平安蚤の市(2021.6)
本日は10日ですので、平安蚤の市を見に行ってきました。京都府は今月20日まで、緊急事態宣言が再延長されましたので、6日(日)の東寺ガラクタ市は開催中止になったのですが、こちらは予定通りの開催となりますした。先月は開催中止だったんですけどね。
今日6月10日は親父の命日でもありましたので、実家の方でお参りを済ませてから行きましたので、現地到着は11時前頃になりました。
今日もいいお天気と言うか、ここ数日は晴天で30℃超えの真夏日が続いておりますので、まあ、暑かったですね。今日も京都は最高気温32℃か33℃あたりまで上がりそうです。にもかかわらず、人の出は多かったですね。お店の出店の方も、比較的空き地が少なくここしばらくの中では多い方だったと思います。
いつもどおり、韓国物はありませんでしたので、暑さと紫外線に弱い私としては、写真を撮って15~20分ぐらいで見て回り、直ぐに店に向かいました。私は強い日差しに長時間(と言っても、15~30分位でも)あたっていると、肌が真っ赤になって火傷してしまいますので、こんな日には長居できないのです。美白肌はツラいです(笑)。
会場西側のロームシアター京都側から入ったところに、写真のお馬さんがいました。ちゃんと鞍まで付けられていて、小学校中学年程度までの子供なら乗れそうでした。ジーンズを履いた足長のスヌーピー(よく見ると手も長いです)や焼け跡から出て来たような茣蓙の上の怖いミッキーも印象的でしたね。
今日も骨董の会のお仲間のTさんご夫婦が出店されていました。今回は家具を中心に出品しておられましたね(写真6番目)。家具を会場まで運ぶのは大変だと思いますが、前回(4月になります)の目玉の櫃などが売れたのでしょうか。暑いからあまりゆっくり話できなかったのですが。今日の目玉商品は、お店の1番手前に置かれた冷蔵庫だそうです(写真7番目)。冷蔵庫と言っても電気冷蔵庫ではなく、木製で氷で冷やす旧式のものです。私は電気冷蔵庫しか知らない世代ですが、こういうものは戦後しばらくは使われていたんでしょうね。お値段は38,000円だったと思います。
平安蚤の市は、平安神宮前の岡崎公園で基本毎月10日に開催される蚤の市で、150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店が全国より集まります。次回は7月は10日ではなく、7月11日(日)開催です。ご注意ください。
昨夜の晩酌(三島徳利と唐津のような李朝盃の巻)
緊急事態宣言の延長で、既にお知らせのとおり今日(第1日曜日)の東寺ガラクタ市は開催中止となっています。10日(木)の平安蚤の市は開催予定ですので、そちらの方はチラッと見に行って来て、ご報告できると思います。21日の弘法さんと25日の天神さんが今月も中止になると、また今月もネタが無くなってしまいますね。
そんな中、昨夜の晩酌です。今回の酒器は徳利、盃共にこちらには初登板になります。三島の徳利は、容量がちょうど1合入りますので、独酌によいサイズです。口縁にスレがありますが、他にはキズや直しはありません。小ぶりで可愛らしい徳利です。柳紋が白黒象嵌で描かれているのですが、釉薬の全体に薄っすらとカセがありますので、絵柄が鮮明ではないのが残念です。ただ、カセと言っても、表面がガサガサした感じの酷いものではなく、釉薬に濁りが出ている程度のものなので、手触りは悪くはありません。店の方に出している商品ですが、昨日は持ち帰って久しぶりに使ってみました。
盃の方も徳利に合わせて小ぶりのものを使ってみました。こちらも久しぶりに使う、というよりはほとんど使っていなかったものです。サイズが口径5.8cmと小ぶりのため、ちょっと小さ過ぎるなという感じでしたので、入手後は必ず1、2回は使うのですが、その後は使っていなかったように思います。写真では青っぽく映っていますが、実物はそんなに青くはありません。今のスマホで撮ると、なんか青っぽく映ることが多いんですよね。口縁に金継ぎが2箇所あります。何かぱっと見には唐津のようにも見える盃です。
今回の徳利も盃も小ぶりなため、以前の私の酒量からすると頼りなく感じ、当時はあまり手が伸びなかったのですが、昨日使ってみたら今の自分にはこれぐらいがいいなと感じました(笑)。
お料理の方ですが、シシャモの天ぷらは李朝初期官窯の白磁皿に、筍と蕗、ぜんまいの煮物は高麗青磁菊花紋八角小鉢に、アスパラのバター炒めは李朝初期堅手小皿にそれぞれ盛り付けてみました。
