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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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2020 今日から8月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年08月01日(土)

今日から8月になりました。昨日、ようやく近畿地方は梅雨明けしました。関東や東海地方も今日梅雨明けしたようですね、今年の梅雨は長かったですね。結構記録的な長い梅雨だったんではないでしょうか。梅雨が明けたのはいいですが、今度はまた暑いですねぇ。京都の今日の最高気温は35℃と猛暑日になるようです。8月になって、今年もまた猛暑日が続くんでしょうね。既に就寝時、エアコン付けっぱなしにしていないと寝られません。この季節、電気代も馬鹿になりません。

あと心配なのは、新型コロナウィルスの感染拡大です。感染者数が増加の一途をたどっています。昨日も東京463人、大阪216人、愛知でも193人と200人に迫る勢いです。京都は昨日は29人でしたが、ここ2,3日は40人台の日が続いてました。それから、唯一感染者が出ていなかった岩手県でもついに感染者が出ましたね。もう、日本国中安全なところなどどこにもありませんね。

そんな中、今月の京都の骨董関係イベントですが、今のところ開催中止の報告は出ていません。明日2日(日)の東寺ガラクタ市(第1日曜日開催)は開催が決定しましたね。21日(金)の東寺・弘法市は、ガラクタ市での感染防止策の運用状況などを検証し判断することになるようです。10日(月・祝)の平安蚤の市と北野天満宮・天神市については、今のところ中止の報告はありません。但し、このようなコロナ禍の中、直前になっての開催中止も考えられますので、その際にはこちら「お知らせ」欄でご連絡させていただきます。弘法市も天神市も、もう4か月連続で開催中止となっておりますので、そろそろ開催されたら嬉しいのですが、難しいでしょうかね。

既にお知らせしているとおり、今月は11日(火)~14日(金)の4日間、夏期休業させていただきます。例年ですと8月は下旬に2泊3日の日程でソウルに行っていましたが、今年はコロナ禍で行くことができません。それで今年はお盆時期の平日の4日間をお休みさせていただくことにしました。そんな訳でして、休業中も今回は遠出はしませんので、ご来店のご希望がございましたら、時間を調整・お約束の上、ご入店いただくことも可能です。ご希望がございましたら、お問合せください。詳細につきましては、こちらをクリックの上、ご確認ください。

明日8月2日は、今年2度目の土用の丑の日ですね。今年は土用の丑の日が2回あります。明日もお昼少しだけ店を抜け出して、鰻食べて来ましょうかね(笑)。楽しみです。

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昨夜の晩酌(満身創痍の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年07月25日(土)

DSC 0936 24連休も前半の2日が終わり、今日から後半です。22日(水)から始まった政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンに便乗したものか、京都市内もこの連休中は、随分と観光客の姿が目立つようになりました。人気の飲食店前には、また以前のような行列が見られるようになってきましたね。残念ながら、当店の売り上げには影響がありませんけどね(笑)。

その一方で、新型コロナウィルスの感染拡大は、とどまるところを知りません。連休初日の23日は、東京で最多の366人の感染者が出ましたし、ここ数日は200人越え連発です。大阪でもここ3日は100人越えの感染者が出ていますし、京都もここ1週間ほどは20人前後の感染者が出ており、首都圏だけでなく関西をはじめ全国的に感染が拡大しています。この連休中の人の移動による感染拡大の結果が現れるのが、来週末から再来週になるでしょうから、その頃の感染者数がどうなっているか心配ですね。

そんな新型コロナ禍に大きな影響を受けた今年の祇園祭ですが、昨日24日が本来なら山鉾巡行の後祭と還幸祭(神輿渡御)でした。ご存知の通り、今年はこれらの行事は中止となりました。巡行は山鉾なしの御旅所までの行進になりました。神事の還幸祭(神輿渡御)の方は「御神霊渡御祭」として24日夜に行なわれました。八坂神社の祭神の神霊が四条御旅所から神社に戻る祭の神事で、その内容が神輿の代わりに神霊を遷(うつ)した榊を白馬にのせ、氏子地域を巡るというものだったようです。「榊をもって神輿にかえる」というこの方法、私のこのブログでの提案がパクられたのかな?八坂神社の神官がこのブログ見てるんでしょうか(笑)。詳細は2020年4月17日作成の記事でご確認ください(2020年4月17日作成の記事へは、こちらをクリック)。

