10月になりました 2021(京都の骨董関連イベント等)
今日から10月です。といってもまだまだ日中は暑いです。今日はそれほどでもありませんが、週間天気予報を見ていると、まだしばらくは日中の最高気温が30℃の真夏日の日が多くなるようです。
台風16号が関東に接近中のようです。関東の方はご用心くださいね。こちら京都もお昼前頃には台風の影響とみられる強い風が一時吹いていました。今回の16号は規模の大きな台風で心配しましたが、幸いにも日本本土への上陸は避けられましたね。
また、緊急事態宣言が今日から全国的に解除となりましたね。首都圏の1都3県と大阪・兵庫・京都あたりについては、もうしばらく「まん延防止等重点措置」を適用して様子を見た方がよかったんじゃないかなと思いますけどね。
今月の京都は、骨董関連イベントが結構たくさん予定されていますよ。しかも緊急事態宣言が解除されたことで、これら全てが開催されると思われます。
まず、3日(日)第1日曜日の東寺ガラクタ市は緊急事態宣言が解除されましたので、開催決定です。こちらも久しぶりに覗いて来ようかなと思っています。朝起きられたらですけど(笑)。
12日(火)は平安蚤の市が開催予定。こちらも悪天候による中止が無い限り開催されるでしょう。今月は10日ではなく12日の開催ですので、ご注意ください。また今月は27日(水)にも、平安蚤の市の特別開催が予定されています。開催場所はともに京都市左京区 岡崎公園内平安神宮前広場です。
21日(木)の東寺・弘法市と25日(月)の北野天満宮・天神市も、それまでに新型コロナの感染状況に変わりがない限りは、予定通り開催されると思います。久しぶりに天神さんでチリメンジャコ買えるかも。って骨董と違うんかい(笑)。
さらに今月は、月末の29日(金)~31日(日)の3日間、京都アンティークフェアが開催される予定です。会場は京都パルスプラザ(京都市伏見区竹田)で、地下鉄竹田駅から送迎バスが出ます。
あと、寺町美術通りが毎年10月に「寺町美術まつり」を開催していたのですが、新型コロナ禍の影響で昨年は中止になり、今年も開催されないようです。
今月はブログネタに困らない1か月になりそうで、よかったです(笑)。
昨夜の晩酌(ダブル初登板の堅手酒器の巻)
台風16号が接近中ですね。かなり大型の台風のようで心配していましたが、予想されていた進路の中でも東寄りのルートを進むようで、どうやら日本への上陸はなさそうです。少し安心ですね。ただ、今後は日本の太平洋側を北東へ進むようで、10月1日~2日あたりに東海・関東・東北の太平洋側に接近し、影響を及ぼすことが予想されています。同地域の方は、どうぞご用心くださいね。
昨夜の晩酌です。鶏の手羽がありましたので、焼いていただきました。元々醬油タレに漬けてあったものを、ガスレンジの魚焼き機で焼いただけなんですが、このようにパリッと焼くと美味しいですよ。この焼き加減が結構難しいんですよね。時間かけて中までしっかり火を通さないと、中が生焼けになるし、焼き過ぎると焦げてしまいますのでね。昨夜は美味しく焼けましたよ。自画自賛ですね(笑)。中火で時間かけて焼くといいようですね。皿は分院末期の染付なずな紋の皿です。その後ろの李朝初期堅手の小鉢に盛ったのは、オクラとキノコ、ワカメ、春雨などのネバネバサラダです。
酒器の方ですが、李朝初期の堅手徳利は、パッと見には無傷のようですが、口縁に極小のホツに銀継ぎが施されています。他にはキズも直しもありません。青白色のきれいな肌の徳利です。その青い釉薬が高台のあたりで釉溜りを作っており、何んともよい景色です。容量は1合と独酌サイズです。穴も大きめで使い易い徳利です。写真はいずれも少し青みが強く出ています。割り引いて見てくださいね(笑)。
盃は、李朝初期堅手の耳盃です。薄手でサイズもよく、酒器としてとても良いのですが、少しキズがあります。口縁に欠け3箇所の金継ぎがあり、そこからニュウも出ています。両耳にも金継ぎがあります。でもまあ、この程度のキズなら許容範囲内でしょう。耳が片方、もしくは両方とも直しの物が多いですからね。金継ぎしてあればいいのですが、韓国の骨董店で見つけるとまず共色直しがされていますからね。まあ、この形状ですからね。発掘で無傷完品で出て来ることがあれば、それこそ奇跡のような話ですよね。耳盃の肌の色はグレーです。最後の写真はこれも青みが強く出てしまっています。4枚目の写真が現物に近いです。