6月になりました 2021
今日から6月です。東京や大阪・京都・兵庫等に対する緊急事態宣言が6月20日(日)まで再延長されましたので、今月の骨董関連のイベントは開催中止になるものが多いものと思われますね。既に6月6日(日)の東寺ガラクタ市は開催中止となっています。今月25日(金)~27日(日)に開催が予定されていた第80回京都アンティークフェア(会場:京都市伏見区竹田 京都パルスプラザ)は、開催時期が7月に延期され、7月22日(木・祝)、23日(金・祝)、24日(土)の開催日程となりました。
7月22日と23日の祝日って何の日だ?と思って調べてみたところ、元々7月の第3月曜だった「海の日」を東京オリンピック開会式前日の7月22日に、10月の第2月曜だった「スポーツの日」をオリンピック開会式当日の7月23日に、それぞれ移動したのだそうです。さらに、8月11日の山の日は、オリンピック閉会式当日の8月8日(日)に移動したのだそうです。全く知りませんでしたね。
6月10日(木)の平安蚤の市(開催場所:京都市左京区 岡崎公園平安神宮前広場)は、感染拡大防止策を講じたうえで予定通り開催されます。但し、雨天中止です。
21日(月)の東寺・弘法市と北野天満宮・天神市については、まだ開催の可否についての案内はありません。20日(日)で緊急事態宣言が解除された場合は、両イベントは開催される可能性はあると思いますが、平安蚤の市に比べて規模が大きいこと、飲食の店が出ることなどがあるため、難しいかも知れません。それと、緊急事態宣言が解除されても、その後一定期間は「まん延防止等重点措置」が適用されると思いますので、そうなるとやっぱり難しいのかなという感じがしますね。
まあ、確実なことは今月もブログのネタには苦労しそうだということです(笑)。
今月は当店の開店月で、お陰様で3周年となります。これもひとえに、皆様方のご愛顧のお蔭と感謝いたしております。これまで、6月は感謝月間として、粗品の進呈・お値引き・5,000円コーナー設置などのサービスのご提供をさせていただいてきましたが、先日の「昨夜の晩酌」の中でもお伝えしましたとおり、今年は緊急事態宣言発出中となりましたので、大変残念ではありますが、感謝月間は延期させていただきます。猛暑の7月、8月は避け、今後の感染拡大状況を見ながら、出来れば9月にも感謝月間のサービスのご提供をさせていただきたいと思っております。また決まりましたら、当店ホームページの「お知らせ」欄にてご案内いたしますので、その節は何卒よろしくお願いいたします。
昨夜の晩酌(複数登板コンビ酒器の巻)
今年は西日本の梅雨入りが早かったですね。5月中旬に梅雨入りなんて聞いたことありません。今日も朝から結構な雨です。天気予報では、近畿は今日夕方ごろには止むようなんですけどね。梅雨も早く梅雨入りした分、早く開けてくれるといいんですけどね。そうはいかないんでしょうね。明日以降はしばらくいいお天気が続くようですね。
昨夜の晩酌です。徳利は、今回で4度目の登板となる三島徳利です。この「昨夜の晩酌」の記念すべき第1回目(2018年9月27日作成)でご紹介したものです。その後、2020年4月19日と2020年11月13日にも登板しています。ソウルの黄鶴洞で10年以上前に購入した物で、口縁2箇所の共直しを、こちらに持ち帰ってから金直しにしてもらいました。私の好きな徳利の一つです。これまで、この徳利が好きな理由としてカセもなく肌がきれいという点を挙げていましたが、さらにもう1点挙げるなら穴が大きいことです。三島や李朝初期の徳利などを探しますと、穴の小さめのものが多いのですが、この大きさですとお酒を注ぎ易いですし、徳利にお酒を入れる時にも入れ易いです。容量1合3勺程度と独酌にピッタリのサイズなのが嬉しいですね(2018年09月27日作成の記事へはこちらを、2020年4月19日作成の記事へはこちらを、2020年11月13日作成の記事へはこちらを、それぞれクリック)。
盃の方は、今回が2度目の登板になります。こちらも10年以上前に踏十里古美術商街の骨董店で購入したものです。以前の記事にも記していますが、この盃、最初購入した時はただの白い盃でしたが、これは育つと思って購入し、しばらくはほぼ毎日使っていたところ、このようにしっかり育ってくれました。貫入が深くなり見込みと底の周辺には赤みがさしています。本当に一時はほぼ毎日、半年ぐらいの間こればっかり使っていましたからね。期待した以上によく育ってくれました。まだこれからも育つでしょう。