前置きが長くなってしまいましたが、久しぶりの昨夜の晩酌です。新型コロナ禍においてはやっぱり家飲みですよね(笑)。

青磁釉のかかった堅手徳利は、以前にもこちらでご紹介したことがあります。このシリーズ初期の頃で、まだ副題を付けていなかった頃の2018年11月9日作成の「昨夜の晩酌」でした。口部が割れたものを金継ぎしてあります。青磁釉薬のかかった李朝初期の堅手で、高台が高くしっかりした造りになっています。この徳利の詳細につきましては2018年11月9日作成の「昨夜の晩酌」をご参照ください(2018年11月9日作成の記事へは、こちらをクリック)。

徳利も結構なキズ物なのですが、盃の方が正に満身創痍なのです。金海手の耳盃でサイズも肌もよいのですが、なにせキズが多いです。両耳は全て欠いており、金直しがされています。更に口縁には耳とつながった部分も合わせて、4箇所の金直しが施されています。また、胴部にはニュウも見られます。正に、満身創痍の状態です。片方の耳の修理部分が一度ボロッと外れまして、修理に出して4月に戻ってきたものです。耳盃で飲む時は、どちらかの耳をつまんで持って飲みたくなるのですが、このように耳全体が修理されている物については、そういう持ち方は危険ですね。耳盃は、どうしても耳の部分が欠けやすいので、両耳が完全なものというのは、なかなかお目にかかれません。偽物であれば、いくらでもあるんですけどね(笑)。状態のいい耳盃をまた手に入れたいですね。

お料理の方ですが、イカの天ぷらは堅手の中皿に、茄子と三度豆の胡麻和えは堅手の小鉢に、オクラとミョウガの浅漬けは堅手の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。今回は堅手でまとめてみました。

今日は25日で天神さんの日でしたね。今月は弘法さんも天神さんも中止でした。来月はどうでしょうかね。新型コロナのこの感染者数の急増ぶりでは、来月もちょっと難しいでしょうかね。

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府庁前 ちとせ 鱧フライ

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年07月22日(水)

今日7月22日から、すったもんだの末に政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンが始まりましたね。新型コロナ禍で業績の落ち込んだ観光業界の救済策として、新型コロナ禍収束後8月以降に開始予定だったものを大幅に前倒ししての実施に至ったのですが、先週あたりから感染者数が増加し、全国的に感染の拡大が止まりません。明日からの4連休を狙って、何とかこれを契機に観光業界を救おうという目的であることは分かるのですが、政府としてもこれを決めた時点でここまで感染が拡大するとは、予測していなかったのでしょうね。今日も全国で過去最多を更新する790人超の感染者が出ましたからね。この状況でキャンペーンだと言われても、ちょっと旅行に行こうという気には、なかなかなれないと思いますよね。ここはキャンペーンは延期して、持続化給付金の追加支給などの方法での支援にしたほうが良かったと思いますね。その方が私も助かりますしね(笑)。

そんなキャンペーン初日は水曜でお休みでしたので、久しぶりに小学校の同級生のお店「ちとせ」でお昼ご飯を食べました。以前ご紹介しましたが、こちらは水曜のお昼がお休みになっていますが、営業する時は主人の同級生からLINEで連絡をもらうことになっており、今日も数日前に連絡をもらいまして、約5か月ぶりで伺いました。

こちらのお昼は毎日2種類の定食で、今日は鯖塩焼き定食と鱧フライ定食でした。鱧フライは、こちらの日替り定食メニューの中で、私の一番好きなメニューですので、当然今日は鱧フライ定食ををいただきました。フライの中にはフェイクがありまして、写真で一番右にあるフライが鱧ではなく玉ねぎでした(笑)。鱧フライはサクッと揚がってて美味しかったです。梅肉入りのタルタルソースも良かったです。鱧にはやっぱり梅肉が合いますすね。お値段は800円です。

こちらのお店、ホームページが無くなってしまいましたので、お問合せは当店までお願いいたします(笑)。夜は居酒屋で、7,8人程度の小規模宴会も奥の半個室で可能です。今はソーシャルディスタンスを保たなければなりませんので、5,6人までになるのかもしれませんね。

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2020年第1回目土用丑の日 先斗町 いづもや

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年07月21日(火)

