昨夜の晩酌(ソウル時代の思い出酒器たちの巻)
昨日の晩は寒かったですね。多分夜中の屋ァンヒーターを出しました。エアコンでは、なかなか部屋が暖まらないのですが、ガスファンヒータだと早いですよね。これからはガスファンヒーターに活躍してもらって暖かく過ごしましょう。換気には気を付けないといけませんけどね。
ガスファンヒーターで暖かくなった部屋での昨夜の晩酌です。
昨夜の盃と徳利は、いずれも過去にご紹介したことがあるものです。高麗徳利は過去に2度、唐津のような李朝盃は1度ご紹介しています。しかも調べてみますと、1度目がこのコンビでの登板になっていました。まだタイトルに副題を付けていなかった頃でした。よろしければ過去の記事についてもご確認ください(2018年10月18日作成の記事へはこちらをクリック、2020年04月29日作成の記事へはこちらをクリック)。
これらの盃と徳利は共に90年代ソウルにいた時の入手したもので、ソウル時代の晩酌時によく使っていたものでした。さらに共通点は共に購入時は共色直しがされた傷物であったこと、購入時には完品に見えたこと、その後私が自分で金継ぎをしたこと、といったように共通点の多い盃と徳利なんです。
直しといっても、私が出来たのは盃や徳利、皿などの口欠けの補修程度のことでした。なかなかうまく出来ませんでしたので、今はもう自分ではせずプロにお願いしています。この2点は私が自分でしたものの中では、割と出来のいい方でした。
徳利はこのようにころりんちょんと丸っこい形の物が好きです。一合八尺ほどで容量もちょうどいいんですよね。盃の方も何かこうゴリっとした感じで、大き過ぎず小さ過ぎずのよいサイズです。韓国の骨董店に行って「盃に使えるものあるか?」と訊ねますと「あります」と言ったとしても、口径10cmぐらいの小さめの小鉢みたいなのを見せられることがよくあります。茶碗だと言って口径18~20cmぐらいの丼鉢サイズの物を見せられたりもしますしね(笑)。あちらでは実際にそういう使い方をしないので、その辺がよく分かってないんですよね。
昨夜はこれらの盃と徳利で晩酌して、90年代ソウル時代のことを思い出して懐かしかったですね。ちょっと飲みすぎちゃいましたね。と言っても当時だったら当たり前ぐらいの量だったんですけどね(笑)。
お料理の方ですが、サンマの塩焼きは堅手の大皿に、先日の天神さんで買ったチリメンジャコを使ったジャコおろしは堅手小鉢に、野菜の煮物は高麗青磁の深皿に、それぞれ盛り付けてみました。サンマが長いので、またお皿からはみ出していました(笑)。
当店もお陰様で3周年です。毎年6月は開店月の感謝月間としてサービスを実施していたのですが、今年は緊急事態宣言発出中でしたので、延期をさせていただいていました。その後も最近になるまで新型コロナの感染状況が落ち着かず、実施できないまま来ましたので、今年は例年の年末年始の酒器追加出品の際にサービスを企画しております。詳細についてはまた、ホームページの「お知らせ」欄の方で近日中にご案内させていただきます。ご注目ください。
天神さんと顔見世 2021.11
新型コロナウィルス感染状況が落ち着いているため、今月は本日25日の北野天満宮・天神市も無事開催されました。そんな訳で早起きして行って来ましたよ。
感染状況も落ち着いており天気も良かったので、露店はたくさん出てるだろうと思っていたのですが、境内の参道は思ったほどではなく、結構空いたスペースもありましたね。ただ今日はちりめんじゃこのお店は出ていましたので、しっかり買って帰って来ましたよ(笑)。
今日は特に修学旅行の生徒さんが多かったですね。中学生だと思いますが。お守りなどの売り場には修学旅行生が列を作って並んでましたね。学問の神様ですからね。合格祈願のお守りを買って帰るんでしょうね。
参道を中間あたりまで歩いて行くとまた白蛇様のお店がありました。私が通りかかった時にはお店の人がいませんでしたので確認はできませんでしたが、どうやら以前から東寺ガラクタ市、東寺・弘法市、本日の天神さんの全てに出店しているようです。今月まで全然気づいていませんでしたね。毎回ヘビは変わっているようで、今日のはやや小ぶりで細身でしたね。