今回の酒器は盃、徳利共に初登板でした。
中秋の名月 2021(秋夕 추석 チュソク)
今日は十五夜、中秋の名月ですね。今年の中秋の名月は満月と重なったとのことで、これは8年ぶりのことのようですが、残念ながら今夜は雲が厚く自宅からはお月様が見えませんでした。
韓国では中秋の名月(旧暦の8月15日)を추석(チュソク 秋夕)と言って、その前後1日を含む3日間が連休になります。今年は9/20(月)・21(火)・22(水)と3連休で、その前が土日なので5連休ですね。これは韓国の人たちが大変喜ぶパターンです(笑)。
この期間は都会に住む人もみんな故郷に帰り、本家に親族が集まり祭祀や墓参を始めとする先祖の供養を行なうことは、これまでにもご紹介した通りです。毎年この秋夕と旧正月は、韓国内では帰省のため大移動で交通が大混雑していましたが、コロナ禍の今はどうなんでしょうかね。
今年も月見団子を李朝の祭器(白磁祭器面取台皿)に盛ってみました。今回の祭器は高台が面取りになっており、高台が普通より高めなのが特徴です。関東の月見団子は真ん丸の形のもののようですが、関西の月見団子は、写真のような餅にこしあんを巻きつけたものです。これは里芋をイメージしたものだそうで、平安時代に中国から月見の文化が伝わって来た当時は、芋をお供えするのが一般的で、その名残で里芋に似せた月見団子になったのだそうです。
元々あんこはこしあんのものですが、最近は粒あんのものもあります。今日見たお店では白あんのものもありましたね。私は粒あんが好きなので、今日は粒あんとこしあんを1個ずつ買いました。
また、今日21日は東寺・弘法市の開催日でしたが、今月も中止となりました。25日の北野天満宮・天神市の開催中止も既に「お知らせ」欄でご報告したとおりです。ここのところ、日々の新型コロナ新規感染者数も減少傾向にありますので、来月にはまた再開されることを期待しています。
追伸
夜12時過ぎに物干しに出てみると雲が切れて満月のお月さまが見えました。しかしながら、もう日付が変わっていたので、私が見たのは中秋の名月では無いということになるんでしょうね、多分(笑)。まあそうだとしても、きれいな満月でしたからね。見られて満足しています。
昨夜の晩酌(満身創痍の粉引耳盃の巻)
今日、家から出て五条坂を歩くとなんだか人の出がいつもより多い。そう言えば、今日まで3連休でしたね。私の自宅の近所というのは、清水寺から近いのですが、大谷本廟(西大谷)にも近いので、お彼岸のお墓参りに行く人たちも、そろそろ出て来られているようです。
昨夜は甲子園球場でのプロ野球 阪神vs.巨人戦の中継を観ながらの晩酌を楽しみました。昨日は甲子園での対巨人最終戦でした。それをKBS京都のパーフェクトナイターで観られたのがよかったです。なかなか、阪神vs.巨人戦をKBS京都が放送することは少なく、放送予定の時に限って雨天中止などということが多かったのですが、昨夜は無事行われました。残念ながら、結果は阪神の大敗でしたけどね(笑)。2軍落ちしたルーキーの佐藤選手が、早く戻って来てくれればいいんですけどね。また豪快なホームランが見たいですよね。
KBS京都のパーフェクトナイターのいいところは、試合終了まで必ず放送してくれるということ。今年のプロ野球は延長はないですが、何回までの延長になろうと番組を変更して試合終了まで放送してくれます。また、実況、解説に中立性は一切なく、完全なタイガース応援中継なので、阪神ファンとしては実に心地よい限りです(笑)。
で、晩酌の方ですが、盃は粉引の耳盃です。見ての通り、窯の中で押されたのでしょう。口も耳もグニャリとひん曲がっています。両耳とも割れたものが金継ぎされています。呼び継ではなく、割れ継ぎです。高台にも金継ぎが施されています。満身創痍の耳盃ですが、これでも粉引の耳盃です。決して飲みやすいとは言えませんが、ちゃんとお酒はそれなりの量が入りますので、十分楽しめます。まあ、私のところに来る粉引の耳盃といえば、このレベルのものまででしょうね(笑)。