DSC 0882 2今日は21日ですので、本来なら朝開店前に東寺の弘法市に行くところなのですが、既にお知らせのとおり、今月も21日弘法市、25日天神市ともに既に開催中止が決定しております。来月は開かれるでしょうかね。ここのところ、新型コロナウィルスの感染者は増える一方ですからね。東京は今日また感染者数200人越えですね。京都も昨日は27人で最高を記録しましたし、これでは来月も難しいでしょうかね。

今日は土用の丑の日です。今年は今日7月21日と8月2日が土用の丑の日です。2回あります。そんな訳で、今年第1回目の土用丑の日の本日のお昼は、お店をちょっとだけ閉めて、先斗町のいづもやさんで鰻をいただいて来ました。場所は先斗町四条上ル東側の2軒目です。

こちら先斗町のいづもやさんと言えば、70年代~80年代に関西限定のCMが話題になったお店ですね。四条大橋で男性2人がインタビューを受けて、いづもやについて訊ねられるとやけに詳しく説明してくる。インタビュアーが「しかしよくご存知ですね」と驚くと「私ら2人共あそこのもんですよ。どうもどうも」と返して終わるという、実に白々しいCMとして、我々世代の関西人なら誰もが懐かしく思い出すはずです。ご存知の無い方はこちらでご確認ください。

(いづもやCM https://www.youtube.com/watch?v=bqz7uFI0Gew) 

そのいづもやさんで、本日は鰻重と「うざく」をいただきました。まあ、いつもこの取り合わせでいただくんですけどね(笑)。お休みか晩ご飯でしたらビールもいただくところですが、さすがに今日は営業の途中なので飲めませんでしたよ(笑)。席からは3枚目の写真のように鴨川と南座が見え、観光客の方にしたらいいロケーションということになるのでしょうね。地元民からすれば何とも思わないのですけどね(笑)。

こちらの鰻は、蒸しを入れた江戸前のふわふわの蒲焼です。鰻重は肝吸いとお漬物付きで3,200円(税別)とお値段は比較的お安目です。「うざく」が800円で合計税込で4,400円でした。

5月~9月は2番目の写真に見える床でお料理を楽しむこともできます。写真は今日のお昼に撮ったものなので、床のお客さんはいませんけどね。新型コロナ禍の前は、お客さんの大半が外国人観光客だったのですが、さすがに今日は、外国人観光客の姿はなかったですね。落ち付けて良かったです。

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祇園祭前祭 山鉾なしの巡行

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年07月18日(土)

DSC 0852 2昨日17日は祇園祭のメインイベント前祭の山鉾巡行、一昨日16日は宵山と、例年なら京都市内は観光客でごった返すところですが、今年は新型コロナ禍で全ての行事が中止となったため、街は全く静かなものでした。

そのため今年の巡行は、前祭を行う山鉾保存会代表者らが京都市の四条通烏丸交差点から八坂神社四条御旅所まで、榊を手に徒歩で巡行し、御旅所で八坂神社に向かって遙拝したようです。

一方、神事である神幸祭の方も神輿の渡御は行なわず、八坂神社から御旅所まで神輿なしの行進のみを行ったようです。閉店後に実家に寄る際に、八坂神社から四条通を西に歩いていく姿を、ちらっとだけ見ましたので。

祇園祭には毎年実家でお寿司の松花堂弁当をいただきます。山鉾巡行も神輿渡御も中止でしたが、今年もお祭りのお寿司だけは例年通りいただきました。以前こちらの記事でもご紹介した千登里亭で、毎年出前をとります。祇園祭のお寿司ということで、例年鱧の湯引きが何らかの形(お造り・お寿司・お澄まし等)で入っていたのですが、今年は無かったのがちょっと残念でした。以前も言いましたが、ここのお寿司美味しいです。隠れた名店です。お店は東山区の団栗川端東にあります。2019年1月9日の記事をご参照ください(2019年1月9日の記事へはこちらをクリック)。

新型コロナウィルスの感染拡大が深刻化し、緊急事態宣言が出されて以降のここ数ヵ月、こちらの記事のネタが食事(料理)ネタに偏重してしまっており申し訳ございません。しかしながら、本当にネタがないんです(笑)。先日「お知らせ」欄でお伝えしたとおり、今月も21日の東寺・弘法市と25日の北野天満宮・天神市は開催の中止が決定しています。これでもう、新型コロナ禍により開催中止が4か月続いています。今月も金社長に会うことができませんね。こちらの方も心配です。