今年もこの季節、もみじ苑が公開されていましたが、人は並んでいませんでしたね。今年のもみじはきれいだと思うんですけどね。残念ながら見物する時間は無かったので写真はありませんが。
ちりめんじゃこが買えたのはよかったのですが、今日はいつもの干し芋の店が出ていませんでしたので、そちらの方が買えませんでした。まあ、他にも干し芋を売っているお店はあったんですが、やっぱりいつも買うところがいいんですよね。その代わりという訳ではありませんが、久しぶりに長五郎餅を買いました。長五郎餅に関しては過去の記事に詳しいので、そちらをご参照ください(2019年3月25日作成の記事へはこちらをクリック)。
いつも通り、骨董の収獲は無しでした。今日はちりめんじゃこだけ(笑)。
今日、南座で年末恒例の歌舞伎の公演「吉例顔見世興行」の出演者らの名前が書かれた看板を掲げる「まねき上げ」がありました。歌舞伎役者の名前が独特の「勘亭流」書体で記された看板54枚が、ずらりと並びました。朝、天神さんへ行くバスから南座を見た時、何やら準備をしているような様子が見えたので、これは「まねき上げ」が始まるのかなと思っていたのですが、天神さんから帰って来た時には写真のようになっていました。新型コロナウイルス対策で密を避けるため、実施日は事前公表されなかったようです。今年の顔見世は12月2~23日の日程で開催され、新型コロナ対策のため、昨年に続き例年の昼夜2部制を3部制に変えて座席数を6割に減らすようです。
私は顔見世興行を1度も見に行ったことはありませんが、南座に顔見世の「まねき」を見ると年の瀬を感じます。多分京都の人は皆そうだろうと思います。
泉屋博古館 伝世の茶道具
本日は水曜日で定休日でしたので、招待券を入手していた泉屋博古館の企画展「伝世の茶道具―珠玉の住友コレクション」を見学に行って来ました。
泉屋博古館は、住友家が収集した美術品、工芸品を収蔵展示する美術館で、左京区鹿ケ谷にあります。丸太町通を東大路通をさらに東へ、岡崎神社を越えてさらに東へと行ったところになります。こう言うと市内の中心地からは、とんでもなく遠いところかと思いますが、市バスで乗り換えないで行けてバス停からも近いので、それほど不便な訳ではありません。
泉屋博古館が収蔵する作品の多くは、住友15代当主住友友純(春翠)によって収集されたもので、古代中国の青銅器を中心に公開されています。また東京都港区六本木に分館があります。
今回は茶道具ということで、小井戸茶碗の銘 六地蔵と銘 筑波山、紅葉五器茶碗の高麗茶碗3点が展示されていました。展示品の撮影はできませんでしたので、展示品の詳細につきましては、泉屋博古館のホームページをご参照ください。
泉屋博古館の公式ホームページ https://sen-oku.or.jp/kyoto/
企画展「伝世の茶道具―珠玉の住友コレクション」の開催期間は12月12日(日)まで。開館時間は午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)で月曜日が休館日です。
平日でしたので、来館者はそれ程多くはなかったです。紅葉がきれいでしたね。最後の写真は近隣のお宅の紅葉ですが、こちらの紅葉が一番きれいでしたね。今年はここ10年ぐらいで紅葉の色づきが一番いいように思いますね。
明日は25日で北野天満宮の天神市が開催されるので、開店前に行って来ます。明日は先月とは違ってお天気も良いようなので、お店もたくさん出店するでしょう。チリメンジャコのお店も出店するでしょう。楽しみです(笑)。朝早く起きるのがしんどいですが、考えてみたら勤め人の時は普通に起きてた時間なんですけどね(笑)。だらけた生活してますね(笑)。
東寺・弘法市 2021.11
今日は21日で東寺・弘法市の開催日でした。先月久しぶりに開催された東寺の弘法さんでしたが、2月続いての開催となるといつ以来でしょうか。本当に久しぶりのことでした。露店の出店の方は、まあそこそこでしたが、人の出は多かったですね。考えてみたら今連休中なんですね。昨日今日と土日、明日月曜日は平日ですが、明後日が勤労感謝の日で祝日ですので、飛び石の4連休ということになりますね。紅葉シーズンの連休中ですから、観光客が多いのは当然ですよね。
