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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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昨夜の晩酌(牡丹と翡翠)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年07月14日(日)

DSC 6121 2久しぶりの昨夜の晩酌です。11日(木)に検査がありましたので、しばらく晩酌を控えておりました。先にお伝えしておりますとおり、5月の検査の結果投薬治療となり、最初に出してもらった薬は副作用が出たため、薬を変えて約1か月ほど服用を続けていたのですが、数値は0.1下がっただけで、大きな効果が見られませんでした。まあ、まだ1か月なので、次回の検査結果を期待しましょう(笑)。

高麗青磁の徳利は、昨年10月にもこちらで紹介したことがあります。青磁釉が大変美しく、正に翡色青磁と呼ぶに相応しいものです。この青磁釉の美しさが写真では伝えきれないのが残念です。無傷完品で、容量は約1合半です。

李朝後期分院の染付牡丹紋盃は、見込みに染付で小さく福の字が書かれています。写真では分かりませんが、側面に縦に並んで2箇所、小さなひっつきを削った跡があるのが、この盃の余計なところなんですよね。そのままにしとけばいいのにね。この手の分院の染付盃は、ニセ物が多く出回っていますが、こちらは間違いの無いものです

鱧の湯引きは高麗青磁の小鉢に、崎陽軒のシウマイは李朝後期分院の白磁皿に、ほうれん草の胡麻和えは李朝初期の堅手小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

京都の夏のお料理と言えば鱧料理ですよね。今7月で京都では祇園祭開催中ですが、この祇園祭のことを鱧祭りとも言いますね。関東では鱧という魚はあまり食べないと聞きますが、京都では夏場によく鱧を食べます。私も鱧大好きです。湯引きは、わさび醤油や酢味噌などでも食べますが、私は梅肉で食べるのが一番だと思ってます。鱧の天ぷらも最高です。関東の方も夏の京都へいらっしゃった折には、鴨川の床等でぜひ鱧料理をご堪能ください。

悲報 祇園 韓日亭 閉店

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2019年07月13日(土)

DSC 6112 2悲報です。祇園の韓国料理店 韓日亭が6月17日をもって閉店されていました。

6月の仕事終わりに韓日亭の前を通って帰ることが2度ほどあったのですが、いずれも開店していなかったのを気にしていました。仕事終わりですから、時間は午後6時半頃だったので、本来なら開店している時間でした。嫌な予感もあったのですが、閉店の貼り紙なども無かったので、早い時間帯はお客さんが無いし、ママさんの出勤時間も遅いから、もしかしたら開店時間を遅らせたのかもしれないと思っていました。

数日前、確認のために午後9時半頃にお店を見に行ったところ、従業員のおばさんと一緒にお店の整理に来ていたママさんにお会いすることができ、そこで閉店されていたことが確認できました。

私が約8年間のソウル滞在を終えて2000年4月に帰国した1年後ぐらいからでしたので、17∼18年ほどの間、そう頻繁にはうかがえませんでしたが、通わせていただいたお店でした。こちらは、韓国現地の食堂式に、無料のおかずもちゃんと出してくださいましたし、焼き肉系だけでなく、韓国の食堂にある食事メニューの多くを食べることができる貴重なお店でした。

何とか頑張って営業を続けていただきたいと思い、こちらのブログでも頻繁にご紹介してきたのですが、本当に残念なこととなりました。寂しい限りです。

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中華料理 六波羅飯店 再び

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2019年07月12日(金)

DSC 6101 2一昨日(10日)ですが、東山区六波羅蜜寺近くの六波羅飯店でお昼を食べました。昨年も1度ご紹介しましたね。

平安蚤の市と古裂会さんの下見会を見た後に、本当は東山三条のマルシン飯店でお昼食べるつもりで行ったのですが、10人ぐらいが列を作って待っていたので、こちら六波羅飯店に変更し、移動しました。

こちらもマルシン飯店同様、ひところ話題になった町中華なお店ですが、こちらのお店はいつ行っても満席ということは無いです(笑)。マルシン飯店と違ってこちらの良いところは、列を作って待つことも相席になることも無いところがいいです。

またメニューには、町中華らしく中華なのにとんかつ定食や鶏カツ定食があったりしますよ(笑)。マイナスポイントは、こちらもまた店内喫煙可というところです。

この日は若鶏のから揚げ定食を食べました。唐揚げは、パリッと揚がって中身ジューシーで大変美味しかったのです。お値段780円でした。こちらは定食も600~700円台とお安いです。焼き餃子(220円)、チャンポン(700円)、カレーチャンポン(750円)、また、これからの夏場は、昭和風の冷麺(750円)等もお勧めです。