お料理の方ですが、チャプチェは李朝初期の堅手大皿に、ピリ辛キュウリは分院末期染付小皿に、黒ニンニクは李朝初期の白磁小皿に、それぞれ盛り付けてみました。
緊急事態宣言の発出が多くの自治体に広がっていますし、今月末までの予定だった東京・近畿3府県の宣言も延長されるようです。期間は6月20日(日)までの延長になるようです。毎年6月は開店月ということで、周年の感謝月間として、粗品の進呈・お値引き・5,000円コーナー設置などのサービスのご提供をさせていただいてきましたが、今年は緊急事態宣言発出中となりましたので、ご来店のお願いをできる状況ではなくなりました。
今年3周年を迎えるにあたり、大変残念ではありますが、感謝月間は延期させていただく所存です。ただ、7月、8月の京都は猛暑日が続きますので、今後の感染拡大状況を見ながら、9月にも感謝月間のサービスのご提供ができればと思っております。その節は、何卒よろしくお願いいたします。
昨夜の晩酌(雨漏り堅手平盃の巻)
昨日は鯛のお刺身をいただきましたので、晩酌することにしました。いただいた鯛のお刺身などを持って家に帰って来たのですが、玄関のカギが開かない!カギが鍵穴の奥まで入らない!こういうことは時々あるのですが、何度か試みるうちにカギが入って開けられることが多いのですが、昨夜はダメでしたね。
生ものもありましたので、時間をかけてもいられないため、鍵屋さんに救援をお願いしつつ、引き続き自力でも開錠を試みていました。15分以上やり続けたら、もう手が痛くなって限界が来てしまい、大人しく救援を待つことにしました。しかし、20分位過ぎても鍵屋さんが来てくれないので、最後の自力での試みをしてみたところ、なんと!開きました!直ぐに鍵屋さんにキャンセルの電話を入れて、その後、慌てて生ものを冷蔵庫に仕舞いました。
鍵屋さんに電話する前にも、多分15分ぐらいは自力での開錠を試みていましたので、45分ぐらいは締め出し食った状態でした(笑)。そんな苦労の後の昨夜の晩酌でした(笑)。
李朝初期堅手の徳利は、今回が3度目の登板になります。前回が2020年3月13日でしたから、ほぼ1年ぶりの登板になりますね。下膨れの形のいい徳利で、胴に釉垂れと線刻があります。容量は2合ほどです。口に3箇所「白金(シロキン)」による直しがあります。こちらの徳利の以前の記事をご確認いただくには2020年3月13日作成の記事と2019年08月2日作成の記事をご覧ください(2020年3月13日作成の記事へはこちらをクリック。2019年08月2日作成の記事へはこちらをクリック)。
盃の方は、今回が初登板の李朝初期堅手の平盃です。平盃は口径が10cm超えるようなサイズのものですと、膳の上で場所をとってしまうのですが、これは直径が9.2cmと大変良いサイズです。何よりも見込と裏面にも、ぽつぽつと雨漏りが出ており魅力的です。お酒を注ぎますと、さらに雨漏りがくっきりと出て、見込の中心部にも赤みが出て来てよい景色となります。さらに嬉しいことには無傷完品です。
お料理の方は、鯛のお刺身は三島菊花紋の深皿に、鶏の肝煮は三島の小鉢に、大豆ひじき煮は李朝末期の染付小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。
昨夜はテレビで巨人・阪神戦を観戦しながらの晩酌でした。今年は阪神が強いですね!昨日は負けましたけどね(笑)。最近、かつて阪神の助っ人外国人選手として活躍した、ハル・ブリーデンさんの訃報がありました。70年代後半にラインバックさんと一緒に来日され、1年目から40本のホームランを放たれたバッティングは豪快でした。しかし、私の中ではホームランよりも、多分後楽園球場での巨人戦でのこと、チャンスで三振した後に悔しがってバットをたたきつけたら、バットがバシッと折れたというシーンが頭に残っています。まさに、怪力ブリーデンでした。ご冥福をお祈り致します。
本日の平安蚤の市、古裂會下見会中止