そこに先週からは清水寺でライトアップによる夜間の特別拝観も始まりましたので、東山一帯では観光客が増え、大型観光バスや他府県ナンバーの車も大変増えました。観光都市京都(要は観光以外の産業が何も無い訳ですが)としては、これを喜ぶ人が多いのでしょうが、私なんかは不安の方が先に立ちますけどね。ワクチンの2回接種が進んでいる欧州やお隣りの韓国でも、飲食店やイベントの規制を緩和した途端に、感染の再拡大が起こっています。これから年末にかけて、日本でも昨年の年末以降と同じことにならなければいいんですけどね。大変心配です。
紅葉の方は、五重塔の前あたりだけいい感じになってましたね。まだ11月ですが、来年の干支の張子の虎がありましたし、来年のカレンダーや暦を売るお店もありました。
今日も骨董の収獲はありませんでした。キム社長がまた戻って来られるだけの条件が、まだまだ整いませんのでね。まあ、キム社長の店もいつもいい物があった訳ではないんですけどね。ただ、あの高麗・李朝の雑器が大量に並んでいるのを見るだけで、私は心が和んだんですよね。結局今日の収獲は干し芋と小芋だけでした(笑)。
北野天満宮の天神市では、境内だけでなくその周辺の道路にも露店が多く出まして、骨董のお店のほとんどは御前通などに立ちます。東寺・弘法市でも境内の外の道路にも出店されているところがあります。それは、北大門から北総門のある八条通までの道です。北大門は東寺の東門を入って真っ直ぐ手洗いのある所まで行って右に曲がったところにあります。
写真6枚目が境内から見た北大門です。これを越えるとお堀があり、橋を渡って真っ直ぐ一直線の道の両側に露店が並びます。お堀には大きな鯉が沢山いて、人が覗くとエサがもらえる思って集まって来ます。8枚目の写真は、外から見た北大門です。最後の写真のように真っ直ぐな道が八条通りまで続き、その間に露店が並びます。古物の他、飲食物やハンドメイド品などのお店も出ます。ちなみに写真の向かって左側は、洛南中・高等学校です。こちらは陸上競技の桐生祥秀選手や俳優の佐々木蔵之介さんの出身校です。
以前、勤め人だった頃は、休暇を取って弘法さんや天神さん等の骨董市に行っていましたので、この道を通って八条通りに出て、そこから東へ歩いて京都駅の八条口まで行って、早めの昼食を食べたりしていました。京都駅は観光客が多いため、お昼時はどこの飲食店も満席になってしまいますので、11時前に到着して下見をして開店と同時に入店してましたね。今は自分の店の開店前の時間に行って来ますので、そんな余裕もありませんが、今日はいつもより15~20分程早く現地到着しましたので、ちょっと足を伸ばしてみました。久しぶりにこちらに行ってみて懐かしかったです。
寺町ハンバーグ
今日は水曜日で定休日でした。泉屋博古館の招待券を入手しましたので、先週の半ばまでは今日そちらを見学に行く予定でしたが、たまたま李朝喫茶の寺町李青さんが15日で閉店され、今日17日から4日間李朝工芸品の展示販売をするとの情報を得ましたので、予定を変更してそちらに行って来ました。泉屋博古館には来週行きましょう。
開催時間は11時~18時(最終日は17時まで)でしたが、11時を少し過ぎて到着すると店の前に7、8人の人が並んでいました。入店者の人数制限をしていたのですね。20分位待って中に入りましたが、結局収獲無しでした。
出町柳駅近くの李青本店の方は、引き続き営業されます。そう言いながら、実は私はどちらのお店も行ったことが無く、寺町店の方も今日初めて店内に入ったのでした。
その後、寺町通りを歩いていて、「寺町ハンバーグ」のお店の前を通り過ぎる際に店内を覗いてみると、お客さんが2組しかいないガラガラ状態でしたので、こちらでお昼を食べることにしました。久しぶりのランチ一人外食でした。寺町ハンバーグさんは、新型コロナ禍以前から気にしてはいたのですが、このあたりで昼食をとる機会がなかなかありませんでしたので、今日はいい機会でしたね。