感染者数の方も、東京では連日200名超えの感染者が出ていますし、東京だけでなく全国的に感染者数が増加しています。京都もここ一週間ほどは、毎日10人前後の感染者が出ていますからね。

そんな中、来週22日(水)から政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンが東京都を除外して開始されることが決定しましたね。確かに、観光業界の業績の悪化は深刻ですし、何らかの支援は必要だとは思いますが、感染が拡大する中、ここで人の移動が増えれば当然のことながら、さらなる感染の拡大が心配されますし、そもそも東京を除外して実施したのでは、効果も半減するのではないでしょうかね。給付金の追加など、他の方法での支援の方がよかったと思いますけどね。

新型コロナ禍については、いつ収束するやら先が見えませんね。ワクチンか特効薬が開発され実用化されるようになるまで、1年か下手したらまだ2年ぐらいの長期戦になる覚悟が必要かも知れませんね。どうなりますことやら。心配です。

昨夜の晩酌(三島白黒象嵌蓮花紋徳利の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年07月14日(火)

DSC 0828 2あまり日にちを置かずの昨夜の晩酌です。前回が10日(金)でしたから、2日しか空いていません。でもまあ、今週はこれっきりにして、次回を来週末頃まで空ければ問題ないですから(笑)。

何故こうも早く今月2回目の晩酌になってしまったかというと、お弁当のせいなのです。5月末で終了したはずの「もらいメシ弁当」でしたが、実は今月(7月)に入ってもまだちょくちょくいただいてまして(笑)。昨日いただいいたのが、祇園末吉町 喜久政のお弁当でした。今までも何度かいただいていたのですが、とにかくその内容が写真のとおり日本酒に合いそうなものばかりで、これまでもいただく度に「これで酒飲んだらうまいやろなぁ」と思っていました。しかし、検査前ということなどもあり、これまでは我慢してきたのですが、昨日やっとその願いを遂げることができたのです。大袈裟か(笑)。

副題に挙げた蓮花紋白黒象嵌の三島徳利は、15年ぐらい前にソウル黄鶴洞で見つけたものです。胴の4面に蓮花紋が象嵌されています。口縁に共直しが2箇所ありましたので、金直しにしてもらいました。その際に、2枚目の写真のように高台内にも金継ぎされて帰ってきました。高台内にキズは無かったのですが、底の部分が大変薄く作られており水がシミ出してくるため、気を利かせてしてくれたものでした。確かに底が薄いため、お酒を入れると高台内が真っ黒にシミて来ます。さらに、焼きの甘い発掘品ですので、使った後に乾かすのが大変です。なので、登板機会はどうしても少なくなりますね。容量は1合半程度と独酌によいサイズなんですけどね。

盃の方は、李朝後期~末期の民窯で焼かれたものでしょう。全体に貫入があり、見込みと高台(底)の周辺には赤みが出ています。さらに高台(底)周辺の釉薬はカイラギ状になっており、見どころの多い盃です。井戸手盃と言いたくなりますね。これ、最近はあまり使ってなかったのですが、使い込んで行くと更に貫入は深く濃くなり赤味も増して、正に井戸手盃というに相応しい盃に姿を変えていくタイプのものでしょう。楽しみですが、私はもうそこまで育てられないでしょうけどね(笑)。

カボチャのたね(四条花見小路西入ル北側2軒目了郭ビル1階)のお茶漬け鰻(鰻の佃煮)は、堅手の小皿に盛り付けてみました。堅手小皿は、口径が10.0~10.5cmで平盃としても使えるサイズです。

末吉町の喜久政さん、私は行ったこのがないんですが、一度行ってみたいですね。当店からも近いんですよね。一度どんな感じのお店か、表から探ってみましょう(笑)。

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昨夜の晩酌(三島柳紋徳利の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年07月11日(土)

DSC 0772 3毎日よく降りますねえ、雨が。京都はお昼過ぎの現在は雨はやみ、少し晴れ間ものぞくようにうなっていますが、早朝はよく降っていましたね。今回の豪雨により、九州や岐阜、長野あたりの被害が大変なようです。特に九州は、ここ数年は毎年集中豪雨による被害が発生しており、本当にお気の毒に思います。

また、新型コロナ禍の方も収束の気配はなく、今月に入ってから感染者数が激増していますね。東京は昨日と一昨日2日連続で200人超の感染者が出ていますし、関西でもじりじりと感染者数は増えてきており、昨日は京都でも10人と74日ぶりに二桁の感染者が出ました。どうしたもんでしょうかねえ。とりあえずは、自分にできることと言ったら、家と店の往復だけして大人しくしてることでしょうかね。