本日10日(月)開催予定でした平安蚤の市(左京区岡崎公園)と古裂會第118回オークション下見会(左京区みやこめっせ)は、先にお知らせしたとおり、開催中止となりました。古裂會の下見会の方は、明日11日(火)も開催予定でしたが、当然のことながら明日も中止です(古裂會のオークション下見は、本社の方で予約の上できます。詳細については、古裂會の公式ホームページをご参照ください)。理由はご承知のとおり、京都府に対して緊急事態宣言が発出されたことによるものです。さらに先日、11日(火)までの予定だった緊急事態宣言が今月(5月)末まで延長され、京都府もその対象となったため、今月21日(金)の東寺・弘法市も開催中止が決定しました。おそらく、25日(火)の北野天満宮・天神市も開催中止になるでしょう。そちらの方も、今後案内がありましたら「お知らせ」欄でご報告します。
新型コロナウィルス感染者数の方は、緊急事態宣言の効果も見えず、各地で増加中です。東京もまた昨日は1,000人超えでしたね。それでもまだ、オリンピックは開催するつもりなんでしょうかね。聖火リレーや、オリンピックのテスト競技等で人を集めておいて、国民に自粛を要請、一部業界に休業や時短営業を十分な支援も無しに要請されたんでは、さすがに納得いきませんよね。中止にするか延期にするかは、今後協議することにして、まずは年内の東京オリンピックの開催はしないことを決定すべきでしょうね。早くした方がいいと思うんですけどね。
今月はそんな訳で、骨董関連イベントもすべて中止になりそうですし、食べ歩きもし難い状況ですので、こちらのブログの方もネタ不足で更新がなかなか出来そうにありませんね。晩酌の回数増やす訳にもいきませんのでね(笑)。
昨夜の晩酌(井戸手片口の巻)
ゴールデンウイークも昨日で終わりましたね。期間中、京都の観光地の人出は少なかったですね。と言っても、私はその間清水寺近くの自宅から古門前の店舗までの往復しかしていませんので、東山地域限定の話ではありますが。しかしながら、全国の観光地の人出は、昨年と比べるとかなり多かったようですね。新型コロナウィルスの感染者数は、ここ数日は減少傾向にあるようですが、これは連休中でPCR検査の被検者が少なかったからだと思いますね。明日以降にまた感染者数が急増しなければいいんですけどね。
京都を含む4都府県の緊急事態宣言は延長されるみたいですね。2週間か5月末までの延長になるようです。この連休中にまん延防止措置の適応を政府に要請した自治体もありますが、なんで連休前に全国を対象に緊急事態宣言を発出しなかったんでしょうね。それでもオリンピックは強行するんですかね。有事にオリンピックやるべきですかね。世論調査で国民の7割以上が、オリンピックの中止または延期を望んでる中で、どうしてやるんでしょうかね。この件については、まだまだ言いたいことは山ほどありますが、話がどんどん骨董から離れて行きますので、これぐらいでやめときましょう(笑)。
ゴールデンウィーク最終日の昨夜の晩酌です。
井戸手の片口は、店に置いていた物を持ち帰って使いました。割れたものを継いであります。元々は、共直しがされていたのですが、プロにお願いして銀で継いでもらいました。全体に貫入が張りめぐらされ、見込と高台周辺にはカイラギが見られます。李朝の片口自体が貴重ですが、井戸手の片口となるとさらに貴重度は増します。それでも唐津の片口ほど高価ではありません。口径がおよそ16.0~16.5cm、高さも約9cmありますので、大きいしお酒が入り過ぎる感じがするかも知れません。しかしながら、実際にはお酒をいっぱいいっぱいまで入れるのではなく、注ぎ口の穴の下までですので、1合半~2合までになります。酒の出も切れもよいので、使い易いです。
盃の方も井戸手ですが、こちらは以前に一度ご紹介したことがあります。まだこの「昨夜の晩酌」に副題の無かった2018年10月08日の記事でご紹介しています。その時は追加写真が無く、見込しか映っていませんでしたが、この盃の本当の魅力は裏の高台周辺のシミなんです。今回は追加写真でそちらをお見せしています。実にいいアジになっています。口縁に金継ぎが2箇所有ります。
お料理の方ですが、鯖の味噌煮は李朝初期の堅手小鉢に、白和えは伊羅保の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。鯖の味噌煮は缶詰なのですが、前回の海鞘のオリーブオイル漬けと前々回の牡蠣のオリーブオイル漬けと一緒に、ソウル留学時代初期に一緒だった東北の方から送っていただいたものでした。ありがとうございました。
酒の肴が2品と少ないようですが、もちろんこれだけではお腹一杯になりませんので、この後追加で食べてます(笑)。膳の上の酒器とお料理のバランスを考えて、これだけにしたものです。コロナ禍の影響による売り上げ減少で、食べるもの買えなくなった訳ではございませんので、どうぞご心配なく(笑)。