古門前・新門前の骨董街からは徒歩約25分程度。道順は、花見小路通り四条通を下がって(南に行って)建仁寺を通り抜けて松原通りまで。いい散歩コースです。

火曜定休です。

古裂會第107回オークション下見会

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年07月11日(木)

DSC 6090 2昨日ですが、古裂會(こぎれかい)の第107回オークションの下見会に左京区岡崎のみやこめっせ(京都勧業会館)へ行ってきました。

元々は今日11日(木)と明日12日(金)の2日間の開催予定でしたが、昨日もお伝えしたとおり、10日開催の平安蚤の市に合わせて、昨日10日(水)から下見できるようにされていました。会場がすぐ近くですからね。

前にもご案内しましたが、今回以降は継続してこちらみやこめっせ(京都勧業会館)で開催されることになります。今回は1階の大きな会場ワンフロアでの展示でした。

今回も残念ながら韓国の物はあまり出ていませんでしたので、入札はしませんでした。今回は7月で祇園祭の期間中ということで、祇園祭関連の屏風や軸などが多数出品されていました。

こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。

本日は10時~17時、明日12日(金)は10時~16時の開催です。

次回第108回下見会は 9月6日(金)午後・7日(土)開催です。

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第4回平安蚤の市

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年07月10日(水)

DSC 6044 2本日10日ですので、平安蚤の市に行ってきました。

平安蚤の市は、平安神宮前の岡崎公園で毎月10日に開催される蚤の市で、今回が第4回です。第1回目の大雨をはじめとして、残念なことにどうもこのイベントは、これまで天候に恵まれませんでしたが、今日は天気予報に反して一日いいお天気でした。これまでで最高の天候に恵まれ盛況でしたよ。よかったですね。

今日はお休みで、しかも実家の月参りもお寺さんのご都合で、明日11日(木)に変更になったので、いつもよりはゆっくり家を出て、11時頃に現地に到着し、ゆっくり見て回りました。知り合いの方にも何人かお会いしました。それだけこのイベントも、周知されてきたということなんでしょうね。

露店の内容はというと東寺の弘法さんや天神さんに近いと言ったらいいでしょうか。買いやすいお値段の物が多いです。若い店主が多く、他府県からも多く来ておられます。写真のような昭和レトロなものを扱っているお店やなんだか首が大量に置かれているお店、写真にはないですが、こけしだけを大量に置いているお店等が目を引きました。もっと真剣に仕入れの品を探さないとダメですよね(笑)。

いつものように、オークションハウス古裂會さんも出店しておられました。しかしながら、いつもに比べて商品の数が少ないので、どうしたのか尋ねてみたところ、明日から2日間の予定のオークションの下見会を、すぐ近くのみやこめっせで準備中で、本日そちらも見られるとのことでしたので、見に行ってきました。古裂会さんの件は明日また改めてご報告いたします。

平安蚤の市は、今後も毎月10日に開催の予定のようです。但し、来月8月は10日ではなく11日(日)、また11月は13日(水)の開催ですので、ご注意ください。

お天気の良い中、この後午後も外をブラブラしていたので、顔・首・腕が真っ赤に日焼けしてしまいました。実は私は美白の美肌なので、日焼けにはすこぶる弱いのです(笑)。「やってもうたー」って感じです(笑)。首がヒリヒリしてきました。今、店でこのブログ書いてますが、家に帰ったら即シャワーして、乳液かクリーム塗らないと明日が大変です。首は冷やした方がいいかも知れませんね。美白って結構大変なんですよ(笑)。

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昨夜の晩酌(豪快の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年07月03日(水)

DSC 5999 3昨夜の晩酌です。

高麗の土器の徳利は、自然釉がダラダラ、ボタボタと豪快に流れ落ちて素晴らしい景色となっています。食膳上の写真だけでは分かり難いので、横にして撮った写真を別に載せております。こちらで、流れ落ちた自然釉が下で液溜まりになって止まっているところまでご確認いただけます。光の当たり方によって、まるで別の物かのように色が違って見えますね。現物の色は、横にして撮った写真程には鮮やかな緑色ではなく、食膳上の写真の方が現物の色に近いです。

