しい女性を中心としてその周りに花などの植物と有機的な模様を配した、リトグラムによる作品が人気で、私もそのレトロな美しさには魅せられてしまいます。

今回の展示では、ミュシャのポスターなどのグラフィック作品のほかにも、ミュシャの作品から影響を受けたとされる明治期の文芸誌から、1960-70年代のイギリス・アメリカのグラフィック・アート作品、日本のマンガ家やイラストレーターの作品までが展示されていました。展示物の中に途中3点だけ写真撮影可の作品がありましたので、写真を撮ってきました。

こちらの展示は1月13日(月・祝)までです。終了近くになってますので、平日の割には人が多かったです。開室時間は10:00~18:00。但し金曜日は19:30までです。

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今回の会場の京都文化博物館は、中京区の三条高倉に位置し、三条通りに面した別館は、旧日本銀行京都支店の建物で重要文化財に指定されています。こちらのホールでは、コンサートや講演会などにも利用されています。また、以前は数年間でしたがここで年3回骨董市が開催されていたこともありました。

別館から本館に通じる中庭にある「前田珈琲 文博店」は、旧日本銀行京都支店の金庫室を改装した店舗で、店内装飾はもちろん家具・食器に至るまで、レトロな雰囲気が醸し出されています。

本館には、江戸時代末期の京の町家の表構えを復元した「ろうじ店舗」があり、お食事処と京都の伝統工芸品や名産品を扱う店舗があります。一昨年こちらで「ろうじの骨董市」が開催されました。

明日は10日ですので、岡崎公園で平安蚤の市が開催されます。実家で月参りを済ませた後になるので忙しいですが、見に行って来ます。そのため、先にお知らせのとおり、誠に勝手ながら明日の開店時間を12:00からとさせていただきます。ご了承ください。

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昨夜の晩酌(大化け盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年01月06日(月)

DSC 8760 2今年最初の昨夜の晩酌です。

今年最初だからといって、物凄く貴重な、また高価な酒器をご紹介する訳ではありませんが(笑)。

伊羅保系の高麗青磁の徳利は、この時代のこの手のものとしては、珍しく口作りが盤口ではありません。無傷完品で釉薬のツヤもよく、色も翡色とはいきませんが、この手のものなりに美しいと思います。容量の方は、パッと見には3合ぐらいは入りそうに見えるのですが、実は2合をほんの少しだけ超える程度です。いっぱいいっぱい入れても2合1勺にも満たないので、まあ2合でいいでしょう(笑)。いつも言ってますが、昔はこのサイズの徳利でお代わりが基本だったんですけどね(笑)。

盃は李朝末期の民窯で焼かれたものでしょう。10年以上前になりますが、これをソウルの骨董店で最初に見た時は、無傷でしたが、大ぶりで白いだけで、当時は貫入もほとんど目立たない盃で、それほど魅力を感じませんでした。しかし、手にとってよく見てみると、底の内側にピンホールがありそこから少し赤みが出ていたので、これは育つかもしれないと思って購入しました。少し続けて使ってみると、貫入は深くなり、見込みには薄っすらと赤みが差して、割と短期間で大化けしてくれました。残念ながら、写真ではちょっと分かり難いですが。李朝の酒器というのは、このように良く育ちいい味がついて、期待していた以上に化けてくれることがあるので楽しいですよね。何か凄く得をした気分になりますね。

先月ソウルに行った際に、この盃を購入したお店を訪ねて行ったところ、お店が移転していました。もとの店のあった建物に移転先の略図が貼ってあったので、探してみましたが見つかりませんでした。略図が本当に簡単過ぎる地図だったんです(笑)。次回は、4月に行く予定をしていますので、また探してみたいと思います。

お刺身は李朝末期分院の染付皿に、筑前煮は堅手茶碗に盛り付けてみました。

「お知らせ」欄にもありますとおり、新年も引き続き、李朝・高麗の酒器を追加出品しております。

詳細につきましてはこちらをクリックの上、ご確認ください。

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2020 謹賀新年

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年01月05日(日)

IMG 20200102 0005皆様、あけましておめでとうございます。

年末・年始の12月29日(日)~1月4日(土)の1週間お休みいたしましたが、本日より通常営業いたしております。

この年末年始休業期間中は、どこかへ旅行に行くでもなく、お正月は例年通りに自宅と実家を往復しながら、おせち料理を肴に、李朝酒器で日本酒をいただくという生活をしておりました。今月は京大病院にて、16日(木)に糖尿病の検査があるのですが、検査の結果が怖いです(笑)。