徳利の方も粉引があればいいのですが、持っていません。高嶺の花ですよね。昨夜の徳利は、柳紋の三島徳利です。この徳利も初登板です。容量が1合半程と独酌サイズです。嬉しいことに無傷です。初登板なので、徳利の方も単独の写真を載せるつもりで写真を撮ってたのですが、載せられるものがありません。スマホで撮ったものはよく写っているのですが、これをパソコンに移すとうまく出ないのです。ピンが合ってないような画像になったり、光が入り過ぎて色が飛んでしまったようになっていたりで…。以前にもこういうことがあったのですが、特に今回は酷かったですね。どうしてなんでしょうかね。今日また家に帰ってから写真を撮り直して、明日「一昨夜の晩酌」として記事書くのもめんどくさいので、次回の登板機会の際に単独の写真を載せるようにいたします。
お料理の方は、アジの開きは李朝初期の堅手皿に、ニシンの昆布巻きは李朝末期分院の染付小皿に、タコわさび漬けは青白色の肌が美しい李朝初期白磁の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。
古裂會 第120回オークション下見会
古裂會(こぎれかい)の第120回オークションの下見会に左京区岡崎のみやこめっせ(京都勧業会館)へ行ってきました。本日は水曜日で定休日なので、午前中に行って来ました。
現在、京都府には緊急事態宣言発出中のため、今回の下見会は5月と同様に中止になるかと思っていたのですが、意外にも予定通りの開催でしたね。入場時には手消毒と検温をします。私の体温は36.2℃、平熱でした。
いつもの下見会は、こちらの会場で2日間開催されるのですが、今回は今日1日のみの開催です。そのせいか、来場者はいつもより少し多めな感じでしたね。と言っても広い会場に古裂会のスタッフさんも含め50人までぐらいだったと思います。いつも通り密にはなりません。今回は1階の会場でした。地下1階の会場で開催のことが多いです。
緊急事態宣言が今月末までに延長され、21日の東寺・弘法市が開催中止となったことは「お知らせ」欄でご報告したとおりです。これまでの例からして、25日の北野天満宮・天神市も近く開催中止の決定がされると思います。残念ですが仕方ないですね。
今回は特集【中国美術・韓国美術】だったのですが、やっぱり韓国の物の出品は少なかったですね。ワンテーブルですからね。まあ、ここ数年はずっとそうなんですけどね。韓国ものだけではなく、今回は以前に比べて中国物の出品も少なかったです。
毎回ご案内させていただいているとおり、こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。古裂會さんの今回の下見会は、本日15日(水)1日のみの開催でしたが、書面入札ですので、9月23日(木)まではカタログを見て電話等での入札も出来ます。詳しくは、古裂會のホームページをご参照ください。
古裂會ホームページ https://www.kogire-kai.co.jp/
次回第121回オークション下見会は、11月10日(水)・11日(木)みやこめっせ(京都市勧業館)にて開催予定です。
次回は【特集】SAMUARAI 武具です。
平安蚤の市 2021.9
京都府は緊急事態宣言発出中ですが、昨日「お知らせ」欄でもご案内したとおり、本日平安蚤の市が開催されました。野外で飲食の扱いが無いとはいえ、緊急事態宣言発出中は、さすがに中止かなと思っていたんですがね。強行開催でしたね。緊急事態宣言の期限ですが、元々は今月12日(日)まででしたが、京都府も今月末までに延長となりましたね。
今日は朝から用事が2件ばかり出来てしまったので、現場到着は11時半頃だったでしょうか。いいお天気でした。出店業者の方は、やや少なめな感じでしたが、来客の方は結構多いと感じましたね。緊急事態宣言も関係なしですね。
今回ばかりは本当に一周回って写真だけ撮って帰って来ました。そんなに怖がるなら、最初から行かなければいいのですが、今月もブログネタが無いから仕方がないんです(笑)。
今日も骨董の会のお仲間のTさんご夫婦のお店には、少しだけ顔を出して帰って来ました。いつもの「500円よりこわれた器直します」の看板です。今日の目玉商品は、革張りの「王様の椅子」2脚でした。1脚が33,000円でした。立派なイスでしたよ。売れるといいですね。
飲食のお店は出ないと言いましたが、実は一軒だけお菓子を売っているお店があります。今日はおはぎを売っていましたね。お菓子の種類がいつもおはぎなのかどうかは分かりません。また、買ったことも無いので、美味しいのかどうかも分かりませんが(笑)。
平安蚤の市は、岡崎公園内の平安神宮前広場で基本毎月10日に開催される蚤の市で、多い時は150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店が全国より集まります。来月は10月12日(火)と27日(水)の2回開催の予定です。