しかし、こちらの徳利は最後の写真でご確認いただける通り、キズ物です。自然釉が流れる面の裏側の側面にあたりキズが有り、共色直しがされていました。自宅に持ち帰ってから煮沸して発覚し、前の五輪担当大臣ではないですが本当にガッカリしました(笑)。水漏れはしなかったのですが、煮沸した結果、表面のコーティングが剥がれ、キズを埋めた石膏のようなものが露出していましたので、写真のように銀直しをしてもらいました。

刷毛目の平盃は、直径が10.5~10.7cmと大ぶりですが、白泥が豪快に厚掛けされた刷毛目が目を引きます。写真では少し分かり難いのですが、見込みの中心のほんの少しの部分だけを残して、白泥がたっぷりと掛けられています。最後の写真でもご確認いただいていますように、裏面にも高台の部分を除くほぼ全面に、白泥が筆で厚掛けされています。この刷毛目は、これから使って行けば、益々いい味がついていくでしょう。コンディションは、欠けの小さな金継が2箇所と口縁にニュウが3本あります。

蒸し鶏のピリ辛ソースがけは李朝初期片手の深皿に、いんげんの胡麻和えは李朝末期分院の白磁小鉢に、じゃこおろしは李朝初期の堅手茶碗に盛り付けてみました。長野のNさんから頂いた大根と天神さんで買ったチリメンジャコも、これでおしまいになりました。食器については、堅手や白磁ばかりで、全体の色合いがちょっと地味だったかなと反省しています。

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大祓式(夏越祓)と水無月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年06月30日(日)

DSC 5972 2今日は6月30日です。1年のちょうど折り返しにあたるこの日には、多くの神社では「夏越祓(なごしのはらえ)」といって、神前に茅の輪を立て、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災・疫病退散を祈願してこれをくぐる茅の輪くぐりなどが行われます。

先に北野天満宮の御誕辰祭の大茅の輪くぐりをご紹介しましたが、今日は開店前に八坂神社の茅の輪をくぐってきました。今日は朝からの雨でしたが、修学旅行生や観光客が茅の輪をくぐっていました。こちらの茅の輪は引きちぎられたりはしていませんでした。当たり前ですけどもね(笑)。北野天満宮でも拝殿前の茅の輪は今日も立てられている筈です。楼門の大茅の輪は6月25日だけですけどね。

こちら八坂神社にも、天神さんよりは小ぶりの茅の輪のお守りがありましたので買ってきました。由来については、写真載せておきますので、そちらを拡大してご覧くださいね(笑)。

また京都では今日6月30日に写真の「水無月」というお菓子を食べる風習があります。

室町時代に宮中では旧歴6月1日に「氷室(ひむろ)」の氷を取り寄せ、氷を口にして暑気を払いました。「氷室」とは冬の氷を夏まで保存しておく昔の冷蔵庫のような場所です。しかし、庶民にとっては氷など簡単に食べられるものではありませんので、宮中の貴族にならって氷をかたどったお菓子が作られるようになりました。これが水無月です。水無月の三角形は氷片を表したもので、上の小豆は悪魔払いの意味を表しているそうです。ですから、本来は土台が氷を象徴する白ういろのものだったのですが、今では最後の写真のような土台が抹茶味や黒糖味のものもあります。抹茶味は池の水で、黒糖味は泥水で作った氷なのでしょうか(笑)。まあ今は、美味しくて売れれば何でもありでしょうからね(笑)。

水無月はいずれも李朝後期の白磁祭器台皿にのせてみました。抹茶の方は高台が面取になったものです。面取高台の祭器は数が少なく貴重です。白の方は面取の無いノーマルタイプですが、こちらは青みを帯びた釉薬がきれいです。李朝の祭器台皿は、お菓子や果物などを盛るのに最適ですね。いずれも、店内の商品を使ってみました。

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京都アンティークフェア(2019年6月)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年06月28日(金)

IMG 20190628 0002朝開店前に、京都アンティークフェアに行ってきました。

京都アンティークフェアは、これまでにもご紹介しましたが、京都市伏見区竹田にあるパルスプラザという大展示場で、3月・6月・10月の年3回開催される西日本最大規模の骨董市です。全国から300店以上が集まります。今日28日(金)から30日(日)までの3日間開催され、期間中は地下鉄竹田駅から会場のパルスプラザまで無料送迎バスが出ています。開催時間は10:00~17:00(最終日は16:00まで)です。 写真のように、会場内に喫茶・軽食コーナーも設けてありますので、朝から会場入りして、午後も会場内でお昼を食べてゆっくり見て回ることができます。