こちら寺町ハンバーグさんは、和牛100%のハンバーグが売りのようで、その分お値段の方はお高めです。本日はランチハンバーグ(ライス付き)お値段1,100円をいただいてみました。こちらのハンバーグは、注文を受けてから手ごねで作り焼くようなので、出て来るまでには結構時間がかかりました。私の場合は先にいたお客さんが2組だけだったので、待ち時間は15分~20分程度だったと思いますが、お客さんが多いと30分以上待たなければならないこともあるかも知れません。なので、最初はガラガラだった店内も待っているうちに満席になってしまいました。
出て来たのは小さめのハンバーグと片目焼き、サラダ、少なめのライスでした。スープぐらいは付けて欲しいかなという感じですかね。他のランチメニューは、ビーフカレー、オムライスが共に1,000円。がっつりハンバーグカレーが2,100円で一番高額です。値段は全て税込みです。火曜定休で、営業時間は11:00~20:00です。ランチタイムは11:00~14:00のようです。場所は中京区の寺町通二条上ルになります。
お店に入ってすぐ右にケーキのショーケースがあったようですが、よく見ていませんでした(笑)。テイクアウトも出来るようですので、関心のある方はそちらの方もお楽しみください。
昨夜の晩酌(再登板の鶏竜山刷毛目の巻)
昨日でプロ野球のクライマックスシリーズが終了し、ヤクルトとオリックスの日本シリーズ進出が決まりましたね。両リーグの優勝チームで日本シリーズを戦うことになって、本当に良かったです。クライマックスシリーズってどうなんですかね。私は廃止すべきだと思うんですけどね。例えば今年だったら、セリーグ3位の巨人はシーズンの成績は勝率5割を割る負け越しで、首位とは10ゲーム以上の差がついていました。これでもし巨人が勝ち上がって日本シリーズに進出したとしたら、シーズン143試合の成績は何やったん?ってなりますよね。どう考えてもおかしな制度だと思んですけどね。そろそろ廃止を含む制度の見直しを考えた方がいいと思うんですが。日本シリーズは20日(土)開幕ですね。
そんな訳で、ナイター中継のテレビ観戦も無しの昨夜の晩酌でした。
鶏竜山の刷毛目平盃は、今年3月以来の再登板です。口径が約11cmで、盃としては大き過ぎるのですが、このアジのよい鶏竜山となれば、酒盃として使うべきですよね。口縁に金継ぎが2箇所、呼継ぎが1箇所有ります。呼継ぎもよくできていて全く違和感がありません。釉薬はよく使いこまれて艶さえ出ています。詳細については過去の記事をご参照ください(2021年3月14日作成「久々のダブル初登板の巻」へはこちらをクリック)。
高麗青磁の徳利は、今回が初登板です。青磁釉の色もまあそこそこよく、容量も1合半を少し超える程度で独酌サイズです。ベタ底で丸みのある肩を持つ愛らしいスタイルです。口縁の4箇所の欠けに銀直しが施されていますが、大きな傷ではありません。この手の高麗青磁の徳利も少なくなりましたね。米色青磁だとまだ少しは見つかるんですけどね。
お料理の方ですが、鯛のアラとごぼう煮は李朝後期分院の白磁皿に、野菜の煮物は李朝初期の堅手茶碗に、インド瓜の炒め物は三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。
昨日、今日と午前中に清水寺を目指して五条坂を上って来る観光客の数が、多分コロナ禍以後で最高位に多かったです。昨日の夕方の帰宅時も、四条通を歩く観光客の数が「今日なんかある日か?」と思うぐらい多かったです。今日の午前中といっても昼前ですが、人気飲食店の前には行列を作って並ぶ観光客の姿がありましたが、もちろんソーシャルディスタンスは保たれていませんでした。全国的に新型コロナ新規感染者の減少傾向が続いていますが、この調子では年末に向けて再び感染拡大の第6波の到来が心配されます。ここで気を緩めず、今一度、マスク着用、手消毒、ソーシャルディスタンスの確保などの感染症対策を怠りなく続けていきましょう。
古裂會第121回入札オークション下見会・平安蚤の市
今日10日は平安蚤の市開催日で、さらに同じ岡崎公園内のみやこめっせ(京都勧業会館)で古裂會の第121回入札オークションの下見会も開催されましたので、両方とも見て来ました。
10日は実家で月参りがあり、それを終えてからでしたので現地到着はほぼ11時頃でした。
実際に見学した順番とは逆になりますが、まずは古裂會の下見会から。今回は【特集】SAMUARAI 武具です。