今日から5月 2021
5月になりました。京都は昨年に続き今年も、緊急事態宣言発出下のゴールデンウィークとなりました。今日から5連休となります。京都の観光地は人の出が少なくなっていますが、去年のゴールデンウィークの時よりは、やっぱり少し多い感じですかね。
今日、店に来る際に東山区の安井金毘羅宮を抜けてきました。こちらは良縁を結び、悪縁を切る穴くぐりの大石があることで有名です。今日はどうかなと思って、石のところへ行ってみると10~15人ぐらいの人が並んでましたね。午前中でしたし、さすがに人いないだろうと思ったんですが、残念な結果でした。
次の写真は、京都五花街の一つである祇園甲部の歌舞練場です。こちらは耐震工事中で、もう何年も春4月の「都をどり」の会場としては使用されていないのですが、ここ2年は新型コロナウイルスの影響で「都をどり」自体が続けて中止となっていました。その代替の催しとして、芸舞妓による小公演「春の雅(みやび)」を4月12~20日の日程で、弥栄会館(2番目写真左に写った建物です)内の小劇場・ギオンコーナーで開催していたのですが、こちらも出演者の芸舞妓2人が新型コロナウイルスに感染したため、期間途中で中止となっていました。とにかく、新型コロナ禍による各種イベントへの影響が大きいですね。
今月の京都の骨董関連イベントも、既に明日2日(第1日曜)の東寺ガラクタ市、10日(月)の平安蚤の市の開催中止が決まったことは、こちらの「お知らせ」欄でも既にご案内したとおりです。
10日(月)・11日(火)に、みやこめっせで予定されていた古裂會の第118回入札オークションの下見会は、緊急事態宣言により中止となっています。古裂會本社での予約下見のみの開催となります。滋賀県野洲市の琵琶湖ハウスでの下見会は開催されるということです。詳細は、古裂會ホームページにてご確認ください。
(古裂會ホームページへは、こちらをクリック https://www.kogire-kai.co.jp/)。
今のところ、21日の東寺・弘法市と25日の北野天満宮・天神市については、開催の可否についての案内はありません。今後、開催中止などの発表があれば「お知らせ」欄にてご案内するようにいたします。現在のところ、東京・京都・大阪・兵庫への緊急事態宣言発出の期間は、11日(火)までとなっていますので、感染者数が減少し、予定通りに解除されてくれればいいのですけどね。しかし、残念ながら感染者数が減少してませんからね。延長されそうですよね。
当店は、ゴールデンウィーク中も通常通り営業いたします。通常通りですので、5日(水・祝)は水曜定休のため、お休みいたします。
最後の写真は、昨年もご紹介した四条花見小路の一力さんの鯉のぼりです。本当に最近は、鯉のぼり上げる家を見られなくなりましたよね。5日こどもの日はお休みですので、家で柏餅食べましょうかね(笑)。
3度目の緊急事態宣言発出下の京都
25日(日)に東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に緊急事態宣言が発出されて今日で4日目になります。
ここまででは、近畿2府1県の感染者数は拡大し続けています。今日は大阪が過去最多の1,260人、兵庫過去2番目の600人、京都も140人といずれも高い数値です。全国的に街の人出は減っていないということなので、心配な限りです。
今日は水曜日で定休日でしたので、クリーニング屋さんに行くついでに、観光地の様子を見てきました。
少し遠回りして見て来た家から最も近い清水寺周辺ですが、やっぱり観光客の姿はほとんど見られませんでしたね。皆無ではありませんが見かけても2,3人程度というレベルでした。最初の写真が清水坂で、次が産寧坂(三年坂)、その次が二年坂です。平日で、お天気が朝から雨が降ったりやんだりという気候条件ではありましたが、第1回目の緊急事態宣言の時のような感じでしたね。
クリーニング屋さんは、東山三条の辺りにありますので、その後、円山公園、八坂神社、知恩院と見てきましたが、いずれも観光客の姿は、ほとんど見かけませんでしたね。最初が円山公園です。この写真を撮ったところではない、ひょうたん池の辺りに、5,6人の観光客らしいグループがいましたが、他には、工事の人が3人で芝生の植え替えか何かの作業作業をしてました。次が八坂神社ですが、こちらもお参りしている人が2人いましたね。祇園祭の山鉾巡行と神輿渡御は今年も中止が決まりましたね。まさか2年続けて中止になるとは、去年の時点では考えてもいませんでしたけどね。相変わらず茅の輪は設置してありましたが、相当長いこと茅を張り替えていないようで、まっ茶色の茅の輪でしたので、もう写真撮る気にもなりませんでした(笑)。次が知恩院の三門前です。こちらも写真の右端の方に上から降りてくる男性の姿が小さく写っていますが、その人以外は誰もいませんでしたね。