このイベントに合わせて、韓国から骨董業者が多数関西に集まっています。この期間にこのイベントだけではなく、大阪・京都の骨董街を回って仕入れをするのです。昨日、一昨日あたりから当店にも知り合いや初めて見る業者も来店しています。残念ながら、売り上げの方は大したことないんですけどね(笑)。昨日、一昨日と続けて知り合いの韓国の業者を晩ご飯にお連れしました。今日も昨日ご飯をご一緒した韓国の業者夫婦を会場まで案内してきました。

今回は久しぶりに2点ばかり購入しましたよ。購入したお店の他に、韓国の物を扱っているお店があり、提灯壺や染付の大きめの壺などがあったので、お値段を尋ねてみたらとんでもなくお高いお値段でした。もしかして、円じゃなくてウォンだったのかな(笑)。

次回は、2019年10月11日(金)~13日(日)開催です。

本日の開店は13:00の予定でしたが、これまでのように、地下鉄からバスへの乗り換えではなく、地下鉄を乗り継いで帰ってきたところ、11時半前に店に到着しました。 

また、当店の1周年感謝月間として各種サービスも、残すところこの週末までですので、お時間おありでしたら是非ともこの週末にご来店ください。(詳細についてはこちらをクリック)。

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天神さん(6月 御誕辰祭)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2019年06月25日(火)

DSC 5951 2本日25日です。朝店を開ける前に、北野天満宮の天神市に行ってきました。

6月25日は菅原道真公のお誕生日の祭典である御誕辰祭(ごたんしんさい)です。御誕辰祭には真夏を迎えるにあたって無病息災を願う「大茅の輪くぐり」が行われます。しかしながら、毎年モラルのない参拝者達が大茅の輪の茅を引きちぎって持ち帰ってしまうので、朝のうちに大茅の輪の下部分が無くなってしまいます。大変情けない限りです。天満宮の方で何らかの対策をとるべき時期に来ていると思います。

厄除け・病気除けとして写真の小型の「茅の輪」の授与があります。私は毎年これを買って周りの人たちに配っています。1体350円です。モラルの無い参拝者たちは、大茅の輪を引きちぎって持って帰らず、こちらを求めていただきたいものです。

拝殿の前のスペースに普通サイズの茅の輪が設けてあります。幸いにもこちらは、引きちぎられることなく残っています。

今日は猿回しはまだ準備中でした。

金社長の店に寄ってみると、金社長が座ってお札を数えていました。店の商品を見てみると、いつもは台の上に隙間なくびっしりと並べられている高麗・李朝の雑器たちが、今日はいつになくずいぶんと余裕をもって並べられていました。「売れたの?お金いっぱいですね」と声をかけてみると、何やら朝から中国人の団体のおばさんたちが来て、あれやこれやといっぱい買って行ったのだそうです。「忙しくてバタバタして大変だった」と言ってましたが、うらやましい限りです(笑)。

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昨夜の晩酌(じゃこおろしの巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2019年06月24日(月)

DSC 5904 3昨夜の晩酌です。

昨夜は、先日長野のNさんからいただいた大根と21日の弘法さんで買ってきたチリメンジャコとを、じゃこおろしにして一杯やりたいと考えての晩酌でした。

大正から昭和初期あたりのプレスガラスの鉢に、先日いただいた大根のおろしと弘法さんのチリメンジャコをたっぷり盛り付けています。実際にいただく時は、これに削り節を振りポン酢をかけ、ごま油を少し垂らして混ぜていただきます。ごま油を入れることで、大根おろしの辛さの角が取れて、まろやかな辛さになります。うまいです。これはご飯にも合いますね。

焼鮭は李朝後期分院の白磁皿に、水ナスの糠漬けはやはり李朝後期分院の白磁祭器台皿に盛り付けてみました。祭器の台皿は口径が12.5cm程度と小ぶりですが、青みを帯びた釉薬が大変きれいです。

酒器の方ですが、刷毛目の平盃は口径が9.8~10.0cmと10cm以内に収まっており、さらに深さがあるのがこの盃の魅力です。購入時には口縁に2箇所の欠けがありましたが、金継を施してもらい生まれ変わりました。

花三島の徳利は、胴部の刻印部分の全てが印花紋です。胴の上部に印花紋が一列ぐるりと配されていて、その下部には縄簾紋が配されている物はよく見かけますが、このように全体に印花紋が配された物は貴重です。写真では、下部は縄簾紋のようにも見えますが、間違いなく印花紋です。拡大してご確認ください。こちらはしばらく店頭に出していたのですが。久しぶりに使ってみたくなり、自宅に持ち帰っていました(笑)。

こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになったものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。

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