いつもご案内しているとおり、こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。詳しくは、古裂會のホームページをご参照ください。
古裂會ホームページ https://www.kogire-kai.co.jp/
こちらの下見会は、いつも「みやこめっせ」の1階か地下の会場で開催されます。今日はいつもの一階入って直ぐの会場は、新型コロナウィルスのワクチン接種会場として使われていましたので、「今日は地下だな」と思ってエスカレーターで地下に降りてみたのですが、古裂會の会場がありません。それでまた1階に戻って探してみますと、1階の西側にあるもう一つの会場でした(笑)。ややこしいです(笑)。
検温。手消毒を済ませて会場に入ると、真正面に多数の甲冑がずらりと並べられており、これはなかなか壮観でした。甲冑の他にも刀剣類や刀の鍔なども多数出品されており、こちらの方面に趣味のある方にはたまらないのでしょうね。甲冑というと外国人のコレクターが買うというイメージがあるのですが、今はコロナ禍で海外からコレクターが来場するのは難しいため落札率が心配になりますが、入札オークションなので海外からでも入札できるので大丈夫のようですね。
韓国の物はやっぱり今回もワンテーブルのみでした。2年ぐらい前から急激に出品数が減ってしまいました。別テーブルの酒器の中に鶏竜山の徳利がありましたが、残念ながら他に目を引く物が無かったですね。
次回第122回オークション下見会は、1月12日(水)・13日(木) みやこめっせ(京都市勧業館)にて開催予定です。次回は【特集】神道公家文化 です。
次に、平安蚤の市の方ですが、私の到着時間が遅めであったこととも関係あるかもしれませんが、平日にしては本当に来場者が多かったですね。まだ新型コロナ禍以前の外国人観光客が多かったころに近いぐらいの多さでした。修学旅行生のような中学生の団体も来ていましたね。でもこちらの方もいつもの通り韓国の物は出ないんですよね。「平安蚤の市」の幟が新しいデザインの物に変わっていましたね。先月の物と見比べて見てください。
骨董の会のお仲間のTさんご夫婦も出店しておられましたが、いつもの「500円から器のお直しいたします」の看板が出ていなかったため、最初分かりませんでした(写真8枚目)。強風で飛ばされたため、危険なので片付けてあるのとのことでした。確かに今日は午前中風が強かったですね。なので他のお店でもテントが飛んで行くと危ないので、テントのビニールを外しているお店が多かったです。
今日気になったのは、うちの店にあるのと同じような小学校の椅子が数も同じく2つあるのを発見。椅子シリーズではないですが、鉄腕アトムとジャングル大帝の子供用の椅子も懐かしいですね。手に取って見てはいませんが、張られたビニールが破れているようでもなく、状態もよかったです。ジャングル大帝の方は、時代なりに焼けてはいましたけど。お正月用の古い羽子板の横には「まんが大行進」のLP版レコードが。ジャケットに描かれていたのは、上が「魔法使いサリー」と「オオカミ少年ケン」、下が「レインボー戦隊ロビン」でした。
平安蚤の市は、基本毎月10日に左京区岡崎公園内平安神宮前広場で開催されます。来月12月は10日(金)と26日(日)の2回開催です。
京都東寺ガラクタ市 2021.11
プロ野球は昨日からクライマックスシリーズが始まりましたね。まず昨日からは、セ・パの2位・3位チームの対戦ですが、我が阪神タイガースは巨人に破れ初戦を落としました。昨日、今日と試合開始が14時からなのでテレビ観戦できません。第3戦は18時開始なのでテレビで観られるのですが、今日も阪神が負けて終わってしまいそうな予感がします(笑)。
今朝、何とか朝起きられましたので、先月に続き東寺ガラクタ市に行って来ました。こちらは同じ東寺での開催とは言え21日の弘法市とは違い、韓国物を扱うお店や飲食・食料品のお店も出ませんので、私にとっては興味半減なんですが、次は10日まではネタがなさそうなので、とりあえず行ってみることにしました。