次の写真が、八坂神社の西楼門の石段から撮った四条通です。四条通は京都市内のメインストーリーです。やっぱり車の数は少なかったですね。市バスには、乗ってはいませんが外から見た様子では、やっぱりガラガラでしたね。京都駅方面から来る系統のバスは、立っている乗客の姿もちらほら見えましたが、それ以外のバスでは席に余裕がある感じでした、
時間帯は午後の1時~2時ごろで、東山地域限定でしたが。思った以上に人の出が少なかったので、少し安心しました。本当は、市内で最も人の出の多い四条河原町辺りの様子も見て来ればよかったのですが、今日はそちら方面に行く用事がなかったので行きませんでした。用事も無いのに行くと不要不急の外出になってしまいますからね(笑)。いつもの定休日には、薬局に行くので四条河原町方面に出るのですが、今日はたまたま必要なものがありませんでしたのでね。今日のところは人出が少なくてホッとしましたが、明日からがゴールデンウィーク本番ですので、どうなるやら心配な限りです。
今日もお弁当をいただきました。今日は実家近くにはあるけれど、行ったことは無い祇園の椿さんのお弁当でした。
最後の写真は自宅裏の躑躅(ツツジ)です。22日にこちらでご紹介した時には、まだ咲き始めでしたが、今日見るといい感じに咲いていましたので、今一度ご紹介しておきます。
昨夜の晩酌(美白肌の白磁盃の巻)
明日(4/25)から、東京・大阪・京都・兵庫の4都府県を対象に、緊急事態宣言が発出されることになりましたね。期間が5月11日(火)までというのは、東京の「まん延防止等重点措置」の期間に合わせたのとゴールデンウィーク期間中の短期集中措置ということなんでしょうが、さすがにちょっと短すぎませんかね。対象地域も全国にしないと連休中の人の移動は止められないですよね。
気の毒なのは百貨店です。休業要請で協力金1日当たりが20万円とのことで、全くお話になりませんよね。そもそも、私の子供の頃なら百貨店は入り口付近から人が溢れていましたが、今は食品売り場、食堂街、催し場以外はガラガラで密な状態ではありませんので、全館休業の必要なんかなく、食堂街と催し場の休業だけで十分だと思いますがね。そんなことより、期間中に旅行をしないようにと、もっと強く国民に訴えるべきだと思いますが。出張や帰省は別ですが、旅行は不要不急の外出ですからね。これで、特に大阪の感染拡大が少しは収まってくれるといいんですけどね。
そんな中、昨夜の晩酌です。
李朝初期白磁の徳利は、以前にも一度ご紹介しましたが、青みがかった釉薬が大変美しい徳利です。残念ながら口に結構大きめの金直しが2か所有りますし、高台には窯キズもありますが、容量1合半程度と独酌用の徳利として大変良いサイズです。久しぶりに使ってみましたが、やっぱり穴が大きくてお酒の出やすい徳利は、使い易いですね。(前回の紹介記事(2019年06月11日作成)へは、こちらをクリック)
李朝初期白磁の盃は、今回が初登板です。これ、店の方に置いていたのですが、昨日持ち帰って使ってみました。段々と初めてご紹介する酒器が無くなってきました(笑)。こちらの盃は、なんと言っても白い肌の美しさが半端ないです。私が持っている白磁の盃の中では断トツで美しい白い肌です。残念ながら写真では分かりづらいですが。状態の方も、無傷完品で申し分ないのですが、サイズの方が口径6.2cm、高さ3.3cmと小ぶりです。ちょっと残念なサイズですが、チビチビやりたい方にはこれで十分だと思います。そういう私は、このサイズのため、これまであまり使ってきませんでしたね(笑)。でも、今の酒量ならこれでいいかも知れません。
お料理の方は、鯛のアラ煮は李朝後期分院の白磁大皿に、竹の子とゼンマイ、高野豆腐の煮物は李朝初期の堅手茶碗に、海鞘のオリーブオイル漬けは李朝初期の堅手小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。
明日の天神さんは開催中止になりましたので、明日の朝はゆっくり寝てられます(笑)。