今月の京都の骨董関連のイベントといたしましては、本日5日(日)は東寺ガラクタ市(私は行っていません)が、10日(金)は平安蚤の市(京都市左京区岡崎公園)、21日(火)が初弘法(東寺)、25日(土)の初天神(北野天満宮)がいつも通りに開催されます。

このほかに今月は、古裂會の第110回入札オークションの下見会が15日(水)・16日(木)に左京区の岡崎公園のみやこめっせにて開催されます。時間は、15日(水)が10:00~17:00、16日(木)は10:00~16:00です。

これらのイベントにつきましては、こちらのブログにて順次ご報告いたします。お楽しみに。

また、1月も李朝・高麗の酒器を引き続き追加出品いたしております。お陰様で、先月中に売れた商品もございましたので、「お知らせ」欄のご案内写真も新しいものに差し替えております。詳細につきましてはこちらをクリックの上、ご確認ください。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

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鰻 西陣 江戸川 ※2023年9月閉店

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2019年12月26日(木)

DSC 8710 2昨日の天神さんの帰りに、千本今出川近くの鰻屋さん、西陣 江戸川さんでうな重をいただいてきました。

昨日は水曜日で定休日でしたので、天神さんの見物を終えてダイソーで買い物をした後に、お昼ご飯をこちらも千本今出川近くにある、とんかつの西陣 大江戸へ行くつもりで、笹屋町通りを千本通りに向かって東へと移動しました。笹屋町通りの千本通りに出る少し手前に鰻屋の西陣 江戸川さんがあります。こちらのお店は、この仕事をする前から天神さんの帰りに、お昼を食べようと寄ったことが度々あったのですが、その度にことごとく閉店でした。ところがこの日は、前を通りかかってみると暖簾が掛かっており、営業しているではないですか!即座に予定をとんかつから鰻に変更し「大江戸」さんではなく「江戸川」さんでのお昼ご飯となりました。「大江戸」さんと「江戸川」さんって、場所も近いし店名も似ているし、何かややこしいですよね(笑)。

こちら西陣 江戸川さんは、大正時代創業80年余りという鰻屋の老舗です。背開きで蒸してから焼く江戸前の鰻を提供しておられます。メニューの方は、鰻丼・鰻重で、並 鰻丼が1,500円、上 鰻重が3,000円、特上 鰻重が4,200円~ です。鰻丼には吸い物、鰻重には肝吸いが付きます。特上のお値段は4,200円~ということですが、これは焼きあがってから値段が決まり、上限5,000円までには収まるのだそうです。私は鰻重の特上をいただきましたが、お値段は4,600円でした。ちなみに、特上は鰻が一匹分とのことでした。

お味の方はといいますと、私の好きな蒸してから焼く江戸前鰻で、ふわふわとした食感が大変美味です。それとタレが甘ったるくなく、さっぱりしていてよかったです。ただ、他のお店の鰻重と比べて、特別においしいとか、特別にボリュームがあるだとかいうことはありません。ただ、普通に何の問題もなく江戸前の鰻として美味しいということです。なので、あまり期待し過ぎないでください。

9月にやはり天神さんの帰りにお昼を食べた、「うなぎ おぜき」さんをご紹介しましたが、あちらは蒸しの工程の無い、関西風の焼き方でした。おぜきさんのお昼の鰻丼セットも同じ4,600円でしたが、肝吸い・漬物の他におかず二品が付いてました。機会がありましたら両方食べ比べてみてください。おぜきさんについては2019年9月年26日作成の「うなぎ おぜき」の記事をご参照ください(2019年9月年26日作成記事「うなぎ おぜき」へはこちらをクリック)。

西陣 江戸川さんのお店の場所は、上京区笹屋町通り千本西入(千本今出川を下がって(南に行って)二筋目を西)です。最寄りのバス停は「千本今出川」でバス停からは、徒歩で約3分程でしょう。営業時間は11:30~13:30(売り切れ次第終了)とお昼のみの営業で、金曜定休です。

※江戸川さんは2023年9月に閉店されました。

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2019 終い天神

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年12月25日(水)

DSC 8643 525日は天神さんですので、行って来ましたよ。弘法さんと同様、年の最後の天神さんですので、今日は終い天神です。今日は水曜日で定休日と重なりましたので、久しぶりにゆっくりと見て回り、帰りにはお昼も食べてきました。

やっぱり終い天神だけあって、平日にもかかわらず、人の出は多かったですね。例年通り楼門には、来年の干支のネズミの超大型絵馬がかかっていました。また、一の鳥居には「初詣」の幟が。早くも新年の準備完了でした。