そんな中、久しぶりの昨夜の晩酌です。一昨日検査も終わりましたので、昨夜はやりましたよ。新型コロナ禍の中、家飲みは推奨されるべきですよね(笑)。先月末に届いた「菊正宗 濃い辛口パック」の初飲みです。検査終わるの待ってましたからね(笑)(「菊正宗 濃い辛口パック」についてはこちらをクリック)。

柳紋の三島白黒象嵌徳利は、容量が1合3~4勺と独酌にピッタリのサイズです。残念ながら、口の半分以上を欠いており、金直しが施されています。これが無傷完品だったら、結構なお値段になると思いますね。柳紋というのも人気ですからね。穴が少し小さめではありますが、トクトクといい感じでお酒が出ます。こういうサイズのいい三島の徳利も、なかなか見なくなりましたね。

祭器型の白磁盃は李朝末期の分院のものでしょう。「祭器型の盃」と言っていますが、これはこちらが盃として見立てたもので、元々の用途はお酒を飲むものではありませんから、小型の祭器というのが正しいでしょう。小型の祭器も、このサイズのものはなかなか見つかりません。口径が8cm超える物でもなかなか見つかりませんが、これは7cm台です。7cm台の前半だったと思います。昨日自宅で測ったのですが、一晩経ったら忘れてしまいました(笑)。「そんなにすぐ忘れるんだったら、書き留めておけ!」と思うでしょうが、ダメなんです。どこに書いたかも忘れてしまうんです(笑)。

この手の祭器は、たまにソウルの骨董店で見つけても、完品だととんでもない値段を言われてしまいます。これはキズが有りますので、まあ何とか許容範囲のお値段で購入しました。写真では分かりませんが、口縁に上からガンとものを当てた時に出来る、典型的なニュウがあります。

お料理ですが、鱧の落としは伊羅保の小鉢に、ホタルイカとカボチャ、茄子の煮物は堅手茶碗にそれぞれ盛り付けてみました。

今月は3回ぐらい晩酌出来たらなと思っています。

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グリル小宝のち古裂會下見会

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年07月09日(木)

DSC 0750 2今日も早朝から大雨でした。今日は検査の日でした。糖尿の。朝からひどい雨の音を聞いて、起きて病院に行くのが嫌になりましたが、家を出る頃には雨もやんでいて助かりました。そんな訳で朝から京大病院に行って来ました。

検査の結果の方は、数値が0.1だけ上っていました。節酒を続けてたんですけどね、意外な結果でした。甘い物をもうチョット控えないといけないのかな。甘い物を食べるなら、間食や夜食にせず、ご飯の時に一緒に食べるほうがいいと聞いていたので、そうしてたんですけどね。但し、γ-GTPという肝臓の数値は初めて正常値になってまして、これは節酒の効果が出ましたね。まあ、0.1ぐらいは誤差の範囲内ですよね(笑)。次回9月の検査まで、甘い物も少し控えてみましょうかね。

京大病院を後にし、古裂會の下見会のある「みやこめっせ」へと向かったのですが、その前に近くの岡崎道にあるグリル小宝でお昼を食べました。こちらグリル小宝は、ご主人が今は無き祇園富永町の老舗洋食店のグリルたから船で修行をされたのだと聞いています。たから船さんの方は、幼い頃に今は無き祖母によく連れて行ってもらっていました。海老コキールなどという、その当時としてはハイカラなお料理をたから船さんでいただいたことを覚えています。ただ、お味の方はあまりハッキリ覚えていないんですよね。なにせまだ小学生でしたからね(笑)。

そんなことで、懐かしのたから船さんの味を引き継ぐ小宝さんには、ぜひ1度行ってみたかったのですが、行列の店だと聞いていたので、なかなか行けずにいました。今日は平日で朝から大雨だったこともあり、チャンス!と思い京大病院から歩いて行ってみたところ、ねらい通り席が空いていましたよ!