日曜日でいいお天気でしたから、人出は多かったですね。それでも行き帰りの市バスが満員にならないのが、このガラクタ市のありがたいところです。数日前までの天気予報では、確かこの土・日は雨の予報だったのですが、雨は明日以降にずれ込んだようです。週末がいいお天気でよかったです。
今日は懐かしいものを沢山見ました。一部ご紹介しますと、大量のレコード、写真はシングルのドーナツ盤ですが、横にはLPも大量にありました(写真2番目)。レコードプレーヤーやレコード針って、今も製作されているのでしょうかね。今は音楽はダウンロード購入したりするようで、CDさえ売れなくなってしまったようですが、私たちの頃は、好きな歌手の新曲が出るとレコード屋さんに買いに行ったものでしたけどね。
古い昭和の雑誌達もありました(写真3番目)。手前の『それいゆ』などは昭和20年代の物だと思いますので、私が懐かしいと言う物よりも一世代は古いですね。真ん中あたりに今回文化勲章を授与された巨人軍終身監督の長嶋茂雄さんの顔が見えますね。
それから、懐かしい虫籠と鳥籠もありました(写真4番目)。手前が虫籠ですが、私が子供の頃、小学校の中学年ぐらいまでは、こういう虫籠にクワガタムシやカブトムシ、カナブンなどを入れて飼ってました。高学年になったぐらいから、こういう虫たちは水槽でおが屑を敷いて飼うんだということになって来たように記憶しています。当時はエサとしてスイカなどの果物を与えていましたが、果物、特にスイカなどは水分が多過ぎてよくないのだと、後に聞くようになりました。今は昆虫ゼリーですからね。何かのテレビ番組のクワガタかカブトムシを採りに行くロケで、子役の男の子が「クワガタムシ(カブトムシ)は何を食べるか知ってますか?」 と訊かれて「昆虫ゼリーです」と真面目に答えてたのは衝撃的でしたけどね(笑)。まあ、そうなんですけどね(笑)。
他には、懐かしいモンチッチのお人形の隣には、「こくご」と「さんすう」のノートが(写真5番目)。こちらのノートは多分昭和30年代か20年代の物だと思います。モンチッチの流行は40年代末から50年代の初め頃だったでしょうか?
今日「白蛇神」というお店を発見しました。今までも出ていたそうですが、私は今日初めて気が付きました。写真の白いヘビがいて、そのヘビの抜け殻を使ったお守り数種類を売っていました。ヘビは青大将だとのことでしたが、結構大きくて体長2mは超えると思われました(写真7番目)。金運が上がると言っていたので、写真の右側のお守り一つを買いました。分かり難いですが、白蛇の抜け殻入りです。左の巳の根付はおまけです(写真8番目)。目的は年末ジャンボ宝くじなんですけどね(笑)。5億円欲しいです(笑)。と思っていたら今年の年末ジャンボの賞金は1等前後賞合わせて10億円でした!24日(水)発売で、この日が大安吉日ですので、必ずこの日に買いに行きます(笑)。白蛇さんをお守りと財布を持った手の上に這わせてもらいましたところ、肩のあたりまでスルスルと上がって来てましたので、多分運気がいいのでしょう。期待してしまいますよね(笑)。お守りは財布に入れています。
昨夜の晩酌(おかえりなさいの割れ継三島平盃の巻)
朝夕めっきり冷え込んで参りました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
これは今年お亡くなりになった吉本新喜劇のチャーリー浜さんの数多いギャグの中の一つです。このフレーズは、実際の気候とは関係なく使うところがギャグだったのですが、ここ数日はこれがギャグにならない気候ですね。ただ、朝晩は冷えるのですが、昼間の日差しが強い時は結構暑いです。うちの店は南向きの2階で窓が大きいため、昼前から午後2時3時頃までは暑いのですが、それ以降になると急に冷えてきます。今は昼過ぎでお天気もいいため、店内は暑いくらいですので、入口とベランダの扉を開け放しています。
そう言えば先日、コメディー№1で坂田利夫さんとコンビを組んでおられた前田五郎さんもお亡くなりになられましたね。さみしい限りです。ご冥福をお祈りいたします。
久しぶりの昨夜の晩酌です。実のところ、晩ご飯の時には、ほぼ毎晩ビール(正確にはサッポロの「麦とホップ」)を飲んでいますが、日本酒を飲むのは本当に久しぶりになります。毎晩ビール(正確にはサッポロの「麦とホップ」)を飲んでいても1日2食にしてからは、ずっと糖尿の数値(HbA1c)の方は安定しています。