今日は久々に絵馬堂前の猿回しを見ました。先月と先々月は、もみじ苑が開苑中のため、絵馬堂前は入苑者の順番待ちの整列場所でしたからね。今日はお兄さんと若いお猿さんがやってました。お猿さんもお兄さんも初公演か、または天神さんでの公演が初めてかだったみたいです。初々しかったです(笑)。

今日は縁起物の「大福梅(おおふくうめ)」を買ってきました。北野天満宮の境内で育てた梅の実を塩漬けし、土用干ししたものです。元旦にこれを入れたお茶を飲み、1年の無病息災と長寿幸福を願います。私はこれを毎年買って、周りの方々にも差し上げています。

昨年も説明しましたが、その起源は、平安時代に当時の村上天皇が病に伏された際、梅入りの茶を飲まれたところ、たち所に平癒されたことから、王服(おおふく)と称して毎年元旦にこの茶を服されるようになったことにあるとのことです。天神さんの大福梅の包みに、ちゃんとそう書いてあります(笑)。それといつもの干し芋です。チリメンジャコも買いたかったのですが。今日は行列がすごくて、諦めました。いつもお米やお野菜を送ってくださる、長野県のNさんには、大福梅と干し芋、あとは自宅にあるチリメンジャコとちりめん山椒を、お送りしましょう。

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今日もキム社長に干し芋一袋差し上げて来ました(笑)。5番目の写真の向かって右の染付壺は、朝鮮半島北部のどこかの民窯で焼かれたものだと思います。キム社長が安くするからと勧めてきましたが、何分大きいので、その後に買い物、お昼ご飯と予定がありましたので、しんどいなあと思いこちらは買わずに、次の写真の堅手茶碗を購入しました。ニュウが3本ばかりありますが、サイズ、形もいいし、安くしてくれましたので、こちらにしました。これもまた、まずは自宅に持ち帰って煮沸ですね。

今日は天神さんを見物した後、お昼に天神さんから近くの「西陣 江戸川」さんで、うな重をいただいてきました。そちらの件につきましては、また明日ご報告いたします。お楽しみに。

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かぶら蒸し 一平茶屋

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2019年12月23日(月)

DSC 8623 2昨日の晩ご飯ですが、川端四条下ルの一平茶屋さんに行って来ました。

こちら一平茶屋さんは、大正時代から続くかぶら蒸しが名物のお店です。これまで2回、こちらのお店はご紹介しましたが、前回7月に行った際には、夏場ということで、鱧のコースをいただいたため、かぶら蒸しは出なかったのですが、昨日はしっかり食べてきました。寒い日にはこれが温まりますね。

昨日は年末の日曜日とあって、お店の方はお客さんが大変多かったです。一階もほぼ満席のようでしたし、団体さんがいらっしゃっていたようで、二階の表の大きなお部屋はそちらが使っておられまして、昨日も7月の時と同様に二階の小さいお部屋でいただきました。

こちらのお二階は、20人ほどが入れる大きなお部屋が一つと小さなお部屋が二つ(4人と6人程度)あります。

昨日は、ソウル留学時代初期の語学研修の時の同期生二人が、京都にお遊びに来てくれまして、プチ同窓会というかプチ忘年会というか、そんな感じで当時の懐かしい話をしながら、楽しく食事をしました。

ソウルの延世大学校の韓国語学堂を1992年に彼らと一緒に卒業して、もう27年にもなるんですね。延世大学校の韓国語学堂に入った時、私は日本で結構頑張って韓国語を勉強してから行ったので、試験受けたらかなりの上級クラスに入ってしまって、読み書きの方はそこそこ出来たのですが、やはり聴き取りが弱くて最初は授業で苦労したのを思い出しましたね。

昨日いただいたのは、上かぶら蒸し定食です。内容は、かぶら蒸しを含む七品とご飯・赤だし・お漬物です。税込6,600円とリーズナブルなお値段です。二階のお部屋は使用料がいります。いくらだったか訊くの忘れました(笑)。で、またいつもの通りに外観写真撮るのも忘れました(笑)。最後の写真は牡蠣のグラタンです。

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2019 終い弘法

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年12月21日(土)

DSC 8598 221日です。弘法さんです。12月は年の最後の弘法さんで「終い弘法」と言い、正月用品などを売る露店も多く出るため、全国からの訪問客で賑わいます。

今日も開店前に行って来ましたが、土曜日ということもあって、やっぱりいつもより人は多かったです。朝8時過ぎに家を出て、9時前に東寺に着いたのですが、朝はやっぱり寒いですね。今年は暖冬のようで、お天気のいい日のお昼間は、12月とは思えないようなぽかぽかした陽気ですが、朝晩との気温差が大きくこれが体にこたえますね。インフルエンザも流行しているようですし、皆様もどうぞ健康管理にはお気を付けください。