今日はとりあえずオムライスをいただくか、と思いメニューを見てみると大・中・小があるではないですか。検査のため昨日の午後3時ごろにマルシン飯店で遅いお昼を食べた後、何にも食べてなかったので、ガッツリ大で行くか!と思い、店の人に「大はどのぐらいの分量ですか?お米何合分ぐらいとか?」と訊いてみたところ、そういう量については把握していなかったようで、お皿を持って来て「このお皿にこれぐらいです」と言って、お皿の上に手でオムライスを形どるという、なんとも分かりづらい説明をしてくれました(笑)。

まあ、お腹減ってるから食べられるだろうと思い、オムライスの大を注文したのですが、これは大失敗でした(笑)。写真のようなドデカいオムライスが運ばれてきました。この量というのは、決して食べられない、また空腹時においてはそれほどシンドイ分量ではないのですが、美味しく食べられるのは半分ぐらいまでです。オムライスって基本ケチャップライスの味なので、いくら美味しくても食べ続けていると味に飽きてくるのです(笑)。残り半分食べるのはかなり苦痛でした(笑)。テーブルにあった福神漬けを加えながら味を変え、何とか食べきりました(笑)。

誤解のないように言っておきますと、こちらのオムライスは昭和風の薄めの卵に、デミグラスソースが掛かっており、ケチャップライスの方はやわらかめで大変おいしいのですが、さすがに大だと味に飽きてしまいます。そういえば、今は無き市役所前(寺町御池上る)のアローンさんのオムライス食べた時も、後半ケチャップライスの味に飽きて苦戦したのを思い出しました(笑)。進歩がないですね。学んでない(笑)。アローンさんのオムライスは普通サイズで、こちらより大きかったですけどね(笑)。

そういう訳で、こちらでオムライスを注文される際には、中か小をお勧めします。お値段は大が1,570円、中が1,050円、小が680円(全て税込)です。

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食後、本日からみやこめっせで開催中の古裂會の第113回入札オークションの下見会に行って来ました。今回は【特集】祇園御霊会 屏風祭です。古裂會の下見会も前回5月は会場のみやこめっせが使えず、本社での予約制下見でしたが、今回はまたこちらの会場に戻って来られましたね。新型コロナ禍の中、朝から大雨で来場者も少ないかと思っていたのですが、思ったよりは人がいましたね。でも、韓国の物はやっぱり少ないですね。

古裂會の下見会は今日・明日開催され、明日10日は10:00~16:00の開催時間となります。ちなみに次回第114回は9月中旬で調整中で、会場は同じみやこめっせの予定のようです。次回は【特集】中国 朝鮮ですので、期待してみましょう。

明日はまた、10時から実家で月参り、その後平安蚤の市へと、また忙しい1日になりますね。明日、お天気が心配ですね。そんな訳で、明日も開店13:00になります。

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今年初、本当に久々のマルシン飯店

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年07月08日(水)

DSC 0727 2今日は水曜日でお休みです。それにしても、よく雨が降りますね。昨夜というか、きょう未明から早朝にかけて、京都でも相当ひどく降りました。幸いこちらでは大きな被害は出ていませんが、九州をはじめ、日本列島のあちこちでこの豪雨による被害が出ていますね。特に九州については、2016年に大きな地震による被害があってから、毎年のように集中豪雨や台風の被害に見舞われており、本当にお気の毒に思います。

天気予報を見てみると、まだ今後一週間ぐらいは全国的に雨の天気が続くようで、梅雨が明けるような気配も見られません。そうです、今梅雨なんですが、梅雨時の雨ってこんな豪雨ではなくて、毎日しとしとと続く雨だったと思うのですが、ここ5,6年前からでしょうかね、こんな台風に時のような雨になったのは。近畿地方は明日また大雨になるようです。皆様もどうぞお気を付けください。

で、久しぶりのブログ更新です。とにかくネタが無くて、実は5日(日)の東寺ガラクタ市にでも久しぶりに行ってこようかと、前日の夕方までは思っていました。ところが、夜になって天気予報を確認したら、5日(日)は朝から雨の予報で降水確率50%でしたので、これは雨降るから行ってもあんまり店出てないだろうと思って、行くのを取りやめました。結局その日は雨降らなかったんですけどね(笑)。検査も近いので晩酌もできませんからね(笑)。

それで本日は、こちらも本当に久しぶりに東山三条の中華料理 マルシン飯店でお昼ご飯を食べてきました。今年初めてですし、調べてみたら、昨年10月依頼だったんですね。まあ、4月5月は新型コロナ禍でお店の方が臨時休業中ではありましたが。こちらマルシン飯店は、いつも行列のお店であることは、充分に把握しておりますので、今日は3時過ぎに行って来ました。さすがに並んで待つことはなく、相席もせずに食事ができました。こういう時期ですので、こちらでも相席になる場合は、大きめのテーブル席で真ん中に仕切りのボードを置いて座ってもらうようにしてましたね。お客さんがおられたので写真は撮れなかったんですけどね。