昨夜の晩酌(五条通 近幸のちらし寿司の巻)
今日5日(日)は第1日曜日で、本来は東寺ガラクタ市の開催日でしたが、既に「お知らせ」欄でご報告のとおり、今月も中止になりました。12日(日)までの期限で京都府にも緊急事態宣言が発出中のためですが、12日で解除されるかは微妙なところですね。良くて「まん延防止等重点措置」適用への変更で、多分今のままの感染状況では緊急事態宣言継続となる可能性が高い気がしますね。
10日(金)開催予定の平安蚤の市(開催地:左京区岡崎公園内平安神宮前広場)については、まだ今のところ開催中止の案内は出ていません。こちらもまた、変更の案内が出次第「お知らせ」欄でご報告いたします。
昨夜の晩酌ですが、久しぶりに徳利・盃共に初めてのご紹介になります。回数を重ねるごとに、初お目見えの酒器の回が少なくなって来ており、徳利か盃のいずれかは再登板や再々登板ということが多くなっていました。今後もそうなっていくとは思いますが。
李朝初期の小さめの堅手盃は、6月16日の「昨夜の晩酌」でご紹介した丸っこい堅手盃と似た形のものですが、別のものです。先に紹介した堅手に比べるとこちらの方が口径がやや小さいです。前にご紹介したものは口が開いており、今回のものは口がすぼんだ形です。また、前に紹介したものはベタ底でしたが、こちらは一応高台があります。どちらがいいかは、個人の好みによるでしょうね。6月16日の「昨夜の晩酌」へはこちらをクリックの上、ご確認ください。
李朝初期の徳利は、高台内が縮れ釉でカイラギ状になっているので、井戸手徳利といってもよさそうな徳利です。写真ですと随分きれいに写っていますが、高台とその付近の胴部の一部がかなりカセていました。キズや直しは無いのですが、このカセがかなりガサツいていて厄介でした。購入した当初、煮沸したのちに集中的に毎日使って酒漬けにしたところ、表面のガサツキが随分滑らかになりました。ただ、一度使うと乾燥させるのが大変なので、長らく使わずにいたのですが、昨夜は本当に久しぶりに使ってみました。容量も1合2,3勺といったところで独酌サイズなのですが、またこの後乾燥させるのに間違いなく苦労します(笑)。
お料理の方ですが、お寿司は東山区五条川端東の近幸さんのちらし寿司です。海老、焼穴子、錦糸卵が乗った上品なちらし寿司です。近幸さんは明治創業のお魚屋さんで、京阪電車の清水五条駅のエスカレーターかエレベータ、いずれかを利用して地上に出た直ぐのところにあります。五条川端の北東角がダイコクドラッグで、その東隣になります。お店には、高級な海鮮類とその切り身やお刺身、お惣菜などが並んでいます。実は、前日にもこちらの天丼を、晩ご飯にいただいていました。最後の写真です。
しし唐とちりめんじゃこの炊いたんは、平盃としても使える李朝初期白磁の小皿に、オクラ・蕗・シメジの煮物は高麗青磁八角小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。
今日から9月 2021(京都の骨董関連イベント等)
今日から9月になりましたが、暑いですね。大雨が落ち着いたら、また猛暑が帰ってきましたね。毎日しんどいです。
今月も京都は12日(日)までは、緊急事態宣言発出中です。その後は延長されるのか、また「まん延防止等重点措置」に変わるか、今はどうなるか読めませんが、13日以降にすべてが解除ということは難しそうです。
今月の京都の骨董関連イベントとしては、5日(第1日曜日)に東寺ガラクタ市、10日(金)平安蚤の市(開催場所:左京区岡崎公園内平安神宮前広場)、15日(水)古裂會オークション下見会(会場:左京区岡崎公園内みやこめっせ)、21日(火)東寺・弘法市、25日(土)北野天満宮・天神市といったところです。
5日(日)の東寺ガラクタ市と10日(金)平安蚤の市は、緊急事態宣言発出中ですが、まだ今のところ開催中止の案内は出ていません。案内が出ましたら、またこちらの「お知らせ」欄でご連絡いたします。
これまでの例から見て、15日(水)の古裂會の下見会は緊急事態宣言継続でない限り開催されそうです。21日(火)東寺・弘法市と北野天満宮・天神市は「まん延防止等重点措置」適用中でも、中止になるかもしれません。