東寺東門の前で、日本郵便の方が年賀状の販売をしていらっしゃいました。年賀状が売れないようですね。若い人を中心に年賀状を出さない人が増えていますからね。メールやLINEなどで済ましてしまう人が多いようですね。それと、以前は学校や職場で作成・配布されていた「名簿(住所録)」というものが個人情報保護ということで作成できなくなり、学校や職場の人の住所を知らないという状況も、大きく影響しているようですね。

私たちの若い頃はお正月と言えば、コタツでミカンを食べながら年賀状を読むのが楽しみでしたが、時代ですね。そういえば、コタツも最近はあまり使われなくなってきたと聞きますね。暖房器具としては、部屋のスペースを取るために、嫌われるようになったそうです。

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弘法さんと関係ない話が長くなってしまいましたが、弘法さんの方はいつも通り、干し芋を買ってきました(笑)。ちりめんじゃこは25日の天神さんにしか、いつものお店は出なくなったので、そちらで買います。それと今日は「すぐき」も買いました。「すぐき」「すぐき漬け」は、すぐきかぶらの葉とかぶらを原材料にした京都の伝統的な乳酸発酵漬物で、酸味が特徴です。冬が旬の漬物で、この時期には出回ります。写真を載せていますが、実際に買ったのはこの店ではなく別の店です(笑)。写真のお店のものは、真空パックされていなかったので、真空パックのものを買いました。

今日も刀、ビリケンさんなど面白いものがありましたよ。刀は多分真剣なんでしょうね。着物はいつも人気がありますね。今日は500円のものも出ていましたね。

今日の骨董の収獲は、最後の写真の片口と高麗青磁の茶碗です。片口は口に共直しがありますが、口の形が珍しいです。普通、片口の口は、先の部分を斜めに切った形のものが多いのですが、これは筒のように垂直に切られています。また金継をお願いしなければなりません。青磁の方は、サイズが13.5~14.0cmと茶碗サイズです。いつものように一旦持ち帰って、煮沸して共直しがないか確認しなければなりませんので、店に出るとしても年明け以降でしょうね。片口の方は、来年の夏以降になるでしょうね。

今日もキム社長に干し芋一袋進呈しました(笑)。今日は終い弘法でお客さんも多いので、キム社長はたくさん売れてウハウハの1日でしょう。うちにも少し回ってきてくれると嬉しいのですが…。うらやましいです(笑)。

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昨夜の晩酌(小ぶりな井戸手盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年12月19日(木)

DSC 8544 2昨夜の晩酌です。

しばらくお鍋が続いていたのですが、前日の晩に決着をつけました。お鍋すると、前日の残った出汁で翌日もまたその翌日もと、いつまでも続いてしまうんですよね。それに決着をつけるのが雑炊ですよね。それで出汁を食べ切ってしまいますからね。でもなかなか締めの雑炊に行くまでに、お鍋本体の方でお腹一杯になってしまうんですよね(笑)。

昨夜の酒の肴はと言いますと、李朝初期の堅手大皿には白焼き鰻。手前の小松菜のおひたしを盛っているのは李朝末期分院の小鉢。もう一つ、三島の小鉢に盛ったものは、豆腐とカニのふわふわ揚げです。

三島白黒象嵌蓮弁紋徳利は、購入したのはもう15年ぐらい前になるかも知れません。白黒象嵌の蓮弁紋なのですが、全体的に象嵌が薄く、消えてしまいそうに薄いところもあります。口の半分ぐらいを欠いており、銀直しが施されています。あまり多くの回数は使っていませんでしたが、形よく容量も1合2~3勺と独酌にピッタリです。

井戸手の盃は、5,6年前になるでしょうか?購入したのは。口縁にキズはありませんでしたが、残念ながら側面と高台のあたりに欠けがあり、金継をしてもらっています。このような、貫入が入ってカイラギが見られるような井戸手の盃というのは、割と大ぶりなものが多いのですが、こちらは口径が6.5cm程と大変小ぶりです。盃は小ぶりな方が、お膳の上でスペースを取られることも無く、容量が少ない分、徳利からお酒を注ぐ回数が増え、その分盃にも徳利にも食事中に触る機会が増えますので、私は好きです。

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徳利や盃等の酒器を、現在年末年始に向けて追加出品中です。詳しくはこちらをクリックの上、ご確認ください。写真の商品の中には、もう売れてしまった物のありますので、気になる商品がおありでしたら、本ホームページのお問い合わせ欄からか、または電話にてご確認ください。

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