本日は中華定食Aをいただきました。内容の方は写真のように、酢豚と唐揚げにサラダ、ライスとスープ付きです。ただ、久しぶりに行ってみると、以前よりボリュームが無くなったように感じたのが残念でした。実は、午後3時過ぎに行ったのは行列を避けるためだけではなく、明日検査がありますので、晩ご飯は抜きになるので遅めのお昼をがっつり食べておきたいということもあってのことでした。中華定食Aはお値段870円です。

そんな訳で、明日は午前中に京大病院で検査、その後は岡崎公園内のみやこめっせで古裂會の入札オークションの下見会に寄ってからの開店になりますので、先にお知らせしている通り営業時間が13:00~18:00になります。明後日10日(金)も実家での月参りと平安蚤の市に立ち寄ってからの開店になりますので、同様の営業時間になります。古裂会は屋内ですので大丈夫でしょうが、平安蚤の市の方は当日のお天気がどうでしょうね。心配なところです。

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今日から7月(2020年)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年07月01日(水)

今日から7月です。新型コロナ禍で、4月・5月・6月とここ3か月は骨董関係にイベントは開催中止が続いていましたが、ようやく今月からは再開される見通しです。祇園祭の山鉾巡行は開催中止が早くから決まっています。

第1日曜日の5日(日)は東寺で京都東寺ガラクタ市が、10日(金)は岡崎公園平安神宮前広場で平安蚤の市が、21日(火)は東寺・弘法市が、それぞれ開催決定しています。25日(土)の北野天満宮・天神市は、開催決定との案内は出ていませんが、中止の案内もありませんので、まず開催されるものと思います。

あと、古裂會の第113回入札オークションの下見会が岡崎公園のみやこめっせで9日(木)と10日(金)に開催されます。9日(木)は10:00~17:00、10日(金)は10:00~16:00の開催になります。今回は【特集】祇園御霊会 屏風祭です。

以上のイベントにつきましては、今後の状況により予定の変更などが生じることがあるかもしれませんが、そのような場合は速やかに本ホームページ上の「お知らせ」欄にてご報告いたしますので、ご確認ください。

開催自粛中だった骨董市や競売が、ようやく開催されるようになるのは嬉しいことですが、ここに来て、東京では連日50人超の感染者が出ていますし、全国の感染者数も増加傾向が顕著になってきました。緊急事態宣言が解除され、先月19日には他府県への往来も可能になり、人の移動が活発になりましたので、当然の感染者増加ではありますが、心配な増加水準になってきましたね。この分では海外への往来が自由になるのは、まだまだ先のことになりそうですね。年内にソウルに行けたらいいのになあ。

昨日の晩に、注文していた「菊正宗 濃い辛口パック」1.8L×6本が届きました。私、実は日本酒は辛口のお酒が好きで、基本的に菊正しか飲まないのです。「♪やぁっぱり~ 俺はあーあああ~ 菊正宗~」の菊正宗ですね(笑)。世間で「いい酒」「うまい酒」と言われているお酒を、たまに勧められて仕方なく飲んでみることはありますが、「どう?」と訊ねられると「あまい」とか「しつこい」としか答えられないんですよね。どうも世間で評価の高いお酒の味って、私には「薄あま」か「しつこい濃いあま」にしか感じられないんですよね。まあ、折角人が勧めてくれているんですから、適当にうまいうまいと言っとけばいいのかも知れませんが、どうもそういうのができません。テレビの食レポなんて絶対無理でしょうね(笑)。あんなもの、本当のことばかり言ってたら番組になりませんからね(笑)。

飲食店で、菊正を置いてる店って少ないんですよね。それで私は外では日本酒をほとんど飲みません。なので菊正で家飲みのために、今回この「菊正宗 濃い辛口パック」1.8リットル6本を購入しました。実はこの商品、この春で販売終了となって倉庫に残っていた在庫を、ネットショップ会員に特別価格(5,820円、26.3%割引)で販売していた物です。これで晩酌して「昨夜の晩酌」の記事書くぞ!と言いたいところですが、9日(木)にまた検査がありますので、これで一杯やるのは、それが終わるまでお預けです(笑)。

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