これらイベントの開催について、変更事項があれば分かり次第こちらも「お知らせ」欄でご連絡いたします。何にせよ、新型コロナウィルス感染拡大がもう少し収まってくれないと、どうしようもないですからね。もう1年半以上の自粛生活ですからね。
今日、自宅玄関の雨避け屋根の上に作られた蜂の巣を、京都市に紹介してもらった業者にお願いして除去してもらいました。駆除業者はネットで調べたら沢山出て来ますが、どの業者が信用できる業者なのか判断がつかないので、京都市に紹介してもらいました。小型スズメバチといって、スズメバチの中ではあまり攻撃性の無いおとなしいハチだったのですが、お隣りさんが気にしてられるので、駆除してもらいました。無くなってしまった巣の場所に戻って来るハチの姿を見た時、何かかわいそうなことしたなと思ってしまいました。
明日は臨時休業とさせていただきます。来週の木曜日も臨時休業になるかもしれません。また、決まり次第「お知らせ」欄で報告させていただきます。
祇園 川上さんの可愛いお弁当 再び
今日の晩御飯に祇園 川上さんの可愛いお弁当をいただきました。
以前にもこちらでご紹介しました。その時は、ご飯が焼き鱧のまぶしご飯でしたが、今日はちりめん山椒ご飯でした。
晩酌したいところですが、検査が近いため出来ませんでした。でも、もちろんビール(正確にはサッポロビールの「麦とホップ」)は、いただきましたよ(笑)。
以前のお弁当の記事へはこちらをクリック。祇園 川上さんのお店の記事へはこちらをクリックの上、ご確認ください。
昨夜の晩酌(お帰りなさいの高麗青磁盃の巻)
昨夜は祇園 十二段家さんのすき焼き弁当をいただきましたので、晩酌となりました。
李朝初期白磁の徳利は、今回で3度目の登板になります。口縁部の大きめの金継ぎは私が自分でしたものです。結構大きめのキズに共直しがされていたのですが、割とうまく出来たと思っています。私の金継ぎの最後の作品と記憶しています。容量はジャスト1合です。この徳利の過去の記事につては、2021年1月25日付の記事はこちらを、2019年1月30日付の記事はこちらを、それぞれクリックの上ご確認ください。
高麗青磁の盃は、14日付の「昨夜の晩酌」でご紹介した見込みに釉溜りのある盃等と一緒に直しが済んで戻って来たものです。口縁内側の極々小さなホツに共直しがされていたものを、金継ぎにしてもらいました。高麗青磁の盃というと口径、高さとも日本酒を飲むにはちょっと大きすぎるかなといったサイズのものが多いのですが、この盃は口径が6.7cm、高さが5cmと小ぶりでよいサイズです。高麗青磁や三島の盃となると、どうしても大きめのサイズのものを我慢して使うようなことが多いのですが、これは本当に貴重なサイズだと思います。
金時豆の甘煮を盛った器も高麗青磁の深皿です。高麗青磁と言いましたが、時代は李朝の初期に入っているかもしれません。
十二段家さんのすき焼き弁当のお肉はやわらかくて美味しいです。いいお肉は冷めても硬くならず、やわらかいので美味しいですよね。四条花見小路下ルにある十二段家さんですが、本店と花見小路店があります。本店はお座敷(テーブル席もあります)で、しゃぶしゃぶやすき焼きをいただけます。しゃぶしゃぶコース・セットは10,000円~20,000円、すきやきコース・セットが1,000円~17,000円です。
花見小路店では各種定食(しゃぶしゃぶ・すき焼き・ステーキ・天ぷら等)が2,000円台~3,000円台でいただけます。今回のすき焼き弁当は花見小路店の商品です。テイクアウトの商品としては他に、天ぷら弁当とステーキ弁当、鰻弁当等があります。
十二段家さんの詳細につきましては、2019年4月11日のお昼に本店を訪ねた際の記事がございますので、そちらをご参照ください(2019年4月11日の記事へは、こちらをクリック)。
また、十二段家さんのホームページはこちらからご確認ください http://junidanya-kyoto.com/#top
今月も緊急事態宣言発出中のため、21日の東寺・弘法市、25日の北野天満宮・天神市ともに中止となりました。ソウルにはもう1年半以上行けていませんし、外食もなかなかしづらい状況ですので、残念ながらこちらのブログの記事も「昨夜の晩酌」ばかりになって来ています。その中で、こういった形ででもお食事処のご紹介を入れていこうと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。