昨夜は、直しに預けていた三島の平盃が帰ってきましたので、それを使って一杯やってみました。こちらの三島平盃は、もう多分15年以上前にソウルの仁寺洞で購入したものですが、その時は割れた部分を共直ししてありました。しかしながら、薄手でサイズのいい三島でしたので、思い切って購入し家で煮沸して表面の樹脂を落としては見たのですが、それ以来、一度も使ったことはありませんでした。今回、無事金継ぎされて帰ってきましたので、初めて使ってみました。口径が最大でも9.8cmと三島の盃としては、なかなか得難いサイズです。割れた4つのパーツが金継ぎされていますが、3つは割れ継ぎで、1つが呼び継ぎです。もう1箇所口縁の欠けに金継ぎがあります。写真は2枚目の写真が現物に近いです。3枚目と4枚目は青く出てしまいました。そんなに青くはありません。今回使ってみて、もう少し自分で使ってみたくなりました。
徳利の方は、もう今回でこちらには4回目の登板ぐらいになると思います。サイズのいい三島の徳利です。口に2箇所の欠けを金継ぎしてあります。容量1合2勺程と独酌に最適なサイズです。釉薬の状態がよく艶々していて触り心地がよいです。穴も大きくて酒の出がよいです。可愛らしくて好きな徳利の一つです。
焼き魚は李朝初期の堅手大皿に、もずく酢は高麗青磁の小鉢に、玉子豆腐は三島の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。焼き魚はホッケなのですが、大き過ぎてお皿からはみ出てしまいました(笑)。これ以上大きな皿が家にはありませんので仕方が無かったんです(笑)。
明日7日(第1日曜)は東寺ガラクタ市の開催日です。緊急態宣言がも解除され、開催中止の案内も今まで出ていませんので、予定通り開催されるでしょう。明日は、朝起きられたら少し覗いてこようと思っています(笑)。
今日から11月 昨日の総選挙 2021
今日から11月です。今年のも残すところあと2か月ですね。
その前に、昨日は衆議院議員総選挙でしたね。皆さん投票に行きましたか?私はもちろん行って来ましたよ。
今回の総選挙は、コロナ禍のなか国民の関心か高まっているので投票率は上がるだろうの、与党は自公両党で過半数の議席を得られるかギリギリの状態だの、立憲民主党と共産党の選挙協力で小選挙区の自民党候補苦戦だのと、事前にマスコミは言ってましたが、蓋を開けてみたら自公で293議席獲得、自民は単独で過半数しかも単独で、安定的に国会を運営できる「絶対安定多数」の261議席を確保。一方で、立憲民主党は14、共産党は2それぞれ議席を減らしました。結局は与党の大勝でしたね。
投票率の方も55.93%前後となる見込みのようで、これは戦後3番目に低い水準のようですよ(笑)。でも、この投票率の低さは大問題ですよね。
それにしても、維新の大躍進はすごいですね。30議席増の41議席獲得で第3政党になってしまいました。これも吉村効果なんでしょうかね。でも、小選挙区で勝ったのは、ほぼ大阪だけですから、全国区の政党には成れてないというのが維新の大きな課題でしょうけどね。
前振りが長くなってしましましたが、今月は現在のところ新型コロナ新規感染者数の方も減少が続いていますので、このまま行けば今月も骨董関係のイベントは予定通り開催されるでしょう。
まず、7日(第1日曜)は東寺ガラクタ市が、21日(日)は東寺・弘法市が、25日(木)は北野天満宮・天神市がそれぞれ開催の予定です。10日(水)は平安蚤の市(開催場所:左京区岡崎公園内平安神宮前広場)が、同じ岡崎公園内のみやこめっせ(京都勧業会館)で10日(水)と11日(木)に古裂會の第121回入札オークション下見会が開催されます。今回は【特集】SAMUARAI 武具 です。10日(水)に岡崎公園に行けば、両方を1日で見学できますね。古裂會のオークション下見会は屋内会場ですが、広い会場に来場者は数十人台の少人数ですので、密を心配する必要はありません。それでも、マスク着用、手消毒等の感染症対策は引き続き怠りなくして行きましょう。
今月は25日の天神さんがいいお天気で、ちりめんじゃこのお店が出ることを願っています(笑)。